2011年5月26日木曜日
心霊探偵 八雲 1話
局:BSプレミアム
放送日:2011/05/25
評価:HV1280
BShiの1話と同じところ。
横の伸びが良くなり、かなり大きな円分布。BShiはNHK地上波よりは鮮明だったけれど、ボケ局と言っていいくらいBSプレミアムよりはぼけていた。
グレイン風ノイズもうまく処理していて、BShiでは全体にブロック化しかかった線の崩れが目立っていたのに対し、ノイズ効果自体は相応に潰れているものの、線の崩れはとても少なく、この手の映像としては非常に安定して情報量の多い緻密な絵になっている。BShiでもそれほど悪い絵ではなかったけれど、視聴環境によっては、印象が変わるくらいの差かも。
再確認するまでもないけれど、圧縮劣化も少なく細めの線で描かれているので綺麗に縦720のジャギが出ていてわかりやすいHV1280映像。
リサイズの副作用と思われるノイズもBShiより減っているものの、1920を維持した映像ではなく、これも横1440経由の映像のようだ。
2011年5月22日日曜日
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 1話
局:BSフジ
放送日:2011/05/21
評価:HV1280
こちらもフジテレビ1話と同じところ。
やはりフジより少し大きな分布でさらに鮮明になっていて、ノイズも軽減されている。BSフジが優秀、という要素も強いけれど、やはり変化後のフジテレビの悪さが気になる。印象差はそれほどなく、動画での判別は難しいところも多いけれど、画質を気にしながら見比べるようなことをしなくてもBSの良さに気づける環境もそれなりにありそう。
C含め、いつも通り横1440経由の映像。
2011年5月21日土曜日
トワノクオン CM
今日からマ王! 1話
局:BSプレミアム
放送日:2011/05/10
評価:HV1280
BShiで見たところと同じ。
ほとんど変わらない分布で印象さはほとんどないけれど、リサイズに伴うノイズや圧縮ノイズも減ってすっきりした絵になっている。細部の崩れも軽減され安定感も増してしっかり向上している状態だけど、普通に見ていて判別するのは難しいかも。
横長分布は珍しくないけれど、元はしっかり黒い線だっただけに縦の強いぼけで水平に近い線はかなり黒浮きしてしまっていてどこかバランスの悪い映像に見えてしまう。
線のジャギだけではわかりにくいけれど、BShiより安定していることで線周辺のノイズに縦横とも1280x720の特徴が綺麗に残っていて容易にHV1280と判断できる。
たんすわらし。
万能野菜 ニンニンマン
局:BSJAPAN
放送日:2011/05/05
評価:HV1280
潰れているようだけど軽微なノイズ効果もあったようなちらつきもありすっきり画質ではないものの、大きめの円分布になるところが多く十分鮮明に見えるHV映像。極端なくっきり画質ではないものの、コントラストも十分で明るく見やすい。
ソフトな輪郭でジャギ感のない線でわかりにくいけれど縦720の特徴も十分残っているHV1280。絵より鮮明なタイトルロゴも1280x720で入っているので、そこは乱れのないジャギも出ていた。
EDで本編映像を縮小して使っていてけれど、この手の加工はフルHDで行っているものも多いのに、この作品は縮小映像部分も1280x720で加工されている。
2011年5月20日金曜日
おぢいさんのランプ
局:BSJAPAN
放送日:2011/05/05
評価:HV1280+
低コントラストというほどではないもののキズナに比べるとコントラスト控えめで少しソフトな印象の映像だけど、十分大きな分布の鮮明HVで細かい描写も潰れずよく残っている。
圧縮劣化もそれほど目立たず安定している。適度なぼかしで普通に見て気になるわけではないけれど、縦方向に周期的な輝度ムラや線がよれよれになっていてリサイズの質はいまいち。フィールド単位のリサイズを行ったような乱れにも見えるけれど、断定できるようなところは見つけられなかった。
乱れの影響で正確な数字は確認できなかったけれど、縦720と思えるような特徴はなく、乱れはあっても850近辺の特徴が残っているのでHV1280+映像の可能性が高そう。これも整数で16:9になるような数字ではなさそうだけど黒帯もなく、放送映像だけでは判断が難しい。
2011年5月19日木曜日
キズナ一撃
局:BSJAPAN
放送日:2011/05/05
評価:HV1280+
youtubePVで見たところとは別の場所。
巨大ではないものの、大き目の円の分布で似たような大きさのところが多い。見た目には高コントラストのすっきりくっきり画質だけど、若干圧縮ノイズが多め。ほぼ潰れてしまっているけれど、グレイン風ノイズのちらつきも出ていてその影響が出ているようだ。
youtubeでは奇妙な崩れもあって?付き評価しかできない状態だったけれど、放送では比較的細部の特徴も残っていて、ジャギの特徴だけでいうと縦794という中途半端な数字になっている。ジャギがはっきり出ているEDの絵も同じで、元絵の特徴でもなさそう。EDの文字も縦1080の特徴がはっきり出ていないなど、普通のテレビアニメっぽい特徴が見られないので、オリジナルは16:9ではなくビスタなど少し横長で作ったものから16:9に切り出したテレビ用映像かな?
