2014年3月22日土曜日
今日のあすかショー Blu-ray CM
局:TOKYO MX
放送日:2014/03/21
制作:SILVER LINK.
評価:HV1280
放送ではAT-X限定で未チェックだったのでCMで確認しておこう。
カットによって画質に差があるけれど、平均するとこの辺りで、少し縦の伸びが悪く横長に見えるところが多い。演出的な理由なのか、線の黒さもカットによってバラバラで見た目の鮮明さもまちまちで統一感がない。
上下に×状の分布が見えるけれど、以前のSILVER LINKが多用していた鮮明さ優先のリサイズで拡大している影響。ただ、この分布パターンの他作品よりも線の揺らぎは目立たず十分滑らかに見え、印象も悪くない。
縦720の特徴もそれほど乱れず残っていて、これもHV1280。
GJ部@ Blu-ray DVD CM
局:BS日テレ
放送日:2014/03/20
制作:動画工房
評価:HV1280
かなり小さい分布になるかなりソフトなHV画質。
テレビシリーズは大半はHV1280でも十分鮮明な画質だっただけに、どこか眠い感じの絵になってしまった感じ。線は適度に暗いのでボケた絵に見える環境は少ないだろうけど、細い線の黒浮きも多くテレビシリーズよりメリハリのない絵になっている。CM編集時の劣化という感じもしないので、放送も円盤も大差ない画質になりそう。
リサイズはテレビシリーズより上質、というか普通で乱れの少ない縦720のジャギもはっきり残っていて引き続きHV1280。
2013年12月29日日曜日
pupa Blu-ray&DVD; CM
局:TOKYO MX
放送日:2013/12/29
制作:スタジオディーン
評価:珍種 (HV1280+/873-i?)
放送開始前のBDCM。
フィールド毎に拡大したような上下のノイズが見える分布で、絵で見ても縞状の線の崩れが出ているけれど、単純にフィールド毎に拡大したような特徴にはなっていなかった。
一回はフィールド毎のリサイズを行っているようには見えるけれど、それ以外に縦方向に絵が崩れるような処理が加わっているようだ。横の伸びも以上に悪くCM編集作業が雑だっただけだろうし、むしろこの状態にする方が面倒なので本放送はここまで不自然な映像にはならないだろう。
縦方向の特徴ははっきりしないものの、横方向は乱れも少なく特徴も良く残っていて、1440の放送でもほぼ正確に1552のジャギも確認できる。冬のディーンは桜Trickと合わせ、ちゃんと整数で16:9になる1552x873で揃いそうだ。
2013年9月18日水曜日
宮河家の空腹 Blu-ray CM
局:TOKYO MX
放送日:2013/09/17
制作:Ordet/エンカレッジフィルムズ
評価:HV1280?-HALF
MXでの放送もあるようなのでCMはスルーでも良かったけれど、癖のある処理だったので見ておこう。
暗いけれど上下に傘状のノイズが見える極端な横長分布。このパターンは時々出てくるけれど1080iの片フィールドだけを使ってコーミングを回避している。実質縦540相当の映像だけど特に粗い感じもなく、普通に見ていて片フィールド状態とわかる人はいないだろう。 文字などはちゃんと1080で入っている。
半分失われているので縦方向は判断できないけれど、断片的でも横方向に1280周期の特徴が残っているので、普通に1280x720→1920x1080映像の片フィールド状態だろう。BDはもちろん放送でもこの状態のままにはならないだろうし放送で再確認。
2012年10月3日水曜日
わんおふ -one off- BD&DVD; CM
局:テレビ東京
放送日:2012/10/02
制作:TYOアニメーションズ
評価:HV1280-i(SPICE)
奇妙な分布だけど、例によってフィールド毎の拡大で線が縞縞状態になっているHV1280-i。中でも劣化の目立ちやすいSPICE縞で、線が細いこともあって酷く荒れが目立つ酷い状態。普通にテレビで見ても何かおかしいと思える環境が多いだろう。
