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Ubuntuでapacheをリバースプロキシにする手順

Ubuntu9.0.4でapacheをリバースプロキシサーバーにして、同じマシンの8080ポートで動作しているWebrickサーバーに外部からアクセスできるようにする手順です。

概要

  1. proxyモジュールの有効化
  2. 設定ファイルの編集
  3. apacheの再起動

1.proxyモジュールの有効化

以下のコマンドを実行してproxyモジュールを有効化します。

sudo a2enmod proxy_http

2.設定ファイルの編集

proxyモジュール設定ファイルを編集し、設定を追加します。

sudo vi /etc/apache2/mods-enabled/proxy.conf

設定内容は以下のような感じ。例によって、Basic認証とSSLでの暗号化を有効にしています。

<IfModule mod_proxy.c>
  ProxyRequests Off

  <Proxy http://localhost:8080/ >
    
    # SSLでの接続のみ許可する。
    # 「sudo a2enmod ssl」でSSLを有効化して設定をしておくこと。
    SSLRequireSSL
    
    Order deny,allow
    Allow from all

    #Basic認証の設定
    AuthType Basic
    AuthName "foo"
    AuthUserFile /etc/apache2/mods-enabled/users.passwd
    Require valid-user
    
  </Proxy>

  ProxyPass /foo/ http://localhost:8080/
  ProxyPassReverse /foo/ http://localhost:8080/

</IfModule>

3.apacheの再起動

設定が完了したら、apacheを再起動します。

sudo /etc/init.d/apache2 restart

再起動後、

https://<サーバー>/foo/

で、Webrickサーバーのサイトにアクセスできるはずです。


手順は以上。jijiは単独では認証機能やSSLでの通信暗号化機能を持っていませんが、apacheをリバースプロキシにすることでこれらの機能を実現できます。なお、CentOSでの手順はこちらを参照ください。