2012年5月13日日曜日
カードファイト!! ヴァンガード 1話
局:BSアニマックス
放送日:2012/05/13
評価:SD-i/486(A)
アニマックス公式でHD画質で放送になっているけれど、当たり前のように本編はテレ東、BSJAPAN同様の縞アプコン。この作品はOPはしっかりHDなのでマシな例かもしれないけれど、キッズもだけど局が示すHV, HDの情報には不適切な作品は少なくない。局でアプコンして放送しているか、というところも基準になっていないし、どういうルールで表示しているのかもよくわからない。
他局と同じフレームの分布で、わかりやすいSD-iの似たような分布だけど、いつものアニマックスらしい圧縮劣化の多い荒れた画質になっている分、周囲が明るくなっている。しっかり黒い線のくっきり画質なので見た目の印象差は少ないけれど、ノイズの見えやすい環境では少しざらついた感じがすることもありそう。
評価:HV1280
OPの分布。これもテレ東と同じところ。
似たような分布だけどこのフレームはBSアニマックスの方が劣化が少なく、細かい部分もテレ東より良く残っている。
といっても全体としてはBSアニマックスの方がノイズが目立ち、テレ東の方が安定した映像になっているところが多かった。
2012年4月2日月曜日
クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!
局:NHK-Eテレ
放送日:2012/04/02
評価:SD-i/485.5
長くチェックしていない長寿番組も多いけれど、たまには放置状態だったので久しぶりに再チェックしておこう。リニューアルしたような説明があったので新作だと思うけれど、違っていたらごめんなさい。
上下に影のある常時縞のアプコン分布。ここもまだアプコンのまま続きそう。
横の伸びもいまいちで目に悪いのでは?と思うくらいボケて見える。縦も486より僅かに小さく485.5程度の珍しい特徴。486でもそのままで見るよりすっきりした絵になるけれど、485.5に近い値を想定して処理した方良い結果になる。
あに瓶的設定としては
Destripe(245, 8, 3, 1, 10)
辺り。
縞解消後の分布。
縦の伸びも良くなり気持ち悪いくらいのボケ感はなくなるけれど、横方向は悪さはアプコン処理とは無関係なので、平均的なアプコンよりまだボケた感じに見えてしまう。
ちなみに2年半くらい前にチェックした回はSD-ipで、縦はあまりよくないけれど、横は平均的なアプコン程度の鮮明さがあった。といっても久しぶりに見たので過去にも今回と同等の画質回もあったかも?
2012年3月23日金曜日
ルパン三世 VS 名探偵コナン
局:日本テレビ
放送日:2011/03/23
評価:SD-i/486(A)
3年前と特に変わった感じもなく、常にフィールド毎の拡大でアプコンした常時縞での放送。SDのテレビで見てもわかる劣化だけど、この3年でHVテレビに替えた人も多いし、何か変な画質と感じる人も増えてそう?アプコンがまともであれば、テレビシリーズのコナンと同等の鮮明アプコン画質になるだけにもったいない。
アプコン後にHV解像度で文字を入れてしまっているので、アプコン処理をやり直すと文字も再度入れなおすなどことになる。一度この状態で放送されてしまうと他局での放送含め再放送で良くなる可能性はほとんどなさそう。
似た例でキッズで放送中のとらドラ!は、テレ東ではほとんどの回がこれと同じSD-iだ、キッズではSD-ipに変わっているけれど、文字もSD解像度で入っているので再アプコンも比較的容易だろう。
2012年2月8日水曜日
ぽてまよ 1話
局:キッズステーションHD@e2
放送日:2012/02/07
評価:SD-ip/486(A)
普通のアプコンだけど小さめの分布になる。JCらしい淡い質感で環境によってはボケ感の強い絵になることもありそうだけど、極端な線の黒浮きもなく気になるほどの悪さは感じない。額縁ではなかった局もあったようだけど、MX, tvkとも額縁でMXのみコンポネソースだったので、比較するまでもなくキッズの方がまともな画質。
比較的簡素な絵のアプコンにしては圧縮劣化も多く出ていて、拡大して見るとブロック化しかかった周期的な乱れも見える少し不安定な放送画質だけど、線の輪郭の甘いアプコンなので少し乱れたところで視聴上ほとんど影響はなさそう。
