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2018年4月8日日曜日

メガロボクス 1話

局:TBS
放送日:2018/04/05
制作:トムス・エンタテインメント, 3×Cube
評価:SD-p/405

意図的とはいえ久しぶりのSD解像度の新作。SDといってもサイズの変更で古風なアプコン風味の絵にしただけなので、昔のSDソースを拡大したアプコンとは特徴が違い、見た目の印象も異なっている。

リサイズでの乱れもなく720x405の特徴がきれいに残っていて、16:9を維持して加工している。

EDはHD解像度で作られているけれど、部分的に解像度不足のところもあったり、意図的にフィールド毎のリサイズで劣化させた上さらに拡大したような変な特徴。時間をかけて調べれば何をやったのか判断できそうだけど面白い映像でもないので放棄。

2013年10月2日水曜日

ガイストクラッシャー 1話



局:テレビ東京
放送日:2013/10/02
制作:studioぴえろ

評価:SD-p/360 (LB-p相当)


下のような分布になるところもあったけれど、大半のカットは線がガタガタになっている粗い絵でにぎやかな分布になる。

結論からいうと普通のアプコンにも足りない640x360しかない絵を、補間の弱いリサイズで拡大した状態。縦解像度的にはレタボズーム相当だけど、レターボックスの4:3の状態があったわけではない。

びっくりの低解像度でも線がしっかり黒い高コントラスト映像に加え、拡大処理であまりボケず線の輪郭も鋭利さを維持しているのでくっきり画質と言えるくらいの鮮明画質に見える。



評価:HV1280


全体の1/4もないと思うけれどHDのカットも混ざっている。比較的小さい円分布のソフトHV。上の状態のカットの方が鮮明に見えてしまうくらいだけど、ここも線もしっかり暗い高コントラスト映像なのでこの分布でも十分鮮明に見える。

ちょっとぼかし処理が強すぎたのか潰れかかっている細かい描写もちらほら。それでも上のようなカットとは比較にならない精細さのある絵に見える。本来、全体がこの状態になるはずだったのだろう。

リサイズでの乱れも少なく縦720の特徴もはっきり残っていて、この状態のカットは普通にHV1280。EDはちゃんとHDだけど、OPは上の低解像度映像になっている。

ちゃんとHDのカットも少し混ざっているし事故的な映像の可能性が高そうなので、2話以降どこかの時点で全体が下のような分布のHDで統一されるだろう。

2013年9月22日日曜日

コゼットの肖像 第1話



局:BS11
放送日:2013/09/20
制作:童夢
評価:SD-p?


横の伸びは非常に良いけれど、縦に潰れた横長分布になる。これでも縦の伸びは良い方で、下のようにさらに縦潰れた分布になるところの方が多いようだ。


全体の特徴から考えると、線の輪郭が劇的に変化する極端な鮮明化処理を施したアプコンっぽく見えるけど、横方向は元がSDとは思えないくらい線も細く鮮明な絵になっているのに、縦は上質なアプコン程度のボケ具合からあまり向上していない不思議な映像。

元映像の特徴が消えてしまう処理なので、処理前のサイズを推定することは難しいけれど、強力な鮮明化処理でも元画像のジャギを隠せなかったところは720に近い特徴になっているように見える。ただ細かい描写はSDの限界辺りでつぶれているところが多いけれど、背景のディテールも非常に良く残っているし、横1280くらいでも不可能と思えるような細かい描写も少なくない。アプコン映像を鮮明化処理でここまで精細感の高い線を実現しているとすれば脅威的と言いたくなる出来なので、普通のSDではない変わったサイズなのかも?



一方縦は、 背景などの直線的な描写に400程度と480にも届かないくらい粗いジャギが出ているカットが複数あった。正方画素の16:9を考えると720x405とか704x396辺りの懐かしい数字になるので、その辺りのサイズだった撮影時の特徴が見えているのかもしれない。

ただ、720x405くらいの映像を直接フルHDに拡大すると縦横とも同じ倍率になり、こんな横長分布になることもないだろうし、レタボでしか残っていなかった、など縦方向に劣化する何らかの処理があったはず。絵で見ても縦方向は粗い特徴が多い。

1話では本当に元がSD相当なのかも?なので3話まで追っかけてみよう。

2013年4月6日土曜日

ジュエルペット ハッピネス 1話


局:テレビ東京
放送日:2013/04/06
制作:スタジオコメット
評価:SD-p/482.5


番宣通り今年もアプコンのジュエルペット。映像で見てもジャギ感の強いガタガタ線もはっきり見える鮮明なアプコン画質らしい特徴もわかりやすい。線も適度に暗くアプコンとしては十分に見える映像だけど、演出的なものも含め線がかなり黒浮きしているところもあり、環境によってはボケて見えそうなカットが少し多かった印象。

