2011年1月30日日曜日
スイートプリキュア♪ 番宣 2
局:テレビ朝日
放送日:2011/01/30
評価:HV1280+
前回見た番宣は状態のよいフレームがなく微妙な分布だったけれど、今回の番宣では動きの少ない安定したカットもありプリキュアらしい巨大分布になるところも多い。
非常に精細で鮮明な映像だけど放送には厳しく、圧縮劣化は目立ち気味。一部カットで線がガタガタになっているなど雑なところもあるけれど、ハートキャッチ1話にも似た状態のカットがあったので、よくあることかな?
リサイズでの乱れも少なく適度に補間されなめらかな線でわかりにくいけれど、正確に縦900の特徴が確認でき引き続き1600x900のHV1280+。1440放送でも横1600の特徴もあまり崩れず残っている。
夢喰いメリー 1話
局:BS-TBS
放送日:2011/01/29
評価:HV1280
こちらもTBS1話と同じところ。いつも通りのJCらしい小さい分布のソフト画質。TBSとの差もほとんどないけれど、周囲に少し斑点上のノイズのように分布が見えているけれど局ロゴの影響。
ということで、ロゴ部分を削ってやり直したものが下。ボケが強くそれほど線も多くない場合など、鮮明な局ロゴの影響が分布にはっきり出てしまうことがある。
比較的ソフトな映像でもシーンチェンジでの圧縮劣化も目立つところが多い。僅かにちらつきもあるので、潰れて見えないだけで元は軽微なグレイン風ノイズがありそう。その辺りも圧縮劣化に影響しているのかも。
全体としてはコントラスト十分の映像になっているものの、JCボケで線は全体に黒浮きしているので鮮明化処理の弱い環境ではかなり甘い絵になってしまう。逆にボケ気味でも細かい描写が潰れるほどではなく、圧縮劣化以外は荒れも目立たないカットも多いのでそれなりのHV画質になる環境も多そう。
IS インフィニット・ストラトス 1話
局:BS-TBS
放送日:2011/01/29
評価:HV1280
TBS1話と同じ場所。
ほとんど差のない分布で、いつも通りの色の差以外見た目の印象差はそれほどない。とはいっても、動きの多いところはもちろん少ない場所でも圧縮ノイズも多めで上下隅のノイズの分布もTBSよりはっきり見える。ノイズに気付きやすい環境であれば普通に見ていても劣化が目につくこともありそう。
巨大分布の鮮明HVも多いので、トップクラスの鮮明さではないものの、適度なぼかしで線の荒れもほとんど目立たず悪くない映像だけど、カットによっては少し輝度ムラも見え丁寧で上質な画質というほどでもない?
2011年1月23日日曜日
怪盗レーニャ
局:キッズステーションHD@e2
放送日:2011/01/22
評価:SD-p/486
初放送でもなく中途半端に4話で何故今ごろ?という感じだけど、番組表を見ていてそういえばこんな地域限定アニメあったな、という感じで何となくチェックしてみると珍種の映像だった。
かなり大きな分布だけど素直な円分布でもなくどこか不自然な感じ。PC作画で同心状の分布が見えるカットも多い。
ジャギの特徴は縦は486に見えるものの横は864という変わった数字になっている。といってもこれも整数で16:9になる組み合わせの一つ。16:9SD作品の中には最初はこのサイズで作ってからスクイーズしているものもありそうだけどその可能性を考慮して調べたことはなく本当にあるのかは不明。
その数字の割りにはかなり大きな分布に見えるけれど、スクイーズではない16:9SDを補間なしのリサイズで直接アプコンしたことで線の境界がボケずにHD解像度でも鮮明な輪郭を維持していることが理由だろう。
当然の結果として補間なしのリサイズで大きく乱れた線はガタガタになり、酷いジャギ画質になってしまっている。アプコン前の絵は適度に補間された状態だったことやメリハリのあるPC作画的映像ということもあって離れて見ればそれほど気にならないけれど、狙った画質というより雑な仕事という感じしかしない。
横720ではないものの縦はしっかりSDなのでSD-pの珍種扱い。
さらに、この作品も明るい部分が白とび気味で色もおかしいPCスケール映像。明暗とも溢れたままで補正されていない。キッズでも全作品チェックして修正しているうわけではないようだ。補正すれば自然なバランスで見やすい映像になる。