SDorHV制作の情報が出ているか認識していないけれど、文字などの鮮明な要素にはリサイズの副作用ノイズっぽい輪郭強調ノイズがはっきり見えたり、動きのある部分でフィールドで拡大されたを縞解消しても縦の伸びがあまりよくないなど、ダウンコンバート処理を行ったような特徴があるので、少なくともHVマスターは存在していてそれをSD化しさらにアプコンした映像のように見える。
実際HVマスターがあったとしてもアプコンした絵にHV解像度で文字を入れただけのパターンかもしれないし、HV制作でも直前まで放送していたのだめ1期と同じHV960の可能性もありそうな時期でもある。絵の部分には元の状態を推測できるような特徴は残っていない感じので、この映像からは憶測しか語れないそうにない。
2012年2月5日日曜日
2012年1月6日金曜日
魔法少女リリカルなのはStrikerS 1話
局:テレビ東京
放送日:2012/01/05
評価:SD-ip/487すたちゃ
縦の伸びの良いアプコン分布で、処理としてはちゃんとフレームで拡大されたSD-pの状態だけど、フレームの状態でアプコン処理が変化していて稀に縞の出ているところがあり、挙動としてはSD-ip。というのはすたちゃアプコン以外では見られない特徴。
ノイズ多めのソースで圧縮劣化が目立つところもあるので少し汚い感じもするけれど、初回放送時の画質の酷さを考えれば比較にならない高画質アプコン。
評価:SD-i/486(A)
OPはわかりやすい縞アプコン分布で、全体がフィールドで拡大された状態。普通に486(A)なので、縞解消すれば上に近い縦長の分布になる絵に改善できる。
EDは本編と同じ。
A's@TBSでも本編中に異なるアプコン処理の映像が混ざっていたけれど、状態のよい映像を得るには場所によって処理を変える必要がある。全体を確認していないので、本編中にも特徴の異なる映像が混ざってるかは不明。
2011年12月14日水曜日
たまゆら ~hitotose~ 11話
局:tvk
放送日:2011/12/13
評価:SD-i/486(A)
ここ数回チェックしていなかったので、前にもあったかもしれないけれど、分布でわかりやすい常時縞のSD-i回になっていた。
過去にはSD-ip回とSD-i回の両方があったアニメはいくつもあったし、更なる低画質化を狙ってこの画質にした、なんて気持ち悪い行為は無かったと思いたいけれど・・・。
SD-ip回より縦方向にさらにボケた絵に見える環境がほとんどだろうけど、最初から酷い画質なのでいまさら気にするほどでもない?
縞解消後の分布。上よりはマシだけど1話と大差ない微妙な分布で、あまり縦の伸びも良くならない。
同じソースの映像であれば、SD-iアプコンの映像を縞解消した分布の方が、SD-ipアプコンの場合より縦長になるものだけど、この作品ではSD-iとSD-ipであまり差がなく、アプコン前のSDソースの時点でぼろぼろだったようだ。
追記
局で変わることは稀なので当たり前という感じだけどMXもSD-iだった。
2011年9月7日水曜日
.hack//Quantum 1話
局:キッズステーションHD@e2
放送日:2011/09/07
評価:SD-i/486(A)
MXの1話限定放送で見たフレームと同じところ。
キッズではよくあるHV扱いなのにアプコンのパターンだけど、今回は常時縞のSD-i。MXのうっとうしい告知表示付き映像よりは作品に集中して視聴できるというところは評価できる?
縞解消後の分布。
アプコンらしいジャギ感の強い絵だけど、HVと見比べなければ普通のアプコン画質。縞消ししても縦の伸びが微妙なのでSDソース自体それほど上質なものではなかったようだ。
2011年8月27日土曜日
HUNTER×HUNTER 番宣
局:日本テレビ
放送日:2011/08/26
評価:HV1280
状態の異なる部分が多いけれど、動画としての動きもあるアニメ絵の部分は上のような若干小ぢんまりした円分布になるソフトなHVになっている。若干コントラスト控えめでもボケ感があるほどではなく、落ち着いた感じで悪くない。
ゆっくりパンするので細部は圧縮で少し乱れているけれど、細い線やノイズなどには正確に縦720のジャギが出ていてこれもHV1280。
本編の映像からキャプチャした静止画が元になっているように見えるカットは少し大きめの四角分布になる。線もしっかり暗く上の動きのあるカットよりもずっと鮮明に見えるけれど、縦540のジャギが出ているので1080iの映像の片フィールドを拡大した状態だろう。
上のカットは演出的な効果がかかってる感じもするので、朝アニメらしいくっきり画質のこの静止画に近い画質が基本になりそう?
