2014年4月5日土曜日
M3 ~ソノ黑キ鋼~ 番宣
局:TOKYO MX
放送日:2014/04/03
制作:サテライト
評価:HV960?
アプコン並みに小さな分布になるボケ気味の画質。
アニメ映像以外の映像もあるPV的な番宣だけど、アニメ映像のところはコーミングのない縞んし24fps状態の映像で、縦540の特徴が強く残る片フィールドを拡大したような特徴になっている。というところはBS11のマンガ家さんの番宣に似ているけれど、この映像は横も960になっていて、まるで最初から960x540で作ったような映像に見える。
おそらく番宣編集時、コーミングのない動画を作るために片フィールドの映像を取り出して後一旦960x540にしただけで、元映像は普通にHV1280辺りだろう。
奇妙な映像なので本放送はもう少しメリハリのある絵に変わりそうだ。
2014年1月7日火曜日
ソウルイーター ベストセレクション 1話
局:BS11
放送日:2014/01/06
制作:ボンズ
評価:HV960
2010年のテレ東の再放送ではOPなどが差し替わっていたけれど、今回は初期OPEDのままでの放送。
2008春頃はフレーム選択条件が適当な上1,2フレームしか確認していなったので、局間比較としては不適切な状態かもしれないけれど、テレ東,BSJAPANと同じところ。
圧縮劣化の差はあっても960x540の粗い絵なので、明るい部分の伸びはほとんど変わらず、見た目の鮮明さは同レベル。
ディテールの残り具合は結構差があり、BSJAPANが背景の潰れも少なく緻密な絵になっているのに対し、BS11では圧縮劣化も多く細かい描写がつぶれて少しのっぺりした絵になってしまっている。テレ東はその中間くらいなので僅差でもBS11が一番悪い画質に見えそう。
2013年4月24日水曜日
ゴルゴ13 4話
局:TOKYO MX
放送日:2013/04/23
評価:HV960もどき?
1話同様、本編は縦540の特徴が非常に強く残っていて540→1080と拡大したのは間違いなさそうだけど、横方向の特徴を見ると大半のカットで720周期のジャギが残っていて、酷くボケた普通のHV960ではなかったようだ。
改めて1話を確認してみると、車などCGの線は比較的滑らかで横720っぽいジャギも見えないけれど、人物の線は同様に720の特徴がしっかり残っているところもあり、横は最初からSD相当の解像度しかなかったようだ。似た特徴の映像は過去にもあって、同時期の狂乱家族日記のOPは縦540のジャギがはっきり残っているのに横が960でなく720になっていた。
縦480~486辺りの特徴は見当たらないのでゴルゴ本編も正方画素ではない720x540かもしれない。ただこの分布なのでSDを一旦960x540に拡大した後、更にフルHDサイズに拡大した可能性も否定できないし、断定できるような特徴は見つけられなかった。強烈なぼかしとノイズ効果で細かい特徴が潰れてしまい結局お手上げになりそうだけど追跡調査。
2013年4月6日土曜日
2013年4月3日水曜日
ゴルゴ13 1話
局:TOKYO MX
放送日:2013/04/02
評価:HV960
テレ東1話チェック時、フレームの選択が不適切で状態の悪いところしかデータを残していなかったけれど、同じ絵のところで比較してみよう。上がMX, 中央はテレ東1話をやりなおした分布。
アプコンとしても小さすぎるくらいボケの強い映像だけど、この分布でも縦540のジャギがはっきり残っている。SDを一旦960x540に拡大したような跡も見当たらず、映像の特徴から判断すると異常と言いたくなるくらいの超ボケボケHV960のようだ。テレ東よりかなりマシになっているけれど、状態のよいレタボズーム以下の分布なので映像としては酷くぼけたアプコンにしか見えない。追記本編より鮮明に見えるOP, EDや提供カードにも縦横960x540のジャギがはっきり残っていて、映像は960x540で統一されていた。
テレ東、BSJAPANの放送と比べると絵が広くなっている。逆にいうとテレ東では周囲が少し切れた状態だった。
局:テレビ東京
放送日:2008/04/11
評価:SD-ip/486(A)
テレ東1話の分布。1話放送時にここにアップしたところは別のところ。MXでも小さすぎるくらいの分布けれど,テレ東ではさらに豆粒分布だった。ノイズも酷く周囲が明るくなっている。
アプコンの分類を始めた後、6話で確認しているけれど,この状態でも縞の状態から普通のSD-ipアプコンで、レタボ経由ではない。
MXの放送が当時から存在したマスターなのかはわからないけれど、劇ボケHV960だったものを低画質化でSD経由にしたことで、デジタル放送史上屈指のボケ放送になっていたのかも?
