2010年12月31日金曜日
フリージング 番宣
局:TOKYO MX
放送日:2010/12/30
評価:HV1280
大きな円分布の鮮明HV。
十分優秀な画質だけど、若干リンギング風で輪郭強調気味の絵になっている。線の乱れはほとんどないけれど、ノイズで少し荒れた感じに見えるところもある。番宣ではノイズが少し多い映像という例も多いので、本放送はもう少し落ち着いた絵になる可能性もあり?輝度グラデーションなどで明るさを弄ってすっきり鮮明画質を避けた感じで若干淡い絵になっている。
正確に縦720のジャギが綺麗に残っていて、これもHV1280。
ドラゴンクライシス! 番宣
局:TOKYO MX
放送日:2010/12/30
評価:HV1280
tvkと同じ場所。tvkより一回り大きく、絵で見ても少し鮮明にみえるけれど、極端な差でもないので大差ない画質になる環境も多そう。
MX番宣もtvk同様スケールが狂っていて極端に明るかったり暗かったりする。補正後や公式画像を見ても最初から白飛びするくらい明るい絵にしているので、おかしいことに気付きにくい(適当なことを書いた言い訳)
視聴環境によって影響の度合いも異なるので、それほど気にならないこともあるかもしれないけれど、正しい状態ではないので、本放送では修正して欲しいところ。
薄桜鬼 一挙放送番宣
局:TOKYO MX
放送日:2010/12/29
評価:HV1280
HVだった2期番宣同様、縦に潰れた横長楕円分布。大差ない画質だけど、その時の映像よりは安定しているように見える。
全体の特徴はそのままで、切りのいい数字としては横1024に近いジャギが残っているところがあるけれど、正確な数字は確認できないものの1030は確実に越えている。カットによってはもっと高精細な特徴も見えるので、1024x576といったサイズだったものではなく、元絵の解像度が不足気味のカットが多いHV1280の方で間違いなさそう。ただ、やはり細部は圧縮劣化もあって1280x720と断定できるような特徴は見つけられなかった。他のHVアニメの傾向から今年1024x576というサイズで作ることはないと最初から思えるけれど、稀に変わった数字の映像もあるのであえて疑ってみるくらいの方がいい、という考え。
すでに番宣詐欺をやっているだけに、これも初回放送同様アプコンと思っていた方がよさそう。
チョコレートのウサギパルピー
放浪息子 番宣
局:フジテレビ
放送日:2010/12/30
評価:HV1280
全体に小さめの分布で、よい場所でもこの程度のソフト画質。水彩全体に淡いという表現では足りないくらい低コントラストな映像だけど、全体で見るとしっかり暗い色も使われている。とはいえ線は全体にかなり明るく輪郭のはっきりしない絵はまるでJCのよう。
意図的な画質ではあるけれど、少しジャギ感のある絵をぼかして強引にこの質感にした感じでボケ気味の割りには線も荒れ気味。それも含めて狙ったものかもしれないけれどちょっと雑な印象。
ジャギも崩れ気味で正確という表現を使えるほどには確認できないけれど、縦だけでなく横も1280x720の周期のジャギが多く見えていて、これもHV1280。
2010年12月30日木曜日
探偵オペラ ミルキィホームズ 1話 再放送
局:TOKYO MX
放送日:2010/12/30
評価:HV1280, HV1280-i(GONZO)
初回放送から特に変わったところもない感じで、縞もそのままでの再放送。
分布で分かる通り、上は縞のあるところ。
局:TOKYO MX
放送日:2010/12/02
評価:HV1280
以前流れていたBDCMの同じフレームの分布。縞のないフレームで拡大された絵に修正されていて、円に近い分布になっている。縞カットの100%が修正されるかわからないけれどBDは問題ないと思ってよさそう?