2011年1月20日木曜日
ドラゴンクライシス 2話
局:TOKYO MX
放送日:2011/01/18
評価:HV1280
優秀な画質と考えたくなるような大きな円分布で十分鮮明に見えるけれど、特に人物などの絵を中心に元絵の解像度が不足気味のHV1280。人物などの線には近い数字で言うと1024x576程度の粗いジャギがはっきり残っているところが多い。
このフレームでも人物は粗いけれど、背景の線はジャギ感のないなめらかな描写が多い十分な解像度の絵なので、この大きな分布もその部分の影響が大きいかも。背景も全体が十分な解像度で作られているわけではなく、人物などと同様に粗いジャギが見えているところもあった。
明るさ問題の比較を2話で再確認。上からtvk, MX, キッズHD。
先週の局間の差から当面そのままになりそうな感じだったけれど、特に変化もなく、tvk, MXは右(明)方向に大きく溢れた状態なのに対し、キッズのみ全体が補正されて黒い範囲に収まっている。
キッズの分布に縦縞が見えるけれど、整数で表現される輝度の範囲を狭くする補正なので元は異なる値だったものが同じ値に変換される部分が周期的に発生しているため。この縞の位置を丁寧に調べれば実際にどう補正したのかほぼ誤差無く判断できるけど、この処理が必ず正しいというわけでもないし正確に一致させてもほとんど意味はないだろう。
2011年1月15日土曜日
みつどもえ増量中! 1話
局:BS11
放送日:2011/01/15
評価:HV1280
MX1話と同じフレーム。
ガチレンジャーパートの分布。
いつも通りMXより少し小さくなっている少し輪郭も甘くなっている。綺麗にボケていて細かいノイズも潰れて見えなくなり、MXよりちょっとすっきりした絵になっていて。場所によってはBS11の方が上質に思えるところもある。くっきり感のあるような強い鮮明さはないものの、印象差もほとんどなく落ち着いた映像で見た目の画質はまずまず。
MXでは比較的綺麗なジャギが見えるところも若干崩れ気味でわかりにくいけれど、再確認するまでもなくこれも正確に縦720のHV1280。
通常パートはやや縦長に見える分布になってしまい、細かい描写も潰れ気味。静止画で見れば差もわかりやすいけれど、動画で見て気付けるほどの印象差になる環境は少ないだろう。
2011年1月14日金曜日
お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!! 1話
フラクタル 1話
局:フジテレビ
放送日:2011/01/13
評価:HV1280
番宣でみた分布に近いところもあるけれど、少し縦長の楕円分布になるところが多い。横がばっさり切れた感じになるところもあり、リサイズの副作用のノイズも見える。
十分鮮明なHV画質だけどコントラストは控えめ。元は軽微なグレインがあったのか僅かなちらつきもあり、線の周辺に圧縮劣化っぽいノイズも比較的多め。静止画だとざらついた印象ですっきりした絵になっていないのは狙った質感かな?
追記
元からざらついた感じの映像だったわけではなく、フジの画質変化の影響が大きかったようだ。BSフジはこちら。フジの変化の話はこちら。
ノイズ以外では特に乱れたところもなく、正確に縦720のジャギの特徴もはっきり確認でき、これもHV1280。
2011年1月13日木曜日
2011年1月12日水曜日
これはゾンビですか? 1話
お詫び:アップした画像が間違っていました。
局:TOKYO MX
放送日:2011/01/11
評価:HV1280
カットによる差もあるけれど、全体に大きめの円分布になるところが多く、映像としてはとても鮮明なHV画質。白とびしているカットも多々あるけれどデータ的には正常。明るさのバランスの不自然な上、ぼかしなどの効果も多用しているので、分布の割りにははっきりしない印象になるところが多い。
いろんな効果を多用しているのはいいとしても、絵の深みが増すというより、ただ見にくい絵になっているだけに見えてしまう。新しく覚えた効果を使いたいだけじゃないのか?と思いたくなるくらい映像として破綻しかかっている本末転倒な効果の使い方に見えなくもない。というのは個人的な好みでの発言すぎるかな?