上のフレームは線が少なく悪い分布に見えてしまうので、MXで比較的まともな分布のところも一応見ておこう。上に比べると少し大きく見えるけれど、放射線状に一番伸びているところの差ほとんどない。
線が少ないフレームでは暗い分布になりやすく上のような分布になるフレームは避けているけれど、2008年前半まで絵と分布の相関もよくわからず、不適切なフレームのチェックや的外れな解釈も多かった。
2012年12月22日土曜日
僕の妹は「大阪おかん」 1話
局:BS朝日
放送日:2012/12/21
制作:キャラクション
評価:HV960
久しぶりのBS朝日。FLASHかどうかわからないけれど、FLASHっぽい動画を使わない動きが圧倒的のCG系短編。2話が来年なので実質2013冬アニメ?
大きな分布になっているけれど、上下左右に影が付いたような形で特に高精細というわけでもなく、縦横とも960x540のジャギが綺麗に残っているHV960。菅原そうた作品のネットミラクルショッピングもフィールド毎のリサイズの縞HVだったけれどHV960だった。
gdgdのフルHDに対して微妙なサイズだけど、この絵ではフルHDで作っても印象はほとんど変わらないかも。ジャギがはっきり見える絵でも線も太めでしっかり黒いので、適度な距離離れると十分すぎるくらい鮮明に見える。
BS朝日でも横1920維持ソースは未発見でこの映像も横1440経由。
2012年12月18日火曜日
ポーリー・ポケット
局:キッズステーションHD@旧e2
放送日:2012/12/08
評価:HV960/576
3DCG短編。英国産キャラらしいけどアニメの制作がどこなのかは不明。本家公式のyoutube配信は2012年の日付だけど、検索すると2011年の映像もあるので2011年作品なのかも?
輪郭線のないCGでは境界のはっきりしない分布になることが多いけれど、これもそんな傾向。それでも伸びは悪くなく、見た目の鮮明さもまずまず。
背景などではCGらしいガタガタのジャギが見えてしまっているところも多いけれど、人物の輪郭などは少しソフトに仕上げていて全体としてはそれほど粗さは感じない。背景のジャギがはっきり見えるのでとても数えやすく、海外作品含め比較的珍しい1024x576の16:9だった。
2012年11月16日金曜日
ヱヴァンゲリヲン新劇場版 Q
局:日本テレビ
放送日:2012/11/16
制作:スタジオカラー
評価:珍種HV960
破は初回放送と同等の画質だったのでQの部分を見ておこう。
派手に動くところも多いけれど、比較的安定したフレームで見てもアプコン並みにソフトで小さい分布になるところがほとんど。上下に噴出し状の分布も見えるけれど、例によってフィールド毎のリサイズで拡大した縞HVで、ほぼ縦810→1080と拡大した映像。
縞の特長から考えるとQから1440x810に高精細化したとも考えたくなるけれど、CGのジャギを見ると横960にかなり近い状態になっているなど不自然な特徴が出ている。どうやらこの映像はオリジナル映像全体ではなく、一部を切り出して拡大した状態のようだ。
処理としては1280x720を1920x1080に拡大した映像の周囲を切って1440x810程度の映像にし、さらにフィールド毎の拡大で1920x1080にしている。結果的に元映像の内960x540程度の情報しか残っていないHV960相当映像だけど、複雑な処理で劣化しているので微妙な分布になっただけだろう。BDや将来この枠で放送される時に比較すれば今回の異常画質の処理もはっきりするはず。見切れている範囲は額縁と同等とかなり広いので映画館で見ても違いがわかるだろう。
