2009年4月30日木曜日
クロスゲーム 1話
局:BSJAPAN
放送日:2009/04/30
評価:HV1280
テレ東と同じフレーム。
ほとんど差はなく、圧縮での劣化が出ていないところは絵で見てもロゴを隠すと判別は不可能に思えるレベル。放送解像度差もあるので、その特徴が出やすい画面の端のところを見ると判別できるけれど、普通にテレビで見て気付けるような差はない感じ。
ジャギ感がない程度にソフトな絵で判断しにくい映像だけれど、リサイズ時の影響と思えるリンギングなどのノイズ成分に横1280の特徴が出ているのでHV1280で間違いなさそう。
2009年4月29日水曜日
飛べ!イサミ スペシャル
★4:3アニメです
局:NHK-E
放送日:2009/04/29
評価:4:3-ip/486
普段はスルーする再放送だけれど、当時の放送をそのままアプコンしたものっぽいので、アナログ時代のBS2アニメの代表例として確認しておこう。
4:3としては横の伸びは悪いけれど、同じコンポジ4:3SDでもTBS木曜枠に比べれば素直な分布。暗い絵で古い感じはするものの、汚い印象はあまりない。ドット妨害は抑えられていて、クロスカラーも少なめ。
アプコンは標準的な-ip/486。フィルム時代ならではのフレームごとの微妙な位置ずれによるがたつきで縞の発生量が多い。ビデオなので古くてもあまり劣化しないということもあるけれど、画質の一番の劣化要因がアプコン処理にあるのはもったいない話。
あずきちゃん・選
2009年4月26日日曜日
PandoraHearts 1話
局:BS-TBS
放送日:2009/04/25
評価:SD-ip/486
TBSと同じフレーム。周辺の斑点はBS-TBSのロゴ成分で邪魔なので消した方がよさそうだ。
ロゴを消した状態。TBSもロゴの分布がはっきり見えてしまっていたので、やり直したのが下。
傾向としてはいつも通り、TBSの分布を押しつぶした感じではあるけれど、他と比べるとTBSの分布との差が少ない。
絵として見てもボケ具合は似ていて、単純にサイドカットされただけという感じがする。といっても単純に最初からボケが強かったので、解像度的には多少不利なBS-TBSでも劣化が目立たなかっただけだろう。
TBS同様、コンポジ起因のノイズは抑えられていて、ある意味綺麗とは言えるけど、その分ボケは強くむしろ見てて疲れるかも。
2009年4月25日土曜日
河童のクゥと夏休み
カードキャプターさくら 4話
★4:3アニメです
局:BShi
放送日:2009/04/23
評価:4:3-p/540?
不思議な特徴が多く、諦めたわけでもないけれど放置気味のさくら。
横方向には4:3の絵の部分でも720のジャギがはっきり確認できるところはなく、それよりは高解像度に見えるところが多い。HVとかHDは縦解像度で分類する例は多いけれど、デジタル制作の優秀なSD4:3アニメよりは良く見え、分布も大きい感じ。横720を拡大してこのくらい横の伸びのよい絵にするともっとはっきり720のジャギが見えてしまうので、アプコン超解像的アプローチでも放送に近い絵にするのはかなり難しいそう。
特に不思議な特徴が出ているのは最後のケロちゃんコーナーの紐っぽい枠の絵のついた部分で、この枠の輪郭部分は精細でHD解像度をもっているとしか思えないのに、その枠の内側やその枠より画面奥の絵と、手前にいるケロちゃんの絵にもやっぱり縦2ピクセル単位のジャギが確認できるしボケてもいる。OPEDの文字を含め、ある種の輪郭補正系フィルタで強引に補正するとこんな結果になる?仮にフィルタ処理されているなら横720の特徴が見えない絵になってもおかしくないかも。
もう一点、気になっているのは残像で、動画圧縮では前のフレームの残像が見えることもあるけれどそれとは異なり、3Dのノイズリダクション処理の影響に見える。元がフィルムでフレームごと微妙に位置が異なるという特徴に加え、60iのまま処理しているとすればフィールド単位にその処理の影響が出るので、奇妙な絵の理由としては都合がよい気がする。
まだまだ、「・・・かもしれない」、という話ばかりの状態。
2009年4月24日金曜日
リストランテ・パラディーゾ 3話
局:フジテレビ
放送日:2009/04/22
評価:HV1280+ (1440x810 -iをぼかしたもの)
上はEDの文字を消した状態の分布。下の本編に比べて縦の伸びがよい。
線の乱れも少なく、ほぼ正確な縦810のジャギが確認できた。横にも1440に十分近い特徴が出ているので、ここは1440x810のようだ。
本編は縦の伸びが悪くボケや線の乱れもある状態。1話より少し悪く見えるけど似た分布。
EDと同じサイズと考えて確認してみると、周期的に崩れているけれど縦810のように見えなくもない。
ということで、縦810と仮定して同じ特徴の線の崩れが起こるパターンを探してみる。崩れの周期から拡大率を推定した方が早いけれど、あえて実験的に検証。
1280x720への縮小してから1080に拡大のパターンを試してみると、リサイズアルゴリズムやフィールド単位でのリサイズ等組みあわせても同じ特徴は再現できない。
次に1440x810をフィールド単位の拡大で1080i化してみるともっと激しく崩れてしまうように見えたけれど、周期は一致しているように見える。そこで、放送同様ぼかしてみると元の線のボケ具合次第で似たような崩れが再現できた。
放送自体かなりぼけた状態なので、間違いない断言できるほどではないものの、元は1440x810でフィールド単位の拡大での劣化をぼかして誤魔化した可能性が高そう。
2009年4月22日水曜日
蒼天航路 3話
局:日本テレビ
放送日:2009/04/21
評価:HV960?
