寝心地バツグン!? 充実の快適性を備えたフィアット「デュカト」をベースにしたキャンピングカーの実力とは
●開けたらすぐに冷蔵庫
多彩なキャンピングカーの販売を手がけるデルタリンクでは、これまでにもハイエースをベースとした人気モデル「Darwin Q3」「Q5」を展開してきましたが、最新モデル「Darwin D5」のベースとなる車種は、FIAT Ducato(フィアット デュカト)。
余裕のあるボディサイズの中、近年のキャンピングカーに対するニーズを反映し、日本市場向けに特化した快適な室内レイアウトを採用しています。
ダイネットスペースは足元にもゆとりをもたせ座りやすく、大型のセンターテーブルは折りたたみも可能なので乗り降りもスムーズ。
常設ベッドは長さ1900mmの広さがあり、ウッドスプリングフレームと2種のウレタンによるクッション性で快適な寝心地に。
エアコンとベバスト社製FFヒーターEvo40も装備して季節を選ばず過ごしやすい室内環境に。エアコンは木目調パネルの後ろに収めて生活感が出ないような配慮もされています。
大容量のリチウムイオンバッテリー(5kWh/最大10kWhまで拡張可)を搭載し長時間の電力供給が可能ですが、タッチパネルによる使用状況の確認と、スマホアプリからの遠隔操作にも対応と現代的な利便性を備えるのも嬉しいところ。
「Darwin」シリーズでは共通仕様となっているエントランスあけてすぐの冷蔵庫も引き続き採用しており、その容量は75Lと大容量。なおかつ両開き式の扉により車外から取り出す際にも便利で、キャンプやアウトドアのさまざまなシーンに対応します。
IHクッキングヒーターと電子レンジ、2段の引き出しを備えるだけでなく、キッチン壁面がマグネットパネルとなっているので、自己流の収納レイアウトを工夫する楽しみも。
無水トイレを備えるマルチルームは、ハンガーバーが備えられクローゼットとしても活用可能。最大5足を収納できるシューズボックスやベッド下の収納スペースも備え、細部に至るまで利便性が追求されています。
もちろん機能性だけでなくデザインにもこだわり、内装は木目調のキャビネットやシックなグレーのシートなど、ナチュラルなテイストとモノトーンを組み合わせてのモダンな雰囲気を演出。
内装の壁面に採用したのは調湿や消臭効果を備えたタイル“エコカラット”で、デザイン性だけでなく快適性にも寄与しています。
この「Darwin D5」が初展示されるジャパンキャンピングカーショー2025は、幕張メッセにて2025年1月31日〜2月3日に開催。ぜひ実物ををの目でチェックしてみてください。
●製品仕様
「Darwin D5」
・価格(消費税込):1526万8000円
・ベース車両:FIAT Ducato(L2H2)
・サイズ:全長5410mm×全幅2100mm×全高2525mm
・乗車定員:4名
・就寝定員:2名
・エンジン:ディーゼルターボ 2184cc
・トランスミッション:9速AT
・ナンバー:8ナンバー(キャンピングカー)