宣伝目的の映像を奇妙な劣化画質にする意図は良くわからないけれど、実際の映像はもっと高精細で鮮明な映像だろうし、Qも引き続き1280x720で作っていると考えてよさそうだ。
2012年10月8日月曜日
犬夜叉 紅蓮の蓬莱島
局:BSアニマックス
放送日:2012/10/06
制作:サンライズ
評価:HV960/576
2004年12公開最後の4作目。前作同様2重の見える分布になるところが多い。
境界が曖昧なので誤差の範囲だけど、僅かに黒帯幅が違って見え、上19下21ピクセル程度の幅黒帯付き。
これの縦は黒帯込みで576で横は1024。今回は縦は554より555に近く見えるけれど、最後まで1024x554~555程度のビスタサイズで作っていたようだ。
2012年10月5日金曜日
ひだまりスケッチ×ハニカム 1話
局:TBS
放送日:2012/10/04
制作:シャフト
評価:HV1280
いつも通りのシャフト分布で、☆☆☆からほとんど変わっていない鮮明HV。
色合いが大きく変わって、肌も肌色っぽい色から黄色寄りのクリーム色で明るなり彩度も少し低くなった。見比べると何か間違えたでは?と思えるくらい大きく変化しているけれど、原作のカラー絵に近い色になったように見えるし意図的な変更だろう。
色以外でも線が少し明るくなったので見た目にはソフトな絵に見える環境が多くなりそう。
全体の傾向ではないけれど、ところどころ線がかなり細いところがあり、少しジャギ感の強い線になっているところがあった。おかげでいつもより縦720のジャギも判りやすいところが多く、今回もHV1280。
評価:HV960/545
アバンはいつも通り少しボケ気味になっていて、分布も小さくなっている。今回もオリジナルは上下黒帯付きシネスコ演出で、その映像から周囲を削って黒帯を無くした状態だろう。
全体が一律の処理になっているかまでは確認していないけれど、特長の良く残っているフレームで見ると、元の縦720の内、545分の絵が残っている状態でほぼHV960の解像度。
2012年10月1日月曜日
映画 犬夜叉 天下覇道の剣
局:BSアニマックス
放送日:2012/09/29
評価:HV960/576
2003年12月公開の3作目。
前作と似たような分布で、絵で見ても良く似た特徴になっている。黒帯も同様で、黒帯込みで縦576、絵の部分では1024x554程度のビスタサイズで作ったものだろう。
2012年9月27日木曜日
映画 犬夜叉 鏡の中の夢幻城
局:BSアニマックス
放送日:2012/09/22
評価:HV960/576
2002年公開作品。ちゃんとフィルム経由ではなく、少し古い感じのデジタル制作の特徴。
10年前ということを考えると伸びも悪くないけれど、2重の分布っぽく見える。全体としてはアプコンと大差ないような小さい分布になるところも多くソフトな映像だけど、線がそれほど細くなくしっかり黒いこともあって、見た目にはアプコンっぽさを感じないくらいの鮮明画質になっている。
上19、下22ピクセルくらいの黒帯付きだけど、その黒帯込みで縦は576なので16:9では1024x576。1024x576から上下を少し削って1.85:1に近いビスタしたような状態だけど、実際は最初からビスタサイズで作って黒帯を足した状態かも。絵の部分では1024x554程度だけど2002年公開のデジタル制作映像としては健闘している印象。ただ、この時期からHDに移行していたHD制作先行組は1280x720より上の作品も多かったので、その辺りと比べると頑張っているというほどでもないか。
2012年7月8日日曜日
ひだまりスケッチ BD宣伝映像?