番宣でも確認したけど、放送1話もそのままで、前シリーズと同じ、黒ピクセル幅の下黒帯、その黒帯込みで711x482.5辺りの特徴も変わっていない。

2013年3月30日土曜日

ジュエルペット ハッピネス 番宣


局:テレビ東京
放送日:2013/03/30
制作:スタジオコメット
評価:SD-p/482.5

貴重な新作アプコン枠になって久しいジュエルペットだけど、今年もちゃんとフレームで拡大された理想的なアプコン分布で前シリーズとほぼ同じ画質を維持。アプコンでも線も適度に暗い高コントラストのくっきり画質なので、過剰なくらいの低コントラスト効果やぼかしのあるHDアニメより鮮明に見える。

画面下の12ピクセル幅の黒帯はもちろん、SD-p標準の縦482.5辺りのジャギなど去年確認した横711の特徴などもそのままで、基本何も変えていないようだ。

2012年12月17日月曜日

みなみけ 8話


局:TOKYO MX
放送日:2012/11/24
制作:童夢
評価:SD-p/483すたちゃ

継続して調べてなかったので、どの時点で変わったのかわからないけれど、1話の487から483に変わっていた。その数字の差分絵が少し拡大された状態になっているので、周囲の数ピクセル幅の僅かな額縁が1話より狭くなっている。

OP, EDの文字を除くと動く部分でもちゃんとフレームで拡大された状態になっているなどの特徴は変化なく、見た目の画質はほとんど変わっていない。

アプコン時代のすたちゃ作品では話数、あるいはカットによってもアプコン処理が変わる作品が多くあり、かなめもも487483が混在していた。


tvkのおかわりも同様に483に変わっているけれど、こちらも何話で変わったかは未確認。

2012年11月16日金曜日

涼宮ハルヒの憂鬱 1話, 8話



局:キッズステーションHD@旧e2
放送日:2012/11/05
制作:京都アニメーション
評価:SD-p


このところはずれ画質しかもらえなかった作品が目立ったキッズだけど、久しぶりに地上波より上質なソースでの放送。


MX, tvkの1話と同じところ。

MXなどでは額縁だったので文句なしに圧勝だけど、 鮮明化処理アプコンで単純なリサイズより線の輪郭がはっきりしているので、元がアプコンとは思えないような大きな分布になっている見た目にもHV相当の鮮明映像。BDはもちろんWOWOWでも放送済みだけど、作画時の線の特徴が失われていかにも計算で強引に線を細くしたような不自然な滑らかさや、ディテールの潰れや線の歪みなど強引な鮮明化の副作用もしっかり出ているけれど、この手のアプコン画質としては欠点も少なく、見た目の印象はそれほど悪くない。アプコン処理が優秀というよりは、京アニ作品に多い、SD解像度の限界まで鮮明さを優先してジャギ感の強すぎる映像ではなかったことが強く影響しているはず。




評価:HV1280+/955.5?


去年のWOWOW画質劣化時に比較したOPのフレーム。その時は、WOWOWでも特に悪かった状態だけど、それでも今のキッズよりは圧倒的というほど安定していた。キッズでは破綻状態で絵の要素より劣化ノイズの方が優勢という感じのもやっとした分布になってしまう。 特に動きの激しいところなので、他局でも劣化は避けられないけれど、WOWOWでなくてももう少し良い状態になる局もそれなりにありそうだ。

作り直しのOP, EDは最近の京アニ標準の縦955.5辺りとほぼ同じ特長になっている。




放送日:2012/11/14
評価:HV1280/715

これもMX, tvkで見たところと同じ。

上に比べると若干小ぢんまりした感じにも見えるけれど、最初からちゃんとHD撮影なので、自然で癖のない普通のHD画質になっている。

消失のCMけいおん2期にもあったけれど、縦は720より少し小さく715程度の中途半端な数字。何か余分な処理で少し周囲が切れているのか、最初から1280x720より少し小さいのかわからないけれど、京アニ特有の変種HV1280。

