
局:NHK-E
放送日:2008/10/24
評価:HALF-SD(B)-p
1話と同等の分布で相変わらずの低画質。
今までのアプコンの分類でも多すぎる感じではあるけれど、それぞれ異なる特徴をもっているので、これも分けた方がよいだろうということでさらに追加。
HALF-SD
HALF-LB
HALF-額縁
それぞれSD, LB, 額縁の状態で縦解像度が半分になっているもの。さらに(B),(F)の情報を付加。
(B)と(F)の違いは
(B)フレームを構成する2フィールドをブレンドしたもの
(F)片方のフィールドのみを使い縦2倍に拡大したもの
の差。(B)の場合は縦方向に激しくボケた絵になるなのに対し、(F)の場合はシゴフミの低画質回のように片方のフィールドの情報が完全に失われ、斜めの線は角度によっては連続せず点線になってしまうような特徴的な劣化が発生するので普通に見てもわかる差がある。
という前提で、あらためてこのアニメの状態を確認。一部、非連続な線になっているようなところもあるけれど、これは(F)の片方のフィールドによる問題でなく、
よれよれ状態の絵の特徴に似ている感じがする。元のHV映像をインタレ保持でSD化し、そこで発生した線の乱れを誤魔化すために(B)の処理で縦にぼかして誤魔化したようにも見える。ということで、分類としてはHALF-SD(B)で、それを-pで1080i化した映像ということでHALF-SD(B)-pとなるけど、もう"超低画質"の方が適切な分類かも。
過去に見たものの中にもそれなりの数、HALF系の解像度のものがあるけれど、チェックしたフレームしかデータが残っていないものも多く、再検証するには情報不足のものも多そうなのでどう修正するかは未定。
代表的なものとして、アプコンの分類前だった
シゴフミの悲惨画質回は、レタボ状態での片フィールドのみの絵なので、HALF-LB(F)。アプコン区分までつけるとHALF-LB(F)-ip/486あたりかな。
もう何かの型番みたいだ。