コントラスト抑え目の淡い絵で線もかなり黒浮き気味なので、くっきり画質というほどの鮮明さは感じないものの、横の伸びは良く元は精細感のある映像だったのにもったいない。
線が細めで近くで見ると粒状感があるところはあるものの。縞問題以外特に欠点らしい特徴はなさそう。ただ画質より作画的要素だけど、背景などと人物の明るさバランスが若干ずれているからか、キャラが浮いて見えるところが少し気になるかも。
縞解消後の分布。
若干四角感はあるもののかなり大きな分布になる。CMだけの問題でBDではちゃんとフレームで拡大された状態になるかもしれないけれど、こういうCMを流されると不安にならざるをえない。AT-Xでの状態はわからないけれど、HDで問題なければBDも大丈夫だろう。
縞の状態から縦720→1080とリサイズしたのが明らかだけど、世の中にはSDを1280x720に拡大した後、さらにフィールド毎拡大した映像も存在するので念のために線の特徴も確認してみると、縦だけでなく横方向も1280x720の特徴が残っているのでHV1280で間違いなし。
2012年8月16日木曜日
こえでおしごと! Special Blu-ray BOX CM
局:TOKYO MX
放送日:2012/08/12
評価:
このフレームは横長の楕円分布になっているけれど、横の伸びが縦と同じくらい悪く小さい円分布になるところも多かった。
比較的ソフトなHVで線の輪郭も甘いけれど、コントラストも高めで線も極端に細くないこともあって黒浮きもそれほど酷くなく、アプコンの咲1期よりも鮮明さでは負けていても、かろうじてHVらしい鮮明さは感じられる印象。CM内のカットは演出効果でソフトな質感にしているところも多いけれど、圧縮劣化もそれなりに出ているので、元映像はもう少しメリハリのある絵かもしれない。
5組はGONZO末期の2009年でも咲がSDだったので5組のHV映像としては初期の作品。Aチャンネル以降は普通に1280x720になっているけれど、この作品は縦720ではなく675に見える。圧縮劣化の影響で675周期の特徴に見えることもあるので、この映像だけでは若干不安が残るけれど、過渡期のこの時期1200x675で作っていた可能性が高そう。
追記
圧縮劣化の影響で1200x675に見える減少が起こることから不安視していたものの、BDで確認したところ1440x810のHV1280+だったことが判明。5組もこの作品ではHV1280+に挑んでいたものの、それ以降1280x720に落ち着いたという経過でした。濁した表記でも誤情報でごめんなさい。他の作品含め1200x675化現象について改めてまとめる予定。
2012年7月28日土曜日
GA 芸術科アートデザインクラス Blu-ray BOX CM
局:BS11
放送日:2012/07/27
評価:SD-ip/482
CM内の映像はSD-ipで普通のアプコンっぽい分布になっている。
額縁のtvkでしか見ていないけれど、流石にレタボ相当のtvkよりは一回り大きく少し、映像で見てもしっかり鮮明になっている。ただtvkの額縁画質の中では荒れの目立たない画質だったし、元から暗部を少し持ち上げた淡い質感ということもあり、tvkより圧倒的に良い画質と思うほどの差は感じない。
縦は482に近いように見えるけれど482.0からは少しずれがある感じの数字的にユニークなアプコン処理で、動きのある部分でもフレームで拡大されている部分が多くSD-ipの中では比較的乱れの目立たない映像になっている。
といっても上質のアプコンではないし、BDが同じ状態だとすると不満を感じてしまいそう。この画質で出すつもりではないかもしれないけれど、可能な部分はちゃんとフレームで拡大するくらいの手間はかけてほしいところ。 微妙画質のアプコンBDも少なからず存在するし、早いタイミングとはいえこの画質でCMを作っている以上、期待しないで待った方がいいのかも?
2012年7月20日金曜日
となりのトトロ
局:日本テレビ
放送日:2012/07/14
評価:HV1280?