このCMでは作画修正が入っているところもあったので、流石に修正版の放送は無理だったのだろう。
逆に次回はL字回避TV版をMXで録画する機会が出来たと言えるけれど、また同じ場所でL字という可能性も当然あるわけで・・・
アイス・エイジ3 ティラノのおとしもの
局:WOWOW
放送日:2010/12/30
評価:HV1280+
少し暗い分布だけど、縦横とも非常に伸びがよい巨大分布の鮮明3DCG作品。上下21ピクセル幅の黒帯付きのビスタサイズ。横の伸びもよく1920を維持した映像だろう。
フルHDと考えたくなるくらいの分布だけど、補間の弱いリサイズで鮮明さを稼いだ感じで、線が荒れ気味で少し粗いジャギも見えてしまっているカットもあり、分布の割りにはそれほど高精細な映像ではない。
標準的なサイズでいうと1440x810より一回り大きいくらいで横は1450前後に見えるものの正確な数字は確認できず精度の低い数字。スタッフロールの文字とその部分にある絵は本編より高精細でフルHDに近いジャギも見えるけれど僅かに拡大した形跡があった。
鉄コン筋クリート 番宣
BLACK LAGOON
局:TOKYO MX
放送日:2010/12/29
評価:SD-ip/486(A)
やっぱり、という感じで普通のアプコンでの放送。
番宣で見た場所と同じところがなかなか見つからない、と思ったら2話だった。カットとしては同じだけれど番宣の映像では作画修正されていて、背景を除くとほとんど描き直されてしまっているので、同じ場所を見る意味もあまりなかった。
アプコンとしても特に大きいわけでもなく四角感のある小ぢんまりした分布。修正も入っていないということは古いSDソースなのかな?DVDとBDで違うのか不明。
それでも初回放送の2006年基準で見れば十分上質なアプコン映像。線も太めでコントラストは十分なので、精細感はなくても鮮明には見える。
ダグの特別な1日
局:WOWOW
放送日:2010/12/29
評価:HVFULL
カールじいさんの空飛ぶ家のおまけ的短編。似たような分布で特徴もほぼ同じ黒帯付きビスタサイズの3DCG。ただ、黒帯幅は上下とも20ピクセルで上下1ピクセル分絵の範囲が広い。カールじいさんの方は吹き替え日本語版だったけれど、こちらは字幕での放送。
こちらも分布通り映像は横1440経由で横方向のリサイズの副作用ノイズもはっきり見えるけれど、字幕だけは1920になっている。1440→1920拡大したあとに字幕を入れて放送まで1920を維持という状態。このパターンWOWOWの実写映画にもあった。
冒頭に日本語タイトルの静止画が付け加えらた状態だけど、こちらは本編中のタイトルも英語のまま。その英語のタイトルもやはり黒帯込みで縦1080のジャギが非常に綺麗に残っている。
映画とテレビで別のマスターを作る、ということくらいのこともそれほど大変ではないだろうし、リサイズするよりレンダリングからやり直した方が乱れのない高画質フルHD映像になると思うけれど、逆に映画のような大画面では多少絵を拡大していてもそれに気付く観客がいるのか?、と考えると映画でも最初からテレビ解像度を優先した作りになっていてもおかしくないかも?あれこれ推測しても映画マスターのフレームを細かく分析する機会はないので憶測でしか語れない領域の話。
作品によってはBDのおまけフィルムを調べるくらいのことはできるので、やろうかな~と思っているもののちゃんと調べたことはなかったり。フィルム由来の映像はBDでも荒れ気味で時間をかけても確信できる推測に到達できないので避けてしまいがちなのでありました。
2010年12月29日水曜日
カールじいさんの空飛ぶ家
局:WOWOW
放送日:2010/12/29
評価:HVFULL
縦長巨大分布の鮮明3DCG作品。上下21ピクセル幅の黒帯付きのほぼ1.85:1のビスタサイズ。過度な鮮明さは求めず、ジャギ感がなくなる程度に極僅かソフトに仕上げていることもあって、縦も枠をはみ出すほどの分布にはなっていないけれど、輪郭や線は非常に美しい。横の伸びが悪い通り残念ながら横1440経由の映像のようだ。
