デザインの「見やすさ」を満たす3項目を評価
UCDA認証「見やすいデザイン」は、「見やすさ」を評価・認証するものです。
「わかりやすさの9項目」のうち「見やすさ」を満たすための評価項目は以下の3点です。
専用アプリケーションを使って申請者が自ら測定・評価することで、短期間で効率的に認証を取得することができます。
- 情報量:情報量として適正か
- タイポグラフィ(文字):文字の読みやすさ、可読性への配慮
- 色彩設計:識別しやすい色づかい、多様な色覚ユーザーへの配慮
プロセスと手順
1. 認証の申請と対象物の提出
申請者はUCDAに、認証申請書と「認証を取得しようとするデザイン対象物」(以下「対象物」)を提出します。
2. 認証適合性の検討
UCDA は対象物が認証可能かどうか判定し(適合性の検討)、結果を申請者に通知します。
「見やすいデザイン」認証の対象:表示が見にくいことで、ユーザーのストレスにつながるもの
例:一般的な文書、報告書、あいさつ状、封筒、カレンダー、手帳、時刻表、食品パッケージなど
3. 評価箇所の指定
・対象物が全13ページ以上の場合
ページ数が多いので、すべてのページを評価する必要はありません。
評価するページをUCDAが指定して「評価ページ指示書」を申請者に通知します。
・全12ページ以下の場合
全ページ分の評価結果をご提出いただきます。
4. アプリケーションによる評価
「評価ページ指示書」で指定されたページを、申請者が3つの視点で測定・評価します。
1. 情報量 2. タイポグラフィ(文字) 3. 色彩設計
測定・評価に必要なアプリケーション「ヨミヤス」利用はこちら 〉
5. 評価結果の提出
申請者は、任意のオンラインストレージで評価結果をUCDAに提出します。
6. 認証審査会による審査
UCDA認定評価員と理事で構成される「認証審査会」にて評価結果を審査し、認証可否を判定します。
7. 審査結果の報告
UCDA は認証審査会の結果を「審査報告書」として申請者に提出します。
「審査報告書」で指摘事項がある場合、申請者は速やかに修正してUCDA に提出してください。
8. 認証の付与
認証審査会で「ユーザーにとって見やすく配慮している」と認められると、「見やすいデザイン」マークを発行・登録します。
申請者は UCDA の定める表示基準により、対象物にマークを表示することができます。