2年前チェックしたところとは異なるフレームだけど、奇妙な影付き分布の特徴は相変わらずでHVとしての出来の悪い中途半端な画質のまま。強烈なグレインの影響で圧縮劣化も目立つ不安定な映像で酷くあれた映像になってしまっている。
劣化で線の輪郭もかなり荒れているので誤認の可能性も高いけれど、元がフルHDとは思えない粗いジャギの特徴も見えるし元は1280x720程度の低解像度HVを疑いたくなる変な映像。
この状態のままでBD化だと相当不満を感じることになりそうだけどまったく違ってた。ということでBDの特徴を見ておこう。
販売元:スタジオジブリ
発売日:2012/07/18評価:HVFULL
BDの同じフレームの分布。
グレインの影響で暗くもやっとした分布になっているけれど、非常に大きな円に近い分布で、テレビ版とはまったく異なる特徴になっているBD。線の特徴を見る限りフルHD、あるいはそれ以上でデジタル化したような特徴になっていて解像度面では文句なしの精細さ。放送同様上下に黒帯があるジブリ標準のビスタ仕様映像なので、絵の部分では縦1080ではないけれど、文字通りフルHDの映像と言っていいだろう。
放送と比べると目立たなくなっているけれど、BDでも相変わらずグレインがはっきり残っていて、環境によっては若干ざらついた感じに見えることもありそう。デジタル的なフィルタ処理を加えたような特徴もあり、これでもグレイン軽減もやっているようだ。ただ、その副作用で放送では残っていた背景のディテールが潰れてしまっているところも稀にあり、やはりグレイン軽減は絵の情報が欠落する副作用がある感じ。といっても全体としては放送HV版とは比較にならない緻密な映像になっているし、フィルムの雰囲気を適度に残した処理としては悪くない。
そんなグレインの特徴より視聴上大きくな違いになっているのが色と明るさの違い。テレビ放送版が色の濃い派手な色になっていたのに対し、BDはかなり彩度が低く地味な絵になっている。放送版がテレビアニメっぽい絵になりすぎていた感じもするので、色についてはBDの落ち着いた質感の方が個人的には高評価だけど、最近のデジタルアニメになれた目には古臭い絵と感じてしまうこともありそう?
色以上に違いを感じるのが明るさのバランス。放送版は雲が白く見えるくらい明るく、線も十分暗いどちらかというとくっきり画質になっていたのに対し、BDはコントラストが低く、雲などの明るい色があまり白く見えないかったり、線が全体に黒浮き気味な上、高精細になったために細くはっきりせず、メリハリのない絵になっているところも少なくない。明るさや色は見続けれていればすぐに目が慣れ違和感も感じなくなるけれど、映画らしい落ち着いた質感としてもやや暗すぎる感じがするしテレビ用に売る以上常識的な明るさすべきだろう。ラピュタは個人的に少し明るすぎる感じがしたけれどこれは逆に暗すぎる。ジブリ系作品のBDは作品ごと特徴が異なり過ぎ、なところが一番気になるところかも?
そんなメリハリのない絵になったことも影響してか、一部のカット(縁の下に逃げ込むところを追っかけるメイのシーンなど)でまったく画質の異なる状態になているところがわかりやすくなっていた。この辺りは、他のところより線も太めでしっかり黒いくっきり画質になっているので、見ていても変化に気付く人も多そう。
もう一点放送版とBDでは絵の周囲切れ分が異なり、BDの方が広く放送版は周囲が切れた状態になっていた。その分放送の方が少し絵が大きくなっているのでBDの映像を少し拡大したような状態になっている。実際の処理は映像だけではわからないので憶測になるけれど、特徴も大きく異なるので、放送版が少し拡大した状態だったというわけではなく、BDはテレシネからやり直したまったく別ソースなのだろう。
文句なしと絶賛するほどの出来でもないけれど、放送に近い微妙画質を覚悟していたのでまずまず満足できる画質だった。まあ最大の問題は画質じゃなくて価格だな・・・
2012年7月15日日曜日
リコーダーとランドセル レ BD&DVD; CM
局:tvk
放送日:2012/07/13
評価:HV1280/675
tvkでも伸びは悪くなく、黒というほどでもなくても線も適度に暗いので十分鮮明に見える。といってもtvkなのでオリジナル映像は一回り大きな分布でもう少し鮮明な映像だろう。
ドとレの連続CMだったけれど、ドの方は演出の効果で少し淡い絵になっているカットばかりで、レの方が鮮明だったため。
この作品も縦720ではなく675で、8/5倍に拡大した周期的な特徴が全体にはっきり残っている。比較的ジャギがはっきりの残っている線で横も1200に近いので、元は1200x675で間違いないだろう。
何度か見かけたのに森田さんは無口のCMはチェックしなかったけど、同じセブン制作なので近い特徴だったのかな?
