2009年7月31日金曜日
魔女の宅急便
局:日本テレビ
放送日:2009/07/31
評価:LB-SD-ip/462
金曜ロードショーではよくあるパターンで微妙な幅の額縁付き。
周辺のノイズの見え方は変わるものの、全体にこの大きさの少し潰れた四角分布でリンギングも強く、古いアニメという感じがする画質。分布と粗いジャギからLB-SDだろう。
額部分含めて縦462という珍しい数字の-ipアプコン。安定したフレーム/フィールドが見つからず462という数字は少し誤差があるかもしれないけれど、普通の486 よりかなり小さい。
グレイン軽減目的なのか、3Dノイズリダクションの副作用と思える残像が激しく、ほとんどのシーンチェンジで前カットの残像が見える。カット内での動きでも前フレームの線が確認できるところも多い。
2009年7月28日火曜日
劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド・パール ギラティナと氷空の花束 シェイミ
局:BSJAPAN
放送日:2009/07/27
評価:HV1280+
テレビ東京と同じフレーム。分布でもほとんど差はなく、静止画比較ではテレビに近付いて見ても判別できなかった。
動画としてみるとシーンチェンジでの破綻はBSの方が激しいという傾向はいつも通りで、優劣は評価ポイント次第だけれど、放送としてはどちらも優秀と言っていいだろう。
それでも圧縮の劣化が少ないカットをフィルタ処理して比較すると、BSで乱れのない線が地上波では僅かに揺らぎがあったり、極端に線幅が狭い部分で潰れている部分も確認でき、普通に見てわからないような微妙な差であってもBSの高解像度が活かされている。
先週の前作をあらためてフィルタ処理して比較してみると同様の違いが確認できるけれど、BSJの放送で2本を比較すると前作の方が線の乱れが大きく、1年の間に技術(あるいは環境)が向上しているようだ。
2009年7月27日月曜日
2009年7月26日日曜日
2009年7月24日金曜日
NARUTO疾風伝 338話
局:テレビ東京
放送日:2009/07/23
評価:SD-ip/486, SD-i/486(OP), HV1280+(ED)
遅ればせながらHVのEDの分布。
もう少し縦の伸びの悪いところもあるけれど、良い状態のところは縦に長い楕円分布。
ジャギの特徴からこれも縦1080のようだ。横方向にも1920程度の名残もあり、元はフルHDの可能性が高そう。
OP,EDはちゃんと確認しない例も多いけれど、OPも本編とも異なるので見ておこう、ということでOPの分布。
ボケが強いために目立たないけれど、常に縞の出ているSD-i。
本編の分布。4月に見たところとはかなり異なる分布。本編でも場所によって若干質感の異なるところもあり、OPED含めいろんな画質が混ざった極端な状態。
2009年7月23日木曜日
2009年7月21日火曜日
2009年7月19日日曜日
懺・さよなら絶望先生 3話
局:tvk
放送日:2009/07/18
評価:LB-SD-ip/487, HV1280(OP,ED)
OPもHVに。
60iで微妙に動いていているところも多く、完全なフレームが得られないところもあるけれど、縦720のジャギが確認できるところはちゃんとあるので、ED同様HV1280。
60iで動くところはHV1280-i的な縞でなく、普通のコーミングの特徴なので、微妙に画面が振動する効果は1080iに拡大後に行なわれたのだろう。
tvkとしてはかなり大きい分布で十分鮮明。このフレームもMXとの分布差は少なくなりそう。
OPEDが見た目にも鮮明なHV映像となったことに逆行するように、本編は2話より縦の伸びが悪いところが多く、絵としてみるとほとんどSD-iのように画面全体がフィールド単位での拡大での縞が出ている状態に近い。それでも挙動はSD-ipのようだ。
1,2話も十分縞縞状態だったけれど、ここまで全体がフィールドで拡大した状態に近ければ、縞解消しても劣化するところはなく、すっきりした絵に改善できる。
2009年7月18日土曜日
狼と香辛料Ⅱ 2話
懺・さよなら絶望先生 2話
局:BS11
放送日:2009/07/17
評価:LB-SD-ip/487, HV1280(EDのみ)
今回もED部分。
tvk, MX同様EDのみHV化。というところは普通に予想できることだったけれど、MXより伸びが悪いのはいつも通りながら、比較的近い分布になることが多いtvkと比べても小さい分布で、全体にボケた状態。
BS11が悪いというよりtvkのこのフレームがいつになく良い状態(といってもフレーム全体でなもない)で、BS11はいつも通りという感じはするものの、tvkとBS11でここまで差が出るのも興味深い。tvkも別のカットではしっかりボケているところもあり、全体がよいわけではありません。