分布通り絵としては鮮明で、正確に縦720のジャギもわかりやすく残っていてこれもHV1280。
局:TOKYO MX
放送日:2011/01/11
評価:HV1280
カットによる差もあるけれど、全体に大きめの円分布になるところが多く、映像としてはとても鮮明なHV画質。白とびしているカットも多々あるけれどデータ的には正常。明るさのバランスの不自然な上、ぼかしなどの効果も多用しているので、分布の割りにははっきりしない印象になるところが多い。
いろんな効果を多用しているのはいいとしても、絵の深みが増すというより、ただ見にくい絵になっているだけに見えてしまう。新しく覚えた効果を使いたいだけじゃないのか?と思いたくなるくらい映像として破綻しかかっている本末転倒な効果の使い方に見えなくもない。というのは個人的な好みでの発言すぎるかな?
分布通り絵としては鮮明で、正確に縦720のジャギもわかりやすく残っていてこれもHV1280。
ドラゴンクライシス! 1話
局:TOKYO MX
放送日:2011/01/11
評価:HV1280
tvk、キッズと同じ場所。
キッズとほぼ差のない大きな円分布の鮮明な映像だけど、ボケが弱い分カットによっては妙にジャギ感の残る線が気になるところもあり、丁寧な処理という感じはしない。
tvkとは僅かに異なっているけれど、ほぼ近い状態の白とび気味の明るすぎる映像。明すぎる部分で輝度が微妙に振動していてtvkより不安定に見えるけれど、テレビでそのまま見ても白とび状態なので影響はなさそう。補正してみる場合には好ましくない乱れになるけれど気になるレベルでもないかな?
キッズだけが補正しての放送。雑な設定で精度は低いけれどtvk, MXの映像を
ColorYUV(cont_y=-26, off_y=-11, cont_u=-27, cont_v=-27, opt="coring")
辺りで補正するとキッズに近い絵になる。色差も圧縮しているので色が薄い感じになっているので、輝度だけ補正とか、むしろ色も引き伸ばして少し濃くした方が良く見えるかも。あくまでキッズの補正を真似ただけで、輝度はPC->TVで補正するのもあり。キッズは少し余裕を持っていてTVスケール限界まで使っていないのでその辺だけ調整してもよさそう。
話が雑すぎる、といえばその通りだけど、正解もわからないので真面目に考えるより気にならないレベルで適当で十分だろう。1度見るだけなら補正ありのキッズで見れば何もしなくていいし、面倒な補正するなら自分の好きな絵にしてしまうくらいの方がいい?
