2011年7月6日水曜日
セイクリッドセブン 1話
局:tvk
放送日:2011/07/05
評価:HV1280
巨大ではないものの、十分大きな綺麗な円分布。線が細くなり過ぎないように描いているので、適度なぼかしでとても滑らかに見える。暗部をしっかり暗くした高コントラスト映像なので鮮明さも十分と、バランス志向の映像としては優秀なな映像。
ただ、この作品も気にならない程度にグレイン風ノイズをかけたような揺らぎがあり、tvkが苦手するタイプの映像なのか少しざわついた感じに見えるシーンもあある。
人物が小さいところでも線が細くならないようにしているなど丁寧に作っていて、カットによる印象差が少ないことで演出効果がしっかり際立ち、メリハリのある映像はさすがサンライズといったところかな?
しっかり補間されて元絵の特徴もよく残っていて線でわかりにくいところが多いけれど(誉め言葉)細かい線やノイズには縦720周期の特徴も出ていてこれもHV1280。
ロウきゅーぶ! 1話
局:TOKYO MX
放送日:2011/07/05
評価:HV1280
tvkと同じところ。横の伸びが良く一回り大きな分布で、周囲のノイズの分布も減ってすっきりした画質になっている。もっと大きな差になるところも多く、tvkの不安定さにがっかりできるけれど、劣化の影響での線の黒浮きが少ないので、tvkも適度な距離で見ると似たような鮮明さに見える。
わかりやすい横長分布で縦の乱れも大きいけれど、最近の横長分布では720→1080のリサイズ処理は無難なものが多かったのに対し、この作品はこの部分で補間の弱いリサイズを使ってて線がガタガタになった状態をぼかしてごまかしたようにも見える特徴になっている。
tvkにもあった低解像っぽく見える線もこのリサイズの影響で縦360周期の輝度ムラが目立つけれど、横方向乱れは少なく1280のジャギもはっきり出ているところもあり、元絵の解像度も十分なHV1280。
神様ドォルズ 1話
ゆるゆり 1話
局:テレビ東京
放送日:2011/07/04
評価:HV1280
やや小さい分布のソフトなHVで、番宣同様大半のシーンは全体に明るい映像になっていて、同じ絵のところで比較すると番宣よりさらに少し明るい。
公式を見ると、イラスト系の画像でも彩度は低めで少し淡い感じはなっているけれど、アニメ映像はさらに色が褪せた状態な上、ガンマ補正で暗部を持ち上げたような明るい絵になっていて、カットよっては白飛び気味になっていることもある。撮影後の映像に効果を加えたと思われるところや、ミラクルのシーンなどはコントラストも少し高く自然見え、映像として完成した後の処理は問題ないようだ。
番宣では映像だけでなくタイトルロゴや放送時間文字まで色褪しているので、何かミスがあったと考えたくなるけれど、間違っていると断定できるような要素もなく、EDのような極端にコントラストの低い部分と鮮やかな色合いの部分が混在する映像を見ると、これで意図通りの色なのかとも思えてくる?
リサイズでの乱れは少なく、ソフトな質感でも細かい描写が完全には潰れるほどでもないので、少し補正すると縦720のジャギもわかりやすくなりこれもHV1280。
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