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2015年10月8日木曜日

ARIA The AVVENIRE CM


局:TOKYO MX
放送日:2015/10/02
制作:TYOアニメーションズ
評価:HV1280+/864


春頃からCMが流れていたけれど、TYO繋がりでARIAのCMをチェック。

一目で1280x720より高解像度とわかる精細感の高い映像だけど巨大というほどではなく、どちらかというとバランス志向な作り。

細い線で描いていているところが多いけれど適度に黒に近いところが多く鮮明さは十分。極端なくっきり画質ではないものの、精細でも作品に合った感じの落ち着いた絵に仕上げている。

線の輪郭も十分滑らかに見えるけれど、細い線が多く、場所によっては解像度限界で階段状のジャギが見えているところもあり、数えて見ると縦は864で、元は1536x864のもえたんBASARA。ここで見た範囲のテレビアニメでは1280x720しか作ってないしTYOとしては頑張って作った映像なのかも。

2014年3月22日土曜日

今日のあすかショー Blu-ray CM


局:TOKYO MX
放送日:2014/03/21
制作:SILVER LINK.
評価:HV1280


放送ではAT-X限定で未チェックだったのでCMで確認しておこう。

カットによって画質に差があるけれど、平均するとこの辺りで、少し縦の伸びが悪く横長に見えるところが多い。演出的な理由なのか、線の黒さもカットによってバラバラで見た目の鮮明さもまちまちで統一感がない。

上下に×状の分布が見えるけれど、以前のSILVER LINKが多用していた鮮明さ優先のリサイズで拡大している影響。ただ、この分布パターンの他作品よりも線の揺らぎは目立たず十分滑らかに見え、印象も悪くない。

縦720の特徴もそれほど乱れず残っていて、これもHV1280。

GJ部@ Blu-ray DVD CM


局:BS日テレ
放送日:2014/03/20
制作:動画工房
評価:HV1280


かなり小さい分布になるかなりソフトなHV画質。

テレビシリーズは大半はHV1280でも十分鮮明な画質だっただけに、どこか眠い感じの絵になってしまった感じ。線は適度に暗いのでボケた絵に見える環境は少ないだろうけど、細い線の黒浮きも多くテレビシリーズよりメリハリのない絵になっている。CM編集時の劣化という感じもしないので、放送も円盤も大差ない画質になりそう。



リサイズはテレビシリーズより上質、というか普通で乱れの少ない縦720のジャギもはっきり残っていて引き続きHV1280。

2014年3月8日土曜日

劇場版 薄桜鬼



局:TOKYO MX
放送日:2014/02/20
制作:スタジオディーン
評価:HV1280+/910.5
 
映像自体ユニークなサイズだったこと、ノイズ効果での劣化で特徴がはっきりしないカットが多かったこともあって第一章特別編の放送から時間が経ってしまったけれど、第二章のCMと合わせてチェック。

第一章特別編の分布。

巨大というほどではないけれどかなり大きな円分布になる。極端に細くもなくしっかり暗い線で描いているので、暗いシーンが多くてもメリハリのある鮮明精細HV画質になっている。ジャギ感もほとんどなく、滑らかに見える線がほとんど。



若干線に乱れはあるもののグレインの影響と思われる圧縮劣化が主因でリサイズでの乱れは特になく、細かい描写も乱れずしっかり残っている。圧縮劣化が少ないわけではないけれど軽微なので普通に見ていて気になるようなシーンは少なく、十分安定した放送画質に見える。

数字の確認に苦労したけれど、テレビアニメのディーン標準873より高精細で縦は910.5辺りの中途半端な数字。計算では横は1619辺りになる。

映画でも黒帯なしの16:9映像にはなっているけれど、オリジナルはビスタなど16:9でない可能性もありそう?ただ、公式にある画像もほぼ16:9になっているし、これも16:9で作っているのにフルHDサイズに拡大する時に少し欠けたパターンだろう。