改めてMXより少し分布の悪くなる"tvkぼけ"を調べてみると、tvkのエンコーダ(あるいはその直前の映像処理部)は奇妙な劣化が起こっていることがわかってきた。今週のtvkの狼と香辛料でも気になる点があったので一旦記事にしたものの、的外れだったのでもう少し詳しく確認してから詳しく書く予定。丁寧にtvkのHVアニメを調べていればもっと早く気付いて当然と思える独特な特徴で、そんなことも気付いてなかったのかと言われても仕方ないくらいの話になりそうだけれど。
2009年7月17日金曜日
東京マグニチュード8.0 2話
局:フジテレビ
放送日:2009/07/16
評価:
1話より少し小さい分布のところが多いけれど、細かい部分での潰れもなくなり、リサイズでの乱れも減って線がすっきりした感じ。
といっても普通にテレビで見て気付くことは無さそうな微妙な変化。
追記
はっきりと縦720の特徴が見えるけれど、よく見るとその部分も元は960x540からの拡大でしか出てこない粗さがあり、他の部分と同じ状態のようだ。この状態の判別は厄介で、もし他のアニメでも似たような処理を行ったいたとすると、HV1280分類のボケアニメの中にこれに近い例もあったのかも。
2009年7月16日木曜日
劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド・パール ギラティナと氷空の花束 シェイミ
狼と香辛料Ⅱ 2話
2009年7月15日水曜日
劇場版 ポケットモンスターDP ディアルガVSパルキアVSダークライ
局:テレビ東京
放送日:2008/07/17
評価:HV1280+
上下15ピクセル幅ずつの黒帯び付き。去年チェックしたフレームと同じ場所を探すのが面倒という理由で別の場所だけれど、少し横に長い楕円っぽくみえるところが多くほぼ同じ画質。境界がはっきりしない状態でかなり伸びがよく、見た目にも鮮明なHV画質。
去年は解像度に関して何も書いてないけれど、よくわからなくて故意に触れずに誤魔化した記憶があるような、ないような・・・
CGなどで比較的はっきりジャギが確認できるところがあり、黒帯び込みで縦1000を越えるくらい高精細さと思えるけれど、複数回のリサイズを行なったのか不規則な乱れがあり、正確な数字は未確認(時間をかければ正確に判別できそう)。1080との差があまりなく部分的には1080のジャギに見えてしまうところもあり、劇場版としてもかなり大きなサイズだったようだ。
ここまで大きいと中途半端なサイズでの制作は考えにくく、元はフルHDでその上下を切った劇場用マスターがあり、そのまま放送すると上下の黒帯の幅が大きくなるので、左右も少し切った後、拡大した状態で放送したとかかな?(ちょっと妄想入ってるかも)
追記
別のフレームで縦1080を越えるサイズを縮小したところが見つかってしまったのでCG部のジャギでの判断は危険だったかも。フルHDかそれに近いサイズ、というところは間違いなさそうなので明日次作合わせて再確認。
2009年7月14日火曜日
懺・さよなら絶望先生 2話
局:TOKYO MX
放送日:2009/07/13
評価:LB-SD-ip/487, HV1280(EDのみ)
HV化したED部分でtvkと比較。下はtvk。
大きい分布のHVアニメでは、MXの横の伸びの良さがはっきりわかる例が多いけれど、このフレームではtvkも伸びがよく、MXの方が一回り大きいけれどあまり差がないように見える。
分布だけでなく絵で見ても線の太さや輪郭も似ていて、いつものtvkボケが感じられない部分がある。
フレーム全体で見るとtvkボケが出ているところが多いけれど、人物の線だけはっきりしているという面白い特徴。
tvkボケの特徴を丁寧に調べたことはないけれど、比較的高精細な絵でもボケが少なくなることもあるようだ。
2009年7月13日月曜日
化物語 1話
局:BSJAPAN
放送日:2009/07/12
評価:HV1280
tvk, MXと同じフレーム。
MX同様大きなHV分布。僅かな差ではあるけれどMXより少し伸びがよく、動きの少ない場所ではノイズも少ないところが多いように見える。左右の反転はいつものBSJのロゴの成分で直接画質に関係しません。
十分優秀なMXでも1440へのリサイズでの劣化が出ていることが確認できてしまうくらい精細で、BSJのソースが横1920と断定できる根拠はないけれど、MXよりさらに線も細く見えフルHDマスターそのままという感じの絵に見える。
精細で情報量が多い分、シーンチェンジでのブロックノイズは少し多めで不安定なところもあり、
2009年7月12日日曜日
こんにちはアン 15話
局:BSフジ
放送日:2009/07/12
評価:HV1280+?
