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2018年4月9日月曜日

ピアノの森 1話

局:NHK-G
放送日:2018/04/08
制作:ガイナックススタジオ
評価:HV1280

あまり黒くない線で暗さのバラつきも大きいけれど、映像全体のコントラストは高く十分鮮明に見える環境が多くなりそう。線の輪郭は滑らかに見えるけれど、拡大するとジャギ感の残る線をぼかして整えたような作りになっている。

リサイズでの乱れもなく、縦720の特徴がはっきり見えるわかりやすいHV1280。

2015年4月10日金曜日

放課後のプレアデス 1話


局:TOKYO MX
放送日:2015/04/09
制作:GAINAX
評価:HV1280

ちょっとこぢんまりした分布に見えるけれど、線も十分暗い高コントラストの鮮明映像。

はっきりしないけれど上下に薄く×状の分布があり、どちらかというと優先のリサイズで拡大していて線に若干粒状感が出ている。ただ、絵で見ると輪郭は十分滑らかに見えバランスは悪くない。

縦720というよりも1.5倍に拡大した3ピクセル周期の揺らぎが強く残っているパターンのHV1280。

似たような使い方は良く見るけれど、人物が小さく描かれる飛行シーンを中心に3DCGカットが混ざっていてここも1280x720で変わらず。通常のアニメ絵に比べ輪郭線が細く黒浮きも激しいので、画質的にも印象が異なり違和感が強い。

映像自体1280x720だったので解像度判定的にはあまり意味がないけれど、2011年の配信映像のチェックはこちら

2014年4月19日土曜日

魔法少女大戦 1話


局:BS11
放送日:2014/04/10
制作:GAINAX
評価:HV1280+/806

MX1話と同じフレーム。

MXより少しノイズが多い分布だけど、横の伸びはBS11の方がよい。

1話は派手に動くカットが多く、MXではボロボロのフレームだらけの酷い劣化映像だったので、BS11は非常に安定した画質に見える。もちろん動きの激しいところではBS11でも相応に荒れた絵になっているけれど、全体に線の乱れも少なく、BS11と相性の良い特徴のアニメの一つかも。

MXの1話では正確な数字を確認できなかったけれど、比較的安定したフレームが多かったMXの2話で見ると縦810から少しずれていて806と中途半端な数字になっていた。改めてBS11の1話で確認してみても806で間違いなさそうだ。最初から縦806で作っているとは思えないし、1440x810で作ったものの拡大時に少し絵が欠けてしまったパターンだろう。

出戻りも多いのでGAINAXの標準が1440x810に移行するかはわからないけれど、短編とはいえ久しぶりに1280x720超制作に挑んだ制作の登場は、深夜アニメのHV1280+作品が激減した春の中では明るい兆し。

2014年4月10日木曜日

魔法少女大戦 1話


局:TOKYO MX
放送日:2014/04/08
制作:GAINAX
評価:HV1280+/810?  HV1280+/806に訂正

ほぼ常時宣伝表示付き短編。

派手に動くシーンが多いことも影響しているけれど、ブロックノイズだらけの破綻フレームの方が多いような映像で、ノイズを見てる気分になるくらい酷い有様。比較的動きの少ないところでも荒れ気味なので、圧縮に負担になるくらいのノイズ効果も使っているようだ。

それでもほとんど動きのないカットのフレームの中には比較的大きな円分布になるところもあった。色付きの線でも十分暗く、メリハリのあるくっきり画質になっている。

ジャギの特徴ははっきり残っている方だけど、安定しているフレームには縦810に近い特徴が散在している。圧縮劣化で1ピクセルの精度で判断できるところが見つからず、1話の映像では断定はできないけれど、1440x810かそれに近いサイズのHV1280+で間違いなさそう。2話以降動きの少ないカットの多い回もあるだろうし、正確な数字は保留。

動画なしでキャラ毎の絵を動かしているだけのOPは本編以上に凄まじい劣化画質だけれど、奇跡的に劣化を免れた僅かな線の輪郭を見る限りフルHDで作っているようだ。言うまでもなくこの手の映像ではフルHDの方が多いくらいで、動画皆無の手抜きOPという印象の方が強い。

