このエリアを震源として日本で揺れを感じる地震は非常に少なく、気象庁による1923年以降の記録を見ても、昨日の段階で7回しかありません。

今年は7月5日に最大震度2の地震が発生しましたが、その前は1998年まで遡ります。

また、今回のマグニチュード5.7は最大の規模で、震度3を観測したのも初めてのことです。

あまり大きな地震の記録がないエリアではありますが、しばらくは地震活動に注意が必要かもしれません。

ウェザーニュースの韓国支社のスタッフからの情報によると、まだ情報が明らかになっていないとしながらも

・震源は韓国の慶尚北道（キョンサンプクト、けいしょうほくどう）慶州市（キョンジュし）付近

・揺れは韓国全土で感じられた

・被害はまだ把握されていないものの、少なからず建物などに影響が出ていると思われる。

・余震が続けて発生しており、主要マスコミが大きく取り上げている。

・韓国ではこのくらいの大きな地震が陸地で発生したことはほとんどない。

とのことです。