2Kの特徴がないかちょっと期待してみたけれど、黒帯込みで1080の特徴が強く綺麗に残っていて、2Kから縮小したような特徴は見出せない。特に日本語版で本編中のタイトルや文字の一部も日本になっているけれど、そのタイトル部分に絵とは異なりまったく揺らぎのないフルHDのジャギが綺麗に残っていて、少なくともこの映像の元となった日本語版は最初から1920x1080の可能性が高そう。
仮に4Kでレンダリングしたものを縮小すれば高解像度の特徴はほとんど見えなくなり、フルHD解像度の特徴が強く出る映像になる。アプコンアニメで横720のジャギがはっきり見えて線がガタガタになるのと同じ理屈で、リサイズアルゴリズムや絵のぼかしをどこまで許容するかでも変わるけれど、無理な縮小では縮小後の解像度のジャギがはっきり見える絵になってしまう。あくまで可能性の話であり、この映像にはものすごい高解像度で作ったような形跡は見当たらない。
君に届け2 番宣
局:日本テレビ
放送日:2010/12/28
評価:HV1280
状態のよいカットがなく、境界のはっきりしない分布になっているけれど1期同様大きめの円分布。特に変わった感じもなく、本放送で安定したフレームを見れば1期1話でと同じようなはっきりした円分布になるところも見つかるだろう。コントラスト抑え目、線の境界も僅かにボケてなめらかなこともあって、分布の割りにはソフトな印象になる環境も多そう。
編集も影響しているのか圧縮劣化が少し目立つ番宣。この手の映像では珍しくないけれど、冒頭のタイトルや最後の静止画のズームアウトが60iで動いている。
ジャギの特徴がわかりにくいけれど、線の細いところや線間隔の狭い部分では綺麗に縦720のジャギも出ていて引き続きHV1280。
2010年12月28日火曜日
くもりときどきミートボール
局:WOWOW
放送日:2010/12/28
評価:HV1280+
CG作品では場所による分布の差が大きいことが多く、これもそんな感じだけど、細かい描写の多いところは見事な巨大分布になる精細なHV映像。軽微なグレイン風ノイズもあるけれど、フィルム経由のようなガタつきはなく効果として加えたものだろう。
上77、下187ピクセル幅の黒帯付きシネスコサイズ。巨大でもフルHDを思わせるような分布ではなく、ジャギの特徴も少し絵を拡大した状態。1ピクセル精度では確認できなかったけれど、縦は黒帯込みで864近辺のもえたんBASARAに近い。横は正方画素であれば1536辺りになるはずだけど1440を経由していることが影響しているのか全体に共通した特徴は見出せず不明。
十分高精細の映像だけど極太黒帯付きシネスコなので絵の部分は縦654程度しかなく、仮に左右を切って16:9で放送した場合HV1280以下の解像度になってしまう。
The END表示後スタッフロール前の主要スタッフ紹介はアニメーションになっているけれど、その部分の分布。こことスタッフロールは黒帯込みで縦1080になっていて上下隅まで伸びた巨大分布になる。横が切れた分布はおなじみの1440経由の映像の特徴。
シネスコという点を除くとテレビアニメでよくある特徴で、オリジナルマスター自体1920x1080のテレビサイズの可能性が高そう。
聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 1話
局:キッズステーションHD@e2
放送日:2010/12/27
評価:HV1280
全話放送済みだけど、他局で放送されたときに比較しやすいよう1話で確認しておきたかったので遅れてのチェック。
大きな分布の鮮明HV。極端に高コントラストな映像ではないけれど、暗いシーンでも暗すぎて分からないようなこともなく全体に明るく見やすい。
潰れてほとんど見えないけれど非常に弱いグレイン風ノイズもあったようなちらつきもある。その影響で全体に圧縮ノイズも多めで静止画で見ると若干汚い感じがするけれど線が崩れるようなところは少なく、少し前の作品が多いキッズの中では優秀な方だろう。
縦横とも1280x720のジャギが綺麗に残っていてこれもHV1280。
2010年12月27日月曜日
ATOM
局:WOWOW
放送日:2010/12/27
評価:HVFULL?