局:TOKYO MX
放送日:2012/07/07
評価:HV960
ひだまなびプロジェクトCM内の映像だけど、状態から考えてBDの映像の流用で間違いなさそうなので特徴を見ておこう。4カットとも1期1話っぽいけど確認していないので間違っていたらごめんなさい。
上は最初のカット。
見た目にもアプコンらしくない鮮明さで分布もらしくない。HV960にありがちな分布だけど、ジャギ感の強い線になっているのでわかりやすく縦横とも960x540に特徴が残っている。最近撮影しなおしたものか当時から960x540だったのかわからないけれど予想外の特徴。
精細な絵もないけれど、アプコンでは不可能な特徴がしっかり残っているし、このカットだけ特に鮮明化処理加えていない普通のHV960画質になっている。
初期のひだまりはカットによって周囲の黒枠の幅が変わっているなど、処理が異なっているように見える映像だったので、撮影条件も場所によってことなり放送当時から960x540のカットがあったのかな?
2カット目は精細な特徴のある絵になっていて、分布もかなり大きい。線には縦1080の特徴が出ているけれど、フルHDで作ったわけではなくフルHD解像度で線が細く鮮明になる処理を加えたために縦1080の特徴が出ただけだろう。
SDやHV960程度の映像を強引に鮮明にしただけとは思えないくらいの細かい描写があり、HV1280程度でないとつぶれてしまいそうな線間隔の狭い描写も残っているし元もHVっぽい絵だったようにも見える。
あるいは、ゆののアップで線が分散している絵なので、線を細くするような処理には都合が良かっただけで元は普通のアプコン画質かもしれないけれど、元の絵の特徴が失われているので実際のところよくわからない。
追記
うめ先生の再撮影情報もあったので、憶測の範囲だけど追記。このカットは1280x720で再撮影したカットが元だけど、アプコンカット同様1920x1080に拡大した後に線の輪郭が変化するような鮮明化処理を加えた状態だろう。ここは鮮明化フィルタをかける必要のない普通のHV画質なのに、アプコンカットと再撮影カットが混ざった状態の映像を一括(といっても全編をまとめてというわけではないだろうけど)して処理するという手抜きの結果HV+鮮明化というあまり見ない特徴の映像になっただけかも。線の輪郭には縦1080の特徴が出るくらいさらに鮮明になっているけれど、細かい描写が潰れたり、線が歪むとか輪郭強調気味になるなどの副作用も出やすい処理なので、個人的には再撮影カットには使うべきではなかったと思うところ。
3カット以降は、見た目にもSDらしい特徴があり、SDのアプコン+鮮明化処理で間違いなさそう。
カットによって状態が異なる混沌とした状態もシャフトらしい感じがするし、どの程度あるかわからないけどHV960映像もあるので、それなりに新しいひだまり映像を楽しみことができそう。
キッチュニア
局:TOKYO MX
放送日:2012/07/07
評価:HV960-i
画質を気にするような作品でもないけれど、初出ではないものの珍しい特徴だったので一応見ておこう。
上下に影のある奇妙な分布だけど、形状から予想できる通り、これもフィールド毎のリサイズで拡大した縞HV。同心円状の特徴も見えるPC作画画質で実写加工も多い。
見慣れない縞の特徴になっているけれど、縦540からフィールド毎に拡大した状態で、元は960x540。横960の特徴もわかりやすく残っている。
ネットミラクルショッピングが同じ縦540からのフィールド毎の拡大状態だったけれど、これもその時書いた
Destripe(270, 2, 2, 2)
で改善できる。
BS11の方は省略。
2012年7月6日金曜日
sola 1話
局:TOKYO MX
放送日:2012/07/05
評価:HV960
Funny Petsを放送していたので、それを入れるとtvk初ではなかったけれど、30分枠、あるいは普通のアニメ作品としてはtvk初のHVアニメだったsola。当時のtvkではハイビジョン制作の表示も入っていた。
かなり横長の分布でも特徴が異なる状態が重なったような特徴で、上下隅に少し影も見える。
少し変わった特徴だけど、HV960作品では中央の明るい部分の周囲に影のような別の特長の分布が重なったように見える似たような例は少なくない。
1920x1080で見ると縦横2倍に拡大した状態とわかりやすい2ピクセル周期のジャギがしっかり残っている。tvkでも誤認しようがないくらい960x540の特徴が残っていたけれど、tvkより鮮明なのでさらにわかりやすくなっている。
線も少し太めで十分暗くしっかり鮮明に見えるけれど、まだアプコンも淘汰されていないとはいえほぼHV制作に移行しHV1280クラス以上が当たり前の今の視点でみると、どこか精細さのない甘い絵に見えてしまう?