明るさに注目して見落としていたけれど、補間の弱いリサイズであまりなめらかな線でない分ジャギも分かりやすく縦720の特徴もはっきり残るものの、横1100に届かない絵を拡大しているところもある。ちゃんとHV1280にふさわしい絵のところもあるけれど、元絵の解像度が不足しているカットも多そうだ。
ドラゴンクライシス! 1話
局:キッズステーションHD@e2
放送日:2011/01/11
評価:HV1280
tvkと同じ場所。
tvkより横の伸びが良く少し鮮明になっている。キッズでは輝度の補正が入っていて不自然な白とびもなくなり、色も自然に見える。
少し淡い感じもするので適切な補正と言ってよいか微妙だれど、色の異常では本来の色は推測するしかないし、見ていて気になる不自然さもなく無難な補正処理ではある。
最近のキッズの番宣も提供素材はtvk等と同じ異常な輝度を持っていて、それを補正したように見える映像だたけれど、この放送1話より強引な補正だったので不自然なバランスになっていた。
tvkとの輝度分布の比較で右がキッズ。
番宣との比較から暗部はやはり切り捨てられた映像だったようだ。黒は動かさず全体を暗くすることで明るすぎる部分もちゃんとTVスケールに収まるように少し余裕を持って補正している。
番宣との処理も違うので、修正された素材が提供されたというより、問題に気付いたキッズの中の人が修正した感じに見えるけれど、MXや2話以降の状況でその辺は判断できろだろう。
ちゃんと比較していなかったけれど、公式にある1話の画像も正常ではなく、tvkと同レベルのずれた明るさになっていた。ということで公式ページの画像も参考にならなかった。
2011年1月11日火曜日
ドラゴンクライシス! 1話
局:tvk
放送日:2011/01/10
評価:HV1280
番宣より大きい分布になるところもあり、まずまず鮮明なHV映像。番宣同様少しぼかした感じのシーンも多く、比較的鮮明な明るいシーンでも低コントラスト気味だったりするので、分布の割りにはあまり鮮明な印象にならないかも。
初期のキッズ番宣にあったジャギの目立つ線だったカットは、ぼかして誤魔化したようにも見えるけれど少し改善されていた。それでもまだ全体に少し荒れ気味で、狙った質感というよりちょっと雑な印象。
比較的綺麗にジャギの特徴が残っていてこれも正確に縦720のHV1280。
左は放送1話、右はtvk番宣の同じ絵のところの輝度の分布。
心配した輝度の問題は正常と思える状態にはならず、明るいシーンは白とび気味で、色も若干不自然になっている。
番宣と少し異なり、明(右)方向に溢れて白すぎる絵になってしまっているけれど、暗(左)は溢れていない。といっても補正したものでなく、切り捨てらただけなので、修正しても暗部の階調は回復しない映像になってしまった。明るい部分ほど目立つわけではないので、補正分黒浮きすることになるけれど、PC->TV補正で十分かな?色にも影響するので公式の画像なども参考に考えた方が無難かも。
この問題は視聴環境によって影響具合が異なるので、明る過ぎる部分の階調もそれなりに表示されることもあれば、激しく白とびして本来見えるべきものが見えないこともある。AB間に入ったBD&DVD;のCMも番宣に似た状態だった。
お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!! 1話
局:TOKYO MX
放送日:2011/01/10
評価:HV1280
tvkと同じフレーム。
tvkだけ見るといつものtvkぼけがなくなった?と思ってしまうくらい大きな分布だったけれど、やはりMXはさらに伸びがよく、tvkはいつも通りちょっと劣化している。といってもtvkも十分大きな分布+高コントラストの鮮明映像なので見た目の印象差はほとんど感じない環境も多そう。
MXの方が線やその周辺のノイズも含め拡大して見ないとわからないような細かい特徴もあまり崩れず残っている。そのノイズに横1280周期のジャギが出ている特徴は番宣と同じで、HV1280で間違いなさそう。
元絵の高解像度の特徴もよく残っている上この分布なので、粗の見えない鮮明なHV画質としてはHV1280の限界に近い映像と言ってもよさそう。ただ極端に細い線での描写は控えめなこともあって、精細さの強い絵でもなく、凄い高画質映像という印象になるかは微妙かな?