評価:
公式ページの1枚絵を少し動かしているだけなので気にするような映像ではないけれど、最後の放送予定の絵の部分はフィールド毎の拡大で縞になっている状態で、縦466という変な数字のSD-i。
フレーム全体縞解消すると文字が崩れるけれど、
Destripe(233, 8, 2, 0)
辺りの設定で戻すことが可能。文字が右に寄っているので左右に分割して処理を変えれば絵の縞だけ解消することも可能だろう。
訂正とお詫び
1フレームしか確認せず中途半端なことを書いてしまったけれど、SD-iの縞状態のアプコン画像をそのままズーム処理している状態でフレーム毎に拡大率が変わってため、通常の縞解消法では正常な映像にできないタイプの映像でした。
2011年7月9日土曜日
2011年7月2日土曜日
2011年6月24日金曜日
WORKING!! 番宣
局:キッズステーションHD@e2
放送日:2011/06/23
評価:SD-ip/486(A)
高画質ソースでの放送も多いキッズなので、HDの可能性もあるかと思ったけれど、とりあえず番宣はアプコン。他局含め、初回放送時と変わらずアプコンでの再放送かな?
有料放送なのに、相変わらずHVマークが当てにならないキッズのことなので、番宣のままアプコンソースでの放送でも番組表上はHV扱いになりそうな気もする。
評価:SD-i/486(A)
MXの放送でもあったけれど、常時フィールド毎の拡大で縞々状態のカットも混ざっていた。このカットは486(A)だけど、486(R)のところもあり混沌状態。
2011年1月8日土曜日
カードファイト!! ヴァンガード 1話
局:テレビ東京
放送日:2011/01/08
評価:SD-i/486(A)
予告の映像から予想できたことだけど、結局OPだけHVで、本編はアプコンな上にSD-iの常時縞状態。線は太めで高コントラストなので鮮明に見えるアプコンだけど、縞の影響でボケやちらつきなどが気になる環境もありそう。
予告も同じで、しばらく(あるいは最後まで)このままかな?
縞解消後の分布。
アプコンとしては縦の伸びも非常によい。スクイーズアプコンの場合16:9で表示する時は横方向に引き伸ばすので、SD解像度をしっかり活かした映像で作り、ちゃんとフレームで拡大すればこんな感じの縦長分布になる。まあ元が良くても縞にしてしまっている時点で駄目なんだけど。
OPの比較的鮮明なシーンの分布。
十分大きめのHV分布で、朝アニメらしいコントラストも高めのくっきり画質。
乱れも少なく縦720のジャギもはっきり見え、OP部分はHV1280。
サブタイトルも背景はHV1280だけど、EDは本編同様SD-iの縞縞状態にHV解像度で文字が入っているので、絵を補正しようとすると字が崩れるパターン。
2011年1月2日日曜日
薄桜鬼-新選組奇譚- 一挙放送
局:TOKYO MX
放送日:2011/01/02
評価:SD-i/486(A)
やっぱりアプコンのままだった一挙放送。
上は1話の分布で初回放送で見たところと同じフレーム。1話は常時縞のSD-iで変化なし。
絵で見比べても違いはわからないけれど、周囲のノイズの分布は異なっていてコントラストを強調して比較すると細部の特徴は異なりこのフレームでは今回の放送の方がわずかに劣化が少ないように見える。リアルタイム圧縮なので同一局、同一番組の再放送でも完璧という表現を使えるほど一致することは稀なのであまり気にすることもないけれど比較的差が大きい例かも。
評価:SD-ip/486(A)
3話の分布。
普通の-ipアプコンに変わっているけれど、縦の伸びがかなり悪い。
LB経由の映像?という可能性も高そうな分布だけど、番宣のHVを見ると、HVの状態で既に優秀なアプコンに劣るような激しい縦ボケ画質で、そのボケがダウンコンバート処理でさらに劣化して普通のアプコンなのに縦の伸びがレタボズーム並みに悪くなったと考える方が妥当だろう。
2010年12月23日木曜日
カードファイト!! ヴァンガード 番宣
局:テレビ東京
放送日:2010/12/22
評価:HV1280, SD-i/486(A)
気付いてなかっただけで過去にもあるかもしれないけれど、アプコンHV混合の珍しい番宣。
上はHVカット。少し縦の潰れた大きめの楕円分布。番宣で圧縮劣化も多めのフレームしかなく条件が悪いけれど横の伸びは悪くない。コントラストも高めで明るく見やすい鮮明画質。
劣化で高精度な確認はできないものの、圧縮劣化で崩れていても縦720周期のジャギが散見でき、これもHV1280。
大半を占めるアプコンカットは分布でわかりやすい常時縞のSD-i。