3DCGのATOMの映画。
HV1280-iの縞HVのような分布だけれど、フィールド毎のリサイズは無関係で謎の多い奇妙な映像。
アナログ放送のゴーストのような影が縦方向に出ている感じで、絵が縦にブレたように崩れている。ブレた絵と元の絵の差が縞になっていることがこの分布になる理由のようだ。実際にどんな理由で何が起こったのか分からずお手上げ。
上80、下169ピクセル程度の黒帯付きシネスコサイズの映像だけど、こんな分布なのに何故か黒帯込みで正確に縦1080のジャギが綺麗に見えるところが多々ある。1440経由の映像でリサイズの副作用ノイズも出ているけれど、崩れながらも絵のジャギは横1920になっているように見える。最初から黒帯込みで1920x1080のフルHDだったとしか思えない特徴なのに、なぜ縦に奇妙な劣化が起こるのかとても不思議。もしかして意図的な低画質化処理?(言うまでもなく憶測)
この分布なので不適切な処理があったのは間違いないけれど、輪郭線がないのでそれほど気になることもなく、元映像の高精細さもあって見た目の画質はそれほど悪くない。
2010年12月25日土曜日
マイマイ新子と千年の魔法
局:WOWOW
放送日:2010/12/25
評価:HV1280
少し四角感もある中間的なHV分布。線は太めでしっかり黒く、高コントラストで鮮明な映像。背景はよく描き込まれているけれど、グレインもなく人物などはベタ塗りに近いのでWOWOWの安定感もしっかり効いて放送画質としてはおそろしく優秀。スタッフロールは普通に縦1080で入っているけれど横も1920を維持している状態のフルHDマスターでの放送。最高の条件だけど肝心な絵はフルHD制作ではないので放送アニメ映像としてこれより上がないわけではない。
元絵のジャギの特長が比較的強く残っていることが少し角ばった分布に影響しているけれど、雑というよりすっきりした絵になり過ぎないように故意に少し荒れた線にしたように見えなくもない。ただカットによっては十分なめらかな線になっているところもあり、やっぱり狙ったというよりは雑な印象か。映画ような光学ボケのないテレビではその粗がよく見えてしまうので、環境によっては少し気になるカットもありそう。
これも黒帯なしの16:9で正確に縦720のジャギもはっきり残るHV1280。映画でも最初から16:9の1280x720が主流となってしまったのは、不景気とはいえ映画の興行収入は増加傾向だけになんとなく寂しい。
評価:HVFULL
おまけ。
冒頭のアイキャッチ的企業クレジット映像(一般になんて呼ぶのか知らない)のavex entertainmentのところの分布。
この部分も黒帯なしの16:9。CGだけど放送までちゃんと横1920を維持しているので横の伸びもよく、縦横とも1920x1080の文字通りフルHDの映像。縦横ともリサイズの形跡はないので最初から1920x1080で作ったものだろう。
ドラえもん のび太の恐竜
CHAOS;HEAD 1話
BLACK LAGOON 一挙放送番宣
局:TOKYO MX
放送日:2010/12/24
評価:HV1280?
小さめの分布のソフトな映像で精細な感じは弱いもののコントラストも高めでそれなりに鮮明に見える。
SDに近い粗いジャギも見えるカットも多く、アプコンっぽい分布になるところもあるけれど、高解像度の元絵の特徴も綺麗に残っている。粗も目立たず2006年作品にしてはバランスの取れたHV映像で悪くない。線も太めで甘い感じは残るけれど、SD放送を考慮すれば過剰に細かい描写はマイナスに働くことも多いので、よく考えた質感と思えなくもない。
とはいっても細部は崩れ気味で線も滲んだように崩れているところも多くわかりにくい。縦720の周期に近い特徴が多くあるのでこれもHV1280の可能性が高そうだけど、精度が低いので?付き。このまま放送されれば本放送で再確認予定。
初回放送はMXではもちろん額縁。1期はMXはアナログ放送をデジタルに変換して放送していたので他の額縁とは異なる大きさだったはず。額縁はさすがにないとしても前回のOVA版のようにアプコン放送の可能性はあるかも?