2011年1月10日月曜日
映画 忍たま乱太郎
局:NHK-E
放送日:2011/01/10
評価:HV1280+
96年公開の劇場版。
フィルム経由のソフトな輪郭の映像で、大きいというほどの分布ではないけれど細かい描写も良く残っていて十分鮮明に見える。グレイン(本物)もうまく潰れていて汚い感じは弱く、HV化後の高精細デジタル映像との印象差もあまりない。上20、下21ピクセル幅の黒帯付きビスタサイズでの放送。
フィルムならではの動きのないカットでもフレーム毎に絵の位置が異なるガタツキがあり、補正もしていないのか、時々ずれの大きいフレームがあって、普通に見ていても気付きやすい。
圧縮劣化もそれほど目立たず、普通に見て荒れた感じはほとんどないけれど、分析視点では都合の悪い細部の劣化は大きくテレシネ解像度はよくわからないけど、細めの線にはフルHDに近い特徴も見えフルHD解像度で処理したように見える。
フィルムのデジタル化は絵が欠けないように少し余白付きで取り込み、それ加工して放送用などのHVマスターにするくらいのことはやってる気もするけれど、圧縮劣化で処理過程を推定できるような特徴が放送はもちろんBDでもはっきり残っていないので大雑把な推測しか出来ないことがほとんど。
フリージング 1話
局:tvk
放送日:2011/01/09
評価:HV1280
tvkでもちゃんとHVでの放送。
鮮明なシーンでは大き目の綺麗な円分布になるところが多い。僅かに輪郭強調気味で静止画で見ると少しノイズ感の残るところもあるけれど、演出効果のないところは線もしっかり黒く、高コントラストでくっきり感も十分。
しっかり補間の効いたリサイズで乱れも少なくはっきりしないけれど、正確に縦720のジャギも綺麗に残っていてこれもHV1280。
AT-X(といってもe2しか見てないけど)での放送がサイドカットだったので、また何らかの低画質化放送になるだろうと思っていただけに意外な展開。tvk伝統の低画質化枠がHVになったことで、今期は低画質化放送作品0の可能性もありそう?
2011年1月9日日曜日
べるぜバブ 1話
局:日本テレビ
放送日:2011/01/09
評価:SD-p/48x
番宣同様アプコンサイズでも円に近い分布。チェックした番宣にあった上下隅の僅かな黒帯は消えて隅まで絵がある。
分布通りボケの強い絵で、細部はSDの限界辺りで潰れているけれど、ジャギ感もほとんどなく線はなめらかで、ぼかしの強いHVにも見えるような絵になっている。
誤差無く横720と判断できるような特徴のあるフレームは見つからないものの、局所的にはSD解像度のジャギが見えるところも多々あり、番宣でも触れた通り2段階拡大処理を行っている感じ。縦720の特徴が出ているところも多くあり、SD→HV1280とすることで輪郭を意図的に崩し、SDっぽい粗い特徴が残らないように丁寧に処理した映像に見える。リサイズだけでなく、SDの状態も適度な補間で元絵の特徴が良く残った絵にしていることも効いているはずなので、ジャギ感の強い線がガタガタになっているアプコンで同じ拡大処理をやっても、もっと荒れた絵になってしまうだろう。
お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!! 1話
局:tvk
放送日:2011/01/08
評価:
番宣通りHVでの放送。
番宣より良く、少し横長でも大きな楕円分布になるところが多い。線もしっかり黒くくっきり感の強いかなり鮮明に映像に見える。
横1500程度の高精細なジャギの特徴も綺麗に残っているけれど、その数字に見合うほど細かい描写があるわけでもなくHV1280の限界程度のところで潰れている。
比較的優秀なリサイズで元絵の特徴がよく残っているHV1280思えるものの、縦横とも1280x720と断定できるような特徴が見当たらないので、MXまで保留ということで?付き。
追記
tvkでは見えなくなっていたMXの特徴から横1280の状態があったのは間違いなさそうなので?削除。
2011年1月8日土曜日
こどものじかん 1話
局:BS11
放送日:2011/01/08
評価:HV1280
ほぼ3年ぶりの放送。
少し縦長の楕円分布で似たような分布になるところが多い。BS11ボケの影響を考えると元は横方向ももう少し伸びがよい映像だろう。
ぼかしの影響で線が少し黒浮き気味のところが多く、若干甘い絵に見えるけれど、ボケていることで高解像度の元絵の特徴もよく残っていて、ジャギ感もなく線もなめらかに見える。
3年前はこれも評価が迷走してしまったけれど、ボケていても正確に縦720のジャギが綺麗に残っているところが多く、今見ると誤認する方が難しいくらい分かりやすい特徴のHV1280。
全画面「の」の字は本編同様1280x720だけど、小さい規制の「の」はフルHD解像度で入っている。
カードファイト!! ヴァンガード 1話
局:テレビ東京
放送日:2011/01/08
評価:SD-i/486(A)
予告の映像から予想できたことだけど、結局OPだけHVで、本編はアプコンな上にSD-iの常時縞状態。線は太めで高コントラストなので鮮明に見えるアプコンだけど、縞の影響でボケやちらつきなどが気になる環境もありそう。
予告も同じで、しばらく(あるいは最後まで)このままかな?
