誰しもひとつやふたつ、「口癖」があるものです。
じつは、そのひと言によって、人の深層心理が分かります。
彼が日頃言っている口癖に注目すれば、彼の心の中が覗けるかも?
今回は誰もが言いがちな口癖のなかから、4つを例に挙げてご紹介します。
「でも~」
この台詞を頻繁に口にする人は、ネガティブ思考の場合が多いです。
基本的に、「でも」の後には「~だから無理です」とか「できません」といった不可能を示す言葉が並びがち。
また他力本願タイプな人にも、この傾向があります。
自分で行動しない分、すべて運任せにしてしまいがちともいえるでしょう。
「ようするに~」
この言葉をよく口にするという人は、自信家タイプです。
どのような話でもすぐに分析し、その場を仕切りたがるでしょう。
さらに言うと、すべての意見をまとめられるという自信があるのです。
「なるほど!」
「なるほど」とよく口にする人は、おもに2つのタイプに分かれます。
1つは人の話を聞いていないタイプ。
「なるほど」と言う台詞で誤魔化して、分かったふりをしているだけの可能性が高いでしょう。
また、自分にしか興味がなく、他人ことはどうでもよいと思っている人にもこの傾向が見られます。
2つ目は理解力があるタイプ。
「なるほど」と感情のこともった言い方をするのであれば、その人は素直で感受性が高く、人の話をすぐに理解できる人です。
「すごい!」
なんでも「すごい!」と言ってしまいがちな人は、子どもっぽい純粋さを持っているタイプ。
素直に相手を認めるので、性格的には子どもっぽさのある純粋な人ですが、すぐに飽きてしまうという欠点も。
ただし、この言葉はいい加減な相づちとしても機能しますので、人の話を聞き流していることもあるようです。
感情的でない「すごい」という台詞を口にしがちな人は単なる社交辞令で相手の話を軽く聞き流しているといえるでしょう。
口癖で本心が伝わるかも?
口癖から相手の気持ちを読み取るのも、ひとつの手。
なにげない会話に今回ご紹介した言葉が登場したら、当たっているかどうか確認するのも面白いですよ。
(草薙つむぐ/ライター)
(愛カツ編集部)