2010年4月25日日曜日
名探偵コナン スペシャル 怪盗キッド誕生の秘密
局:日本テレビ
放送日:2010/04/24
評価:HV1280+, HV1280(OP)
巨大な分布の鮮明HV。動きのない部分に僅かなちらつきもあり、少しグレイン風ノイズもあったように見えるけれど、ほとんど潰れていて効果というより圧縮劣化を増やしただけのように見えなくもない。
ジャギがはっきり残っているけれど、絵としては800前後と810より少し小さい数字になっているところが多い。リサイズで発生したと思われる線周辺のノイズに注目するとほぼ正確に縦810になっているので、元絵の解像度が少し足りない1440x810のようだ。
OPの分布。かなり大きな分布だけど本編より伸びが悪く解像度も異なっている。
比較的綺麗に残るジャギは縦は675になっていて、一騎XX@MXにもあった1200x675で整数で16:9になるパターン。横は高解像度の特徴が強く残り、実際1200だったのかは判断できず。
前回、去年の夏頃HVのOPをチェックした時は、正確な数字を確認せず絵を拡大している状態と書いていたけれど、再確認してみると同じように675なので720に見えた部分は誤認の可能性が高そう。他にも675なのに720と思ってしまったものがあるかも。
2010年4月23日金曜日
2010年4月18日日曜日
メタルファイト ベイブレード 爆 54話
局:テレビ東京
放送日:2010/04/18
評価:HV1280
話数も継続で、番組名以外何も変わってない感じだけど新番もほぼ出揃ったので再確認。1年目と同様極端な横長分布。コントラストも高いすっきり鮮明画質で、縦ボケもそれほど気にならない。
横方向には1280より高解像度のジャギが綺麗に残っているけれど、縦720は間違いなさそうなので元絵の特徴だろう。
1期でも偶然見つけたけれど、フィールドで拡大された縞の出ているカットがあって、はっきりしないけれど上下に縞の影響の分布が見える。去年見つけたカットも今回もHV1280-i(GONZO)のパターン。
その部分を縞解消すると形の差はあるものの正常な部分と同じ極端な横長分布になる。縦の伸びが悪くなるボケは縦720から1080iに拡大する処理で起こっているのではなく、元からこの分布になるようなボケがあったようだ。横長分布になる理由は今でもよくわかっていないけれど、1080i化の処理が原因ではなさそう。
ゼーガペイン 2話
おおきく振りかぶって ~夏の大会編~ 番宣
局:BS-TBS
放 送日:2010/04/17
評価:HV1280+
TBSでの1期再放送枠での番宣で見たフレームと同じところ。TBSより僅かに伸びがよいけれど、TBSのひだまり後の番宣はチェックせず、まったく同じものでなくおそらくソースの差だけど、似たような巨大な分布で、縦の伸びが非常によいところもある。
極端に細い線を使っていないので、強い精細感はないけれど、線は非常になめらかで縦1080のジャギが綺麗に残っていてフルHD相当の映像。
本放送はTBS同様HV1280と思われるので、貴重な高解像度映像。TBSで放送されていたBDのCMも1280x720だったので、BDもフルHDの可能性はあまりなさそう。フルHDにチャレンジしてみたけれど、最後まで続けるのは難しいという判断になったのかな?