縞解消後の分布。
アプコンとしては縦の伸びも非常によい。スクイーズアプコンの場合16:9で表示する時は横方向に引き伸ばすので、SD解像度をしっかり活かした映像で作り、ちゃんとフレームで拡大すればこんな感じの縦長分布になる。まあ元が良くても縞にしてしまっている時点で駄目なんだけど。
OPの比較的鮮明なシーンの分布。
十分大きめのHV分布で、朝アニメらしいコントラストも高めのくっきり画質。
乱れも少なく縦720のジャギもはっきり見え、OP部分はHV1280。
サブタイトルも背景はHV1280だけど、EDは本編同様SD-iの縞縞状態にHV解像度で文字が入っているので、絵を補正しようとすると字が崩れるパターン。
魔法少女まどか☆マギカ 1話
局:TBS
放送日:2011/01/07
評価:HV1280
番宣同様、大きめの円分布。
淡く明るめのシーンが多く、線も黒浮き気味なので分布の割りには鮮明さ不足と感じる環境もありそうなバランスだけど、分布通り精細な絵で線の乱れも目立たず十分優秀なHV画質。
アバンのシネスコ演出もそのままで、☆☆☆やそれ町の黒帯カットはやはりTBSからの要請ということかな?
正確に縦720のジャギも綺麗に残っていてこれHV1280。予告のゆっきりズームする1枚絵もHV1280だけど文字は縦1080で入っている。
GOSICK-ゴシック- 1話
局:テレビ東京
放送日:2011/01/07
評価:HV960
少し小さめのHV分布。分布通りソフトな輪郭な上、明るいシーンでは線も黒浮き気味ではっきりしない絵に見えるところが多い。粗を隠すためにソフトにしたというより、アンチエイリアス効果で線のなめらかさを維持するためのぼかしに見え、元絵の高解像度の特徴も良く残っている。
縦720の特徴がはっきり出ていて1280x720の状態を経由しているのは間違いないけれど、そのサイズには見合わない細部の潰れがあり、少し崩れた縦540に近い特徴も多いので、これもHV960→HV1280のパターンだろう。
同じ推測をした過去のbones作品に比べると比較的細かい描写も綺麗に残っていて、960x540から拡大した絵にしては良すぎるくらいに見えるところもあり処理としては良く出来ている。
蒼穹のファフナー 特別番組
2011年1月7日金曜日
Rio Rainbow Gate! 1話
局:BS11
放送日:2011/01/07
評価:HV1280
MXと同じフレーム。
MXでも少し縦長の楕円に見える分布だったけれど、BS11ボケで横の伸びが悪くなって極端な縦長楕円分布になっている。
比較的細い線はボケで黒浮き気味になっているので、補正の弱い視聴環境ではMXとの差も分かりやすいかも。ボケた分、圧縮劣化が軽減されてもよさそうなのに横1920の負担が大きいのかMXより劣化が目立つところも多い。
一部のシーンはかなり明るい絵になっていて白とび状態のところも多々ありけれど、スケールのミスなど不適切な処理ではなく、演出としての意図的な処理のようだ。とはいえ比較的明るく設定したテレビで見ると目に負担を感じるくらい眩しいこともありそう。
創聖のアクエリオン 1話
局:TOKYO MX
放送日:2011/01/07
評価:SD-ip/486(A)
BS11と同じ場所。
同等の映像でいつも通りMXの方が横の伸びが少し良い。といってもアプコンなのでBS11でもボケで細部が潰れるようなことはなく、僅かにMXの方がリンギングノイズで輪郭強調気味に見える程度。
作品に関係なくBS11は微妙な色褪せもあるけれど、少し古い作品でもそれほど鮮やかな映像でない分、BS11の発色の悪さの方が気になるところが多いかも。とはいえBS-TBSのような顕著な色ずれではないので無視してもいいレベルかな?