先週までのボケ画質から、見た目にもHVらしい画質に変わり、分布もアプコン?と考える必要がない程度にはよくなる。ボケも減って十分ジャギも確認しやすい画質にはなったけれど、この状態でも場所によって異なる特徴が出ていてわかりにくい。
どうやら大きなサイズで作った絵を1280x720に縮小したというパターンのHV960版で、大きくても1280x720程度の絵を960x540(あるいはそれに近いサイズ)に縮小したように見える。
縦540程度に縮小した崩れが全体に見えるという特徴と、960x540~1280x720の範囲に収まりそうなカット毎異なるサイズのジャギが出ている感じ。場所によっては1280x720から数%の誤差しかないところもあるので、RIDEBACK@tvkのように1280x720を960x540に縮小したう可能性も少しはあるかも。
正確に縦540に近いと言えるフレームは少ないので、?はそのままでもう少し継続調査。
2009年4月19日日曜日
2009年4月18日土曜日
彩雲国物語 2話
局:BShi
放送日:2009/04/17
評価:HV1280
1話より鮮明なところが多く、場所によってはここまで大きな分布のところもあった2話。この分布であれば、見た目にも十分HVらしい絵。
少し横長の分布の通り、1080iへの拡大処理で縦方向に少し崩れている状態だけど、十分な精度で縦720のジャギが出ているので、やはりHV1280で間違いないだろう。
彩雲国は放送回、場合によってはカットによっても演出意図があるとは思えない極端な画質差があり、HV回とアプコン回があるのでは?と考えているけれど、アプコンっぽい分布という程度しか確認していないので、折角再放送してくれているので低画質回はもう少し丁寧に調べてみよう。
バスカッシュ! 3話
局:TBS
放送日:2009/04/17
評価:HV1280
1話で見たところよりかなり大きいけれど、大差ないところも多く、特によくなったということではない。
それでもここを選んだ理由は、大きな分布=ボケが少ない=ジャギが確認しやすいこともあって、はっきりと縦720の特徴が出ている場所だったため。CGではない部分でも縦720ということからHV1280で間違いないだろう。
1話で見た分布程度のところも多くソフトな質感ではあるけれど、リサイズ時の乱れも少なくテレビの鮮明化処理とは相性がよさそうな絵なので、バランスのよいHV1280といったところか。
戦国BASARA 3話
局:TBS
放送日:2009/04/17
評価:HV1280+
1話と変わらず巨大な分布。
これももえたんサイズに近かったので改めて丁寧にチェックしたところ、確認しやすいフレームではほぼ誤差無く1536x864のジャギが出ているので、これも同じサイズで間違いなさそう。
テレビアニメで十分な精度で複数確認できたので、これからも出てくるかな。
複数のアニメで確認できたHV解像度は
960x540, 1280x720,
1440x810, 1536x864,
1600x900, 1920x1080
の6種。
2009年4月17日金曜日
名探偵コナン 戦慄の楽譜
局:日本テレビ
放送日:2009/04/17
評価:HV1280+
見た目にも鮮明なくっきり画質の通り、かなり大きなHV分布。
縦864のジャギが綺麗に出ているところがあり、横も1440では苦しい感じで崩れているものの1536の特徴が残っていて、久しぶりのもえたん解像度アニメ。
1536x864はそれぞれ96の16倍、9倍で、縦横とも16で割り切れ、都合のよさそうな解像度。ほぼ誤差無く確認できたのはもえたんが最初だったけれど、それ以降正確にこのサイズの特徴を確認できた例はなかったと思う。
十分平均以上なHV画質だった去年の1作前の放送よりさらに鮮明で、絵の特徴も手伝って圧縮ノイズも少なめでそれほど目立たず、優秀な画質といっていいだろう。
2009年4月16日木曜日
2009年4月15日水曜日
亡念のザムド 1話
局:TOKYO MX
放送日:2009/04/15
評価:HV960
上がMX, 下はPSN1280x720サイズでの配信の同じフレーム。比較的よい状態のところで、平均的にはもう少し小さい分布のところが多い。
最近では、鋼の錬金術師に少し似た傾向で、内側の明るい部分と、周辺に少し輪郭が不安定な円に近いやっとした分布が大きく広がる。ほぼ正確に縦横とも960x540のジャギがはっきり見えるHV960。
精細な感じはないけれど、ネット配信に比べるとほとんどボケがなく、線のはっきりとした鮮明画質。少しぼかしたいくらいジャギ感が強く、近くでみるとちょっと汚い印象はbonesのHV960ではよくあるパターン。
ネット配信に比べれば圧縮のノイズは多いけれど、ボケの差は大きいのでMXの方がよく見える環境が多いだろう。
MXに比べると、小さな分布でボケも強く、細かい部分はつぶれてしまっているところもある。