1話以降まったく確認していなかったけれど、再チェック。といっても分布はそれほど差はなく、大きなHV分布で鮮明な画質。
1話でチェックした場所はボケたり乱れてわかりにくかったけれど、今日の放送では十分きれいにはっきり確認できるジャギが見えるカットがあり、解像度は1440x810に十分近いようだ。一方、1話同様リサイズでの乱れがあり1280x720っぽくみえるところもあり、確実にHV1280+といえる状態ではない。
再現実験では1440x810を1280x720に縮小した劣化の特徴に似て見えるものの、断定できるほど正確には近似せず。ということで、明確に判断できるフレームを運良く見つけられるまでHV1280+?に評価変更。
懺・さよなら絶望先生 2話
局:tvk
放送日:2009/07/11
評価:LB-SD-ip/487, HV1280(EDのみ)
本編は先週と同様の分布で似た状態。
EDの分布。若干横長ではあるけれど巨大なHV分布で、EDだけ(全体丁寧に確認していないので他にもあるかもしれないけど)HV化。
縦横とも1280x720のジャギがはっきり確認できるHV1280。
MX月曜やTX日曜のすたちゃ枠はアプコン処理や(部分的に)解像度が変わることが多いけれど、このアニメも微妙な変化が何度かありそうだ。
局:tvk
放送日:2009/07/04
評価:LB-SD-ip/487
先週1話のEDの同じフレームの分布。本編と変わらない画質。
2009年7月11日土曜日
懺・さよなら絶望先生 1話
2009年7月10日金曜日
東京マグニチュード8.0 1話
局:フジテレビ
放送日:2009/07/09
評価:HV960
少し横長の楕円分布。似た分布の所が多い。
十分鮮明な画質ではあるものの、縦方向にややリサイズでの乱れがあり、その分少し潰れた分布になったようだ。
細い平行線の部分では縦720のジャギが確認できるけれど、全体に縦540の粗い乱れたジャギも同じフレームにあり、960x540を
これもbonesということでHV960と思えるものの、このパターンは前例がないので、後で実験的に確認した方がよさそうということで?付きの仮評価。
追記
縦方向の乱れの理由ははっきりしないものの、確認した範囲ではどのフレームにも縦540と縦720の特徴が混在していて、最小の状態が1280x720と考えるられる場所は見つからず。乱れはあるものの、ほぼ全体に960x540の状態があったと思えるので、分類的にはHV960でよさそう。場所によっては960x540にする前の高解像度のジャギの特徴まで残っているところもあって複雑な特徴を持つ状態になっている。
奇妙な処理の理由は1280x720制作にするつもりだったけど1話担当の環境では960x540までしか対応できず無理やり1280x720に拡大したとか・・と妄想すると、2話以降ちゃんと1280x720のHV回があってもおかしくないかも?
最近のbonesのジャギ感の強いHV960画質とは異なり、ややボケた感じながらソフトな映像で悪くないものの、やはり960x540では細かい部分の潰れが激しく、HVアニメの中ではどこかもやっとした絵で物足りない。
2009年7月9日木曜日
2009年7月8日水曜日
2009年7月7日火曜日
逆境無頼カイジ 1話
局:日本テレビ
放送日:2009/07/07
評価:
ここをはじめた頃におそらく3話のチェックしているけれど、似たような分布で特に変化はないようだ。
縦の伸びが悪くレタボズームっぽい分布だけれど、ボケで特徴がはっきりしないので、後で再確認します。
追記
3番組並行で見ていたので慌てすぎてでたらめな評価だった。申し訳ない。パンのところなどはわかりやすく縞が出ていてアプコンは普通に-ip/486。札束など幅の狭い平行線などジャギが確認しやすいところが多く、レタボ経由も間違いなそう。ということでLB-SD-ipに訂正。
宙のまにまに 番宣
局:TOKYO MX
放送日:2009/07/06
評価:額縁-ip/486
もう放送日で参考にもならないけれどチェックしておこう。
MXではよくあるコンポジ額縁の超低画質番宣。賑やかな分布の通りノイズも豪快。
縦の伸びも悪いけれど、ドット妨害などのノイズに加え完全に静止したフレームでないため、フィールド単位で拡大されてしまい、フレームで見ると-iアプコンのような縞だらけの状態になっているため。縞を解消すると比較的状態のよい額縁と思える縦の伸びになる。
ノイズを解消すると比較的よい絵に見えるので、本放送は最悪でも無難なアプコン画質になりそう(希望的観測)。
サイト:番組公式サイト
(http://www.mmv.co.jp/special/soramani/)
配信日:不明