局:TOKYO MX
放送日:2014/02/20
制作:スタジオディーン
評価:HV1280+/910.5


第二章のCM。

あまり変わらないけれど、CMで見る限り第二章の方が少し鮮明な映像になっていて、くっきり感も増して見える。分布でも縦方向の伸びが良いカットが多い。

第一章本編の映像よりジャギの特徴もわかりやすく残っているけれど、縦はやはり910.5辺りで同じサイズを維持している。

2014年3月3日月曜日

PERSONA3 THE MOVIE #2 CM


局:TOKYO MX
放送日:2014/03/01
制作:AIC ASTA
評価:HV1280

この記事は2013年12月の1作目のCMの頃に書き出したものの、はっきりした特徴が残っていない映像で時間がかかりそうで面倒だなぁっと思っているうちに完全に忘れてしまってもう#2。前から流れていたけれど、#2のCMは比較的安定したフレームも多くわかりやすいの特徴を見ておこう。

背景も簡素で線が少ないフレームなので放射状の線が目立つけれど、大きな円に近い分布になる。強いぼかしもなく高コントラストの鮮明映像だけど、細い線での描写が多く線自体もあまり黒くないのでくっきり画質というほどの絵にはなっていない。

リサイズでの乱れもなく絵としては粗い感じもなく滑らかな線に見えるところが多いけれど、特に細い線を拡大してみるとガタガタと表現したくなるくらいジャギがはっきり残っている辺りは、いつも通りのAICらしい特徴。

乱れも少ないのでつまらないくらい簡単に縦720と判断できるHV1280。例によって映画でも黒帯なしの16:9なので最初から16:9で作っているパターンだろう。

2014年2月27日木曜日

劇場版 世界一初恋 ~横澤隆史の場合~ CM



局:TOKYO MX
放送日:2013/02/26
制作:スタジオディーン
評価:HV1280+/872-i


横の伸びは良いけれど縦が特徴的に崩れた分布は例によってフィールド毎の拡大の影響。あまり見かけない縦720を超える高精細映像なので、縞というより線がよれよれになっている。

いろいろとミスの多いディーンだけど、縞HV映像は見かけないのでCM映像の作成時の問題というだけで、実際の上映はもちろんBDや将来どこかで放送される時も問題ない映像になっているだろう。似たような例では、伏のキッズでの特番で使われた映像が縦900からフィールド毎に拡大した状態だった。ただ、24fpsが基本のはずの映画なのに制作途中でインタレ化してしまう作品もあり、本編でも縞々状態で放送、円盤化されてしまった作品もたまに見かける。

テレビシリーズは普通にHV1280だったけれど、フィールド特徴から縦は872でスタジオディーン標準の873より1小さい。元は1552x873だったものが拡大処理で僅かに切れただけだろう。サイズ的にはいつものディーンだけど、高解像度化に挫折した制作が多い中、一部例外はあっても映画、テレビアニメともしっかり高精細制作を続けている点は評価したい。

 
補正する人もいないだろうけど

Destripe(436, 7, 4, 4)

辺りの設定で線の乱れを軽減できる。ただ、ここまで高解像度になると、リサイズでのボケの影響が大きく、SDアプコンや縦720クラスの縞縞映像ほど綺麗な絵に改善することは難しい。

2014年2月14日金曜日

たまこラブストーリー CM


局:TOKYO MX
放送日:2014/02/12
制作:京都アニメーション
評価:HV1280+/955.5

ちゃんと動画で動く映像のCMに変わったので、チェックしておこう。

大きめの円に近い分布でもテレビシリーズに比べると若干小さく、線の輪郭も少しソフトになっている。映画の方が線が余り細くなく、テレビシリーズの方が精細な絵に見えるけれど、線がはっきりした分くっきり感は増して鮮明に見える。

テレビシリーズでも使っていたけれど、比較的強い色収差フィルタが掛かって画面の隅に近づくほど色がずれが気になる。カメラを揺らすような動きを加えているところも多く、作画より効果やカメラワークで絵作りした感じの映像になりそう?

