こんにちは。
自家用車が欲しくてたまらない、うたこの夫です。
この夏、久しぶりにレンタカーを借りました。
レンタカーを借ることにしたワケ
7月の下旬。
その日の午後に家族全員で出かけなければいけない用事が急にできました。
集合時刻は決まっているけど、終わりの時刻は読めません。
私の両親も車でそちらに向かうとのことだったので、実家の車は借りられません。
目的地は最寄り駅まで徒歩30分。バスも少ない。
そもそもコロナ禍だから公共交通機関はできるだけ避けたい。
タクシーでは高くついてしまうし、チャイルドシートが無いから、移動中はずっとだっこになってしまう。
どれも困る。
そこで、レンタカーを借りることにしました。
レンタカーなら、公共交通機関と比べて
- 自分たち以外は乗らない
- チャイルドシートをつけられる
- 途中、どこかに寄り道(あるいは避難)することができる
- 音楽をかけたり、逆に静かにしたりと、音の環境を調整できる
- タオルや毛布などの荷物をいっぱい持っていける
といったメリットがあります。
なんでカーシェアじゃないの?
今回みたいな使い方だと、高くつくことが計算で分かったからです。
新しい車、近所で乗れる、などいい点はたくさんありますね。
ハリアーとかCX-5とかに乗りたいのなら、カーシェアもありかと思います。
どのレンタカーにするか
都内にはいろいろなレンタカーがありますが、今回はニッポンレンタカーを選びました。
徒歩圏内にもいくつか営業所があり、利用時間で使い分けられるのがうれしいです。
どのプラン、どの車にするか
今回は急用だし、移動ができれば十分なので、全員乗れて移動できればOKです。
ニッポンレンタカーのサイトで予約を進めると、
「S-Xクラス 5人乗り乗用車おまかせ」というプランがありました。
「5人乗り」ならば普通車であることは間違いありません。
車種は指定できないとのことですが、これはむしろ楽しみが増えます。
何しろ、コンパクトカーの一番安いクラス比較しても安い。
どんな車が来ても文句を言うつもりはないので、即決しました。
……
借りた車は
営業所で手続きを終えた後、案内されたのがこちらの車。
ホンダ・フィット GK3型(後期)
色は青、けっこうカッコイイです。
1300ccのガソリン車で、ヘッドライトはハロゲン。オートレベライザはありません。
ま、レンタカーなんて安けりゃそんなもんでしょ。
走行距離は8万6千キロ。外装はちょっとボコボコ。
レンタカーだし、走行距離は勲章。気にしない。
外装がぼこぼこなのも、まったく気にしない。
安いんだし。
むしろ、ボコボコの「わ」ナンバーなんて
周りが勝手に警戒して道を空けるまである
フィットのよかったところ
走りはまあまあイイ感じ。コンパクトカーでは上位でしょうね。
高速ではちょっとエンジンパワーが足りないかなという気もしましたが、
そりゃあS2000やラングラーと比べたらかわいそうだよね。
☝242馬力さん ☝272馬力さん
ちっちゃくたって、げんげん元気、フィットさん。
気になる、困る、というほどではありません。
室内の広さも良好だし、小物入れも多くて使いやすい。
妻も「これって大きい車?」と勘違いするほどでした。
娘もフィットを気に入ったらしく、
「ピットだいすき!」
って言っていました。
ちょっと違うかな。
フィットの気になったところ
後席用のエアコン吹き出し口が無いことが気になりました。
子供たちが少し暑そうにしていたので、エアコン全開で後ろまで風を飛ばしてどうにか涼しくなってもらいました。
車内ではエアコンの音がゴウゴウとなるし、エンジンパワーも若干低下したように感じました。
もし自分の車を買うなら、後席のエアコンはあったほうがいいなと思いました。
でも、安全に走れるし、暑くて体調が悪くなったということはありません。予め冷房を効かせておくなど対策のしようもあります。
フィットには「これは絶対困る」ということがないのが素晴らしいと思いました。
これまでにもレンタカーや代車で歴代のフィットを5回も借りてきましたが、どれも元気でキビキビで「ええやん」な感じでした。
車を買わずにレンタカーでもよい?
