2009年12月29日火曜日
坊つちやん 姿三四郎
★4:3アニメです
局:TOKYO MX
放送日:2009/12/29
評価:4:3-i/486(A)
坊ちゃん
1980年にフジテレビで放送された作品らしい。
上下隅の分布がはっきり見える常時縞の-iアプコンではあるけれど、コンポネで30年前の映像としてはかなり良い状態。劣化の少ないフィルムが残っていたのだろう。
縞解消時の分布。縦の伸びも悪くなく、もちろんフィルム由来のグレインや、ガタツキはあるものの、SD時の画質は十分優秀。
SDの状態はそれほど悪くないのにアプコン処理で劣化させてしまう例は非常に多いけれど、DVDを売るための低画質化といった事情と関係ない作品では、そろそろ賢い次世代アプコンが増えてもようさそな時期?
局:TOKYO MX
放送日:2009/12/30
評価:4:3-i/486(A)
姿三四郎
これも同じ制作で1981年に放送されたらしい。
似た分布で、この時代としては比較的良質な素材からのリマスタ版のようだ。
2009年12月28日月曜日
バカとテストと召喚獣 番宣
はなまる幼稚園 番宣
局:テレビ東京
放送日:2009/12/27
評価:HV1280-i(SPICE)
分布でわかりやすいHV1280-iで、これも最近主流の(SPICE)パターン。
リサイズでの劣化も酷く、かなりもったいないHV画質画質だけれど、例によって番宣だけHVの可能性も高い枠だけに、この状態でも変なアプコン画質よりはましだろう。
いままでのことを考えると故意の縞縞化?とも考えたくなるけれど、せめてこの画質以上での放送を期待しておく。
文字が1080の解像度で入っているため縞解消すると崩れてしまうけれど、
Destripe(360, 4, 3, 3).evenly720(3, 30)
辺りの設定ですっきりした絵に戻すことができる。
2009年12月27日日曜日
COBRA THE ANIMATION 番宣
2009年12月26日土曜日
ワンピース THE MOVIE デッドエンドの冒険
銀魂 189話
局:テレビ東京
放送日:2009/12/24
評価:HV1280?
冒頭のいきなりHV部分は大きい円に近い分布。ジャギ感もなく、それほど線も暗くなく高コントラストというわけでもないので僅かにソフトな印象だけど、十分鮮明に見える環境も多そう。
ジャギっぽい特徴がほとんど見えないけれど、線の潰れ方から1280x720に近いサイズと考えられる。1280x720より少し小さいようにも見えるので、映画用で16:9ではない映像を少し拡大した状態かもしれないけれど、十分な精度で確認できる場所が見つからず?つき。
★4:3アニメです
評価:4:3-ip/486
本編も久しぶりに見ておこう。
4:3-ipの普通のアプコンだけど、ややソフトな画質回なので分布も少し小さい感じ。
2009年12月24日木曜日
真・恋姫†無双~乙女大乱~ 予告?
局:TOKYO MX
放送日:2009/12/22
評価:額縁-ip/486(R)
普通のアニメ映像といえそうなところはほとんどないけれど、久しぶりに賑やかな分布。ドット妨害も強烈で静止画ではかなり酷い画質。
予告と言ってけれど、本編や前回までの予告とは異なり、局ロゴもなくアプコンもMXのCMで基本の486(R)に近い特徴(Destripe的には4, 3, 2の方がよい結果になるパターン)。
いつも通り本放送とはかけ離れた画質だろうけど、この手の画質の淘汰にはまだ時間がかかりそうだ。
公式HPで流れている544x304の同じ映像の分布。
小さいながらもすっきりした分布で見やすいけれど、放送に比べると情報量が少なさがわかってしまういかにもネットっぽい画質。
2009年12月21日月曜日
2009年12月19日土曜日
ドラえもん のび太の大魔境
★4:3アニメです
局:BS朝日
放送日:2009/12/19
評価:4:3-ip/486
BS朝日ドラ映画前回の83年作品より1年前の82年公開。いつも通り番組名常時表示なので、一部消した状態。
コンポジで前回の83年作品と大きさは似た感じの分布だけれど、前回かなり絵が明るく白飛び気味だったのに対し、少し暗いものの色の破綻がないのでそれほど悪い感じはしない。
これもフィルムのガタツキで動きのない絵でもフレーム毎微妙に位置がずれるために、SD-ipのアプコンで縞が出やすく、比較的安定したフレームを選んでも上下の隅に縞の分布が見えているのもよくあるパターン。
そらのおとしもの 5話
2009年12月18日金曜日
クレヨンしんちゃん 嵐をよぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
局:テレビ朝日
放送日:2009/12/18
評価:HV1280+?
