2010年3月2日火曜日
true tears BDBOX 公開画像 HV編
サイト:true tearsアニメ公式
公開日:2010/03/01
評価:HV1280-i(GONZO)
6話静止画そのままの状態での分布は普通にHV1280-iでよる見るパターン。今回もHV1280-i放送アニメは放送と大差ない縞の残った状態のままでBD化、が確定したようだ。
横の伸びもそれほど良くないけれど、アプコンっぽく感じるほどでもない。
放送ではフィールド毎の拡大による劣化がはっきり見えるフレームも大量にあったけれど、ここは細かい描写が少なく劣化が目立たないフレームを探して選んだように見えなくもない?といっても問題が消えているわけでもなく、よくわからない場合はシャープフィルタを強めにかけるとが線がよれよれになっている状態がはっきり見えるようになる。何か研究するわけでもないしそこまでしてまで確認しなくてもいいんだけど、問題の有無のはっきりさせる方法の一つとして参考までに。
この状態でも放送より圧倒的に劣化の少ない映像になるのは間違いないだろうし、他局での放送画質はわからないのでローカルな視点だけど、視聴出来たtvk, BS11はいずれも少しボケる局なので、圧縮劣化の差だけでなくBDの方が少し鮮明ですっきりした映像になりそう。
動画の方は圧縮劣化もそれなりにありBDではもっと安定した状態になるだろうから縞問題以外は気にしなくてもいいだろう。参考にならないわけではないけれど、OPコーミング問題の解消確認用程度に考えた方が無難かな?
例によって縞解消後の分布。
上下の奇妙な分布が消え縦の伸びも少し改善。見た目の印象が劇的に変化するほどではないけれど、線の奇妙な揺らぎも無くなってすっきりした絵になる。
このアニメの場合、最初からボケが強い分普通に動画としてみて劣化が気になるようなところはなく、ほとんどの人は見比べても気付かない、あるいは何が違うのかもわからない程度の差しかない気もする。
公式のtifをそのまま使って交互に表示する設定。jpgでもファイル名を変えるだけで可。(別途destripe, evenly720は必要)
o=ImageSource("aiko_bd_tiff.tif")
o.destripe(360, 6, 4, 3)
AssumeTFF()
evenly720(2, 20)
lanczos4resize(1920, 1080)
interleave(o, last)
このフレームは問題が見えにくいこともあるけれど、他のHV1280-iアニメに比べて修正の効果は小さい。一番大きく差を感じるのはコピーライトの表記が補正で崩れることだったり・・・
追記
OPの2枚の画像はそれぞれ状態が異なるけれど、フィールド毎のリサイズによる劣化ははっきり見えず、上の設定での縞解消は意味がなさそう。
放送初期のOPでは公開された乃絵フレームも縞状態だったはずなので、OPが修正された時に変化したカットの一つだろう。公開動画OPを見ると縞の劣化が出ているところもあり、放送当時丁寧に調べていなかったけどOPは混沌とした状態だったようだ。
true tears BDBOX 公開画像 SD編
サイト:true tearsアニメ公式
公開日:2010/03/01
評価:SD-ip/486(A)
今回の画像ではDVDアプコン画像の方も興味深いので先に見ておこう。
最初のOP乃絵。上下隅に 縞の分布があるSD-iの特徴が見える。OP中の動きのあるカット中のフレームなので-iの挙動になっているけれど他画像を見ると、全体が縞状態ではないので普通にSD-ipだろう。
比較画像にまで縞アプコン画像出さなくてもいいのに、と思うけれどSD-pにできる環境を用意することができなったというより、アプコンの違いなんてほとんどの人は認識してないだろう。実際家電のアプコンでもSD-iやSD-ipの挙動はあるので妥当といえなくもない?
上の縞を解消した状態の分布。縦480程度の解像度を活かした鮮明さがあれば、もっと縦長になってもよさそうなのにあまり改善しない。元の画像もボケ気味なので仕方ないところか。
SD映像としてもややボケ気味ではるけれど、少しソフトなアプコン放送という程度の画質なので、DVDがこの画質であれば悪いというほどの話でもないだろう。
販売元: バンダイビジュアル
発売日: 2008/03/25
ということでDVD1巻OPの同じフレームの分布。実際のDVDでは、上のマスターの状態からさらに横方向に強くボケて伸びが悪くなっている。
横の伸びの悪いDVDは珍しくなく普通といっていいくらい多いけれど、このDVDは縦のボケも強いのでHV制作のDVDとはとても思えない超ボケ画質になってしまっている。
DVDの画質の悪さは何か間違えたというより、ボケた絵+縞劣化したHV映像を普通に処理したらこうなってしまったというものではあるけれど、ここまでくると普段画質をほとんど気にしない人でも、気になりだしそうなレベルだろう。
アップされた画像もちゃんと縦486になっていて説明でも縦486と書いているので、DVDの元となったマスターからのアプコンなんだろうけど、実際のDVDの画質を知らずにそのまま出してしまったのかな?あの説明だとDVDでは右のような映像で表示されると思ってしまう人が多そうだけど、もっと横にボケた状態になります。優秀なアプコンと謳う環境でも流石に無理だろう。本当にDVDからあの映像にできる環境があれば教えて欲しいかも。
追記
上で見たOPのフレームは、他の部分と状態が異なり若干状態が悪いため、本編中のカットのフレームもチェック。
大差ない分布だけど一回り大きい。本編はほぼこの程度の分布。
夢色パティシエール 21話
局:日 本テレビ
放送日:2010/02/28
評価:SD-ip/486(A)
本編は相変わらず普通のアプコン。比較的伸びはよく、若干低コントラスト気味ながらアプコンとしては悪くない。
今回は番組中のCMで使われているアニメ映像に注目してみる。
まず、グリコのCM。
評価:HV1280
大きというほどの分布ではないけれど、本編とは比較にならないHV画質。
アニメ映像は普通に1280x720だけど、最後の商品の写真画像にも縦720に近いジャギが出ていて、CM全体がHV1280になっているようだ。
同じく、KONAMIのCMでの映像部分。
評価:HV1280+
ほぼアニメ的な映像要素だけのカットを見ても、グリコのHVCMとも比較にならないくらい大きな分布の高精細HV映像。
CMの最後のカットでのアニメキャラが小さく縮小されて使われている部分では縦1080のジャギが出ていて、文字などの要素以外も含めて映像はフルHD相当の解像度で作られている。
通常のアニメ映像とは異なる感じの要素もあるけれど、アニメ的な要素を見ると解像度不定という感じでカットによって異なり、全体の特徴としてはバカテスに似ていて1280x720などのサイズを経ることなく、素材の画像を直接フルHD解像度に拡大して使っているように見える。
バカテスでも仮説として書いたけれど、脱HV1280の流れとしては、中途半端な1440x810とか1600x900を使わず、元となる絵の解像度が1920x1080には足りないとしても1920x1080にしてしまう、というものが増えてきそうな予感。
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