【中高一貫校】広尾学園小石川中学校・高等学校の教育・評判を徹底解明

東京都文京区本駒込にある広尾学園小石川中学校・高等学校は、男女共学の私立中高一貫高校です。平日は7時間授業で弱点克服のための補習があったり、高校2年までに高校の学習範囲を全て終わらせて3年は受験のための指導を徹底するなど、生徒の学力伸長のために独自の学習指導が行われています。

広尾学園小石川中学校・高等学校の基本情報

沿革

広尾学園小石川中学校・高等学校は、明治42年東京都千代田区一ツ橋に設立された学校法人村田学園が基となります。昭和18年に校舎を東京都文京区駒込に移転しました。平成30年から広尾学園との教育連携を始め、令和3年に中学校を開設し、名称を今の広尾学園小石川中学校・高等学校に改めました。

教育理念

広尾学園小石川中学校・高等学校の教育理念は、「自律と共生」です。目まぐるしく変化し進歩していく社会の中で、自分の力で課題を見つけ出し、乗り越えるための道筋を作り出せる力と、国際化し多様化していく社会で、さまざまな価値観を持つ人たちと連携して課題の解決に取り組める力を育てるための教育を行っています。そのために、教育連携校の教育システムやプログラムを導入し、最適な教育の環境を提供しています。

施設

広尾学園小石川中学校・高等学校の校舎は地下1階、地上4階まであり、開放感のある綺麗な建物です。エントランスには世界地図時計が、また廊下には世界地図や惑星の位置関係の壁画など、幅広い分野への学びの意識を刺激する工夫がされています。市川には、広尾学園と共用のサッカーグラウンドとテニスコートがあります。

校則

広尾学園小石川中学校・高等学校の校則は一般的な内容で、生徒の自主性を重んじ、指導も特別厳しくはありません。制服の着用や髪型に規定があり、スマホの校内での使用は禁止されています。またアルバイトは禁止です。

広尾学園小石川中学校・高等学校の教育

本科コースとインターナショナルコースのカリキュラム

広尾学園小石川中学校・高等学校では、本科コースとインターナショナルコースに分かれて学習します。

本科コースでの教育

本科コースでは難関大学への進学を目標とし、中高一貫教育の強みを生かして1・2年で中学の主要科目、3～5年までの間に高校の主要科目を終えることで、最後の1年は受験対策に集中して取り組みます。高校からの入学生には、1年でしっかりと基礎学力を定着させ、2年から文系・理系に分かれて大学入試に備えるための学習を行います。また、キャリア教育プログラムでのさまざまな活動を通して「本物との出会い」を経験し、人間としての成長を目指すだけでなく、読む力・書く力を伸ばすことにも力を入れており、プレゼンテーションの機会や論文執筆を通して発信する力を鍛えます。

インターナショナルコースでの教育

インターナショナルコースでは国内外の難関大学への入学を目指します。これから語学力を身につけたい生徒のためのスタンダードグループ（SG）と、英検2級以上の帰国子女など既に高い語学力を持つ生徒のためのアドバンスグループ（AG）に分かれ、国際社会で活躍できる人材を目指して学習します。アドバンスグループでは、日本人教員だけではなく外国人教員も英語で各教科の授業を行います。

グローバル教育

広尾学園小石川中学校・高等学校のインターナショナルコースでは、主に英語を用いての授業やプレゼンテーション、高校生国際会議への参加や民間企業へのインターンシップなどを経験し、国際的に活躍するための知識や教養、発信力や表現力を養います。また海外の大学へ進学を希望する生徒には、外国人教員がサポートを行い、実現を目指します。

進学実績

広尾学園小石川中学校・高等学校は令和3年開校のため、進学実績はありません。

広尾学園小石川中学校・高等学校の学校生活

部活動

広尾学園小石川中学校・高等学校には、剣道、硬式野球、バレーボール、eスポーツ、ダンス、硬式テニスなどの10種類の運動部と、情報技術研究、理科、軽音楽部、ロボティクス、プログラミング、International Newspaper Clubなどの23種類の文化部があります。中学生と高校生が一緒に部活動を行うため、学年や年齢を超えた連携が生まれたり、コミュニケーション能力を伸ばすのにも役立ちます。

イベント

広尾学園小石川中学校・高等学校では、4月の入学式から学園生活が始まり、6月には東京体育館で中高合同のスポーツフェスティバルが開催されます。10月には学園祭（いちょう祭）があり、自分達の研究のプレゼンテーションや文化部の発表が行われます。11月には中学3年・高校2年の修学旅行があり、2月には中高合同の音楽会でグランプリを目指します。

広尾学園小石川中学校・高等学校の評判

広尾学園小石川中学校・高等学校について寄せられている評判には、「少人数クラスなのでアットホームで団結力がある」「学校のやる気が高い」「面倒見がよい」「戦略的に受験に取り組める」などの声が見受けられました。しかし、「自主性を重んじる教育観念から面倒見がよくない」と感じた在校生の声もありました。

投稿者プロフィール

中高一貫校専門 個別指導塾WAYS 編集部

中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。

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