圧縮での劣化の少なさは優秀でも、あえてこの画質で見たいとは思わないかも。なんて書くとMXの画質悪くされるかな・・・。ネット配信の画質を向上させる方向で努力してください。
ネットの画質の話は、去年の記事で。
戦場のヴァルキュリアの状態から、全体を残していないので直接比較はできないけれど、MXのEDの文字も高精細な状態なので、これも960x540から直接1280x720にしたわけではなさそう。
戦場のヴァルキュリア 1話
サイト:PLAYSTATION Network
配信日:2009/04/15
評価:HV1280
PSNでHD配信が始まったのでMXと比較。
配信サイズは1280x720でHV1280アニメのリサイズなしの映像ならではの利点があるかな?と少し期待して・・・
上はPSN、2番目がMXの同じフレーム。MXの方が線が少し鮮明で、分布も大きい感じがする。MXの映像を1280x720に縮小した状態で比べても、微妙な線の揺れ具合が似た状態で、配信されている1280x720映像はオリジナルそのままでなく、放送の1080i(処理的には1080pかもしれないけど)の映像を縮小したものに思える。
そんな状態ではあるものの、1280x720という放送より小さいサイズなどの好条件や、AVCということもあって圧縮での劣化は劇的に少なく非常に安定した映像。MXより少しソフトな状態とはいっても分布の差は僅かで、優秀なHV画質といっていいだろう。
MXは動画で見て気になるというほどではないけれど、比較するとあまり動かないカットでも細かい描写がつぶれて消えかかっているところも多い。
配信されたものが放送映像の縮小版と考えられるもっとはっきりした特徴はOPEDにある。
3番目はPSN配信データのEDのクレジットの文字を残したままの分布。一番下はMXの同じ場所。
放送のEDの文字は1080iの解像度で入っているのに対し、配信映像も位置や文字の大きさは十分近似しているけれど、少し粗いジャギが見える。その特徴は分布にも現れ、MXの分布が入りきらないほど巨大なのに対し、PSNの方は切ったような一回り小さい分布になっている。
縦長分布になっているのが気になるけれど、とりあえず今日はスルーしておこう。
MXの方も縦長っぽい分布だけれど、1440x1080のスクイーズ状態なので、適切に処理されていれば縦長になる方が自然。
今回の1280x720制作1280x720配信も、BS2と似たパターンで、一旦1080iサイズに拡大されていると思われ、もったいない気分になれる。SDアプコンでもよくあるけれどOPED文字だけ1080iという例は多く、放送が基本のアニメの完成した映像が1080iしか存在していないことも多いということかな?
原作的にPS3向け配信は納得の作品だけれど、これもザムド同様HDは1話400円。先行でもないし独占でもなく、ゲームの宣伝の意図もなさそうな価格設定のセンスは相変わらず。十分な画質ではあるけれど、繰り返し見たいくらい気に入っているならBD待ちでいい、という気分になりそうな微妙なサービスかも。
ドーラ
2009年4月12日日曜日
07-GHOST 1話
2009年4月11日土曜日
クイーンズブレイド 流浪の戦士 1話
★4:3アニメです
局:TOKYO MX
放送日:2009/04/10
評価:LB-4:3-ip/486
画質は番宣の低画質から向上したものの、4:3のまま。
BDの予定もありサイドカットっぽい感じはするものの、ちゃんと4:3で720程度の解像度のある分布。一方縦の伸びが悪く、ほぼLB相当なので、4:3のSDをLBにするという変な低画質化処理を加えている感じ。
HVのままサイドカット→4:3SD→4:3の絵のままレタボサイズに縦だけ縮小→4:3SDに戻す→-ipでサイドバー付き16:9にアプコン
といった感じ(実際のこの通りかどうかはともかく似た状態にできる)。
ちゃんと調べていないので過去にも似たパターンはあったかもしれないけれど、珍種といっていいだろう。
2009年4月10日金曜日
クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者
局:テレビ朝日
放送日:2008/04/10
評価:HV1280+
去年放送の1作前とは異なる分布で、小さめの円分布。去年の方がノイズは多かったけれど、もう少し鮮明な絵に見えたかも。
横方向は乱れも少ないものの、ボケ気味ではっきり確認できるところがなく1280よりは1440に近いという大雑把な範囲しか確認できず、縦は765前後に見えるところが何箇所かあるものの、多少リサイズで線が崩れているのでこちらもそれほど正確な数字ではなさそう。劇場版としてはそれほど高精細ではないけれど、普通に見てボケた感じがするほどでもなく、絵的にも精細さが必要な感じもしないので特に不満もないかな。
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