2001年公開。
グレイン(ほんもの)の名残りも目立つフィルムらしい映像。古さは感じるもののフィルム経由の映像としては優秀な方だろう。
グレインが圧縮で崩れてしまい静止画で見ると汚い感じがするけれど、特定の解像度の特徴もないので、HV解像度でのテレシネかな?セルの絵の影が背景に落ちているように見える絵も多々あるけれど実際のどういう環境での制作かは不明。
フィルムの微妙な位置のガタツキも圧縮での劣化でコーミングとなっているためにHV1280-iの似た上下の影のような分布が見えるけれど、もちろん縦720からフィールドで拡大した映像ではない。
おおかみかくし 番宣
局:TBS
放送日:2009/12/17
評価:HV1280
絵の違いや暗いシーンも多く、人の目にはにゃんこいとは印象が異なるけれど、ここも前番に似た分布で、大きめの円分布。
比較的ジャギの特徴が強く、縦は正確に720のHV1280。横は確認したカットでは1500を越えるようなジャギの名残もある。
TBSのアニメ(という括りが意味があるかはともかく)では番宣と同等かそれ以上の放送が多いけれど、番宣と本放送で画質が変わる例も多いだけに、ほしみっつ含めて番宣通りになるか放送されるまで安心できない気分。
2009年12月12日土曜日
東京マグニチュード8.0特別編
局:フジテレビ
放送日:2009/12/11
評価:HV960
1話で見たところと同じフレーム。番組名常時表示ので、その部分は消しています。
ほとんど変わらない分布で変わった感じはしないけれど、分布では見えない部分で、本放送時より少し明るく補正されている。明るさなどテレビが表示する時点で補正されることが多いので、見比べて分かる違いかどうかは環境しだいかな。
デュラララ!! 番宣 3回目
局:TBS
放送日:2009/12/11
評価:HV1280
映像も変わって、まともな分布に改善して大きめの円に近い分布になった。
変な映像で少し心配したけれど、本放送もこの程度の上質なHVになると考えて大丈夫かな?
2009年12月7日月曜日
夏のあらし!~春夏冬中~ 10話
ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 番宣
2009年12月6日日曜日
2009年12月5日土曜日
2009年12月4日金曜日
カーズ
2009年12月3日木曜日
2009年12月2日水曜日
ローズオニール キューピー 1話
2009年12月1日火曜日
スポンジ・ボブ
★4:3アニメです
局:BShi
放送日:2009/12/01
評価:4:3-i/486(A)
地上波とか過去の放送はチェックしていないけれど、BShi 19時枠は、欠けなくチェックしてきたのでこれも見ておこう。
上下隅の分布でわかりやすい-iアプコンで、全編縞縞状態。線も太いので十分離れてみれば極端に悪く見えるわけでもないけれど、縞の影響が目に付きやすい環境では気になりそう。
BS2などのSD放送は、理想的ではないものの処理としてはフィールド毎に縮小しるダウンコンバート放送なので、縞の問題が軽減されたSD映像になるはず。BShiよりBS2で放送した方がよく見える可能性もありそうな映像。
縞解消後の分布。上に比べればよくなっているものの微妙な分布で形も不自然。元のSD画質がまともであれば縦の分布はもっと大きくなる。
動きのあるところでは前フレームの残像がはっきり見えているところが多く、3Dのノイズ軽減処理を施したような映像。ということで、アプコン前の段階でそのような加工を行なう必要だった理由を考えると、ドット妨害やクロスカラーが見えるわけではないけれど、元はコンポジだったのかも?