2012年10月8日月曜日

みなみけ おかわり 1話

局:tvk
放送日:2012/10/07
制作:アスリード
評価:SD-p/487すたちゃ

テレ東1話で見たところ同じ絵だけど、これもまだルールがいい加減な時期で同一のフレームかどうか特定できず。


テレ東ではフィールド毎のリサイズで縞が出ているところがあったけれど、tvkではMXみなみけ同様動きのある部分でもちゃんとフレームで拡大されていてtvkの方が縦の伸びが少し良い。

tvk、テレ東とも487のすたちゃアプコンだけど、tvkの方が誤判定も圧倒的に少なく、上質なアプコン画質になっている。これもMXみなみけに似ているけれど、tvkでもOPの文字などにはフィールドで拡大されて縞が見えるところが多く見つかり挙動してはSD-ip。

縦の伸びがMXみなみけより悪いけれど、カットによってはレタボ経由を疑いたくなるほど縦のボケが強いところが見つかったりするので、SDソースの質にも問題があったようだ。tvkの問題というわけではなさそう。

2012年10月7日日曜日

みなみけ 1話


局:TOKYO MX
放送日:2012/10/06
制作:童夢
評価:SD-p/487すたちゃ


大きいというほどではないけれど縦長の楕円分布。フレームで拡大されている理想的なアプコンで動きのある部分でもアプコン縞のないSD-。SD-p。OPやEDで文字がフェードイン、アウトする部分などを中心にフィールドで拡大されているところがあり、動作としてはSD-ipの挙動。


ちゃんと正しいフィールドを合わせてフレームで拡大する上質のアプコンで、本編はほぼ正しくフレームで拡大されているけれど、フェードインする文字の縞を検出し、その部分はフィールド拡大に切り替わっている。

すたちゃアプコンの特徴とも言えるこの賢い挙動も、誤判定なのか全体がフィールドで拡大された状態になってしまった回が存在するアニメも多々ある諸刃の剣。今回も最後までほぼSD-pの理想的なアプコン画質を維持できるか怪しいかも?

あに瓶極初期、2番目のチェックでテレ東2話の分布を見ていて、今回の方が明らかに大きい分布になっているけれど、いろいろと試行錯誤していた時期で条件も曖昧だったので、比較価値はそれほどないかも。ただテレ東1話はSD-ipだったので、アプコン処理の差でも今回の方が高画質になっている。

2012年7月8日日曜日

ひだまりスケッチ BD宣伝映像?



局:TOKYO MX
放送日:2012/07/07
評価:HV960


ひだまなびプロジェクトCM内の映像だけど、状態から考えてBDの映像の流用で間違いなさそうなので特徴を見ておこう。4カットとも1期1話っぽいけど確認していないので間違っていたらごめんなさい。

上は最初のカット。

見た目にもアプコンらしくない鮮明さで分布もらしくない。HV960にありがちな分布だけど、ジャギ感の強い線になっているのでわかりやすく縦横とも960x540に特徴が残っている。最近撮影しなおしたものか当時から960x540だったのかわからないけれど予想外の特徴。

精細な絵もないけれど、アプコンでは不可能な特徴がしっかり残っているし、このカットだけ特に鮮明化処理加えていない普通のHV960画質になっている。

初期のひだまりはカットによって周囲の黒枠の幅が変わっているなど、処理が異なっているように見える映像だったので、撮影条件も場所によってことなり放送当時から960x540のカットがあったのかな?



2カット目は精細な特徴のある絵になっていて、分布もかなり大きい。線には縦1080の特徴が出ているけれど、フルHDで作ったわけではなくフルHD解像度で線が細く鮮明になる処理を加えたために縦1080の特徴が出ただけだろう。

SDやHV960程度の映像を強引に鮮明にしただけとは思えないくらいの細かい描写があり、HV1280程度でないとつぶれてしまいそうな線間隔の狭い描写も残っているし元もHVっぽい絵だったようにも見える。

あるいは、ゆののアップで線が分散している絵なので、線を細くするような処理には都合が良かっただけで元は普通のアプコン画質かもしれないけれど、元の絵の特徴が失われているので実際のところよくわからない。

追記
うめ先生の再撮影情報もあったので、憶測の範囲だけど追記。このカットは1280x720で再撮影したカットが元だけど、アプコンカット同様1920x1080に拡大した後に線の輪郭が変化するような鮮明化処理を加えた状態だろう。ここは鮮明化フィルタをかける必要のない普通のHV画質なのに、アプコンカットと再撮影カットが混ざった状態の映像を一括(といっても全編をまとめてというわけではないだろうけど)して処理するという手抜きの結果HV+鮮明化というあまり見ない特徴の映像になっただけかも。線の輪郭には縦1080の特徴が出るくらいさらに鮮明になっているけれど、細かい描写が潰れたり、線が歪むとか輪郭強調気味になるなどの副作用も出やすい処理なので、個人的には再撮影カットには使うべきではなかったと思うところ。