2010年4月17日土曜日
2010年4月16日金曜日
名探偵コナン 漆黒の追跡者
局:日本テレビ
放送日:2010/04/16
評価:HV1280+
去年の一作前の放送から変わらず巨大分布で、全体の特徴も見た目の質感もほぼ同じ。静止画で見れば僅かなノイズもあるけど、線もしっかり黒くコントラストも十分で線の荒れもほとんどなく、鮮明な映像としてはトップクラスの画質。
周囲に黒帯はなく、横は1440でも縦横とも1536x864の特徴が綺麗に残っているので、劇場版でも16:9で作ったマスターをほぼそのまま放送した状態だろう。
1280x720超に挑戦するところはまだ少なく傾向を語るにはサンプルが少ないけれど、1536x864は縦横とも16の倍数で16:9になる数少ない組み合わせの一つでもっと増えるかなと思えたものの、このクラスでは人間視点で16:9とわかりやすい1600x900の方が増えている。
ドラマ もやしもん 番宣
さらい屋五葉 1話
2010年4月15日木曜日
NARUTO疾風伝 376話
局:テレビ東京
放送日:2010/04/15
評価:HV1280
前々回のスペシャルでHV化されていたけれど、通常の30分枠でもちゃんとHVに変わる。テレ東の長寿アニメでもアプコンは残り少なくなってきた。
アプコンと変わらないくらり小さ目の分布のところが多くHVとしてはかなりボケた絵だけど、極端に低コントラストになっているカットは少なく分布の割りにはそれほど悪さは感じない。
この程度の分布でも縦720のジャギが綺麗に残っているところが多く、スペシャルでも大きな分布の鮮明シーンがあったように元はリサイズの乱れも少ない十分優秀なHVなので、この質感にしたくてぼかしているようにしか見えない。
先週のスペシャルで、縦832程度のサイズからフィールドで拡大という変な映像だったOPは正常化。EDもよくある縦720からの縞HVだったけれど、EDもフレームで拡大された正常な映像に修正されている。
これは先週見たOPの同じフレームの分布。鮮明な文字の影響で巨大な分布になっているだけで、絵は本編同様ボケの強いHV画質。縦の分布が非常によい状態の通り、文字等は最初から縦1080で入っている状態、というのはよくあるパターン。
ということは先週の放送は、1080iの映像を一旦縦832程度に縮小し、再度1080iにフィールド毎に拡大という奇妙な処理をやっていたようだ。ちょっとしたミスで先週のような映像になるとは思えないけれど、意図的としても目的不明で、わけのわからない珍映像だった。
今日の放送で全体の映像は普通にHV1280、OP, ED等の文字は1080i解像度というオーソドックスなHVアニメのスタイルになったので、今後はこの状態で安定するかな。
裏切りは僕の名前を知っている 1話
局:TOKYO MX
放送日:2010/04/14
評価:HV1280
tvkと同じフレーム。
いつも通り横の伸びがtvkより良く、落ち着いた画質になっている。tvkボケは作品に関係なく起こるけれど、元から低コントラスト気味の映像にぼかしで線が黒浮き気味になる副作用も加わって、分布以上にはっきりしない絵になっている。
さらにtvkでは圧縮でブロックノイズっぽく劣化して、線がガタガタになっているところが多かったのに対し、MXは十分安定しているので、普通に見ていても違いがわかる環境は多いだろう。tvkとの相性が悪い画質とも言えそう。
補間の弱いリサイズでの粗さが少し気になるものの、その特徴が見えるくらい鮮明ともいえるので、ソフトな印象でもそれほど悪い感じはない。くっきり画質好きの人が物足りないと感じるには十分な甘さもあるけれど。
2010年4月14日水曜日
けいおん!! 2話
局:TBS
放送日:2010/04/13
評価:HV1280
本編の分布は、1話と大差ない大きな円に近い分布。細い線などは少し黒浮き気味でくっきり感の強い絵ではないけれど十分鮮明。
よくあるパターンで横は補間も効いて高解像度の特徴も残っているけれど、縦はジャギの特もはっきり残っていて今回も715程度になっている。
評価:HV1280+(OP, ED)
今回の注目点、OP,EDは本編より少し鮮明な映像で、これはEDの分布だけどOPも似た傾向。暗くなっているけれど縦の伸びがかなりよく、横も放送の1440の限界で切れたような形になっている。
フルHD相当の縦1080には届かないものの、比較的動きの落ち着いたEDでは大半のカットに縦949程度の特徴がある。OPもEDに近い特徴が確認できるけれど、OPの方が僅かに高解像度で若干処理が異なっているように見える。
部分的でもこのクラスの解像度の映像はまだ少なく、注目されるOP, EDはかなり気合いを入れて作った、という感じかな。
一騎当千 XTREME XECUTOR 1話
★4:3アニメです
局:TOKYO MX
放送日:2010/04/13
評価:HV4:3
tvkと同じフレーム。まったく傾向の異なり、4:3なので状態のよいアプコンでも可能に見えるくらいの分布になっているけれど、HV解像度のジャギも見え16:9のHDの左右を潰して4:3にした状態。
