メソッドのアクセス制御

メソッドのアクセス制御を行う理由は、公開するオブジェクトを限定しカプセル化を堅牢にするため。アクセス制御することで以下の効果がある。

  • 公開するメソッドを複数のメソッドから構成した時、呼び出し側が知らなくても呼び出し手順やオブジェクトの事前準備を行える
  • 実装の細かい変化が呼び出し側に波及しないようにする
  • 外部に公開する意図がないメソッドをprivateメソッド以降に記述する


外部からの呼び出しを受ける少数のpublicアクセスメソッド、その下請け処理をするprivateアクセスメソッドから成り立つ。protectedアクセスメソッドは例外的な利用方法しか使わない。


Rubyではアクセス可能性をインスタンス単位で考えます。C#やJavaと言った他のプログラミング言語が採用するクラス単位のアクセス可能性とは異なる。