2011年10月30日日曜日
ギルティクラウン 1話
局:BSフジ
放送日:2011/10/29
評価:HV1280
これもフジ1話と同じところ。
BSでも小さめのHV分布だけど、フジテレビよりは一回り大きく少し鮮明。ノイズも少なく線も引き締まってすっきりした絵になっている。
元からソフトな上にコントラストも抑え目のはっきりしない映像なので容易に判別できるほどの差は感じないところが多いけれど、細部の特徴だけでなく微妙なディテールも良く残った緻密な映像なので注意して見比べれば違いがわかる環境も多いだろう。
UN-GO 1話
局:BSフジ
放送日:2011/10/29
評価:HV960
フジテレビで見たところと同じ。
それほど差は大きくないけれどBSの方が僅かに大きな分布になっている。
逆に周囲が少し明るくノイズが多い映像になっているけれど、圧縮劣化によるものではなく、元からある非常に弱いグレイン風ノイズがBSではつぶれずによく残っているのに対し、地上波では潰れてしまっただけのようだ。
絵として比較してもフジテレビの方がノイズや線の乱れが目立ちBSの方が安定感も緻密さでも上だけど、フジテレビ劣化後の作品の中では違いがわかりにくい映像かも。
線も太めでしっかり黒いくっきり画質なので鮮明さは十分でも、精細さが弱いbonesらしい画質。縦720に見えるところが多いけれど540程度の特徴も混在していて、960x540→1280x720とリサイズしたような複雑な線の崩れもBSの方が良く残っている。崩れと言ってもジャギ感を軽減する効果になっているので荒れた感じもなく線も滑らかに見え、処理としては悪くない。
これも横方向のリサイズ跡があり横1440経由の映像。
ひだまりスケッチ×SP 前編
局:BS-TBS
放送日:2011/10/29
評価:HV1280
去年の☆☆☆と大差ないか少し大きいくらいの円分布になっているけれど、☆☆☆よりコントラストを抑えたソフトな質感に変わっている。全体に線は黒浮き気味だけど、演出的な効果で黒浮きが激しいカットなどではソフトというよりボケて見えるところも多い。
シャフトでも低コントラスト気味の作品はいくつかあるけれど、ひだまりでは☆☆☆のくっきり画質があっただけに微妙な画質と感じる人も多くなりそう。
明るさのバランス以外は大きく変わったところもなく、縦720のジャギも綺麗に残っていてわかりやすいHV1280。
毎度のパターンなので分布は省略するけれど、アバンはシネスコサイズ絵をサイドカットしたHV960程度の低解像度映像というところも変わらず、冒頭部分は本編よりボケた絵になっている。
他の1920局もアニメに限らずほとんどの映像は横1440経由なので普通の話だけど、1920になっても横1440経由の映像なのは変わらず横方向のリサイズ跡もはっきり残っている。
名探偵コナン 怪盗キッドスペシャル 運命のブルーバースデー
局:日本テレビ
放送日:2011/10/29
評価:HV1280+
大きな円分布の鮮明HVのスペシャル。通常アプコン回もSD-pで縞もなく鮮明さだけは十分しっかり黒い線のすっきりくっきり画質なので、分布の差の割りには見た目の印象はそれほど変わらない環境も多そう?
とはいっても少し四角感の残る分布になるくらいの鮮明映像で、縦横とも1440x810のジャギがはっきり残るHV1280+映像。
夏頃にもHD回があったけれど、ほぼ同じ状態だった。去年のスペシャルも1440x810の特徴があったけれど、その時よりは1440x810に見合う作画になっているように見える。その時調べたOPでは1200x675という変わったサイズの特徴があったけれど、今回はOP, EDも本編同様1440x810に上がっていた。
次回予告はちゃんとフレームで拡大されたSD-pになっていて引き続き通常回はアプコンのようだ。
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