2007春の夜アニメのHV放送作品では、sola、大江戸ロケット、ギガンティックフォーミュラ、のだめ1期2クール目、DTB1期のうち、ギガンティック以外の4作品がHV960というHV960全盛期だったので、当時のHVとしては標準と言っても良さそう。まだ大半はアプコンだったし十分衝撃的だった。夜アニメ限定という条件を外すと既にHV1280が主流になりつつあった時期だけど・・・。他にウエルベールもHVで放送されていた地域があるらしいけどMXは額縁で、現在までHV画質の映像を見る機会もなく不明。solaを離れて昔話になってしまった。
EDもHV960で2話以降のOPも同じ。 文字は普通に縦1080で入っているけれど、タイトルロゴもフルHD相当になっているというのは意外と珍しいかも。
放送日:2012/07/05
評価:HV960
Funny Petsを放送していたので、それを入れるとtvk初ではなかったけれど、30分枠、あるいは普通のアニメ作品としてはtvk初のHVアニメだったsola。当時のtvkではハイビジョン制作の表示も入っていた。
かなり横長の分布でも特徴が異なる状態が重なったような特徴で、上下隅に少し影も見える。
少し変わった特徴だけど、HV960作品では中央の明るい部分の周囲に影のような別の特長の分布が重なったように見える似たような例は少なくない。
1920x1080で見ると縦横2倍に拡大した状態とわかりやすい2ピクセル周期のジャギがしっかり残っている。tvkでも誤認しようがないくらい960x540の特徴が残っていたけれど、tvkより鮮明なのでさらにわかりやすくなっている。
線も少し太めで十分暗くしっかり鮮明に見えるけれど、まだアプコンも淘汰されていないとはいえほぼHV制作に移行しHV1280クラス以上が当たり前の今の視点でみると、どこか精細さのない甘い絵に見えてしまう?
2007春の夜アニメのHV放送作品では、sola、大江戸ロケット、ギガンティックフォーミュラ、のだめ1期2クール目、DTB1期のうち、ギガンティック以外の4作品がHV960というHV960全盛期だったので、当時のHVとしては標準と言っても良さそう。まだ大半はアプコンだったし十分衝撃的だった。夜アニメ限定という条件を外すと既にHV1280が主流になりつつあった時期だけど・・・。他にウエルベールもHVで放送されていた地域があるらしいけどMXは額縁で、現在までHV画質の映像を見る機会もなく不明。solaを離れて昔話になってしまった。
EDもHV960で2話以降のOPも同じ。 文字は普通に縦1080で入っているけれど、タイトルロゴもフルHD相当になっているというのは意外と珍しいかも。
2012年3月24日土曜日
リロ アンド スティッチ 1話
局:Dlife
放送日:2012/03/24
評価:HV960
テレ東と同じところ。
大きくてもはっきりせず2重にも見える分布はテレ東とほぼ同じ。ただDlifeは横がばっさり切れているのに対し、テレ東は横の伸びも良く、周囲のノイズもDlifeの方が多い。別のフレームでは劣化で少し小さい分布になっているところもあり、テレ東の方が安定画質になっている。逆に背景のディテールはDlifeの方が良く残っているので、元映像の特徴を削らず残そうとするとDlifeもBS局に多い傾向に近いようだ。
安定感に差はあってもそれ以外は同じ状態で、この作品960x540。テレ東の映像は960x540で見た時右に1ピクセル絵の位置がずれていた。
現時点でDlife公式のディズニーにあるアニメ作品11本を一通りチェックしたけれど、近年の作品ばかりではないのにアプコンもなく、HVFULL一つ、HV1280が2作品、残り8作品がHV960と、HV960率が極端に高い。
ミッキーマウス クラブハウス
局:Dlife
放送日:2012/03/24
評価:HV960
これも見落としていたけれど、2006年スタートの3DCG作品。MXでも放送していたけれど見てなかったので不明。
輪郭線のないCGとはいえ、アプコンと大差ないくらいの小さめの分布でかなりソフトな映像。
それでもミッキーの黒い部分がしっかり黒くコントラストは高めなので見た目には極端なボケはないけれど、巨大分布の鮮明映像を見慣れた目にはどこか眠い絵と感じてしまう。ボケ気味の映像でも軽微なノイズ効果ある影響か、あまり動かないところでもブロックノイズが見えるところが多いかも。
これもまた960x540のジャギのわかりやすいHV960。ディズニーのテレビアニメは長く960x540が基本になっているようだ。多くの国で放送されている作品が大半で、HV基準で精細すぎる映像にしてしまうのも都合が悪いし、中間的な解像度の方が環境に依存せず見やすいという判断でもあるのかな?
