こんにちは、トイアンナです。
10代女子から話を聞くと、「学生時代の彼と長年付き合って、そのまま20代で結婚したい」という声をしばしば聞きます。
年収、身長、学歴と3高を求めたアラフォーや、モテへ力を注いだアラサー世代と比べてとっても堅実に見えるこの願望。
ですが、じつは「学生時代から付き合った彼とそのまま結婚」は結構リスキーなんです。
その理由を、これからお答えしますね。
自分の好みは変わるし、相手も変わる
学生時代と社会人になってからでは、異性の好みってけっこう変わります。
私は10代のころ、とにかく賢い男子が好きでした。学年トップでムスっとしている、キレキレの男子が大好物。
それから十数年。今の私は30代ですが、「賢さなんてどうでもいい」と好みが大きく変わりました。
いまから10代のころ好きだった男子に再会しても、恋に落ちることはないでしょう。
自分の好みは変わります。そして彼も同じ。10代で一生を誓っても、20年後は「何こいつ」と思っているかもしれません。
人は変化する生き物で、それでも耐えられる相手としか結婚はつづかないのです。
学生時代の出会いは非常に限定的
そもそも、学生時代に偶然出会う男性は人生で何人いるのでしょうか?
コンビニの店員さんなど、完全な偶然を除けば主な出会いはクラスメイト。
小学校高学年から男子を意識し始めたとして、1クラス30人なら男子は15人。
たとえ毎年クラス替えして全員入れ替わったって、中学卒業までに75人としか出会えないんです……。
高校、大学へ行くなら、進学先によっては人数がガツンと増えます。
でも、いくら学年の数が増えたところで、自分が普段から全員と話すわけではありません。
私は学年8,000人のマンモス学校に通っていましたが、よく話す友達は30人前後でした。
たしかに社会人になる前の方が男性と出会いやすいもの。
でも、せいぜい100人くらいの男子から人生のお相手を決めてもいいんですか……? と、私は聞きたくなるのです。
結婚を急ぐより「見極める力」を
学生時代と社会に出てからでは、出会う人も、自分の価値観も変わってきます。
学生時代はラブラブだったカップルも、社会人になったとたん別れてしまうなんてよくあること。
だから、あまり「学生時代の彼と絶対に結婚する!」と決め込まないようにしておきましょう。
大好きな彼との結婚生活を妄想するのはもちろんありです。
むしろ、妄想なき恋愛なんてつまらない。
けれど、何かきっかけがあって「あっ、やっぱないわ」と思ったら、彼とさよならできる強さを持っておきましょう。
「だって、私には彼しかいない」なんてことは絶対にありません。
学生時代からの彼と無理に付き合い続ける女子よりも、本気で婚活やってる女子の方が100倍カッコいい。
一人の男性に縛られず、居心地のいい相手を見つけてくださいね。
(トイアンナ/ライター)
(愛カツ編集部)