2024
Dec
28
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地方の疲弊・惨状以上の根深い何かを感じました
地方の某駅から徒歩2分位のところにある・・・
廃墟とは言いませんが随分と寂びれた雰囲気を醸し出す建物がありました。
ちょっとある人の入院見舞いに訪れた折に病院近くの食堂で昼食をとろうと出歩いていて見かけた建物です。
駐車場を併設してない店舗というのはそういう運命にあるというか。
駐車場がある郊外店でもそういう雰囲気のところが散見されるのに。
こういう物件も持ってるだけで固定資産税が発生するんでしょうね。
何もかも値上がりしてる時代に増税の嵐。
そうでないと公共サービスが・・・と言われますが何が正義なのでしょう?
人々は都市に集中させて住まわせろという考え方があるそうですが。
いわゆるコンパクトシティ。
地方や郊外で土地付き一戸建てを目指して脱ウサギ小屋を果たしつつあった社会ですが
高齢化が進み自動車なしでは移動もままならない地域では暮らせなくなりやがて施設に入る?
ウサギ小屋より酷い人生の最後を過ごす。
施設ならまだいい?
体調を崩して入院しても大部屋で
でもよほど体調が悪くないと入院もできずに手術を受ける前後だけちょこっと入院。
かなりの重症者が多くて大部屋でもカーテンを閉め切って寝たきりで過ごす人ばかり。
カーテン超しに入院患者と看護師のやりとりだけが響き渡る。
排尿問題があって管を入れてるみたいですが、先っちょが痛いのか?中が痛いのか?みたいなやりとり。
排便問題があって漏らしちまったと残念なナースコールをする老人。
人間の尊厳というものがあるのでご本人がどれだけ残念な思いをしていらっしゃるのか。
ちょっと病院へ見舞いに出かけただけで社会問題の一端を考えさせる現実を矢継ぎ早に思い知らされました。
地方の疲弊・惨状以上の根深い何かを感じました。
息子が手術をするので長い時間立ち合いということで朝から夕方まで居たのですけど。
息子は若いので術後はみるみるうちに回復。
規定で全身麻酔をしたあとは5時間身動きしてはいけない、飲み物すら飲んではいけないみたいな状態。
完全看護をしていてナースコールをすればシモのお世話もして貰えると言うものの。
可能ならずっと付き添っていていいと言われてたので。
仕事で忙しかったわけじゃないのですがここ数日そんな用事に取り紛れていたということです。