3カット以降は、見た目にもSDらしい特徴があり、SDのアプコン+鮮明化処理で間違いなさそう。

カットによって状態が異なる混沌とした状態もシャフトらしい感じがするし、どの程度あるかわからないけどHV960映像もあるので、それなりに新しいひだまり映像を楽しみことができそう。

2012年5月8日火曜日

エンジェル・ハート 1話

局:キッズステーションHD@e2
放送日:2012/05/03
評価:SD-p/484


このフレームはアプコンっぽい分布に見えないけれど、明るい部分は縦長の楕円分布になっていて、ちゃんとフレームで拡大された比較的上質なアプコン画質。アプコンの割りには圧縮劣化が目立つキッズらしい不安定な映像で、 劣化によるノイズの影響で境界がはっきりしない分布になっているだけのようだ。



ジャギの特徴がはっきり残っていないところも多いけれど、細かい描写の多いカットのフレームでは十分な精度で確認できるところもあり711x484程度の少しユニークな数字。上に細い黒帯もあり絵のある部分では縦481辺りになっているように見えるけれど、リサイズでのボケで境界が曖昧になっているので元は縦480かな?

日テレも額縁でなかったと思うけれど同等の画質だったかは不明だけど、近年アプコンをやり直しているとすれば他でも見かける特徴になりそうなので、日テレ放送当時にアプコンしたソースそのままなのかもしれない。

2012年4月7日土曜日

ジュエルペット きら☆デコッ! 1話


局:テレビ東京
放送日:2012/04/07
評価:SD-p/482.5


番宣通り、今年もアプコン。ちゃんとフレームで拡大された理想的なアプコン処理で、下手なHVより十分鮮明に見えるくらいだけど、アプコンもここまで少なくなってくるとやはり見劣り感は否めない。ジュエルペットも初期シリーズでは線のジャギも目立たなかったけれど、最近はSDらしいジャギ感の強い線になっているところが増えたように見える。

見た目も特徴も前シリーズと大差なく、下に12ピクセル幅の黒帯付き。その黒帯込みで711x482.5辺りの中途半端な数字も変わっていない。

2012年3月31日土曜日

ジュエルペット きら☆デコッ! 番宣


局:テレビ東京
放送日:2012/03/31
評価:SD-i/482.5




引き続き縦長のアプコン分布で、見た目の印象もほとんど変わらず。テレ東でも絶滅が心配?されるアプコンだけどこの枠ではしっかり生き残るようだ。線のジャギも目立ち、線がガタガタになっている状態がはっきり見えてしまう。

サンシャインで数字を確認したけれど、今回も細い黒帯込みで711x482.5程度で変化なし。

2012年3月26日月曜日

クイーンズブレイド リベリオン 番宣


局:TOKYO MX
放送日:2012/03/25
評価:SD-p?

アプコンっぽい小さな分布のボケ画質。クイーンズブレイドといえばサイドカットのイメージだけど、とりあえず番宣は16:9での放送。

分布通り細かい描写はSDの限界近くで潰れていて、横720に近いジャギも断片的に残っているのでアプコン相当の映像というのは間違いなさそうだけど、この番宣では線の荒れが酷く、大雑把な精度でもSDと断定できる特徴は見つけられず?付き。

映像はボケボケでもタイトルロゴはちゃんとHV解像度で入っているし、ちゃんとフレームでリサイズしていて縞もなく画面隅の細い黒帯もない。低画質化であるとすれば無駄に丁寧な作りに見えるので本放送は異なる画質になる可能性もありそう?

2012年3月23日金曜日

おねがい☆ツインズ 7話


★4:3アニメです

局:キッズステーションHD@e2
放送日:2012/03/22
評価:4:3-ip/486(R)

BDCMとの比較のために7話でチェック。

CMの明なフレームと比較したかったけれど、キッズは-ipでアプコン縞が出ているので、今回は縞解消後の分布。

縦の伸びはアプコンとしては悪くないものの、4:3にしては横の伸びも悪い。細い線での描写が多かったのか、線が黒浮きしていてボケた感じに見えるところも多い。

おねてぃもそうだったけれど、4:3の範囲で横は640になっている。縦はSDの段階では486で、この映像だけ見ると上下に少し黒帯があるので撮影は480で6ピクセル分黒帯をつけて486にしたようには見えるけれど、横ほどはっきりしたジャギが見えず1ピクセルの精度で断定できず。いずれにしても4:3で640x480程度の正方画素(あるいはそれに非常に近い)サイズなのは間違いない。OPやEDの文字はちゃんと横720になっていた。