安いプランでも案外悪くないのであれば、車は買わなくていいじゃない。
今みたいに必要な時にタクシーやレンタカーを借りればいいじゃない。
実家の車も借りられるんだしさ。
そっちの方が安いんだし。
……そうですね。そうかもしれません。
しかし、レンタカーの怖いところは、今回のフィットみたいに、「ええやん」の車ばかりではないというところです。
レンタカーのよくない思い出
20代のころに金沢で借りたある車は、有名な国産コンパクトカーでした。
走行距離500kmもない新しい車で、室内はとてもきれいでした。
しかし走りがイマイチで、加速は遅いわ、カーブでふらつく感じがするわで、山がちな地域を移動するたびにげんなりしてしまったことがありました。
もちろん、自動車という「道具」でいえば、安全に走れて室内も広い便利な車でしたよ。後席はリクライニングもできましたし。
でも、自分の好みとは全く違うので、あんまり楽しくありませんでした。
レンタカーの良い思い出
逆に、「あれ? けっこういいじゃん」ということもありました。
学生の頃に借りた、トヨタ・プリウス(NHW20)です。
研究室の先輩と同級生とで、島根・鳥取・兵庫の3県へ臨地研究に行くことになりました。
当時は「平日高速1000円」だったので、首都圏から行くなら、列車よりもバスよりも、圧倒的にレンタカーのほうが安い計算でした。
長期間遠出するために、少しでも燃料代を浮かせたいということで、当時ほぼ唯一のハイブリッドカー、プリウスです。
スポーツカー至上主義者だった私は、イメージだけで心の中で馬鹿にしていました。
乗り心地だとか積載性だとかは一切期待しないで乗ったのですが……
だけど乗ってみて、心の底から「ごめんなさい」と思いました。
このクルマ、すっげぇよくできてるわ……
これで250万は安すぎだろ……
噂通り出だしの加速がいいし、ハンドリングも悪くはありません。
何よりも高速走行時の安定感の素晴らしいこと!
空力ボディ、さすがだな!
結局、レンタカー生活は……
アリです。
えっ、アリかよ💦
安いんだもん。
レンタカーなら、気に入らない車でもガマンすればいいのです。
長くてもせいぜい3日か4日かでしょう。
多少の面倒は、お金をケチった代償だと思えばガマンもできましょう。
本当は、私は「自分の移動空間」としての自家用車が欲しいのだから、
借りるたびにあれこれ設定を変えたり直したり、慣れたりするのは面倒に感じてしまいます。
レンタカーにはどうしてもそのめんどくささが付きまといます。
今回も、営業所までの往復したり、チャイルドシートをつけたり外したり、返却前に給油したりと、当たり前のことですが手間がかかりました。
でもやっぱりお金は強い
結局、多少の時間や手間には目をつぶり、
必要な時に必要なサイズの車を借りる。
これで無駄は無いと言えるでしょう。
もっとも、
人生の味わいはその「無駄」にあり、
私はその追求をあきらめることはありません。
本当は趣味のドライブで
深夜の首都高や
人気のいない山道で
ンバアアアアァァァァ
したいのですが、そのために車を買うことは、
絶対に
妻が認めてくれません。
ちなみに、ホンダカーズ東京中央ではレンタカーも扱っています。
なんとS2000やCIVIC TypeRもあります。
それなりにお値段はかかりますが、これで楽しむのも悪くはなさそうです。
※法律を守って、安全に乗りましょう。
※スポーツカーだからって安易にンバアアアアァァァァしてはいけません。
ということで、 うたこの夫は、今日も車を買うか買わないか迷っています。
メモ:車探しの状況(更新 2021.08)
購入可能性:△ 買えそうだけど、すぐには買わないと思う
車探しの条件
①予算200万円程度(下限なし)
②ISOFIXアンカーがある
③5人乗り以上
~できれば~
④後席にエアコン吹き出し口
⑤余裕のあるエンジン
⑥マニュアルでもよい
⑦キビキビ走る
(参考)現在候補に挙がっている車(中古)
①オデッセイハイブリッド アブソルート RC4
②ジェイドハイブリッド FR4
~(可能性の壁)~
・アコードハイブリッド CR6(前期)/ CR7(後期)
・オデッセイ アブソルート RB3
・アコードツアラー CW2
・フィットハイブリッド RS GP4
・フィット RS GK5
・マークX GRX130