ジェイクとネバーランドのかいぞくたち
局:Dlife
放送日:2012/03/24
評価:HV960
ジャンル:アニメでないので先週は見落としていたけれど、2011年と最近の作品。
伸びも悪くないけれど、上下左右に角のように伸びが分布が見えるのはディズニーのテレビアニメでは良くあるパターン。やはりこれも縦横とも960x540のジャギがはっきり見えるHV960。見て気になるほどではないけれどジャギ感の強い絵で、大きめの画面で見ると線がガタガタになっているところもわかりやすい。
十分鮮明に見えるけれど、線は色付きで明るいところが多く分布の割にはくっきり感は弱め。ノイズ効果もなく大きく動くところ以外は圧縮劣化も少ない。
実写のEDは1080p状態に見え、そのEDのクレジット表示のための枠は本編映像と同じHV960。映像を意図的に低画質化していれば実写部分も960x540になりそうだし、映像部分は放送の特長通り最初から960x540で作っている可能性が高そう。
2012年3月20日火曜日
きんきゅうしゅつどう隊 OSO
局:Dlife
放送日:2012/03/20
評価:HV960
海外作品を見る機会も少なかったのでディズニー作品に偏るけれどもう少しDlifeを見ておこう。
2009年の3DCG作品。
輪郭線のないCGでもやっとした分布にはなっているけれど、これも他作品に似た分布で縦横とも960x540のジャギが残るHV960。弱いノイズ効果があるかないかよくわからないくらい微妙な揺らぎはあるけれど、見た目にはすっきり画質で気になるような圧縮劣化も少なく十分安定した放送画質に見える。
テクスチャもそれほどそれほど精細感があるわけではないので、フルHDクラスの映像を何らかの理由で低解像度放送していたりするわけではない感じはする。といっても断言できるような特徴があるわけでもないので憶測の範囲。
画質とは直接関係しないけど、同じ絵のフレームがほとんどないやたら動きまくる3DCG映画を見る機会の方が多いので、動きが地味で数フレーム動きがなかったり、喋っているキャラ以外が止まっていたりする落ち着き?のある映像はどこか新鮮な印象。
2012年3月19日月曜日
キム・ポッシブル
局:Dlife
放送日:2012/03/19
評価:HV960
少し遡って2002年のアニメ。テレ東やMXでも放送されていたみたいだけど完全にノーチェックでどんな状態だったのか不明。
全体に四角感の強い分布で、特にこのフレームはとっても四角。線も太めで少し輪郭強調気味になっているので、精細感はなくても鮮明に見える。
これも960x540に近い周期のジャギは残っているけれどズレがありリサイズの副作用で出たように見える線の輪郭ノイズの特徴は914x514程度の中途半端な数字になっている。ベタ塗り感の軽減を狙ったのか全体にうっすらと縦縞があるけれど、この縞は960になっているようように見えるし、かなり混沌とした特徴。HV960クラスの映像なのは間違いないし、憶測でしか語れない領域なので細かいことは気にしないでおこう。
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