お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!! 番宣
局:BS11
放送日:2010/12/24
評価:HV1280
tvk, MXで見たところと同じ場所。
MXだけでなくtvkとの差も大きい。tvkは映像によってボケ方が変わるので何か変わったわけでもなく相性が良かっただけで、フレームを選べば似たような分布になるところも見つかるだろう。
BS11ボケによってMX, tvkでは目立つリンギング風ノイズが潰れていて少しすっきりした絵になっている。その分、圧縮劣化も一番目立たず安定した映像になっているところが多い。視聴環境や好みも影響するけれど、BS11ボケが画質的にプラスの効果になることも時々ある。
2010年12月24日金曜日
IS インフィニット・ストラトス 番宣
局:TBS
放送日:2010/12/23
評価:HV1280
一応番宣も見ておく。先週の紹介映像もカットによって少し差があったけれど、その時見たカットより少し小さいこの程度の分布のカットが多い。高コントラストのカットもいくつかあるけれど、全体としてはくっきり感は抑えめで落ち着いた画質になりそう。
GOSICK-ゴシック- 紹介映像 (FA最終回直前SP内)
2010年12月23日木曜日
ホッタラケの島~遥と魔法の鏡~
局:日本映画専門chHD@e2
放送日:2010/12/23
評価:HV1280
大きめの円分布の鮮明映像。基本3DCGなので人物などの輪郭ははっきりせず、くっきり画質という感じはしないけれど、背景など絵として良く描き込んだシーンなどの鮮明さは十分。CGの輪郭の甘さが気になったのか、シャープ系フィルタで少し輪郭強調気味の絵に仕上げているようなノイズも見える。
情報量の多いカットや動きが大きい部分は破綻も多めで普通に見ていても劣化が気になるところもあるけれど、普通のアニメほど劣化が目立つ映像ではないので頑張っている方か。WOWOWでも放送されたらしいのでそれよりは下の画質だろうけど。
背景にCGの要素を乗せたというより、背景もテクスチャとして3DCGに取り入れたような作りなので元絵の高解像度の特徴も残っていてCG映像の割りにはわかりにくいけれど縦横とも1280x720ジャギが綺麗に残っているところも多々あり、これも最初から16:9で作ったHV1280。
ドラゴンクライシス! 番宣
局:tvk
放送日:2010/12/22
評価:HV1280
早くから流れていたキッズの番宣と内容と異なるので絵としても異なる場所だけど、鮮明なカットは似たような小さいHV分布になる。tvkボケも出ているかも知れないので、MXやキッズの同じ映像であれば一回り大きな分布になりそう。といっても前回見たキッズの分布ほど大きな分布にならないと思うけど。
その大きめの分布の鮮明HVだったキッズの映像とは異なり、かなりソフトなHV画質になっている。キッズで書いた通り少し雑に見える映像だったので、最初からちょっとソフト画質にするつもりだったのかも。
白とびしてしまうくらい明るかったり、逆に見えないくらい暗いカットがあるなど明るさの表現が極端でバランスが悪いようにも見えるけれど、個性的な映像に見えるだろうし意図的に狙った表現なのだろう。
追記
と適当な解釈で寝てしまったけれど、輝度をチェックしたところこれもスケールが異常なだけで、演出ではなく単なるミスだった。tvkはカットされないので、補正すれば自然な明るさに修正できるけど本当に正しい色は判断が難しいので細かいことは気にせずPC->TV程度の補正だけで十分かな?本放送で直ればいいのだが・・・
圧縮劣化で細部が崩れやすいtvkの影響でわかりにくいけれど、正確に縦720の特徴が残っているところもあった。
カードファイト!! ヴァンガード 番宣
局:テレビ東京
放送日:2010/12/22
評価:HV1280, SD-i/486(A)
気付いてなかっただけで過去にもあるかもしれないけれど、アプコンHV混合の珍しい番宣。
上はHVカット。少し縦の潰れた大きめの楕円分布。番宣で圧縮劣化も多めのフレームしかなく条件が悪いけれど横の伸びは悪くない。コントラストも高めで明るく見やすい鮮明画質。
