2013年6月30日日曜日
サーバント×サービス 番宣
局:BS11
放送日:2013/06/29
制作:A-1 Pictures
評価:HV1280
4月からループ映像番宣も放送されていたけど、アニメ本編っぽい映像の番宣。上がBS11, 下がMXの同じフレームの分布。
中間的な分布で特別大きい分布ではなく、バランス志向といった感じの普通のHV画質で、若干暗部を持ち上げた明るく少し淡い質感になっている。グレイン風ノイズのちらつきがあっても、ノイズの粒は大半が潰れてすっきり絵になっている。派手に動くところもないので圧縮劣化が気になることはなさそうだけど、ノイズ効果の影響で背景の描写は少し潰れ気味になっているところが多い。
WORKING'!!再放送後、本編終了直後の1回目は新番組、ANIME+の表示なしで、番組間CMの2回目は新番組、ANIME+の表示付きだった。BS11番宣特有の横方向の崩れや、今期出てきた片フィールド状態などの劣化はなく、動画では判別できないくらいの差しかないものの、2回目の方が細部の潰れや線の乱れはしっかり増えていた。
局:TOKYO MX
評価:HV1280
MXはBS11以上にノイズの粒が潰れてすっきりした絵になり、分布でも周囲が暗くなっている。
劇的な差ではないけれど、圧縮劣化もBS11より少なく、背景の描写もBS11より良く残って少し緻密な絵になっているカットが多い。逆に色の滲みはMXの方が多く、細かい描写の色はBS11の方が少し鮮やかに見える。
少しソフトに仕上げているので線も十分滑らかに見えるけれど、ジャギの特徴がはっきりした線になっている。おかげでどこを見ても縦720のジャギがわかりやすく、これもHV1280。
ロウきゅーぶ!SS 番宣
局:BS11
放送日:2013/06/29
制作:project No.9
評価:HV1280
横長分布だった1期とは異なり、縦ボケのない円に近い分布になった。
1期は縦ぼけの影響で線の黒さが場所によって大きく異なっていたけれど、SSでは線の乱れも少なくバランスが良くなった。
ただ、全体では下のような小さい分布になるぼかし効果の強いカットの方が多く、元から淡い絵なのに効果でさらに明るくしているところが大半で1期よりソフトな映像になっている。鮮明さの方が印象に残りやすいし、1期より悪くなったと感じる人の方が多くなってしまうかも?
そのソフトさが効いているのか、この番宣も大きく動くところでも圧縮劣化も多くなく十分安定している。
動きのあるカットがほとんどの番宣ではっきりした特長が残っていないフレームがほとんどだけど、特にCGの部分は乱れのない縦720のジャギがはっきり残っていてこれもHV1280。
戦姫絶唱シンフォギアG 番宣
局:BS11
放送日:2013/06/28
制作:サテライト
評価:HV1280
BS11でもこれは特に劣化のない番宣。
1期と大差ない小ぢんまりした円に近い分布になるソフトなHV画質。それでも線もそれほど細くなく適度に暗いので、精細感は強くなくても見た目の鮮明さはまずまず。大きく動くカットも多いけれど、鮮明さを抑えているからか圧縮劣化も少なく安定して見える。
それでも派手に動くだけに拡大すると線も少し荒れていてはっきりした特徴がなく、この番宣だけでは十分な精度で確認できるところが見つからなかった。春前のMXの番宣はしっかりHV1280だったし、この番宣でも断片的ながら縦720に近い特徴も散在しているので、1期同様これもHV1280だろう。
電脳コイル 1話
局:キッズステーションHD@旧e2
放送日:2013/06/25
制作:マッドハウス
評価:HV1280
BShi時代の2009年に見たフレームと同じところ。
BShiはわずかにぼける局だったけれど、似たような分布でもキッズの方がわずかに伸びが悪く見えるところが多い。それでも線がしっかり暗いくっきり画質なので、鮮明さはほとんど変わらず、ノイズ効果の強い絵でも線の乱れは十分抑えられている印象。
ただBShiではノイズ効果が潰れず残っていたところが多かったのに対し、キッズではことごとく潰れると同時にディテールも飛んでしまいBShiよりベタ塗り感の強い絵になってしまっている。BSプレミアムと比べると欠点の多かったBShiだけど、今の劣化したキッズよりは良い画質になっていた。
革命機ヴァルヴレイヴ 1話
新世界より 1話
局:BSスカパー!
放送日:2013/06/01
制作:A-1 Pictures
評価:HV1280
チェックする機会も少ないので新世界よりのBSスカパー放送を見ておこう。テレ朝チャンネル、テレビ朝日の1話と同じところ。
分布でもはっきりテレ朝CH>テレ朝になっていたけれど、ぼけの少ないテレ朝CHに近い分布になる。
線の乱れはBSスカパーの方がテレ朝CHより少なく、わずかながら鮮明な絵になっている。特に暗いシーンでの線の崩れが少ない。背景の描写などに注目すると、テレ朝CHもしっかり健闘していて、CHの方がノイズ効果の潰れが少なく、緻密な絵になっているところが多かった。
テレ朝は他2局とは比較にならないレベルでブロックノイズも多く、線の崩れや細部の潰れも酷い分布差通りのがっかり画質。テレ朝CHも特に高画質な局ではないけれど、テレビ朝日との相性は最悪だった。
名探偵コナン 697話
局:日本テレビ
放送日:2013/05/11
制作:トムス・エンタテインメント
評価:HV1280+/810
通常回もHD化したコナン。数少ないSD作品なので月に1回くらいチェックしてきたものの、4月以降5/11の放送まで未チェックで気付ず。自分で確認した情報ではないけれど新年度初回の4/20の新作通常回からHD化していたようだ。
スペシャルは前からHD化されていたけれど、698話以降の新作回はすべてHDになっているので、一時的ではなくちゃんとHDに移行したと考えてよさそう。これで30分枠でSD制作の国産新作アニメはジュエルペットハッピネスのみになった。
画質的には近年のスペシャル回とほとんど変わらず、縦810のジャギもきれいに残る1440x810のHV1280+。線もしっかり黒いベタ塗りすっきり画質で十分安定して見えるけれど、鮮明な映像だけに軽微でもモスキートノイズや圧縮劣化での周期的な線の崩れがあり、褒めるほど上質な放送画質でもない。
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