2008年6月27日金曜日
こどものじかん 12話
局:BS11
放送日:2008/06/27
評価:HV1280
これもジャギ誤認で輪郭強調すると縦720の特徴が見えるので変更。1話では横1280を超えるように見えるジャギが確認できたものの、この程度のボケがあれば1280のサイズでも表現できると思える。
インタレース映像では縦方向の情報の劣化は少ないので、縦の情報を注視した方が無難なようだ。アプコン等のリサイズに関連する劣化は縦に起こるのだけれど、フレームとしてみることで劣化するだけであって、フィールドで考えると劣化は縦横同様にある。放送局内の現状は推測することしかできないけれど、フルデジタル処理を行なっているような局は少なく、D-A,A-D変換や伝送での劣化があり、これは横方向に強く影響するため劣化も横の方が目立っているものが多い。
HVの分類も縦解像度基準に直した方が適切かな。もう少し検討。
図書館戦争 12話
局:フジテレビ
放送日:2008/05/26
評価:HV1280
5話と比べても特に変化なし。場所によって横方向に1280を超えるジャギがあるので、少なくともその部分の元解像度は1280を超えるものに相当するのですが、適度にシャープフィルタをかけるとほとんどの場所で縦720の特徴が出てくるので、これもtrue tears同様1280x720サイズから拡大処理は確実にあるという判断で、HV1280に修正。
どちらかというとこれも最初の段階から制作サイズは1280x720で、手書きを取り込んだものやCGで作成した絵の要素を編集段階で縮小して利用したために1280以上の特徴を持つ部分が見えているだけかも。R2での通常サイズの絵を拡大して使うことで解像度の低い部分が出てくるHV1280に対して、拡大した状態でも解像度を維持できるような作画をしているような感じで、そういう点では仕事が丁寧といえるかな?
とはいえ、分布の伸びが悪いとおり、ボケ感が強いかったわけで、もう少しはっきりした絵でもよかったのではと思う。一方そのボケ分、高周波成分が少ないことで、MPEG2圧縮時のノイズが少なめだった感じもする。
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