劣化で高精度な確認はできないものの、圧縮劣化で崩れていても縦720周期のジャギが散見でき、これもHV1280。
大半を占めるアプコンカットは分布でわかりやすい常時縞のSD-i。
SDへの縮小の副作用でやや線も黒浮きしているカットもあるけれど、縞解消すればアプコンとしては十分鮮明。その分線がガタガタになっているアプコンらしい特徴がはっきり見えてしまっている。
HVカットがあるのでHV放送と思って間違いないだろうけど、この時期の番宣でこの状態だと本放送もアプコンパートありでもおかしくない?あるいはOPだけHVとか。
2010年12月22日水曜日
特報 劇場版 そらのおとしもの
これはゾンビですか? 番宣
みつどもえ 増量中! 番宣
局:TOKOYO MX
放送日:2010/12/21
評価:HV1280
日本地図付き番宣だったけれど、その部分は消した上でのチェック。最終回週に津波とか地球KY過ぎ。
小さめの円分布のソフトHV画質。1期1話より悪い分布だけど、1期も番宣は少し悪い分布だったので本放送は似たようなものだろう。最後のカードはよくあるフルHD相当の画像。アニメ映像以外の文字中心のカットも縦1080で作っている。
しっかりボケて特徴がわかりにくいけれど、線間隔の狭い部分には綺麗に縦720のジャギも出ていて、引き続きHV1280。
2010年12月21日火曜日
2010年12月20日月曜日
お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!! 番宣
局:tvk
放送日:2010/12/19
評価:
大きめでも少し縦の伸びが悪く横長感のあるHV分布。演出でコントラストを下げているところもあったり、線がしっかり黒い高コントラストのくっきり画質のところもあり、カットによる印象差がやや大きいけれど、概ね鮮明さは十分なHV画質。
伝統の低画質化枠での放送なので、今回も番宣だけHVの可能性も高そう?
元絵の特徴と思われる横1500近辺の高解像度のジャギも良く残っているけれど、それを1280x720程度に縮小したような細部の潰れがある。ただ補間の優秀なリサイズを使っているのか縦横とも1280x720で間違いないと言えるような特徴が見つからないので?付き。
追記
局:TOKYO MX
放送日:2010/12/21
評価:HV1280
MX番宣の同じフレーム。確保した番宣がtvkは15秒でMXが30秒と異なるので放送時間表示の有(tvk)無(MX)の違いがあるけれど、分布には大きく影響しないのでそのまま比較。
いつも通りtvkより一回り大きな分布のMX。このフレームではtvkとの差は小さい=tvkボケが弱めだけれど、カットによってはもう少し差の大きい分布になるところもあった。リンギング風ノイズも強めの輪郭強調気味のくっきり画質なので動画で見るとそれほど印象差はないけれど、tvkは細部は大きく崩れていて線の特徴はまったく変わってしまっている。
高解像度のジャギの特徴がよく残っている点は変わらないので絵の特徴だけでは判断が難しい映像だけど、線周辺のノイズにほぼ正確に横1280の特徴が残っているので、tvkでの?は消してHV1280に訂正。
2010年12月19日日曜日
青の祓魔師 番宣
2010年12月18日土曜日
ワンピース フィルム ストロングワールド
局:フジテレビ
放送日:2010/12/18
評価:HV1280
縦の伸びが非常に良いテレビシリーズの精細HVとは異なり、中間的なHV分布。全体にこの程度の分布で安定している。線も太めでしっかり暗いので鮮明に見え、劇場版らしい情報量の多い絵でよく動く映像だけど、その分圧縮には厳しい感じでブロックノイズ含め劣化が目立つシーンも多い。
動きのほとんどないカットも劣化ノイズが比較的多いように見えるので放送素材があまりよくなかったのかも。あるいは放送ではほとんど見えないけれど元は弱くグレイン風ノイズ効果があって、その影響でノイズの多い絵になっているかもしれない。元の状態がわからないので憶測の話だけど。