映画でも黒帯なしの16:9映像だけど、今回も縦は955.5辺りのいつも通りの京アニ標準。

2014年2月5日水曜日

BUDDHA2 手塚治虫のブッダ-終わりなき旅- CM


局:TOKYO MX
放送日:2014/02/04
制作:東映アニメーション
評価:HV1280



状態の良いフレームが少ないCMだけど、比較的安定したところは若干伸び悩み気味に見える円に近い分布になる。特にボケが強いわけではないけれど、全体に線が余り黒くなく、メリハリのないソフトな絵に見えるところがほとんど。


鮮明さ優先のリサイズで拡大していて、上下に×状のノイズが見えるけれど、元々それほど鮮明な映像ではないので、線の周期的な乱れの分さらにはっきりしない絵になってしまっているようにも見える。

少し乱れはあるけれど、縦720の特徴もはっきり残っていてこれもHV1280。チェックしていない作品も多いのでHV1280+の劇場版も過去にあったかもしれないけれど、東映アニメーションはテレビでは早くから高解像度のアニメを作り続けているのに、映画は何故か1280x720ばかり。これも黒帯のないCMで、映画でも最初から16:9で作ったパターンだろう。

2014年2月2日日曜日

劇場版 モーレツ宇宙海賊 ABYSS OF HYPERSPACE -亜空の深淵- CM


局:TOKYO MX
放送日:2014/02/01
制作:サテライト
評価:HV1280+/972


縦の伸びは非常に良く巨大な分布になる高精細HV。

ひと目で1280x720クラスの映像ではないとわかる質感で、テレビシリーズとは比較にならない精細感と鮮明さのある映像になっている。

線に少し粒状感が残るところもあって、少し荒削りな作りにも見える辺りにはサテライトらしさが残っている感じがしないでもない。それでもテレビアニメでみるサテライト作品よりしっかり作り込まれているように見えるし、線も極端に細くなりすぎずメリハリのある高コントラストのくっきり画質で、大画面映えしそうな映像に仕上がっている印象。


フルHDには届かないけれど縦は972と非常に高精細になっている。972という数字はここで見た作品の中では初出だけど、1728x972でちゃんと整数で16:9になる組み合わせの一つ。黒帯なしの16:9映像なので、これも最初から16:9で作っている可能性が高そう。

2012年辺りはテレビシリーズから続く劇場版でもHV1280+作品がいくつかあったけれど、映画でも大半は1280x720が当たり前という状況が続く中、この劇場版はかなり気合いを入れて作ったようだ。

2014年1月3日金曜日

そらのおとしものFinal 永遠の私の鳥籠 CM


局:TOKYO MX
放送日:2014/01/01
制作:プロダクションアイムズ
評価:HV1280



ソフトなカットが大半のCMで、比較的鮮明なところでもこの程度。線があまり暗くなく彩度も抑えた淡い質感の絵で、2期や前の劇場版の鮮明画質と比べるとかなりボケの強い絵に見えてしまう。

アイムズらしいというべきか、AICの特徴そのままの細すぎるくらい線の細い絵で縦720のジャギもわかりやすく、これも映画でも黒帯なしの16:9で作られたHV1280。

劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising- CM



局:BS11
放送日:2013/12/31
制作:サンライズ
評価:HV1280


やや小ぢんまりした円分布のどちらかというとバ
ランス志向なHV画質。映画のCMでは動きが激しいカットばかり選ぶこともあって、画質評価には向かないものが多いけれど、これもボケたカットが大半で、アプコン並みに小さい分布になるところが目立つので本編映像で印象が大きく変わるかもしれない。