2012年7月8日日曜日
まなびストレート BD宣伝映像?
★4:3アニメです
局:TOKYO MX
放送日:2012/07/07
評価:HV4:3/720
同じくひだまなびプロジェクトCM内のまなびストレートの映像。単独のまなびBDのCMの映像とは異なり、絵の一部をぼかして左右に付けた装飾パネル付きの4:3。
数日前みたBDCMも自己紹介で1話のカットだと思うけれど、別のカットだけどこの映像も1話っぽい。にも関わらず、BDのCMにあった960x540の特徴が消え、縦はしっかり720の特徴になっている。久しぶりに誤認したか、と心配してBDCMの映像を再確認したけれどそんなことはなかった。
カットによって違ったのか、BDCMが少し悪い映像だったのか、その他の可能性含め謎が残るけれど、このCMの状態であれば1280x720の16:9をサイドカットして4:3にした鮮明さなので、今の視点でも見ても平均的なHV画質。コントラスト控えめの少しソフトな質感でも、BDの安定映像で見れば十分満足できるだろう。
ひだまりスケッチ BD宣伝映像?
局:TOKYO MX
放送日:2012/07/07
評価:HV960
ひだまなびプロジェクトCM内の映像だけど、状態から考えてBDの映像の流用で間違いなさそうなので特徴を見ておこう。4カットとも1期1話っぽいけど確認していないので間違っていたらごめんなさい。
上は最初のカット。
見た目にもアプコンらしくない鮮明さで分布もらしくない。HV960にありがちな分布だけど、ジャギ感の強い線になっているのでわかりやすく縦横とも960x540に特徴が残っている。最近撮影しなおしたものか当時から960x540だったのかわからないけれど予想外の特徴。
精細な絵もないけれど、アプコンでは不可能な特徴がしっかり残っているし、このカットだけ特に鮮明化処理加えていない普通のHV960画質になっている。
初期のひだまりはカットによって周囲の黒枠の幅が変わっているなど、処理が異なっているように見える映像だったので、撮影条件も場所によってことなり放送当時から960x540のカットがあったのかな?
