2011年1月7日金曜日
Rio Rainbow Gate! 1話
局:BS11
放送日:2011/01/07
評価:HV1280
MXと同じフレーム。
MXでも少し縦長の楕円に見える分布だったけれど、BS11ボケで横の伸びが悪くなって極端な縦長楕円分布になっている。
比較的細い線はボケで黒浮き気味になっているので、補正の弱い視聴環境ではMXとの差も分かりやすいかも。ボケた分、圧縮劣化が軽減されてもよさそうなのに横1920の負担が大きいのかMXより劣化が目立つところも多い。
一部のシーンはかなり明るい絵になっていて白とび状態のところも多々ありけれど、スケールのミスなど不適切な処理ではなく、演出としての意図的な処理のようだ。とはいえ比較的明るく設定したテレビで見ると目に負担を感じるくらい眩しいこともありそう。
創聖のアクエリオン 1話
局:TOKYO MX
放送日:2011/01/07
評価:SD-ip/486(A)
BS11と同じ場所。
同等の映像でいつも通りMXの方が横の伸びが少し良い。といってもアプコンなのでBS11でもボケで細部が潰れるようなことはなく、僅かにMXの方がリンギングノイズで輪郭強調気味に見える程度。
作品に関係なくBS11は微妙な色褪せもあるけれど、少し古い作品でもそれほど鮮やかな映像でない分、BS11の発色の悪さの方が気になるところが多いかも。とはいえBS-TBSのような顕著な色ずれではないので無視してもいいレベルかな?
千と千尋の神隠し
局:日本テレビ
放送日:2011/01/07
評価:HVFULL
前回2009年の放送で見た場所と同じところ。
上21, 下19ピクセル幅程度の黒帯付きビスタサイズでの放送。色はまだ少し不自然な感じはするけれど、前回の放送よりはかなり赤味は軽減している。
フルHDに近いサイズで作っていたという話はその通りで、上下隅まで伸びきった極端に精細なHV画質になっている。横1440放送なので横が切れているのはよくあるパターン。
この作品固有の特徴も多そうなので、もう少し丁寧に調べてみる予定。
追記
スタッフロールの文字含め、微妙なリサイズの形跡は結局見当たらず、全体に黒帯込みで縦1080のジャギが強く出ている。少し周囲を切ってHVマスターを作ったという話がその通りであれば、リサイズが必要ないように切り出した状態に見える。
全体に細部に揺らぎが見え、ポニョに近いグレイン風ノイズもあったようだ。精細な映像で情報量が多い映像+ノイズ効果と圧縮に厳しい映像ということもあって、静止画で見ると圧縮ノイズが気になるところも多いけれど、激しく破綻するほどの劣化は少なく、放送としては頑張っている方かな。ポニョにあったデジタルなのにフレーム毎に微妙に絵の位置がずれてガタつく効果は流石になく、グレイン揺らぎ以外を除けば安定していた。
2年前の放送ではすでに語り尽くされているだろうし、あまり興味も無かったので「赤い」ことは特に調べることもなかったけれど、今回大きく赤味が変化した理由とか逆に前は何があったのかを、あに瓶的ないつもの妄想憶測全開の推理で検証してみるとしよう。ということで、さらに続く。
夢喰いメリー 1話
局:TBS
放送日:2011/01/06
評価:HV1280
番宣同様小さ目のHV分布のいつものJC画質。演出的にも低コントラストにしているシーンも多いけれど、線の太さとぼかしの関係か演出意図のなさそうなところでもカット毎の線の黒浮き加減の差が大きく、見た目の質感が安定していない。
綺麗というほど荒れの少ない絵ではないけれど、リサイズでの乱れはほとんどなく、比較的綺麗に縦720のジャギが残っていてこれもHV1280。
強めのぼかしでも1280x720のサイズで線間隔が1ピクセル幅しかないところも潰れずに残っている。どちらかというと少しジャギ感が残るくらい鮮明な映像をぼかして整えた状態なので、テレビの鮮明化処理次第ではボケ過ぎというほどの印象にならないこともありそう?
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