CGが浮かないように強くぼかした感じがするシーンも多いけれど、シャープフィルタで強引に鮮明にしても線が非常に滑らかに見えるくらい丁寧に仕上げている印象。

線の輪郭に注目すると高精細な映像っぽい特徴も多いけれど、断片的ながら細い線には縦720のジャギもしっかり残っていて、前作に引き続きHV1280。

THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ! CM



局:TOKYO MX
放送日:2014/01/03
制作:A-1 Pictures
評価:HV1280



特に鮮明なカットは少し横長でもかなり大きな分布になる。ただ、鮮明に見えるカットで演出的な意図が特になさそうに見えるところでも分布差が大きく、全体の質感が統一されていない感じが少し気になる。線もしっかり暗い高コントラストの上、線が輪郭強調気味になっているくっきり感の強い鮮明HVだけど、映画というよりテレビアニメっぽい絵に見えてしまうかも?

MXではほとんどべた塗りのすっきり画質に見えるけれど、その特徴の割には圧縮劣化が多く、元はしっかりノイズ効果があったものが潰れて見えなくなっているだけだろう。

少しジャギ感の残る線で縦720の特徴もわかりやすく、これも黒帯なし16:9のHV1280。

2013年12月29日日曜日

pupa Blu-ray&DVD; CM


局:TOKYO MX
放送日:2013/12/29
制作:スタジオディーン
評価:珍種 (HV1280+/873-i?)



放送開始前のBDCM。

フィールド毎に拡大したような上下のノイズが見える分布で、絵で見ても縞状の線の崩れが出ているけれど、単純にフィールド毎に拡大したような特徴にはなっていなかった。

一回はフィールド毎のリサイズを行っているようには見えるけれど、それ以外に縦方向に絵が崩れるような処理が加わっているようだ。横の伸びも以上に悪くCM編集作業が雑だっただけだろうし、むしろこの状態にする方が面倒なので本放送はここまで不自然な映像にはならないだろう。

縦方向の特徴ははっきりしないものの、横方向は乱れも少なく特徴も良く残っていて、1440の放送でもほぼ正確に1552のジャギも確認できる。冬のディーンは桜Trickと合わせ、ちゃんと整数で16:9になる1552x873で揃いそうだ。

2013年12月18日水曜日

劇場版 HUNTER×HUNTER The LAST MISSON CM


局:日本テレビ
放送日:2013/12/17
制作:マッドハウス
評価:HV1280+/810



動きに加え効果の影響で特徴がはっきりせず評価に使える映像を見つけられなかったけれど、ようやく効果も動きもなく安定したフレームも多い宣伝映像を見つけたのでそこで確認。

線もしっかり黒い高コントラストのくっきり画質で、マッドハウスには珍しいすっきりくっきりの鮮明カットも少なくない。


特に乱れのない無難なリサイズでこのフレームは縦810のジャギもはっきり残っている。映画でも黒帯なしの16:9で、最初から1440x810で作っていると思える特徴は劇場版1作目から変わっていない。といっても宣伝映像で見る限り1作目よりコントラストがかなり高くなっているので、映像としての印象は劇的に変化している。

テレビアニメでも1600x900クラスの映像が増えてきたので1440x810は地味なサイズに見えるけれど、映画でも1280x720の方が多いくらいなのでれでも頑張っている方だろう。

2013年12月14日土曜日

魔女っこ姉妹のヨヨとネネ CM


サイト:youtube
配信日:2013/08/09?
制作:ufotable評価:HV1280+/956


テレビCMも流れているけれど派手な動きで特徴がはっきりしないカットが大半なので、youtubeの予告編をチェック。空の境界は映画でも16:9だったけれど、この作品は上128,下130幅の黒帯付きシネスコ。

横は枠を超えるくらい伸びが良いけれど、縦の伸びが悪く巨大な横長分布になる。フルHD相当というわけではないけれど、この配信映像は横1920を維持した映像で、テレビサイズに拡大した後は横方向にリサイズされてない。