千と千尋の神隠し
局:日本テレビ
放送日:2011/01/07
評価:HVFULL
前回2009年の放送で見た場所と同じところ。
上21, 下19ピクセル幅程度の黒帯付きビスタサイズでの放送。色はまだ少し不自然な感じはするけれど、前回の放送よりはかなり赤味は軽減している。
フルHDに近いサイズで作っていたという話はその通りで、上下隅まで伸びきった極端に精細なHV画質になっている。横1440放送なので横が切れているのはよくあるパターン。
この作品固有の特徴も多そうなので、もう少し丁寧に調べてみる予定。
追記
スタッフロールの文字含め、微妙なリサイズの形跡は結局見当たらず、全体に黒帯込みで縦1080のジャギが強く出ている。少し周囲を切ってHVマスターを作ったという話がその通りであれば、リサイズが必要ないように切り出した状態に見える。
全体に細部に揺らぎが見え、ポニョに近いグレイン風ノイズもあったようだ。精細な映像で情報量が多い映像+ノイズ効果と圧縮に厳しい映像ということもあって、静止画で見ると圧縮ノイズが気になるところも多いけれど、激しく破綻するほどの劣化は少なく、放送としては頑張っている方かな。ポニョにあったデジタルなのにフレーム毎に微妙に絵の位置がずれてガタつく効果は流石になく、グレイン揺らぎ以外を除けば安定していた。
2年前の放送ではすでに語り尽くされているだろうし、あまり興味も無かったので「赤い」ことは特に調べることもなかったけれど、今回大きく赤味が変化した理由とか逆に前は何があったのかを、あに瓶的ないつもの妄想憶測全開の推理で検証してみるとしよう。ということで、さらに続く。
夢喰いメリー 1話
局:TBS
放送日:2011/01/06
評価:HV1280
番宣同様小さ目のHV分布のいつものJC画質。演出的にも低コントラストにしているシーンも多いけれど、線の太さとぼかしの関係か演出意図のなさそうなところでもカット毎の線の黒浮き加減の差が大きく、見た目の質感が安定していない。
綺麗というほど荒れの少ない絵ではないけれど、リサイズでの乱れはほとんどなく、比較的綺麗に縦720のジャギが残っていてこれもHV1280。
強めのぼかしでも1280x720のサイズで線間隔が1ピクセル幅しかないところも潰れずに残っている。どちらかというと少しジャギ感が残るくらい鮮明な映像をぼかして整えた状態なので、テレビの鮮明化処理次第ではボケ過ぎというほどの印象にならないこともありそう?
2011年1月6日木曜日
創聖のアクエリオン 1話
局:BS11
放送日:2011/01/06
評価:SD-ip/486(A)
3年前の放送で見たところと同じ絵の場所。
アプコンとしては大きめの分布で比較的コントラストも高め。前回の放送とは分布差も大きく、大幅に画質が向上している。どちらかというと前回が悪すぎたと言った方がいいかな?普通に-ipなので、このフレームも僅かに縞が出ていて上下隅にその分布も見える。
3年前はアプコンの分類も始める前なので評価がないけれど、縞の状態からLB-ipのレタボズームと判断できる。ただ十分な精度で元の縦解像度を確認できるフレームを残していなかったので正確な数字は不明。
2011年1月5日水曜日
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