これも黒帯なしの16:9で縦720のジャギもはっきり残っているHV1280で、他と同様最初から16:9で作った可能性が高そう。文字なども1280x720で入っているのでちょっと崩れている。
映画も16:9の1280x720で作るのが主流、と言えるくらこのパターンは多いけれど、テレビ映像の特徴しか見ていないので、実際はもっと高解像度のビスタやシネスコ映像であったものをテレビ用に16:9に切る時に一旦1280x720にしているだけかもしれないし、海外CG作品ではそのような加工をしている例もある。
この作品もテレビシリーズと同じ縦900の絵を720に縮小した特徴が見えるところがあるので、オリジナルはもっと高解像度?と考えたくなる要素もあったりするけれど、キャラ紹介の文字には縦720のジャギしかないので最初から1280x720だったと考えて間違いないだろう。
夢喰いメリー 紹介映像 (アカデミーナイト内)
IS インフィニット・ストラトス 紹介映像 (アカデミーナイト内)
魔法少女まどか☆マギカ 番宣
2010年12月17日金曜日
GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0
局:WOWOW
放送日:2010/12/17
評価:HV1280+
CG中心のカットでは高精細な特徴が残っている部分もあるけれど、普通のアニメ絵のシーンは全体にはっきりしない輪郭でボケ感が強く、よい状態のところでもこの程度の分布。アプコンとしても小さいくらいの分布になってしまうところも多く、コントラストも低めで環境によってはアプコンと思ってしまうこともありそう。それでも良く描き込まれた絵で細部も完全に潰れているわけではないので、映画らしい情報量の多い映像と思えるシーンもそれなりにある感じ?
元はフィルム経由の映像なので動きのない背景にコマごとのガタつきも見え、グレインっぽい特徴もフィルム由来の本物グレインのように見える。ノイズもガタつきも比較的抑えられているので、グレイン軽減や位置補正のような処理をやっているのかもしれない。
これも黒帯なしの16:9だけど、絵としてはフルHDではない縦900を少し越えるくらいのジャギのあるCGのフレームでは線の周辺に横1920の周期のノイズが出ているので、先に16:9のフルHD映像にした上で、リニューアル加工したものだろう。
スタッフロールはフルHDで入っていて放送まで横1920を維持している。映像部分も1440を経由したようには見えず、最低限の劣化で放送された映像のようだ。
蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH CM
まりあ†ほりっく BD CM
局:テレビ東京
放送日:2010/12/16
評価:HV1280, HV1280-i(GONZO)
同じフレームではないけれど低画質化放送とは比較するまでもないかなり大きな円分布の鮮明HV。鮮明さを優先したことで僅かに線に揺らぎも見えるけれシャフトらしい特徴かな。むしろシャフトにしては比較的輪郭強調気味のノイズも少なく落ち着いた感じの質感かも。
これも縦720のジャギが綺麗に残っているHV1280。
大半は鮮明な絵なのに、一部カットだけややボケ気味な上、縞HVになっていた。
HV1280-iらしい分布になっているだけでなく横の伸びも悪くややボケ気味の絵なので縞の劣化もそれほど気にならない。とはいっても他にも縞HVカットが混ざっている可能性があるだけに不安な要素である。
APPLESEED SAGA エクスマキナ
局:WOWOW
放送日:2010/12/17
評価:HV1280
去年のBShiと同じフレーム。
1作目よりはっきりしない分布になっているけれど3DCGでも輪郭を普通のアニメのように線で表現する処理で通常の3DCGより鮮明に見せる効果が1作目の方が強いためで、続けてみると少しボケた感じに見える。
安定感は当然のようにWOWOWの方が圧倒的に上だけど、グレイン風ノイズなど圧縮に厳しい要素はないのでそれほど動きの大きくないシーンはBShiでも目立った劣化はなく、判別困難な差しかないところも多い。とはいえ動きの少ないフレームで見てもWOWOWの方が細部まで崩れず劣化の少ない緻密な絵になっていて放送画質としてはとても優秀に見える。
