2012年3月19日月曜日
ポヨポヨ観察日記 8話 9話
局:キッズステーションHD@e2
放送日:2012/03/19
評価:SD-HV1280-i(SPICE)
8話は1話同様小さい分布のまま。
テレ東10話でHV化を発見した後、遅れ並行再放送もあるキッズで確認した7話もこっちの状態だった。
上下隅に縞のノイズが見え、改めて特徴を良く見てみると、どうもこれもフィールド毎の拡大を行った映像だったようだ。縞っぽい特徴はあっても縦540の特徴が強かったので1話では見抜けなかったけれど、この映像をSPICE設定で縞解消してみるとすっきりした絵に戻すことが可能で、ようするにSDを1280x720に拡大した後、フィールドで拡大という2段階の拡大処理で複雑な特徴になっていただけだった。だけといっても珍種と呼ぶに相応しいユニークな特徴の映像。
最初のSDの状態も再確認してみたけれど、複雑な処理で少し絵が崩れているので十分な精度ではないけれど、最初のSDは1話のOPの特徴と同じ縦480にも足りず440程度に見えるところが多かった。どのように作る(あるいは処理すると)その辺り数字になるのか謎だけど、単純に元絵の解像度不足なのかな?
局:キッズステーションHD@e2
放送日:2012/03/19
評価:HV1280-i(SPICE)
9話は分布でわかりやすい縞HV。どうやら9話でHV化していたようだ。
放送回によって頻繁に状態が変わっている可能性もあるけれど、テレ東11話も同じ状態で9話以降は縞でもちゃんとHVになっている。
まだ先は長いので、ちゃんとフレームで拡大されたまともなHV画質に向上するかもしれないけれど、当面はこの状態で続きそうな展開。
アニメミライ ぷかぷかジュジュ
局:BSアニマックス
放送日:2012/03/19
評価:HVFULL
縦の伸びもかなりよく巨大分布の鮮明精細HV。分布を見るまでもなく、普通のHVアニメとは違う精細感があり、撮影以降縦方向のリサイズのない縦1080のジャギも綺麗に残っているフルHD相当の映像。放送は横1440だけどフルHD環境で見ないともったいない。
アンサー・スタジオは去年星を追う子どもでフルHDアニメを作っていてるけれど、その時は新海作品らしい(特に背景で)解像度限界まで精細にしたような映像だったのに対し、今回は大半は線も極端に細すぎず滑らかに見え、高精細でもバランス志向の落ち着いた質感になっている。
ノイズ効果もほとんどなく、比較的劣化が出やすいBSアニマックスでも軽微なモスキートノイズ程度で済んでいて荒れた感じはない。それでも少し落ち着きがない感じはいつも通りなので、もう少しノイズの少ない局では印象が異なる絵になりそう。
キム・ポッシブル
局:Dlife
放送日:2012/03/19
評価:HV960
少し遡って2002年のアニメ。テレ東やMXでも放送されていたみたいだけど完全にノーチェックでどんな状態だったのか不明。
全体に四角感の強い分布で、特にこのフレームはとっても四角。線も太めで少し輪郭強調気味になっているので、精細感はなくても鮮明に見える。
これも960x540に近い周期のジャギは残っているけれどズレがありリサイズの副作用で出たように見える線の輪郭ノイズの特徴は914x514程度の中途半端な数字になっている。ベタ塗り感の軽減を狙ったのか全体にうっすらと縦縞があるけれど、この縞は960になっているようように見えるし、かなり混沌とした特徴。HV960クラスの映像なのは間違いないし、憶測でしか語れない領域なので細かいことは気にしないでおこう。
フィニアスとファーブ
局:Dlife
放送日:2012/03/19
評価:HV960
2007年作品で、日本では2008年からの放送らしい。
ラマだった王様に良くにた分布でこの作品も960x540のジャギが乱れずはっきり残っている。似た分布でも、肌のトレスは色付きだけど服などの線はしっかり黒くメリハリのあるくっきり画質で、見た目の印象はラマとは大きく異なる。
これもノイズ効果もないベタ塗り絵で圧縮ノイズもそれほど目立たないけれど、動きの大きなところやシーンチェンジ前後では相応に劣化も見え、安定した放送画質というわけでもなさそう。
ラマだった王様 学校へ行こう!
局:Dlife
放送日:2012/03/18
評価:HV960
これも2006年の作品らしい。リプレイスもだけどディズニー作品。
少し小さい感じのするHV分布だけど周囲に特徴的な分布が出るところが多い。この作品も960x540のジャギが残っているHV960で、リプレイスと比べると補間が効いた線になっているところが多い分、比較的すっきりした分布になっているようだ。細かい描写が多いところではリプレイスに近い大きな分布になるところもあった。
細い線での描写が多く、特に細いところや人物が小さいところなどでは線の黒浮きもあり、極端なくっきり画質ではないけれど、ぼかし効果もないのでボケ感を感じるほどでもない。ただ細い線がガタガタになっているところも多い。
画質とは関係ないけれど、何もない単色というところも珍しくないくらい背景が簡素で、同じテレビなのに画面が広く感じられる独特の手抜き感が逆に新鮮に見えた。何も描かないという選択にもそれなりにこだわりがあるのかもしれないけれど。
ザ・リプレイス 大人とりかえ作戦
局:Dlife
放送日:2012/03/19
評価:HV960
少し前の作品ばかりだけど、開局記念ということでDlifeもチェックしてみよう。2006年の作品らしい。
かなり大きな分布で鮮明な映像だけど、綺麗な円分布というわけでもない。似たような分布は、bones作品でも見たことがあるけれど、これも縦横とも960x540のジャギがはっきり残るHV960。1920x1080で表示すると縦横が正確に2倍になるので、精細感は弱くても独特のくっきり感がある。
作画的にも黒く太い線が基本で文句なしの鮮明さだけど、ジャギ感の強い線になっているところも多いので環境によっては少し気になるかも。
ベタ塗りでノイズ効果もなく、比較的劣化目立たないけれど、動きの大きなフレームでは相応にブロックノイズも出ていて安定感は平均的かな?
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