4:3でも絵の部分で横720になっている作品も存在するので、SD4:3もいろんなパターンがありそうだ。新作で4:3映像は見ることはほとんどなく再放送も減ってきているのでここでチェックする機会も少ないだろうけど、4:3作品は横解像度を気にしてチェックするつもり。



局:TOKYO MX
放送日:2012/03/07
評価:SD-p/486

キッズでのCMを見つけていないのでMXでのCM。同じフレームとは思えない大きな分布で、4:3でもHVっぽく見える。

ただ、SDの状態で線の黒浮きが激しいことが影響しているのか、カットによっては鮮明化処理でも線のコントラストが高くならず、相変わらずボケ感の強いカットも多く、そのギャップでちょっとちぐはぐな映像になってしまっている。おねティでも場所によってかなり印象差があったけれど、それなりに工夫して鮮明化したとしても、SDの状態次第ではどうにもならないのだろう。

少し絵の位置はずれていても縦横比含め線の位置はキッズと良く一致しているけれど、BDCMでは上下の微妙な黒帯がなく上下隅まで絵がある。486のうち3ピクセル程度は引き伸ばした状態になっているので元からその状態だったわけではないけれど、ちゃんとした絵の部分でも縦は480を少し超えているように見える。ただ、二つの映像を合わせてみても撮影時の縦解像度を断定できる情報は残っていないので、その推測は諦め。

2012年3月6日火曜日

ハチミツとクローバーII


局:フジテレビNEXT
放送日:2012/02/24
評価:SD-p/482.5

2期1話の分布。

1期はSD-ip/486(A)と標準的なアプコンだったけれど、2期はちゃんとフレームで拡大されていてSD-pらしい縦長の分布になっている。JCらしい低コントラストの淡い絵なのでくっきり画質ではないけれど、アプコンとしては優秀。

1期4話@NEXTのところの2008年の再放送の説明は多分間違っていて、その時チェックしたフレームは2期回のものだっただけかも。

古い作品だけど、2期の1話は1期総集編でほとんど使いまわしということで、同じ映像の異なるアプコン処理を比較出来るという珍しい機会なので、1期24話の同じフレームで比較してみよう。


局:フジテレビNEXT
放送日:2012/03/06
評価:SD-ip/486(A)

1期24話のフレームで、上の2期1話と同じところ。

縦の伸びは悪いけれど横は2期より伸びが良い。1期から淡い質感だったので鮮明さは弱いものの、2005年放送の-ipアプコンとしては悪くない。

絵で見ると1期に比べて2期1話の方は周期が少し切れ絵が少し拡大されているようだ。1920x1080換算で、1期の画像を左12, 上3, 右11, 下5ピクセル切ってそれを1920x1080に拡大すると2期の画像とほぼ一致する。切れた範囲が16:9にならないので縦横比も異なり2期の方が微妙に横長になっている。縦486のアプコンで縦横比が十分な精度で維持されている例が多く、1期は周囲に数ピクセル幅の黒帯があるけれどその黒帯込みでほぼ正確に横は720で、縦は縞の状態から正確に486なので1期の方が正しいそう。まあアプコン前のスクイーズSDソース自体正確か怪しいので細かいことは気にしても意味がないかな。

1ピクセル未満の誤差もあり正確な値ではないけれど、切り取り幅から2期は709.5x482.5程度。720に足りない分、横の分布が悪くなったのかもしれない。

SD-pアプコンでは482.5という中途半端なジャギが出ていることが多いけれど、絵の比較からもそれに近い数字が出てくるので、482.5になるアプコン環境が実際に存在するのは間違いないだろう。




局:フジテレビNEXT
放送日:
評価:SD-p/482.5

1話にも新作映像はあるけれど、2話で2期の新作部分の分布を見ておこう。

安定したところは縦長の分布で1期の使いまわし部分と同等の画質。少し絵が切れているいう欠点はあるとしても、動きのある部分でも縞がないので1期より落ち着いた映像で見やすい。

縦は計算値通り482.5に十分近いけれど、横は最近確認した同じSD-pの結界師に近い711程度に見えるところが多く、上の絵の比較では少し誤差が出てしまったようだ。