BShiで書いた通りCGでジャギの特徴がわかりやすく鋸っているカットも多く、1作目同様最初から16:9で作ったHV1280。
APPLESEED アップルシード
局:WOWOW
放送日:2010/12/17
評価:HV1280
大きな円分布の鮮明画質。細かい部分ではCGらしいジャギが見えてしまうところもあるけれど、ジャギ感がなくなるくらいわずかにぼかしたように見え普通に見ていて気なるような粗さはない。リサイズでの乱れもほとんどなく、グレイン風ノイズなどの効果ないすっきり画質で、カットによって差はあるものの、明るいシーンでも線はしっかり暗く、くっきり感も十分。
黒帯なしの16:9で縦は正確に720のHV1280。横も1280に十分近い特徴があり、これも最初から16:9で作ったものだろう。
何のデータも残していないので比較できないけれど2006年12月にTBSでHV放送されている。自分基準の昔話になってしまうけれど、当時のTBSはサイドカット含め4:3アニメしかなかったので、TBSで16:9のアニメの放送を見たのはこれが最初だった。まだ珍しいHV映像だったということより、4:3放送では無視できた比較的大きいTBS局ロゴがとても鬱陶しかったのではっきり覚えている。
2010年12月15日水曜日
アフロサムライ:レザレクション
局:WOWOW
放送日:2010/12/15
評価:HV1280+
前作とは比較にならない大きな円分布の鮮明HV。
グレインもなく、ぼかしも最低限で精細さも十分。あまりにも違うので逆順で見る1作目はアプコン?と思ってしまうかも。高コントラストというほどのくっきり感ではないけれど、十分なコントラストで暗いシーンもずっと見やすくなっている。ノイズ効果がない分、圧縮劣化も目立たず放送としてはトップクラスの高画質映像だろう。
映画前提のこの作品も放送では黒帯なしの16:9だけど、その状態で正確に縦810のジャギが綺麗に残っているので、1作目同様1440x810の16:9で作っていると考えてよさそうだ。
字幕は横方向にリサイズの跡があり字幕を入れた後に1440を経由している。
アフロサムライ
局:WOWOW
放送日:2010/12/14
評価:HV1280+
普通の絵の部分はアプコンを思わせるような小さな分布のところがほとんどだけどSDではなく、強いぼかし+ノイズで酷く荒れたHV映像。
グレイン風ノイズが圧縮劣化で崩れて全体に粗い絵になっているけれど、ノイズ効果以外でも全体に暗いシーンが多いのでコントラスト不足気味の線が滲むように輪郭が崩れてしまっているところも多く、放送には厳しい映像だったようだ。それでも細かい描写も完全に潰れているわけでもないのでアプコンと思うほどではない絵になるシーンもあり、視聴環境によって印象に差が出やすい映像かも。
大半がCGで作られたように見えるカットの分布。見た目も他のところより鮮明でHVらしい分布になる。といってもこんなシーンは僅かで、人が普通に動くシーンは上のような小さい分布なるようなぼけカットばかり。
見慣れた特徴だけど冒頭のタイトル部分は奇妙な分布。このだけフィールドで拡大したような縞のある映像になっている。
GONZOだけにGONZO縞かな?と考えてHV1280-i(GONZO)と仮定して縞解消してみると明らかに異なり、諦めてちゃんと調べてみると縦810からフィールド毎拡大した珍しい映像だった。
大半のカットは劣化の方が優勢で解像度の推定はお手上げ状態だったけれど、810の可能性が高いとわかったことでCGで出力した絵を使っている比較的安定したカットで正確に縦810の特徴が出ているところを発見。本編も1440x810で作られたHV1280+で間違いなさそう。にも関わらず上のような分布にしてしまうような効果は、狙ったものだとしてもやり過ぎな印象。
映像部分は文字など含め横1440経由だけど字幕だけはフルHDで入っていて放送まで1920を維持している。
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