動画で見ても気づかないレベルだけど分布通り縦に少しボケている。テレビ映像化する際の劣化ならまだいいけれど、他に欠点らしい欠点がないだけに元から縦ボケしていたとするとなんかもったいない。youtubeに限らず、見つけた映像はどれも似た特徴になっている。

空の境界Fate/ZEROなど高精細でもソフトなHV画質が目立つufotableだけど、この作品は明るく高コントラストのくっきり画質。かなり細い線で描いているけれど黒浮きが目立つところもほとんどなく、精細感のある非常に鮮明HVに仕上がっている。

ほとんどちらつきのないすっきり画質でyoutubeの中でも比較的劣化が目立たない映像に見えるものの、ネット配信ではグレインは消えてしまうのでオリジナルにはノイズ効果もあったかもしれない。テレビのCMではちらつきが見えるけれど、それが元からあったノイズ効果なのか、圧縮劣化のノイズなのか判別できなかった。



シネスコでは横1280とか1440とか16:9の環境のまま上下を削っただけに見えてしまう貧乏シネスコ映像も多いけど、商業的に当たり作品の多いufotableだけに余裕があるのか、この映像はufotableの16:9標準よりかなり高精細になっている。


テレビCMではBS11も横1440経由なので正確な数字が確認できないけれど、youtubeで見ると変わった数字ながら横は正確に1700。縦はボケの影響ではっきりしないけれど、絵のある範囲で計算では728辺り。フルHDの精細さには程遠く特に凄い映像でもないけれど、1280x720クラスの映画もまだまだ多いのでこれでもかなり頑張っている方だろう。

ただ、画素数で比較するとufotableの16:9標準1520x855が約130万なのに対し、1700x728は124万足らずと少なく、ufotableとして頑張って作ったというよりは今までと同じ負担でシネスコにしただけと言った方がいいかも。


この作品に限らず、映画のCMは派手に動くカットばかりを選んでいるため、放送では圧縮劣化でぼろぼろになって画質評価できないものも珍しくない。時間がないことも影響したけれど、調べても良くわからないという理由でここに書けなかった作品が多かった。短時間で印象を残すために映像的な魅力より、派手さでカットを選びたくなるもわからないではないけれど、元から知名度が高く注目されている作品はともかく、もう少し緩急のある映像で最低限どんなアニメかわかるCMにした方がいいのでは?

2013年12月6日金曜日

ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE 宣伝映像

 

局:日本テレビ
放送日:2013/12/05
制作:TMS / だぶるいーぐる
評価:HV1280+/864

特番での紹介映像をチェック。

巨大というほどでもないけれど、かなり大きな分布になる高コントラストくっきり鮮明HV。一部、下のような縦の伸びもよい巨大分布になるカットがあったけれど、上程度か、さらに一回り小さい分布になるところが大半で、高解像でも鮮明さ優先ではないバランス志向の映像といった印象。

軽微なグレイン風ノイズはあっても大半が潰れてしまい、べた塗りに近い簡素な絵ということもあって圧縮劣化も目立たず安定感もまずまず。


近年ののコナン劇場版共通の特徴だけど、映画でも黒帯なしの16:9、もえたんBASARAの縦864と、この作品でも変わっていない。




この状態のカットの方が線の輪郭もはっきりしてくっきり感に強い鮮明映像に見える。といっても鮮明すぎて線にジャギ感が残っているし、特に良い画質という感じもしない。

全体の質感が統一されていないところは気になるけれど、何か演出的な意味があるとか、最終的な映像を使った宣伝用映像でないだけかも?