2カット目は精細な特徴のある絵になっていて、分布もかなり大きい。線には縦1080の特徴が出ているけれど、フルHDで作ったわけではなくフルHD解像度で線が細く鮮明になる処理を加えたために縦1080の特徴が出ただけだろう。
SDやHV960程度の映像を強引に鮮明にしただけとは思えないくらいの細かい描写があり、HV1280程度でないとつぶれてしまいそうな線間隔の狭い描写も残っているし元もHVっぽい絵だったようにも見える。
あるいは、ゆののアップで線が分散している絵なので、線を細くするような処理には都合が良かっただけで元は普通のアプコン画質かもしれないけれど、元の絵の特徴が失われているので実際のところよくわからない。
追記
うめ先生の再撮影情報もあったので、憶測の範囲だけど追記。このカットは1280x720で再撮影したカットが元だけど、アプコンカット同様1920x1080に拡大した後に線の輪郭が変化するような鮮明化処理を加えた状態だろう。ここは鮮明化フィルタをかける必要のない普通のHV画質なのに、アプコンカットと再撮影カットが混ざった状態の映像を一括(といっても全編をまとめてというわけではないだろうけど)して処理するという手抜きの結果HV+鮮明化というあまり見ない特徴の映像になっただけかも。線の輪郭には縦1080の特徴が出るくらいさらに鮮明になっているけれど、細かい描写が潰れたり、線が歪むとか輪郭強調気味になるなどの副作用も出やすい処理なので、個人的には再撮影カットには使うべきではなかったと思うところ。
3カット以降は、見た目にもSDらしい特徴があり、SDのアプコン+鮮明化処理で間違いなさそう。
カットによって状態が異なる混沌とした状態もシャフトらしい感じがするし、どの程度あるかわからないけどHV960映像もあるので、それなりに新しいひだまり映像を楽しみことができそう。
生徒会の一存 Blu-ray BOX CM
局:TOKYO MX
放送日:2012/07/07
評価:SD+鮮明化
横長でもHVらしい分布になっている鮮明アプコン画質。スクイーズSDのアプコンでは縦長の傾向が強く出るはずだけど、縦の伸びがよくない。このアニメ60iで動くところがあり全体をフレームで拡大することが不可能な作品なので、SD-p相当かも疑わしいけれど、映像から判断不可能なので評価のアプコン種別は無し。
強引に鮮明にしたアプコン画質なので、線がうねうねしていたり、輝度ムラがあるなど静止画で見ると無理した画像になっているけれど、テレビから離れて見ればボケ感も強くなく、欠点も気にならない。ただ線の乱れの少ない鮮明化アプコンのBD作品も珍しくないし、誉めるような良さはない。
放送やDVDが輝度の変換ミスで明るすぎる映像になっていたけれど、BDも修正されずそのまま。ミスを認めたがらないこの業界(に限らないけど)だけに予想できたことだけど、気になるのはDVDなどでは超過した輝度情報は切り捨てられずそのまま残っていたのに、このCMでは超過輝度が切り捨てられた状態になっている。
DVDや放送では残っていた情報がなくなってしまい、DVDでは見えていたところが白とびして完全に消えてしまう。ミスを修正するどころかさらに不適切な処理を加えて悪くすることになる。鮮明化処理などもあるし、処理過程で超過輝度部分が切り捨てられる可能性も少なくないだけに、BDでちゃんと輝度情報が残っているか心配になるCM。
2012年7月7日土曜日
まなびストレート Blu-ray BOX CM
★4:3アニメです
局:TBS
放送日:2012/07/06
評価:HV4:3/540
別の特徴の映像が出てきたのでこちらも見てね。
4:3でもHD制作、という話を聞いたのでちょっと期待していたのだけど、CM中の映像はちょっとボケた感じに見えるカットも多くもっと小さい分布になるところが多い。それでも比較的状態の良いフレームは小ぢんまりした分布でもしっかりHVらしい分布になる。
屋内のカットが多く、コントラストも低めでソフトに見える少し暗いカットも多いCMなので、CMよりは鮮明に見える映像になりそうだ。
ジャギの特徴もわかりやすく残っていて、4:3の範囲で720x540。16:9の960x540をサイドカットして4:3にした状態と同等の精細さなので、SDからのアプコンではなく、あに瓶分類では一応HV扱いが妥当な特徴だけど、SDの4:3も720x480程度のものが多いだけに、これでHD制作といわれると、えっ?と思う人も出てきそう。
放送はコンポジでDVDより確実に上の画質なのも間違いないけれど、HD制作という情報と最近のufotableの高精細映像で期待しすぎるとものたりないと思ってしまいそう。逆にCMは鮮明なカットを選んでいないので、こんな感じと思っていればBDは期待以上と思えるかも。
再撮影する最終話はかなり印象も変わりそう。やるなら全話やり直せばいいのに、まなびラインという言葉を生んだDVDの影響ってこともないだろうけど、そこまでコストをかける気になれなかったのかな?