2013年7月15日月曜日

ステラ女学院高等科C3部 1話


局:BS-TBS
放送日:2013/07/13
制作:GAINAX
評価:HV1280


TBS1話と同じところ。


TBSとあまり変わらない分布で、絵で見ると違いがわからないところも多い。線に注目すると、このアニメのような淡い質感を苦手としているのかTBSより線の輪郭が少しボケて見えるところが多く、BSの方がはっきり鮮明に見えるようなところは少なめ。

線は特に鮮明でなくても背景の微妙な描写は非常に良く残っていて、BS局らしい緻密な絵になっているところが多く、細かい描写の多いシーンはTBSよりかなり情報量の多い映像になっている。

その分やはりBSの方が圧縮劣化が出やすく、動きのあるなしに関係なくTBSの方が安定して見える。ノイズの見えやすい環境ではTBSの方が良く見えることもありそうだけど、情報量では圧倒しているし、劣化が気になるようなところは稀なので、ノイズが見えにくい環境ではBS-TBSの方が明らかに上、と感じられるくらい良く見えそうだ。

2013年7月7日日曜日

ステラ女学院高等科C3部 番宣


局:BS-TBS
放送日:2013/07/06
制作:GAINAX
評価:HV1280

TBSの番宣で見たところ同じフレーム。


大差ない小さい分布だけど、これもBSの方が僅かに伸びが良く見える。絵で見てもBSの方が線もはっきりしているところが多く、少し鮮明になっている。

安定感ではやはりTBSの方が上に見え、BS-TBSの方が劣化の目立つフレームが多い。TBSもそれなりに劣化しているし、ぼかしの強い絵で劣化も視認しにくいので、印象はほとんどかわらないかも。

2013年7月5日金曜日

ステラ女学院高等科C3部 1話


局:TBS
放送日:2013/07/04
制作:GAINAX
評価:HV1280


比較的鮮明なところでもこの程度の小さな分布で、全体ではボケ気味のアプコン並みに小さい分布になるところが多い。一部通常とは異なる鮮明な映像も少し混ざっているけれど、基本は暗部をかなり持ち上げた極端に淡い絵で、暗いカットを除くと線の黒浮きも激しい。大半はJCフィルタ以上のボケ映像なのでアプコンを疑いたくなるくらいソフトに見えてしまう環境も多いかも。


軽微なノイズ効果もあって圧縮劣化も特に少ない方でもないけれど、淡い絵にノイズも埋もれて視認が難しく見た目の安定感はまずまず?

最近のGAINAX作品はジャギはっきりしない、というより撮影解像度の特徴が残りにくい処理でとてもわかりにくい。それでも比較的細かい描写の多いカットを見ると断片的でも縦720に十分近いジャギが多く残っているので、正確に縦720でないとしてもHV1280クラスの映像。

OPは本編に近い特徴のカットがほとんどだけど、線がガタガタに見えるくらい粗い絵のEDや、本編でも勧誘方法を話している辺りなどの通常のアニメ絵でなくデジタル作画した要素を使ったカットにはジャギもきれいに残っていて、その辺りは正確に1280x720と断定できる特徴になっている。

2013年6月28日金曜日

ステラ女学院高等科C3部 番宣


局:TBS
放送日:2013/06/27
制作:GAINAX
評価:HV1280?


アプコンっぽい絵に見えるわけではないけれど、アプコン並みの小さい円分布なるところがほとんどで、かなり強いぼかし効果の掛かった映像になっている。映像全体ではコントラストも低い方ではないけれど、強いぼかしの影響で線が黒浮きが目立つ。さらに彩度低めの淡い質感も加わり環境によってはソフトというよりボケた絵に見えてしまうかも?

