男性は意外に女性のファッションを見ているもの。
なかには、年齢を知っていても「おばさんだな」と感じてしまう女性のファッションがあるようです。
そこで今回は、おばさんっぽく見えるオフィスファッションを男性に聞いてみました。
1.ゴムで結んだだけの髪
「女性の一つ結びは好きだけど、本当にただ黒いゴムで結んだだけ!って感じだと『もうちょっとちゃんとしようよ』と思いますね。
ピッタリまとめすぎてたり、変なおくれ毛が出ているのも、薄幸そう。生活感がありすぎて、おばさんくさい」(24歳男性/営業)
男性には女性のヘアスタイルのディテールなんてわからないのでは?と思いきや、「オシャレひとつ結び」と「ただ結んだだけ」の区別はしっかりつくようです。
ただのひとつ結びでも「後頭部をふんわりさせる」「髪を結び目に巻き付けて隠す」だけで十分、男性の目にはオシャレ見えしますよ。
2.上下ビッグシルエット
「ワイドパンツにロングカーデみたいな、上下ビッグシルエットの服っておばさんっぽく見えます。ボディラインが全部隠れて、ズドーンとしたシルエットに見えるし、ズルズルとだらしない印象。
男はオフィスではだらしない格好はできないから、女の人がそういうスタイルをしてると、余計に気になるんだよね」(32歳男性/人事)
流行っていてしかもラクチン。
オフィスでも、上下ビッグシルエットでまとめてしまう人も多いのでは?
このスタイルは、「アラサー・アラフォーの体型カバー術」としてもなじみのあるスタイルのため、おしゃれというより「隠してる」と思われがち。
ハイウエストで、きちんとベルトマークしたワイドパンツよりも、たとえウエストゴムでもスカートのほうがなぜか男性からはきちんと見えるよう。
3.生活感があるカーディガンやひざ掛け
「女性がカーデやひざ掛けで防寒するのはいいと思うよ。でも、ずーっと同じ置きカーデやひざ掛けしてる子たまにいるよね?
いつもその子が帰ったあとは、デスクにカーデとひざ掛けが置かれていて、持って帰ったのを見たことがない。私服は結構オシャレでも、そのカーデとひざ掛けがあると一気におばさんっぽい」(28歳男性/事務)
ファッションには気を使ってそうなのに、オフィスの置きカーデやひざ掛けはなぜかずっと同じもの、という目撃証言をよく聞きます。
男性からは「だらしない」と不評です。
「洋服まで置きっぱなしなんてオフィスの主っぽい」「図々しそう」という意味でも不評。
上半身のイメージが強いデスクワークは、いつも同じ置きカーデを羽織っていると「毎日同じ服の人」というイメージにもつながりやすいのもデメリットです。
意外にみられている?
手抜き感のあるファッションは「身なりにかまわない」「おばさん」という印象につながりやすいよう。
できるだけ、きちんと感を意識してみましょう。
(中野亜希/ライター)
(愛カツ編集部)