皆さんは付き合った男性と初めて行為に及ぶ場合、「あれ? 小さいな」と思ったことはありませんか?
日本人男性のペニスは、世界の平均から見ると比較的小さく、見た目のインパクトは劣っています。
その代わりに硬さが段違いということになるのですが、それはさておいて、世界的に見れば大して立派なものではないということになっています。残念ながら。
ご他聞に漏れず、僕も粗末なもんです。
ところが、男性向けの成人漫画などを読んでみると、迫力満点の描写をされたペニスがやたら多いんですよね。
漫画だから誇張しているわけなんですが、「それにしたってデカ過ぎだろ」と突っ込みたくなるケースも。
じつはそこには、日本人男性のペニスに対する「コンプレックス」が表れているんです。
ペニスに自信がない人がほとんど
とかく男性は、自分のペニスのサイズについて、どっかしらの不満を抱えて生きています。
この不満はなかなか解消できないだけに、不用意な言葉を掛けてしまうと、結構な心の傷を生じさせることも……。
しかも問題が問題だけに、傷ついてもなかなかそれを口に出すことも恥ずかしいもの。
だから、周囲が悩みを察知することも難しいんですよね。
巨根への憧れは江戸時代から?
実はこのような巨根描写傾向は、日本人が昔から何となく踏襲していたようです。例えば春画なんかその最たる例ですね!
ご存知だとは思いますが、春画ってのは古い時代の性風俗の模様を描いた絵画です。
春画は日本の歴史を紐解くとかなり早い段階から登場してるのですが、特に江戸時代には大流行しました。
そしてほとんどの現存している春画のペニスは、大きく描写されているのです。
しかしその理由について、今に至るまで一切の説明はなく、一部の書物に「春画の男根は大きく描くべし」とあるだけなのでした。
あるいは、そもそもサイズが世界基準で見てもさほど大きくはないわけですから、コンプレックスの裏返しで大きく描いたのかもしれません。
ズバリ、サイズに触れないこと!
サイズが小さいと自覚している以上、交際相手にこれを指摘されるのは、男性としても悲しいもの。
手術以外ではどうすることもできない問題ですし、したとしても思ったほどサイズはアップしないのが現実です。
実質的には完璧な改善は不可能と考えてもいいほど。
かと言って、女性に気を遣ってもらうのも、それはそれで男性は心苦しいんですよね。
男性から「俺のって小さいよね」と言われて、その場しのぎで「小さくないよ、大きいよ」なんて慰めちゃう女性も少なくないはず。
でも、男性からすれば、たまに友達と温泉に行ったりした場合に、サイズのギャップについては痛切に実感しています。
こういうナイーブでめんどくさい生き物と上手く付き合うには、そもそもペニスのサイズについての話をしないことが一番。
何も解決しないように思えますが、話し合ってサイズがアップするわけでもないので、こうする他ないのです(涙)。
男性はナイーブな生き物
男性なんて、アダルト動画も観ている際にも、モニター越しに男優のペニスのサイズに仰天し、腰を抜かし、泡を噴いてしまうくらいナイーブ。
普段は豪快なことを言っていても、ペニスのサイズ一つで大いに悩み、苦しむ生き物です。
もし今後、ことに及ぶ際に男性とペニスの話題になったら、サイズよりも形や色についての話をするのがいいでしょう。
(松本ミゾレ/ライター)
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