2012年4月4日水曜日
ライオン・キング
局:TBS
放送日:2012/04/04
評価:HVFULL
94年の作品でもフィルムを経由していない映像。黒帯なしの16:9での放送。
比較的簡素な絵でキャラのアップのカットは縦の伸びが最近のHV1280クラスのアニメと大差ないところが多いけれど、背景に精細な描写のあるカットなどでは縦の伸びも非常に良く、巨大分布になる高精細HV映像。
大きく動くところではブロックノイズもしっかり出ているけれど、ノイズ効果がないすっきり画質なので、この精細さでも気になるような圧縮劣化は少なく比較的安定した放送画質になっている。
縦1080のジャギも残っているフルHD相当の映像だけど、さらに大きな絵を縮小した特徴も残っている。テレビでは1080しかないので少し雑な数字だけど、縦1140~1150程度辺りから1080に縮小したように見えるところもあった。オリジナルは16:9ではないだろうし、さらに横長の映像から16:9で切り出してもなお縦1080より大きいサイズになる映像だったというだけでも凄い話。ただ20年近く前のデジタルアニメなのでジャギ感の強い線になっているところが多く、時間をかけて調べれば1ピクセルの精度で数字も確認することも可能だろう。
黒魔女さんが通る!! 1話
局:NHK-Eテレ
放送日:2012/04/04
評価:HV1280?
大!天才てれびくん内の短編。
少し小さめの円分布になるソフトなHV。極端に細い線での描写は少なく、線も十分暗いのでボケ感は強くないけれど、線の輪郭は甘くどこかはっきりしない絵に見えるところも多い。
ボケている分元絵の特徴と思われる高解像度のジャギも残っているけれど、ボケ+圧縮劣化で細部が荒れていて全体に共通の特徴が見つからずお手上げ。縦1080に見える特徴まであるけれど、フルHDに拡大した後に何らかのフィルタ処理を加えるとそんな特徴になることがあるので何かやってるのかも。
時間をかけてもよくわからないという結論になるだろうし、線の潰れ具合から1280x720クラスの映像の可能性が高そうという程度の雑な理由だけど?付きでHV1280にしてしまおう。
微妙な作画含めて雑な仕事という感じがしないでもない映像だけど、シンエイ動画は線の特徴がはっきりしない作品も多いのでこの画質も意図的に狙ってやっているのかな?
追記
2話は自転車の話でスポークの細い線に縦675に近い特徴が出ていた。複雑な特徴で正確に675と断言できるようなところもないけれど、これもシンエイに多い(といってもどの作品も確信が持てていないけれど)1200x675の可能性が高そう。
あらしのよるに ─ひみつのともだち─ 1話
局:テレビ東京
放送日:2012/04/04
評価:HVFULL
これも3DCG作品。
このチェックには向かない輪郭線のないCGではっきりしない分布になるところがほとんどだけど、精細な描写の多い背景のカットは巨大な分布になる。
グレイン風ノイズもあり線の輪郭がわかりにくくなっているけれど、背景の細い草などを見ると縦1080のジャギが見えているところが多く、フルHD相当の映像で間違いなさそう。縞なし24fpsでパンするカットなどのぎこちなさが気になるけれど、圧縮には有利に働いているようにも見え劣化も目立たず安定してみえる。
Aパートの夜のシーンがかなり暗い絵になっているので、視聴環境によっては何が映っているのかわかりにくいかも。
ハヤテのごとく!! 1話
登録:
投稿 (Atom)