12/6のテレビ特番の再放送は、初回放送時と同様全編フィールド毎の拡大で駄目アプコン画質のまま。

コンポジソース時代のTBSアニメとか、マクロスFの前半のアプコンなど、アプコン末期時代に低画質で初回放送してしまったアニメは再放送でも当時の駄目素材そのまま使うのがほとんどだけど、これも不幸な時代に放送されてしまった作品の一つで、将来再放送されることがあってもずっとこのままなのだろう。

2013年9月18日水曜日

宮河家の空腹 Blu-ray CM


局:TOKYO MX
放送日:2013/09/17
制作:Ordet/エンカレッジフィルムズ
評価:HV1280?-HALF

MXでの放送もあるようなのでCMはスルーでも良かったけれど、癖のある処理だったので見ておこう。

暗いけれど上下に傘状のノイズが見える極端な横長分布。このパターンは時々出てくるけれど1080iの片フィールドだけを使ってコーミングを回避している。実質縦540相当の映像だけど特に粗い感じもなく、普通に見ていて片フィールド状態とわかる人はいないだろう。 文字などはちゃんと1080で入っている。

半分失われているので縦方向は判断できないけれど、断片的でも横方向に1280周期の特徴が残っているので、普通に1280x720→1920x1080映像の片フィールド状態だろう。BDはもちろん放送でもこの状態のままにはならないだろうし放送で再確認。

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語 CM


局:BS11
放送日:2013/09/07
制作:シャフト
評価:HV1280


安定したフレームは大きな円分布になる。比較的細い線での描写が多いけれど極端な黒浮きもなく、癖ないバランスのHV画質で見やすい映像になっている印象。派手に動くところは圧縮劣化でブロックノイズだらけになっているけれど、強いノイズ効果もなくCMでもそれほど荒れた映像いはなっていない。

特にジャギ感の強い線ではないけれど、乱れのない縦720の特徴もはっきり残るシャフトらしい特徴で、これもHV1280。

2013年6月5日水曜日

攻殻機動隊ARISE -GHOST IN THE SHELL- CM


局:BS11
放送日:2013/06/04
制作:Production I.G
評価:HV1280+/864

動きのあるカットが多い条件の悪い映像で、アプコン並みの小さい分布になるところも多いけれど、比較的安定したフレームではそれなりに大きな分布になる。細い線での描写も多く、精細感のある絵になっているものの、コントラスト抑え目で線もあまり黒くなく、鮮明な印象は強くない。

ノイズ効果を使っている割に派手に動くカットでも圧縮劣化は抑えられていて、CM映像にしては安定した放送画質に見える。

線の輪郭の微妙な特徴もしっかり残っているフレームもあって断片的ながら縦864のジャギも見え、これもIGのHV1280+標準、もえたんBASARAの1536x864。

2013年4月8日月曜日

ハル 本予告


サイト:youtube
配信日:2013/02/08
制作:WIT STUDIO
評価:HVFULL

MXの進撃でのCMでチェックしようと思って調べて見るとyoutubeでフルHD配信されていたので、そちらでチェック。

横1920維持ソースで横が切れた分布にならず、かなり大きな円に近い分布になる鮮明精細HV。枠をはみ出すほどの分布ではないけれど、縦1080の特徴もしっかり残るフルHD映像。
放送ではBS含め横1440経由の映像がほとんどなので、横も1920の情報を持つ映像はWOWOWくらいでしか見ることが出来ないけれど、youtubeでは文字通りのフルHD映像になっている。

ただ、圧縮劣化で細部の崩れも目立ちオリジナルに比べるとディテールが失われたさっぱりした絵になっているようだ。同じところでMXのCMと比較するとMXの方が情報量も多く緻密な絵に見える。高コントラストでも少し暗部を持ち上げた感じの淡い映像で線も比較的明るいのでくっきり画質というほどのメリハリはないけれど、配信では潰れが目立つと言っても非常に精細な描写も多い。

テレビサイズの映像を見ると線に縮小した跡が見え、オリジナルは縦1080より少し大きい16:9ではない映画サイズで作っているようにも見えるけれど、公式ページにある本編引用の画像はほぼ正確に16:9なので、見えている特長は元絵のジャギで、最初から1920x1080で作っているのかもしれない。


IG系で去年できたばかりのWIT STUDIOだけど、中編映画とはいえ最初からフルHD映像を作ったということでここでは期待の制作と言えそうだ。