サイドカットという表現を避けたのは、サイドの黒帯が黒に見えても完全な黒ではなく、元の絵の情報がかすかに残っているところがあるため。EDにわかりやすいところが数箇所あるけれど、ガンマ10.0くらいの無茶苦茶な補正をかけると黒帯部分に絵の名残が見えるところがちらほらある。
縦675と720より少しジャギが残っているところが多く、これも9の倍数なので1200x675で16:9になる。サイドバー込みで横1200の特徴は確認できないけれど、ズームするカットでも常に縦675になっているので元の絵の特徴ではなく、1280x720など一回り大きなサイズから一部を切り出すことでも似た状態になるけれど、撮影からそのサイズというのが一番簡単だろう。
最近変わった数字の例が増加傾向に見えるけれど、実際は以前からあって見抜けなかった可能性も高そう。
Aパート終わりのアイキャッチは静止画だけど見た目にも極端に鮮明で、1440:1080の限界のような巨大な縦長四角分布になる。縦1080の特徴もあるけれど、元の絵はそれより大きく縮小したように見える。
Bパート最初のアイキャッチは本編と同じ縦675のジャギが見えるかなりソフトな絵で、番組タイトルだけが鮮明な状態。
2010年4月13日火曜日
裏切りは僕の名前を知っている 1話
局:tvk
放送日:2010/04/12
評価:HV1280
やや小さ目のHV分布。分布通りの甘い輪郭に加え、全体としてはコントラストは高いのに、人物などは意図的に黒浮き気味にして鮮明に見えないようにしたようにも見えるソフトな質感。細部の特徴は作品ごと異なっているけれど、いつものJC画質と言った方がわかりやすいか。
tvkの劣化も加わって線の乱れが大きく、線が崩れ気味のフレーム多いけれど、縦720の特徴ははっきり確認できるHV1280。
4:3コンポジも残っているので新しい時代に・・という気分でもないけれど、今期のtvkには額縁がない。最多期の半減どころではない本数激減も影響しているだろうけど地デジ開始後初かな。
荒川アンダー ザ ブリッジ 2話
局:テレビ東京
放送日:2010/04/11
評価:SD-p, EDはSD-i/486(A)
EDだけ異なる部分含め1話と変わらないけれど、EDカードの静止画の分布で、本編より元の絵が鮮明なので、綺麗な四角分布になっている。
本編よりジャギの特徴が確認しやすく、やはり縦は423程度。画面上下の僅かな黒帯を削るとほぼ420で、実際にその程度のサイズのレタボとスクイーズの中間的なサイズに縮小しているは間違いなさそう。
DVDより悪くしたいけれど、レタボレベルまで劣化させる気もないので、その中間の420辺りにしておくか・・というくらい適当に決めた数字にしか思えないけれど、もちろん真相は不明。
2010年4月12日月曜日
一騎当千 XTREME XECUTOR 1話
★4:3アニメです
局:tvk
放 送日:2010/04/11
評価:LB-4:3-ip/486(R)
4:3としては縦の伸びが悪く、クイーンズブレイド@MXに良く似たパターン。
ノイズは抑えられているけれどドット妨害輝線も見えるコンポジ。断定できるほどはっきりした特長ではないけれど、スクイーズSDをレタボ化する処理を4:3の映像に使ったようなジャギが見える。横の伸びも4:3としては悪いけれどSDの状態でサイドカットしたほどの粗さはなさそう。
TBSの4:3コンポジも無くなったので、ここまで積極的な低画質化放送も珍しい存在になった。
2010年4月11日日曜日
戦国BASARA弐 番宣
局:TBS
放送日:2010/04/11
評価:HV1280+
1期同様、巨大分布の精細HV。全体としても高コントラストだけど、演出的な効果以外ではぼかしも弱いので細い線が低コントラストになることもなく、鮮明さは十分。
グレインなどのノイズ効果もなく、ぼかしを効果的に使っていることもあって圧縮ノイズや破綻があまり目立たない。
縦864のジャギもはっきり見え、横も1536に近い特徴が比較的崩れずに残っているので、引き続き1536x864でいくようだ。(新作映像なのかは未確認だけど)
2010年4月10日土曜日
ゼーガペイン 1話
局:BS11
放送日:2010/04/10
評価:HV1280
SD番宣からちゃんとHVでの放送に変わる。
HVとしては小さい分布でかなりソフトな画質。文字が鮮明なので絵のボケが目立つけれど、細部が完全に潰れているわけでもなくアプコンとは異なる安定感もある。それでも環境によっては優秀なアプコンより悪く見えることもありそうなシーンも多い。
比較的初期のHV作品だけど、リサイズでの乱れは少なく、この分布でも縦横とも1280x720に近い特長がはっきり確認できるHV1280。
テレ東の放送は最終回近辺を僅かに残すだけで直接比較できないけれど横に一回り大きい分布になる。放送回によって違う、あるいは途中で少し鮮明になった可能性もあるけれど、文字テロップの部分で比較するといつものBS11ボケの影響がはっきり出ているので、当時のテレ東の方が鮮明な画質だったようだ。
クレヨンしんちゃん オタケベ!カスカベ野生王国
局:テレビ朝日
放送日:2010/04/10
評価:HV1280+?