2012年3月4日日曜日

結界師 1話


局:BSアニマックス
放送日:2012/03/04
評価:SD-p/482.5

ここを始めた頃の初期のチェックしかなく、アプコンの再分類を始める前に終わってしまったので見ておこう。

ちゃんとフレームで拡大され縦方向の劣化の少ない
縦長のSD-pらしい分布で、アプコンとしてはそれだけでも十分優秀。日テレの分布も似ているので、ソースの画質は同等だったと考えてよさそう。周囲が少し明るくなっているので、他のアニメ同様圧縮劣化のノイズはアニマックスの方が多いようだ。

アップのカットは線もやや太めでしっかり暗いのでアプコンらしい甘い絵でも鮮明に見える。ただ、人物が小さく描かれるカットでは線が細く黒浮きが目立つところもあり、アップのカットより少しボケた絵に見えるなど、鮮明HVが当たり前の今の視点で見るとやはり物足りない。それでも2006秋アニメとしてはとても優秀な画質だった。

これもSD-pに多い縦482.5辺りの中途半端な数字ジャギが残っていて、横も720ではなく711.5程度。本編中の文字は普通に縦1080で入っている。

2012年2月19日日曜日

LASTEXILE BD DVD BOX CM


局:TBS
放送日:2012/02/17
評価:SD-p/480

SD-pらしい縦長分布だけど、小さめでソフトなアプコン画質。

地味な動きのカットも多いけれど、安定したフレームの少なく、1ピクセル程度の誤差があるかもしれないけれど、比較的状態の良いところでは720x480に十分近いジャギの特徴が残っているところもあった。

2012年1月14日土曜日

ポヨポヨ観察日記 1話


局:キッズステーションHD@e2
放送日:2012/01/14
評価:SD-p/480 SD-HV1280-i(SPICE)に訂正 言い訳はこちら

テレ東1話と同じところ。

似たような小さい分布のボケ画質。変わったリサイズの特徴も変わらず縦540周期で線がガタガタになっているジャギ感の強い絵で、上下隅が少し明るくなっているのもその特徴が少し崩れてコーミングノイズになっているのが影響しているようだ。

普通に見てもテレ東とほとんど差を感じないけれど、同じフレームで比べても細部の特徴は元が同じとは思えないくらい大きく異なっているので、圧縮で劣化しやすい映像だったようだ。元の状態がわからないのでどちらの局の方が安定しているのかも判断がつかないけれど、ブロックノイズっぽい劣化の量ではりテレ東の方が少なく安定しているように見える。

コントラスト抑え目でかまり甘い絵でも、最初からSDを想定した太めの線で描かれているところが多いのでそれほど悪い画質という感じでもない?




OPのキャストの文字が入っているフレームで文字を残したままの分布を見ると、HVっぽい大きな分布になる。

テレ東で書いた通りこの文字の輪郭のジャギには853x480のほぼ正方画素のSDという変わった特徴が残っている。縦480では整数で16:9にならず854x480が一般的なので元は854x480の可能性が高そう。

854x480と960x540はそれほど変わらないし大きな分布のbones作品も珍しくないけれど、この程度の解像度でもジャギ感の強い絵になることを覚悟で鮮明な映像にすることは難しくない例の一つ。

2012年1月8日日曜日

ポヨポヨ観察日記 1話


局:テレビ東京
放送日:2012/01/08
評価:SD-p/480 SD-HV1280-i(SPICE)に訂正 言い訳はこちら

小さい円分布のぼけアプコン。コントラストも低めで絵本っぽく紙に描かれたような質感にする効果もあり、線の輪郭もはっきりしないので分布以上にソフトに見える。

変わった特徴の映像で、比較的鮮明なスタッフ等の文字の輪郭ノイズを見ると、853x480になっているので元は854x480で、拡大処理で僅かに横が切れた状態か?絵は全体にその文字より少し解像度が低いものの、場所によって特徴も異なるので、854x480で作ったけれど元絵の解像度不足のところが多かった、と仮定するとこんな特長の映像になりそう。

アプコン処理も変わっていて、直接480→1080と拡大せず、縦540にしてから補間なし(あるいは非常に保管の弱い)のリサイズで縦に2倍にしたような感じで、2ピクセル単位のジャギがはっきり見える。この状態にシャープフィルタを書けると線の周囲に縞状のノイズが出やすいので、視聴環境によっては縞アプコンっぽい線に見えることもありそう。

SD解像度で正方画素の例は怪盗レーニャがあったけれど少し大きく864x486だった。