2015年4月4日土曜日
電波教師 1話
局:日本テレビ
放送日:2015/04/04
制作:A-1 Pictures
評価:HV1280+/837
四角感はあるものの特に鮮明なカットはかなり大きな分布になる。ただ、カットによって分布差が大きく、演出的な理由がないところでも処理が異なるなど全体に統一感がない。作画の不安定さ含め、作りが雑な印象になってしまいそう。
黒に近くそれほど細くない線で描かれているので精細な印象は強くないけれど、コントラストもかなり高いくっきり画質になっている。線の輪郭も滑らかで、1280x720クラスではないと思えるくらいメリハリのある引き締まった絵に見える。
太めの線でもジャギの特徴が強く残っていて、縦は837。1488x837は過去何度も出てきた数字だけど、10年以上使ってきたテレコムアニメーションフィルムなど一部の制作に限定されているのである意味珍しい存在。制作協力の表記もなく偶然同じサイズを使っただけかもしれないけれど、どこかに投げていると考えてくなるようなA-1らしくない映像という印象。
ジュエルペット マジカルチェンジ 1話
局:テレビ東京
放送日:2015/04/04
制作:スタジオディーン
評価:HV1280+/873
去年変わった制作が更に1年でディーンに変わる。
映像でもディーンらしい精細感のある絵に見えるけれど比較的わかりやすいジャギの特徴はいつも通り縦873。今回も1552x873のディーンのHV1280+標準を使っている。
2作前までしぶとくSD制作を続けたジュエルペットも、制作の変更という荒業でいつのまにかトップクラスと言ってもいいくらいの高精細映像になった。
食戟のソーマ 1話
局:TBS
放送日:2015/04/03
制作:J.C.STAFF
評価:HVFULL
枠をはみ出すほどではないけれど巨大と言っていいくらい大きな分布になる。 細めの線も適度に暗く、鮮明さも十分の精細HV画質。
線が非常に滑らかなJCらしい高精細映像になっているけれど、HVFULL評価の作品の中では線の輪郭ははっきりしている方で、安定したフレームで見ると縦1080のジャギもわかりやすい。
フルHDでも元絵の解像度不足が気になることが多いJCだけど、この作品はフルHDでも十分な作画解像度になっているところが多いようだ。
長門有希ちゃんの消失 1話
局:TOKYO MX
放送日:2015/04/03
制作:サテライト
評価:HV1280+/882
全体で見ると一回り小さくなるところがほとんどだけど、鮮明なカットでは巨大と言ってもいいくらい伸びが良い。
線が細く黒というほど暗くないことに加え、彩度も抑えめでくっきり画質というほどのメリハリはないけれど、細かい描写も多い精細な映像になっている。ただ特に背景は簡素で緻密な映像という印象は弱いかも。
リサイズでの乱れもなく、ジャギもわかりやすく残っていて縦は882。サテライトはテレビアニメとしては最初のHV1280+だった魔弾の王と戦姫と同じ、元は1568x882。まだ2作品のみだけど、このサイズがサテライトの標準になっていくのかもしれない。
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 1話
局:TOKYO MX
放送日:2015/04/03
制作:J.C.STAFF
評価:HV1280+/900
演出上の効果の影響で場所によって分布差が大きいけれど、鮮明なカットでは横がばっさり切れた感じの巨大分布になる。高解像度でも若干線が太めで精細感は強くないけれど、明るいシーンなどはコントラストも高いくっきり画質になっている。
滑らかな線に見えるけれど、JC作品の中では比較的線の輪郭もはっきりしている方。見た範囲どのフレームも縦900で揃っていて、元は1600x900のHV1280+。
魔法少女リリカルなのはViVid 1話
局:TOKYO MX
放送日:2015/04/03
制作:A-1 Pictures
評価:HV1280
大きな円分布になる鮮明HD。
ベタ塗りが基本のすっきりくっきり画質で乱れも少なくくっきり画質としての処理は悪くないけれど、微妙な作画の影響か手抜き気味の簡素な映像に見えてしまうカットも多い。
MXでは破綻フレームも気になるいつも通りの不安定映像だけど、派手に動くところ以外では乱れのない縦720のジャギがはっきり残っているHV1280。
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