中間的な円に近いHV分布。暗く太めの線で鮮明さは十分。その太い線に加え少しぼかしているので視聴上はほとんど気にならないけれど、リサイズが原因と思われる線の乱れが比較的大きい。
一作前の劇場版も似た状態だったけれどジャギの特徴がわかずらい。その時書いた縦765という数字は9の倍数で1360x765の整数の組み合わせで16:9になる数字の一つだれど今回も同じに見えるところが多い。圧縮劣化も多く細部が不安定なので確信は持てないけれど、偶然にしては切りのいい数字なので1360x765の可能性は十分にありそう。
いちばんうしろの大魔王 2話
局:TOKYO MX
放送日:2010/04/09
評価:SD-i/486(A)
1話の-ipから、常時縞のSD-iに変わる。
縞解消後の分布。
SD-iの縞解消ではもっと縦の伸びがよくなる例も多いので、アプコン前の映像もSDとしても理想的ではないけれど、横方向にはジャギ感が強いのに対し、縦はノイズも少なく線もなめらかなので悪いわけでもない。あくまで縞解消後の映像の話。
普通に放送を見る場合、レタボっぽいボケを感じたりちらつきが見えたりしそうな映像だけど、横方向は伸びはよく比較的高コントラストなので、それほど悪い画質でもないと感じる環境も多いかも。
2010年4月9日金曜日
NARUTO疾風伝スペシャル ~師の歩んだ道!仙術修業開始~
局:テレビ東京
放送日:2010/04/08
評価(OP):HV1280+-i
OPの分布。
歌詞を含め文字も縞状態になっているHVだけど、元は縦720ではない。紛らわしい評価だけど解像度はHV1280+で -iをつけた状態の珍種。720以外からの拡大例もいくつかあるけれど、縦は832程度という変わった数字になっている。
絵の部分は縞の劣化があることに気付けないくらい強くボケているので、文字の異常を軽減と言った感じだけど、Destripe(416, 10, 5, 4)辺りで解消できる。ただ解像度が高くなると元の解像度の特徴が崩れやすいこともあって、縞解消しても影のようなにじみなどノイズが残ることが多くなる。
追記
珍しいので再確認してみたところ、縦は832より832.5に近くDestripe(417, 8, 4, 3, 2)の方がフレーム全体が安定した線(文字)に改善できる。
評価(ED):HV1280-i(GONZO)
EDの分布。
EDもフィールド毎の拡大だけど、縦は720でGONZOのパターン。歌詞は720で縞になっているのに、スタッフロールの文字は1080iで入っている。
評価:HV1280
本編は小さい分布のかなりソフトなHV。比較的コントラストが高いところも多いので、分布の割りにはそれほどボケたように見えない環境も多そう。
ぼかしに加えリサイズでの乱れもあり、わかりにくいけれど、720に近い特徴は見えるのでHV1280だろう。
2週前は細かく確認してなかったため、OPED等がどのような状態だったのか不明。
2010年4月7日水曜日
けいおん!! 1話
局:TBS
放送日:2010/04/06
評価:HV1280
BDのような上下左右のノイズ分布も見えず、すっきりした大きな円分布。
やはり1期ほどの線の粗さはないように見え、少しなめらかな線になるように作っている感じ。処理としては向上と言えそうな変化だけど、補間で僅かにボケている状態なので、条件の悪い放送だけでなく2期のBDでも1期BDより少し甘い絵に見える環境もありそう。
またまた誤認で番宣のカットを見た時は正確にッ縦720のように見えたのに、今日の放送で多くのカットで確認してみると縦は720に少し足りず、消失CMに近い715程度になっている。普通に見て気付けるような違いはなく1280x720相当の映像ではあるけれど周囲を少し削ったようなサイズ。どのような処理でこの特徴になったのかはわからないけれどイレギュラーな処理でもなさそう。
2010年4月6日火曜日
迷い猫オーバーラン! 1話
局:TOKYO MX
放送日:2010/04/06
評価:HV1280
無事縞回避・・・というかいきなり縞パンだった。
番宣のややボケ気味の画質から、僅かに横長のところが多いものの大きな円に近い分布の鮮明画質に変わる。
縦方向は補間が弱く720のジャギがはっきり残っているHV1280。
全体としてはコントラストが低いというほどではないけれど、遠近をピンボケで表現する効果を多用しているのに加え、そのぼかしに合わせてコントラストを低くする効果まであって、フレームとしてバランスが崩れてるように見えるシーンが多い。ピンボケ効果は流行と言っていいくらい頻繁に使われる手法になっているけれど、線が基本のアニメでは副作用が強い手法だけに、やり過ぎに思える例も少なくない。好みの問題かもしれないけれど。
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