2012年5月3日木曜日
うぽって!! Blu-ray DVD CM
局:TOKYO MX
放送日:2012/05/02
評価:HV1280
テレビ放送がないのでCMで。
少し縦長な感じだけど大きな分布の鮮明HV。編集や1440放送でのリサイズなどで横方向に少し劣化しているだろうし、BDでは横の伸びは良くなりそう。
暗部を少し持ち上げた感じのコントラスト抑え目の映像でくっきり感の強い絵ではないけれど、淡い絵でもボケを感じるようなバランスの悪さはなく十分鮮明に見える。作画でもXEBECとわかる特徴的な絵になっているけれど、画質でもいつものXEBECらしい特徴になっている印象。
しっかり補間の効いたリサイズで元絵の特徴も良く残っているけれど、線間隔の狭いところや細い線には縦720の特徴がはっきり残っていてこれもHV1280。
2012年3月23日金曜日
おねがい☆ツインズ 7話
★4:3アニメです
局:キッズステーションHD@e2
放送日:2012/03/22
評価:4:3-ip/486(R)
BDCMとの比較のために7話でチェック。
CMの明なフレームと比較したかったけれど、キッズは-ipでアプコン縞が出ているので、今回は縞解消後の分布。
縦の伸びはアプコンとしては悪くないものの、4:3にしては横の伸びも悪い。細い線での描写が多かったのか、線が黒浮きしていてボケた感じに見えるところも多い。
おねてぃもそうだったけれど、4:3の範囲で横は640になっている。縦はSDの段階では486で、この映像だけ見ると上下に少し黒帯があるので撮影は480で6ピクセル分黒帯をつけて486にしたようには見えるけれど、横ほどはっきりしたジャギが見えず1ピクセルの精度で断定できず。いずれにしても4:3で640x480程度の正方画素(あるいはそれに非常に近い)サイズなのは間違いない。OPやEDの文字はちゃんと横720になっていた。
4:3でも絵の部分で横720になっている作品も存在するので、SD4:3もいろんなパターンがありそうだ。新作で4:3映像は見ることはほとんどなく再放送も減ってきているのでここでチェックする機会も少ないだろうけど、4:3作品は横解像度を気にしてチェックするつもり。
局:TOKYO MX
放送日:2012/03/07
評価:SD-p/486
キッズでのCMを見つけていないのでMXでのCM。同じフレームとは思えない大きな分布で、4:3でもHVっぽく見える。
ただ、SDの状態で線の黒浮きが激しいことが影響しているのか、カットによっては鮮明化処理でも線のコントラストが高くならず、相変わらずボケ感の強いカットも多く、そのギャップでちょっとちぐはぐな映像になってしまっている。おねティでも場所によってかなり印象差があったけれど、それなりに工夫して鮮明化したとしても、SDの状態次第ではどうにもならないのだろう。
少し絵の位置はずれていても縦横比含め線の位置はキッズと良く一致しているけれど、BDCMでは上下の微妙な黒帯がなく上下隅まで絵がある。486のうち3ピクセル程度は引き伸ばした状態になっているので元からその状態だったわけではないけれど、ちゃんとした絵の部分でも縦は480を少し超えているように見える。ただ、二つの映像を合わせてみても撮影時の縦解像度を断定できる情報は残っていないので、その推測は諦め。
2012年2月19日日曜日
2012年2月9日木曜日
君が望む永遠 Next Season Blu-ray CM
局:TOKYO MX
放送日:2012/02/08
評価:HV1280
2007年秋頃から始まったOVAシリーズらしい。
若干横長の小さい楕円分布になるボケ気味のHV。アプコンっぽい分布になっているわけでもなく、見た目にもよくあるソフトなHVという感じで、制作時期を考えればそれほど悪いHV画質でもないかも?ただ、暗部を持ち上げた感じの低コントラスト映像で線もあまり暗くないので、環境によってはかなり甘い絵になってしまうこともありそう。
実際のところはわからないけれど、最初からHV制作していたと思える程度の線の細さになっていて、低解像度の絵を強引に鮮明にしたような不自然な特徴もない。JCではないけれどJCフィルタのかかったHV画質に近い。
