2013年10月5日土曜日
フリージング ヴァイブレーション 1話
局:TOKYO MX
放送日:2013/10/04
制作:A・C・G・T
評価:HV1280
上下がノイズで明るくなるところも多いけれど、大きな分布の鮮明HVで、明るい部分の伸びは1期と大差ない。
グラデーション効果で画面上部が明るく淡くなっていたり、演出上の効果でも線が黒浮き気味になっているシーンも多いけれど、明るいシーンは線もしっかり黒い高コントラストのくっきり画質で、時間は経っても基本は1期から変わっていない印象。
モスキートノイズも少なくないけれど、グレイン風ノイズの粒が潰れず残っているところも多く、どちらかというと劣化というよりは元の映像の特徴がしっかり残っている。ただ、比較的弱いノイズ効果でも動きがあると荒れやすく、以前のMXより不安定な映像に見えてしまう環境がほとんどだろう。
元絵の特徴もよく残っていて高解像っぽく見える線も多いけれど、細い線や輪郭ノイズには縦720のジャギもきれいに残っていて、引き続きHV1280。
ストライク・ザ・ブラッド 1話
局:TOKYO MX
放送日:2013/10/04
制作:SILVER LINK./CONNECT
評価:HV1280
勘違いを見てしまった人はみなかったことに・・・
特に鮮明なところはこの程度の大きな分布になるけれど、一回り小さな円分布になるところが多い。しっかり暗い線のくっきり鮮明画質でも、どちらかというとバランス志向な作りかも。
全体ではないけれど色収差フィルタを使ったところが多く、一見使っていないように見えるカットでも微妙に色がずれていたりする。
チラつきが見えないノイズ効果がないか、非常に弱い、変更後のMXとの相性が良さそうなすっきり画質。シーンチェンジなどで酷く劣化したところもあるけれど、この程度なら以前のMXより向上したと感じられそう。
今回は滑らかな線に見えるところが大半でも、特に細い線は線がガタガタに見えるようなところもあり、全体に縦720ジャギの特徴もきれいに残っている、非常にわかりやすいHV1280。
COPPELION 1話
局:BS11
放送日:2013/10/04
制作:GoHands
評価:HV1280
僅かに角ばった感じの分布になるところも覆いけれど、大きな円に近い分布鮮明HV。特に人物は線もしっかり黒いので、くっきり感の強い絵に見える。
動きの少ないところでも圧縮劣化が出やすい感じはするものの、グレイン風ノイズっぽいちらつきがない。ノイズ効果ではなく、緻密な背景の情報量に負けた圧縮劣化であるとすれば、凄い描き込みと言えるかも?
ただ、背景の方が目立ってしまうほど情報量が多い背景は、人物が浮いて見えたり、逆に埋もれてしまったりと微妙な映像も少なくない。写実的な表現より情報を削ぎデフォルメする方が才能が必要だと思っていることも影響して、CGや実写画像を元に加工する手法を含め、描いた絵というより作るとか組み立てるとか表現したくなるような背景は魅力的な映像に見えないものが多い。個人的な好みの話になり過ぎかな。
人物の輪郭線を異常に太くする絵にするのは表現として気になることもないけれど、基本アップの絵だけ太くしているので1カットないで人物が動くとき、輪郭が太い線の次のフレームで唐突に普通の細い線に変わったりする辺りは雑な仕事に見えてしまいそう。
比較的ジャギ感の強い線になっていて、場所に関係なく縦720のジャギがきれいに残っている、とてもわかりやすいHV1280。
京騒戯画 0話 #00 予習篇
局:BS朝日
放送日:2013/10/04
制作:東映アニメーション
評価:HV1280+/892
ひさしぶりのBS朝日。相変わらず番組名常時表示付き。
MXと同じところ。
分布で見るとBSの方が僅かに横の伸びがよく、ノイズが少ない分周囲も僅かに暗くなっているけれど、絵で見ると誉めるところがほとんどない微妙画質のBS朝日。
ノイズがないといってもノイズ効果のざらつきが潰れているだけで、MXより塗りも汚く見えるところがほとんど。MXより情報量の少ない絵になのにブロックノイズも多細かい描写も潰れ気味。比較しなければ気になるほどではないけれど、動画で見てもMXより荒れた映像になっている。
MXが苦手になったシーンチェンジ近辺のフレームではMXより安定しているところもあるけれど、BS朝日もシーンチェンジには弱く、MXより良いというほどの差もない。
うっとうしい表示もないし、圧倒的に緻密で情報量の多い映像でも十分安定した映像になっていたMXの圧勝。MXの変化がプラスに働いた作品とはいえ、BS朝日だらしなさ過ぎ。
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