ぼけているから気にならないだけかもしれないけれど、ソフトな分圧縮には有利なのか派手に動くところでも線が崩れるような圧縮劣化は少なく、比較的安定した映像に見える。

細かい描写の残り具合から考えて元がSDの可能性はなさそうだけど、ぼかしが強すぎて線の特徴がはっきりせず、断片的には縦720~675辺りの特徴も見えるものの番宣映像では正確な数字を確認できそうにない。ということで?付きで本放送待ち。

2013年1月6日日曜日

天元突破グレンラガン 1話



局:TOKYO MX
放送日:2013/01/05
制作:GAINAX
評価:SD-ip/486(A)


テレ東再放送でチェックしたところが1話ではなかったので今回は異なるフレームの分布。

似たような四角分布で、アプコンでもやや小さめ。1話は暗いシーンや効果でコントラスト低めのカットが多いけれど、外に出た後は明るく線もしっかり暗い高コントラスト映像が多いので、見た目のアプコンでも鮮明に見える方だった。

普通のアプコンを使っていても非常に良く動くアニメなので、フィールドで拡大されているところが非常に多く、SD-iに近い劣化アプコンに見えてしまうけれど、縞解消するとかなりすっきりした線の絵に改善できる。まあ再撮影映像が出てくる時点でいまさら面倒な処理で改善させてもSDの微妙画質に見えてしまうだろうけど。

BDBOXのCMは動きが大きく劣化が目立つので分布は省略するけれど、ジャギの特徴が確認できるところはどこも縦720のHV1280に見える。本編と劇場版を区別できるほどしっかり記憶していないので、再撮影映像のフレームかどうか判断できないけれど、ほとんどのカットは元絵の解像度も十分で文句なしのHV1280映像に見える。WORKING!!のように1回くらい再撮影映像で放送してほしいところ。



局:BS11
放送日:2013/01/05
評価:SD-ip/486(A)

拡大して比較すれば差もあるけれど、アプコンなのでMXと見た目の印象差はほとんどない。

動きの少ないところではMXの方が線の乱れも少なく背景の暗い描写も少し安定してみるけれど、派手に動くところはMXの方がブロックノイズも多く崩れも目立つので全体ではBS11の方が良く見える環境が多そう。

2012年10月20日土曜日

めだかボックス アブノーマル 2話


局:テレビ東京
放送日:2012/10/17
制作:GAINAX
評価:HV1280

2話も1話で見たところと似たような分布になるところがほとんどだけど、このフレームは横の伸びがよく四角っぽい分布になっている。

ズームアウトの動きのあるカットの最もカメラが引いた状態のフレーム。アップの部分でも粗くならないように高解像度で作った画像がズームアウトの動きで高い縮小率で小さくした結果、解像度限界でジャギ感の強いガタガタの線になっているところが多くなったことがこの分布に影響している。

その影響でジャギも数えやすく横は1280に非常に近いガタガタのジャギが残っているけれど、正確に1280と断定できるような特長にはなっていない。ただ誤差があるとしても数ピクセルなので、引き続きHV1280と考えてようさそうだ。

1話の文字の輪郭には正確に1280x720の特長もあったし、正確に1280x720に見えないのは少し切れているとかではなく補間に優れたリサイズを使うことで撮影時より元絵の特徴が強く残ったものだろう。

酷い劣化があるわけでもないのに、ここまではっきりした特長がない映像は珍しい。最近も何度か触れているシンエイ動画ではジャギの特徴がはっきり残っていない作品がほとんどで、この作品以上に難解なものばかり。ぼかしが強すぎてわからない場合もあるので程度によるけれど、ジャギが見えない=線が滑らかに見えるという点で、"難解"も誉め言葉になる。

2012年10月11日木曜日

めだかボックス アブノーマル 1話


局:テレビ東京
放送日:2012/10/10
制作:GAINAX
評価:HV1280?


特に小さいというほどではないけれど、1期1話で見たところ比べると全体に一回り以上小さい分布で、少しソフトな絵になっているアブノーマル。ぼかし効果の差だけでなく、少し線が明るくなっているのに加え輝度グラデーション効果が強くなり、線の黒浮きでどこかはっきりしない絵に見えるところが多い。

少しソフトにしたことで元絵の特徴が強く残っているのか正確に縦720に見えるようなジャギがない。断片的に1280x720に近い特徴が残っているのでHV1280クラスの映像なのは間違いなさそうだけど、絵の要素だけでは?付き評価しかできそうにない。

絵の線ははっきりしないものの、L字っぽいキャラ紹介の文字とその背景には縦横とも1280x720のジャギが綺麗に残っていて確実にHV1280。絵も同じと考えてもよさそうだけど、後から加えたような要素でここ部分だけ違う可能性も否定できず?付き。

字幕の文字は縦1080で入っていた。