2009年11月30日月曜日
夏のあらし!~春夏冬中~ 9話
局:テレビ東京
放送日:2009/11/29
評価:LB-SD-ibp/486(A), SD-ibp/486(A)
先週のHVから当然のようにアプコンに戻ったというだけでなく、またわけのわからない変な画質に変わる。
動きのない部分は比較的すっきりした分布。
縦は486(A)の普通のアプコンの数字だけど、今期流行気味の-ibpのパターンに似た処理で、縞の出ている部分が何かおかしい。
他の-ibpでは縞の出た部分をぼかしているのに対し、逆に縞に出た部分に縦にシャープフィルタをかけたような状態に見え、わざわざ縞を強調したような奇怪な映像で、縦にスクロールする場面では激しいちらつきが発生している(影響は視聴環境によるかも)。変な画質すぎて珍種なのに興味も湧かない。
-ibpの逆パターンではあるけれど分類上はこれも-ibpの一種と考えておこう。
全体を調べてはいないけれど、こんな分布のところがあった。
縦に不自然なボケもなく分布でも伸びがよいSD-ip、ではなくてここもSD-ibp的な状態。
以前にも少し鮮明に見えるカットが混ざっている回があったけれど、ちゃんと確認しなかったので似たようにSDの部分は今までにもあったかも。
追記
興味なしと言ったものの、このパターンは今回限り(他のアニメ含めて)かもしれないので、改めて調べていたところ、また少し変わった特徴のところを発見。
Aパート4:35あたりにHVの部分が混ざっているけれど、その途中に時間方向にフレームをブレンドした効果を加えたところがあるけれど、そこの分布。
少し変わった分布だけれど、HALF-HVの状態。片方のフィールドを捨ててトップ、ボトムとも同じ絵にしたことで縦が540になっている感じの映像で、フレームで見ると縦方向は2ピクセル単位にはっきりジャギが出ている。
上のリンク先の記事で書いた通り、24fpsのアニメで3フレームブレンドするとコーミングが見えてしまう結果になるけれど、それを回避するために片方のフィールドを捨てている感じ。といっても、このアニメは元々コーミングがない状態絵なので必要ない処理に思えるけれど。
同じ現象が出ているアニメは他にもあるかも。
2009年11月28日土曜日
EX MACHINA
局:BShi
放送日:2009/11/28
評価:HV1280
遠景の建物などCGの精細さが活きるところはもっと大きな分布で鮮明なところもあるけれど、人物が含まれるシーンはこの程度のところが多い。動きの大きな部分ではブロックノイズが大量発生しているけれど、普通のアニメほど輪郭がはっきりしないこともあって破綻が目立たない気もする。
人物の輪郭が線として絵が描かれているため、ジャギ感が出ているところもあるけれど、少しソフトに仕上げているので、それほど目立たない。それでもCGらしい比較的はっきりしたジャギも残っているところが多く、ほぼ正確に1280x720の特徴が確認できる。
画質関係ないけれど、作画枚数とか関係なさそうな割りにカメラを動かすような効果が大好きだったらしく、ほとんどのカットでカメラが微妙に動き続けるために見ていて酔いやすく疲れやすい、というのは個人的な感想。
エレメントハンター 21話でまた縞のお話 後編
中身を見ると無茶なことをやっているように感じると思うけれど、様々な実験と試行錯誤の末、予想以上に良好な映像が得られる状態になったので、最終的にはDestripeとの統合も考えているとか無駄もあるけれどとりあえず出してしまおう。
という事で、HV1280-iの周期的な乱れを補正してより自然な絵に戻すスクリプト evenly720をこちらで公開しました。実験の実寸画像も置いてあります。
縞になっていてもフィールドとしては劣化の少ないHV1280-iもあり、すべての場合に効果があるわけではないものの、大半のHV1280-iで効果が確認できます。放送中のHV1280-i相当のアニメとしては、エレメントハンターは最も効果的な例で、逆に充電ちゃんではevenly720を使うよりDestripeのmodeの値で調整した方がいい例かも。
evenly720の設定
evenly720と名前にも入れた通り縦720固定です。通常Destripeとセットで用いるもので、Destripeで縦720にした直後に使います。
設定値は二つです。
evenly720(int "type", int "amount")
最初のtypeの値は0~3を指定しますが、フィールドの拡大処理に依存するため、HVの縞の分類4パターンごとに共通の設定になります。サンプルが少ないパターンもあるため例外も出てくるかも。
二つ目は補正の強さで、作品ごとに線の乱れに合わせて調整が必要です。ほとんど場合10~30の範囲でバランスのよい結果が得られる。
HV1280-i(GONZO)の場合
Destripe(360, 6, 4, 3).evenly720(2, 20)
typeは2です。強度は10~20程度でバランスのよい線になるものが多い。
HV1280-i(SPICE)の場合