若干乱れはあるものの少し補正すると縦720の特徴もそれほど崩れず残っていてこれもHV1280のようだ。
2012年2月8日水曜日
かんなぎ Blu-ray BOX CM
局:TOKYO MX
放送日:2012/02/07
評価:HV1280
tvkのCMと同じところ。
tvkより一回り大きな分布で少し鮮明になっていて、MXと比較するとtvkは劣化で線が崩れたように太くなっていたのがよくわかる。
MXでも縦方向に少し乱れが出ていて非常に優秀というほどの良さでもなく、同時期のトップクラスのHVアニメと比較すると見劣りするところもあるけれど、見た目には荒れた感じもほとんどなく、2008年作品としては上出来なHV化と言ってもいいかな。
2012年2月5日日曜日
かんなぎ Blu-ray BOX CM
局:tvk
放送日:2012/02/04
評価:HV1280
他でも放送されいるかもしれないけれど、tvkで見つけてしまったので、仮という感じだけど冬新番も出揃ったし折角なのでチェックしておこう。
やや小ぢんまりした円分布のソフトなHV。再撮影の謳い文句通り、細かい描写には1280x720の状態で1ピクセル幅しかないくらいの描写になっているところもある。最初からSDを前提にしていたのか線も少し太めでしっかり暗いので、分布の割には鮮明に見えるところも多い。
元絵の解像度が不足しているように見えるところが多く、似たようなソフトなHVと比べても若干甘い絵に見えるところも多い。ただ、tvkの劣化も影響している可能性もあり、BDはもちろん他局でのCMではもっと良い映像になるはずなので他で見かけたら再確認した方がよさそうだ。
低解像度の絵を拡大しても鮮明にするには何らかの犠牲を伴うので仕方ない話だけど、強引なフィルタ処理で鮮明にしたアプコンは離れてみれば鮮明さだけは十分でも線が歪んだり波打ったり静止画で見ると結構陳腐な絵に見えるものも少なくない。面倒でもちゃんと撮影からやり直すとしっかりHVの絵になるのが良くわかるCM。
再撮影という言葉も良く聞くようになってきたけれど、ごまかしでない映像を見てしまうと、既にアプコンBD化された売れたSD制作アニメもリマスター商法の新パターンとして再撮影でもう一回稼ぐという流れも増えてくるかも?まあ過去を振り返れば、売る側は最初からそのつもりでアプコンBDを出している例も多いと考えたくなるけれど。
2011年11月5日土曜日
おねがい☆ティーチャー 1話
★4:3アニメです
局:キッズステーションHD@e2
放送日:2011/11/03
評価:4:3-ip/486(R)
ちょっと古い作品はスルーしているものも多いけれど、BDのCMもあったので合わせて特徴を見ておこう。
放送1話の分布。鮮明に見えるところもあるけれど、4:3にしては少し横の伸びも悪く、どこかはっきりしないアプコンらしい映像に見えるところも多い。それでもちゃんとコンポネソースのすっきり画質でなので、古さを考えれば状態としては良い方か。
普通に-ipアプコンだけど486(R)なので局でアプコンしている可能性が高そう。
★4:3アニメです
局:キッズステーションHD@e2
放送日:2011/11/03
評価:SD-p/486
丁寧に探していないけれど1話のカットは使ってなさそうなので上とは異なる絵のBDBOXのCMの分布。
比較的鮮明なフレームではまずまずなHVっぽい円に近い分布になる。4:3の範囲で横720程度の絵になる4:3アプコンは、16:9換算ではおよそ960x480程度のHV960と大差ない条件になるので、この分布も優秀という程でもないかな?
カットによって縦に潰れた楕円になったり、逆に少し縦長の分布になったりと画質が少し不安定なところは気になるけれど、普通に見ていてわかるような変化でもなく、線の輪郭がはっきり滑らかになるようなフィルタ処理を使っているので放送本編より鮮明で見やすい映像になっている。
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