2011年5月14日土曜日
イナズマイレブンGO 1話
局:テレビ東京
放送日:2011/05/04
評価:HV1280+
番宣同様、前シリーズよりさらに大きな円分布。鋭利な輪郭の映像のためかモスキートノイズやや目立ち、縦長の巨大分布っぽくなるところも多い。といっても元はノイズ効果もないすっきり映像なので普通に見て気になるほどの荒れもなく、若干輪郭強調気味な線でコントラストも高いくっきり感十分の鮮明画質。
番宣同様、縦810の特徴が綺麗に残っていて1440x810のHV1280+。フルHDで見ると少し線がガタガタに見えるところがあり、それほど高解像度ではないのでは?と思ってしまいそうだけど、720→1080が3/2の拡大率で拡大後の映像では3ピクセル単位の周期的な揺らぎが出るのに対し、810→1080は4/3になるため4ピクセル周期になり、この作品のようにどちらかというと鮮明さを優先したような画質の時は、その揺らぎが線の粗さとして目に付くことがある。
標準的なサイズからの拡大による影響を比較してみる。各サイズから1920x1080に拡大した上でシャープフィルタで強調しています。
960x540は拡大率が2と整数になるので、線は太くなりジャギもはっきり見えてしまうものの揺らぎはない。1280x720も微妙な乱れはあるものの、その周期が拡大後で3ピクセル単位なので、少し離れて見れば気付かない程度なのに対し、1440x810になると輝度ムラも大きくなり、少し破線っぽく感じるようになり、拡大率が6/5となる1600x900ではさらに揺らぎが目立つ。
初期には乱れの目立つHVアニメも多かったけれど、最近のアニメでは適度に補間されてなめらかに見える線になっているものが多く高いレベルでバランスの取れた優秀な映像も多いので、普通に見ていても気になることは稀なので、この実験は説明のための極端な例ではあるけれど、単純に解像度だけ上げても最終的な映像が良く見えるとは限らない、というお話。
局:BSJAPAN
放送日:2011/05/07
評価:HV1280+
ほとんど差のない分布でも圧縮劣化も少なく全体に地上波より落ち着いている。動きのある部分でも地上波より安定しているところが多く、とても上質な放送画質。
これも1440経由の映像。
2011年5月1日日曜日
電波女と青春男 番宣
局:BS-TBS
放送日:2011/04/30
評価:HV1280
TBSと同じところ。
といってもTBSではL字状態だったフレームなので、条件は大きく異なり、当然BSの方が大きな分布になっているけれど差はそれほどなく、絵が欠けるという深刻な劣化はあるものの見た目の印象はあまり変わらず、色の差の方が気になるくらい。細かい描写もTBSの方が乱れが少ないところもあった。
BSも全体に画質が向上して完全に取り残された感じのBS-TBS。夜アニメのコンポジ排除も呆れるくらい遅かったしこの状態はまだまだ続きそう?
映画 けいおん! CM
けんぷファー für die Liebe
局:BS-TBS
放送日:2011/04/30
評価:HV1280
TBSと同じところ。
ほとんど差のない分布で鮮明さは同等。いつも通りの圧縮劣化多めのBS-TBS色映像だけど、L字TBSでは落ち着いて視聴できないので比較するまでもないかな。
L字なしのフレームが僅かで条件が悪すぎたので状態のよいところも見ておこう。上のフレームよりかなり大きな分布だけど縦に潰れた分布は変わらず。
線周辺のノイズも少し多く上質なHVという感じはしないけれど、720→1080のリサイズでの乱れは少なく縦720の状態で1ピクセル幅しかないような描写も潰れず残っているので、ボケてしまったというより意図的にソフトにしたようにも見える。
ルパン三世 DEAD OR ALIVE
ソッキーズ フロンティアクエスト
劇場版 銀魂 新訳紅桜篇
局:テレビ東京
放送日:2011/04/29
評価:HV1280
少し横長感はあるけれど、大きな楕円分布で鮮明なHV画質。HV化のテレビシリーズより大きいようにも見えるけれど、カットによる差もあり見た目の印象差はそれほどない。精細感の強い絵ではないけれど、適度な太さの線はなめらかに見える上質なHV映像。
元絵の特徴もよく残っていてジャギ感もなくわかりにくいところが多いけれど、線間隔の狭いところなどには正確に縦720のジャギも出ていて、これも映画でも最初から16:9で作っていると考えられる特徴のHV1280。
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