Destripe(360, 4, 3, 3).evenly720(3, 30) お詫び:数字が間違っていました
typeは3です。エレメントハンターなど比較的強い補正が必要なものもあり30から試すといいかも。デュラララ!!番宣1回目もこの設定でよい結果になります。逆にevenly720は使わずDestripeだけの方がよい結果になるものもあります。
HV1280-i(SION)
Destripe(360, 6, 1, 0).evenly720(3, 20)
これもtypeは3。それほど線の輝度ムラが目立たずDestripeだけで十分なものが多い。
HV1280-i(07)
Destripe(360, 7, 7, 5).evenly720(1, 30)
typeは1。evenly720効果が十分確認できるものが多く、30程度と強めの補正が効果的。デュラララ!!番宣1回目の数カットもこの設定が有効。
注意点
evenly720は線を細く鮮明にする効果がありますが、逆に副作用にもなることがあります。周期的なムラを補正するための処理ですので、線の鮮明さではなく線が滑らかになるかどうかに注目して補正した方がよい。Destripe後に線に周期的な乱れが出ていないのであれば使わない方がよく、鮮明な線にしたい時はDestripeのmode値を指定して調整した方が無難だろう。
線に乱れがあっても綺麗にならない場合もあります。元の絵の状態から乱れがあったとか、実際の映像は横方向にも拡大されているためリサイズの劣化が横方向に出ている場合など。
先日のデュラララ!!番宣2回目とかマ王3期の縦713程度の特殊な特徴を持つHV1280-iも、試してみると効果がありました。丁寧に調整した数字ではありませんが効果を確認できる設定を示します。縦横比に注意して下さい。
デュラララ!!番宣2回目の大半のカット
Destripe(357, 9, 5, 5, 2)
AddBorders(0, 0, 0, 6)
evenly720(3, 25)
デュラララ!!番宣2回目の1部、およびマ王3期の本編
Destripe(357, 3, 3, 2, 2)
AddBorders(0, 0, 0, 6)
evenly720(1, 25)
という事で、HV1280-iの周期的な乱れを補正してより自然な絵に戻すスクリプト evenly720をこちらで公開しました。実験の実寸画像も置いてあります。
縞になっていてもフィールドとしては劣化の少ないHV1280-iもあり、すべての場合に効果があるわけではないものの、大半のHV1280-iで効果が確認できます。放送中のHV1280-i相当のアニメとしては、エレメントハンターは最も効果的な例で、逆に充電ちゃんではevenly720を使うよりDestripeのmodeの値で調整した方がいい例かも。
evenly720の設定
evenly720と名前にも入れた通り縦720固定です。通常Destripeとセットで用いるもので、Destripeで縦720にした直後に使います。
設定値は二つです。
evenly720(int "type", int "amount")
最初のtypeの値は0~3を指定しますが、フィールドの拡大処理に依存するため、HVの縞の分類4パターンごとに共通の設定になります。サンプルが少ないパターンもあるため例外も出てくるかも。
二つ目は補正の強さで、作品ごとに線の乱れに合わせて調整が必要です。ほとんど場合10~30の範囲でバランスのよい結果が得られる。
HV1280-i(GONZO)の場合
Destripe(360, 6, 4, 3).evenly720(2, 20)
typeは2です。強度は10~20程度でバランスのよい線になるものが多い。
HV1280-i(SPICE)の場合
Destripe(360, 4, 3, 3).evenly720(3, 30) お詫び:数字が間違っていました
typeは3です。エレメントハンターなど比較的強い補正が必要なものもあり30から試すといいかも。デュラララ!!番宣1回目もこの設定でよい結果になります。逆にevenly720は使わずDestripeだけの方がよい結果になるものもあります。
HV1280-i(SION)
Destripe(360, 6, 1, 0).evenly720(3, 20)
これもtypeは3。それほど線の輝度ムラが目立たずDestripeだけで十分なものが多い。
HV1280-i(07)
Destripe(360, 7, 7, 5).evenly720(1, 30)
typeは1。evenly720効果が十分確認できるものが多く、30程度と強めの補正が効果的。デュラララ!!番宣1回目の数カットもこの設定が有効。
注意点
evenly720は線を細く鮮明にする効果がありますが、逆に副作用にもなることがあります。周期的なムラを補正するための処理ですので、線の鮮明さではなく線が滑らかになるかどうかに注目して補正した方がよい。Destripe後に線に周期的な乱れが出ていないのであれば使わない方がよく、鮮明な線にしたい時はDestripeのmode値を指定して調整した方が無難だろう。