変わったところで公式PVの同じ絵をチェック。変な分布になってしまっているけれど、中心から伸びる放射線状の分布の範囲が本来の絵の部分かな。
この手のPVとしては比較的高レートで704x396というサイズということもあって悪くない画質。人物の絵は同じだけど飛ぶ星や花びらの量がMXの番宣より多く少し異なる。
縦の情報が比較的よく残っていて高精細な絵を縮小した特長があるので解像度も確認してみると、十分な精度で縦720に近いジャギが出ているように見えるところがある。
実際は縦解像度が396しかない映像なので無茶な判断で、仮に元がHVだとしてもそのまま放送されるとは限らないけれど、ちょっと期待・・・なんてしない方がいいか。
ちなみにSDの映像からHVの解像度を推定する試みはBD発売がわかっていたタユタマでやったことがあるものの、放送では縦720と思えたのにBDでは縦810だったという失敗があります。ようするにSD以下の映像での推測は無茶、という話だけれど、今回の方が特徴がはっきり確認できている気がするので書いてみた。
懺・さよなら絶望先生 1話
局:TOKYO MX
放送日:2009/07/06
評価:LB-SD-ip/487
tvkと同じフレーム。僅かにtvkより大きいものの、ほとんど差のない分布。静止画で比較するとそれなりに差はあるものの、普通に動画として見るとほとんど差は感じない。
予想通り?HVは番宣のみ。意図もよくわからないけれど、BD出すからDVD買わないでね、というメッセージと勝手に受けとっておこう。
レタボ解像度のジャギも確認できるので、縦の伸びの悪さはレタボ経由の処理のためだろう。tvk同様動きのない場所でも縞の残るすたちゃアプコンを最初に確認したのもこの枠なので、この枠らしい処理ではあるけれど、LB-SDのパターンは初。
BS11は他より上の画質になることもよくあるけれど期待しない方がいいかな?
2009年7月6日月曜日
プラネテス 1話
局:BS2
放送日:2009/07/05
評価:SD放送
少し小さめの分布。下はBShiの放送の同じフレームをSD化してみたもの。
絵の状態の差から処理過程を推定。
1920x1080を720x486にフィールド単位でインタレ保持リサイズ後、上6ドット幅を切り取って720x480のサイズにし、左右8ドット分を黒く潰した状態が近い。
この処理では縦方向に僅かにずれるので、先に1920x1080の上12ドット幅を切り取り、それを720x480に縮小して左右8ドット分を黒く潰していた状態の方がより近い状態になった。左右の黒帯化も縮小前かも。これも似た結果を再現できただけで、実際の処理過程は異なる可能性もあり。
追記
上記の処理での近似は、最近のグインサーガやクローンウォーズでの比較ではうまく一致せず、説明としてはこの放送時点での状況に合っていない状態でした。縦方向の比率は正しいものの、上下6ドット程度を切った状態に近い点、横も1920を720に縮小した状態ではまだずれがあり、1920の状態に左右1ピクセル幅の帯をつけて1922にした状態で720にした時の方が近い。どうでもいいくらい微妙なずれもあり、BS2のダウンコンバートはデジタル的に考えてもあまり意味がなかった感じ・・・。
BSソースをインタレ保持リサイズでSD化した時の分布。よい状態になるように調整したこともあるけれど、ちゃんとSD-pのスクイーズアプコンの縦長分布になり、BS2のような縦の伸びの劣化は発生しない。横方向も少し精細に見える。
今回の放送ソースがHVでない可能性もあるけれど、BS2のSD化処理は、劣化を十分考慮せず適当に作ったものに思える。あるいは実写含めてどんな映像でも大きな問題が起こらないようにした結果?
プリンセスラバー 1話
2009年7月5日日曜日
うみねこのなく頃に 1話
局:tvk
放送日:2009/07/04
評価:額縁-ip/486
相変わらずのtvkらしいコンポジ額縁。
動きのない場所ではコンポジ由来のノイズは軽減されているけれど、縦の伸びも悪くかなりボケた画質。
サイト:アニメワン(BIGLOBE)
配信日:2009/07/02
tvkより先行したので、久しぶりにネット配信との比較。
上と同じフレーム。動きのある部分でクロスカラーが出ているので、これもコンポジ経由でレタボ状態と条件はそれほど変わらず、サイズ的には不利な条件。
それでも、小さいながら正方形に近い分布で、動画としては問題も多いけれど放送より鮮明で静止画での比較ではよく見えるところが多い。
といっても、圧縮で放送以上に情報が削られていて潰れていたり、パンなどはフレームレート無視の処理でかくつくなどまともな動画でもなく、見やすさはあまり変わらないかな?
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