一つの恋を終わらせるのはものすごく精神力が要ること。
失恋して苦しい時期も、いつかは糧になるものです……が、失恋の真っただ中にはそんな風には考えられないもの。
そんなときはとりあえず、失恋の傷を癒やすことが先決です。
そこで今回は、素早く失恋から立ち直る方法を4つご紹介します。
無理やり外出する
「家のなかにいると、よくない考えや後悔しか浮かばないから、失恋したときこそ、意識的に外に出ます。
外に行けば、泣いているわけにもいかないし、多くの人と話せますよ。
失恋の感傷に浸っているより、誰かに『そんなこと気にするな』って言われたほうが気分が軽くなる気がする。
恋愛で辛いときこそ、とりあえず外に出ることを徹底したら、自然と交友関係も広がりましたし、多くの男性と出会えました。『男は彼だけじゃない』って、前向きになれた気がします」(37歳女性/看護師)
失恋というつらい現実に、ついこれ以上は傷つきたくなくて、引きこもってしまうこともあるでしょう。
失恋するとどうしても気分が沈み、塞ぎ込みがちになってしまうのは仕方のないことです。
でもそんなときに一人で悶々としていても、おそらくいいことはありません。
思い切って外に出てみませんか?これまで恋愛に熱心だった人ほど、世界が違って見えることもありますよ。
少女漫画を読みふける
「こんな時だからこそ、素敵な恋愛を見てみたい……と思ったので、少女漫画を手に取りました。
主人公に感情移入して、キュンキュンしていると失恋の傷も癒えるような気がします」(24歳女性/インストラクター)
自分の置かれている状況と、違う状況没入して現実逃避するのも方法の一つ。
つらい失恋に正面から向き合っていると、ショックが大きすぎて受け入れられないですよね。
そんなときは感情移入できるものにひたすら打ち込むと、その間は失恋の痛みを忘れることができるでしょう。
失恋ソングを聴く
「失恋ソングを聴くと、傷が癒える気がします。
自分がうまく言葉にできない感情をが歌詞になっているから『私だけじゃないんだ』って思える。
他の誰かも同じような苦しみを味わっているなら、私も乗り越えられそうな気がするんですよ」(22歳女性/保育士)
失恋したときの感情は、うまく言葉にするのが難しいものだと思います。
そのため、友達に話そうとしてもうまく悲しみを共有できないことも……。
失恋ソングを聴くことで、自分の気づかなかった思いを自覚することができるかもしれません。
言語化された悲しみと向き合うことで、感情の整理ができるのでオススメですよ。
とにかく泣く
「長く付き合った彼に振られて、1ヶ月間毎晩泣きました。毎日、まぶたが重かったのを今でも覚えています。
こらえようと思っても自然と涙が出てきてしまうので、ずっと泣いてました。
そうすると、ある日突然『もういいか』と思えるときがきましたよ。
とにかく泣いて感情をセーブしないほうがいいのかも。
彼のことをすごく愛していたからこそ、辛い感情がそこにはあったと思います。その感情を自分だけは認めてあげるようにしました」(28歳女性/アルバイト)
自分の感情と脳で考えていることが不一致なときほど、「つらい」という感情になりがち。
素直に「失恋したばかりでつらい」ということを認めることで、失恋した悲しみを受け入れやすくなります。
自然と出る涙は、堪えないほうがいいでしょう。たくさん泣いたら気分もスッキリして、少しは前をむけるかもしれません。
苦しみは永遠ではない
失恋から立ち直る方法、取り入れられそうなものはあったでしょうか。
全てに共通して言えることは、自分の心と向き合い、無理やりにでも行動に移すということ。
永遠に続く悲しみなんてありません。
今がどんなにつらくても、いつの日かまた前を向ける日が来ることを忘れないでくださいね。
(東城ゆず/ライター)
(愛カツ編集部)