線に乱れがあっても綺麗にならない場合もあります。元の絵の状態から乱れがあったとか、実際の映像は横方向にも拡大されているためリサイズの劣化が横方向に出ている場合など。
先日のデュラララ!!番宣2回目とかマ王3期の縦713程度の特殊な特徴を持つHV1280-iも、試してみると効果がありました。丁寧に調整した数字ではありませんが効果を確認できる設定を示します。縦横比に注意して下さい。
デュラララ!!番宣2回目の大半のカット
Destripe(357, 9, 5, 5, 2)
AddBorders(0, 0, 0, 6)
evenly720(3, 25)
デュラララ!!番宣2回目の1部、およびマ王3期の本編
Destripe(357, 3, 3, 2, 2)
AddBorders(0, 0, 0, 6)
evenly720(1, 25)
エレメントハンター 21話でまた縞のお話 中編
例によって実験で再現してみる。
わかりやすいように4倍に拡大した状態で比較。
上は、元となる1280x720の映像の一部を拡大したもの。
エレメントハンターと同様HV1280-i(SPICE)のパターンを再現して縦720→1080に拡大した状態。この実験では横方向は拡大していません。
エレメントハンターは最初からボケ感が強い絵のため、もう少し乱れは小さいように見えるけれど、これと大差ない状態。
細かい縞状の劣化だけでなく、線に濃淡がありボケた破線のように見えるところもある。
Destripe(360, 4, 3, 3)のSPICEの設定で縦720に戻した状態。
乱れは軽減され、縞状の劣化は消えるものの、拡大時の輝度ムラはそのまま残ってしまい、線の周辺にも若干にじみが出ているのが分かる。テレビで動画で見る場合この状態でも放送そのままに比べるとかなりすっきりした映像になるけれど、上のオリジナル映像と比べると、もう少しどうにかしたい気分になる。
ということで、もう少し工夫してみた結果。
線の輝度の周期的な乱れや周辺の影が消え、オリジナルと比べても遜色ない状態まですっきりした絵に回復できる。
後編につづく。
エレメントハンター 21話でまた縞のお話 前編
局:NHK-E
放送日:2009/11/28
評価:HV1280-i
フィールドでの拡大で縞の出ている状態は相変わらず。1話より悪い分布だけど、ボケた感じの回も少なくなく、もっと小さい分布の時もある。
Destripe(4, 3, 3)で縦720に戻した時の分布。縞状の乱れは消え、見た目にもすっきりした画質になるけれど、上下に影のような分布が薄く残っている。よく見ると線に周期的なムラも残った状態で、放送そのままの映像よりは上の画質だけど良い画質とも言い難い。Destripeの能力不足というより、720→1080の拡大処理で劣化してしまった問題がそのまま残っている結果。
拡大処理時の問題はデジタル的な計算の結果でもあるので、荒れているといっても正確な周期的特徴を持った劣化になっている。その特徴をうまく利用して補正すればもっとよい状態の絵になるはず。
ということで、Destripe後の映像に劣化を相殺するような補正をかけてみた分布。奇妙な影もあまり目立たなくなり、円に近いすっきりとした分布が得られる。
中編に続く
デュラララ!! 番宣 2回目
局:TBS
放送日:2009/11/27
評価:HV1280-i
見ていても気付かないような違いだけれど、先週の映像とは少し異なる不思議な変化があった。
先週と同じフレーム。といっても似たような分布で違いがわからないけれど、今回は先週の映像を僅かに拡大した状態に変わっている。縞の特徴も縦720からと713程度と小さくなり、横方向も同じ比率で切れている状態。この微妙な拡大もフィールド単位に行なっている。
この数字はマ王3期の変則HV1280-iと同じで、先週HV1280-i(07)だったカットはマ王と同じ設定Destripe(357, 3, 3, 2, 2)で縞の解消ができるくらい特徴が近似しているので、何か関連があるのかも。逆に先週と今回の映像の特徴から、マ王の変な映像は縦720からHV1280-i(07)で1080i化した映像を、さらに周囲を少し切り取ってフィールドで拡大したものだったと考えられる。
ちなみに、先週HV1280-i(SPICE)状態だったカットはDestripe(357, 9, 5, 5, 2)あたりでそれなりの絵に戻すことができる。変な加工のない先週の映像の方がより元のイメージに近い絵になるけれど。
低画質化というわけでもないし、縞をぼかして線の荒れを隠すというわけでもなく、何がしたいのかよくわからないけれど、本放送もマ王同様奇妙な特徴の縞画質になる可能性もありそう?
2009年11月27日金曜日
2009年11月24日火曜日
TO 楕円軌道
2009年11月23日月曜日
夏のあらし!~春夏冬中~ 8話
2009年11月22日日曜日
Naked Wolves
2009年11月21日土曜日
デュラララ!! 番宣
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