ケンカのとき、意地でも謝ろうとしない男性っていませんか?
謝ったとしても口先だけの彼に「本当は悪いと思ってないくせに!」と女性がキレて、悪循環になりがちです。
意外にも、自分から折れるのが苦手な男性が多いのは事実なようです。
号泣したり、仕事に影響が出るほど消耗したり……なんて激しいケンカはそろそろ卒業したいですよね。
そこで今回は、円満に仲直りできる、ケンカをしたときに決めておきたいルールをご紹介します。
ケンカをする期限を決めておく
「相手の言い分もわかるけど、引っ込みがつかない」と思ってしまうような、意地っ張りなふたりもいるでしょう。
そんな場合は、「どんなにケンカしてもその日のうちにケンカを終わらせる」「朝はケンカしない」など、時間帯・期限を決めておくのもよいです。
その日のうちに仲直りまではできなくても、「今日はこれくらいにして、また気分を変えて話し合おう」など……。
時間で区切って強制的に落ち着く時間を設けると、致命的なケンカになりにくいです。
また、「朝は、少しくらいムッとすることがあっても、仕事に行く前に気分を損ねないように、おたがいケンカを吹っかけないようにしよう」と決めておきましょう。
思いやりベースのルールを設けておくことは、カッとなってもそのルールを思い出すだけで、イラッとした気分が和らぐことも……。
期限や時間に関するルールは「都合悪くなったから、急に謝るの?」という泥沼化を防ぐ効果もあります。
「謝る担当」を決めておく
ケンカをやめるタイミングを逃すと、彼を言葉で追いつめすぎて逆ギレされたり、そのまま不本意な別れにつながったりすることも……。
「激怒している彼女を見て、女性として見られなくなった」という声もあります。
ある程度のところで、ケンカにブレーキをかける必要があるでしょう。
「必ず彼女が先に謝る」など、どっちが先に謝るのか決めてしまうのも、ひとつの手。
先に謝るのは負けた気分になるかと思いきや、「必ず」と決めてしまうことで「ルールを守っているだけ」と思えば、「私は悪くないのに先に謝らなくちゃいけないの?」という抵抗が薄まります。
一方、謝られたほうは「ルールだから」と思っても、「一応は謝ってくれているんだし、しつこく怒り続けるのは大人げないかも……」と頭を冷やしやすくなる効果も。
素直に謝れるようになりますよ。
謝るほうは「はいはい、謝りゃいいんでしょ」と開き直った態度を取らないこと。
謝られるほうは「だからお前が悪いんだろ?わかったか」と、さらに上から攻撃しないのもポイント。
とはいえ、いつも一方が謝るのは、ストレスがたまりそうですよね……。
そんな場合はほとぼりが冷めた頃に小さなお願いを聞いてもらったり、ケンカ中に吐かれた暴言に対しチクッとイヤミを言ったりなどして、小さく発散していきましょう。
事前にルールがあった方が良さそう
どんなに仲の良いふたりも、全くケンカをせずにいることは難しいはずです。
些細なケンカが別れにつながってしまっては、取り返しがつきません。
冷静なときにケンカにルールを設けることで、「意見のすり合せ」が「相手を傷つけるための大ゲンカ」になることはなくなるでしょう。
(中野亜希/ライター)
(恋愛メディア・愛カツ編集部)