SDへの縮小の副作用でやや線も黒浮きしているカットもあるけれど、縞解消すればアプコンとしては十分鮮明。その分線がガタガタになっているアプコンらしい特徴がはっきり見えてしまっている。
HVカットがあるのでHV放送と思って間違いないだろうけど、この時期の番宣でこの状態だと本放送もアプコンパートありでもおかしくない?あるいはOPだけHVとか。
2010年12月4日土曜日
ルパン三世 VS 名探偵コナン
局:キッズステーションHD@e2
放送日:2010/12/04
評価:SD-i/486
特番的なものや映画はスルーしているものが多いけれど、日テレでチェックしているので比較してみる。日テレ放送時に見たところと同じ場所。
ほとんど差のないわかりやすい縞アプコン分布だけど、背景のノイズ分布が少し多く、絵で見てもモスキートノイズは多め。逆に日テレでは目に付きにくい背景の模様が潰れてしまっているのに対し、キッズの方は特徴がよく残っていて情報量の多い絵になっている。
ただ、動画で見て違いに気付けないような部分の情報が消えている分、日テレ映像の方が圧縮に有利なので、保存、視聴方法次第ではキッズの情報量の多い映像はマイナスに働くこともありそう。
キッズではどちらもHV表記になっているこの作品はSD-iの縞縞状態。局アプコンでなければHVというわけでもなく、似たような状態でもHVマークが付いていたりいなかったりとかなりいい加減。tvkなど他でも頻繁にあったし、ここを見ているような人はHV表示の無意味さも十分わかっている話で済む?ものの、大半の視聴者はHVと書いてあればHV制作作品のHV放送と考えるだろうし、有料放送だけにせめてHV表記の基準くらい決めておいた方が・・・とか勝手に心配してみたり。
2010年10月23日土曜日
全力ウサギ
局:キッズステーションHD@e2
放送日:2010/10/22
評価:SD-i/486(A)
tvkとの比較でチェックしておこう。上がキッズ、中央がtvkで同じ場所。
分布でわかりやすい常時縞のSD-iだけど、低コントラスト気味の淡い質感ということもあって、レタボっぽく見えるものの縞の影響でのちらつきなどはほとんど気にならない。
といっても比較的細かい描写も多いのに縦方向は大きく崩れていてかなりもったいない画質になってしまっている。
局:tvk
放送日:2008/01/12
評価:SD-i/486(A)
アプコン分類もやってない初期のチェックなので、当時のデータそのままでやり直したもの。いつも通りのtvkボケでキッズより横の伸びが悪く少しノイズも多い感じはするけれど、普通に見て差を感じるほどでもない。
キッズのデータで縞希少した時の分布。縦の解像感は大幅に向上して線も細くなり(といって元に戻しただけだけど)分布も縦長の理想的なアプコン分布になる。
2010年10月5日火曜日
2010年10月2日土曜日
星空キセキ
局:BS11
放送日:2010/10/01
評価:SD-i/488, SD-p/48x
番宣同様少し変わった分布になるSD-iのカットが多かったけれど、一部はちゃんとフレームで拡大されたSD-pの部分も混ざっている混合状態だった。縞部分はやはり488の珍しい処理になっている。
元からアプコン済みのマスターがあって最初からこの状態だったのか、今回の放送で部分的に修正があったのか、理由は考えてもわからないけれど、最近の作品でもないのでカットによって処理が異なっていたのは意外な感じ。
これはSD-pのカットの分布。アプコンとしてもやや小さいけれど自然な分布で上のようなSD-iのカットとはかなり印象が異なる安定した映像。言うまでもなく、上の縞部分も縞解消すれば大差ない自然な絵に改善できる。
2010年9月25日土曜日
星空キセキ 番宣
局:BS11
放送日:2010/09/24
評価:SD-i/488
2006年の作品らしい。かなり小さい目の分布で、上下にユニークな形の分布が見えるけれど、処理としては常時縞のフィールドで拡大されたSD-i。縦が488の珍種で過去に確認した例は1つだけ。
放送予定などの文字はHVでアプコン映像に1080iで加えた状態なので、放送もSD-i相当の残念な画質になる可能性が高そう?
ということで久しぶりに縞解消してみた分布。雑な設定だけどDestripe(244, 8, 2, 0)。
よいというほどではないけれど元映像は縦の伸びは悪くない。横の伸びの悪さが強調された感じのスクイーズDVDにありがちが縦長分布なので、横は720より小さいサイズまで縮小されていた可能性が高そう。
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