POStudyのLTを観に行ったら、やっていき、のっていきのバーンだった

「やっていき、のっていき、バーン」のプロダクト開発が、組織に新しいムーブメントを作るのにも生かせるのではないか、という話。

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POが知るべき108のことや、PO(プロダクトオーナ)とPM(プロダクトマネージャ)の違い、結婚生活にトレードオフスライダーの導入のご提案、営業出身やエンジニア出身の人がPOやPMに転身しての試行錯誤の話などなど、多種多様でごった煮の内容だったが、いちばん勢いがあっての印象に残ったのは、栗林さんの「やっていき、のっていき」。

引用先は、僕も好きな動画。

社内に新しい価値判断基準や技術要素や良い習慣やプロセスや制度や新商品のアイデアを広めていくミッションのある人はヒントがあるはず。ムーブメントのキーは、フォローワーの存在。栗林さんは、たのしくわかりやすく「のっていき」「いいじゃん!」の言葉に込めていた。

「やっていき、のっていき」は、ある時点では、うまくいかないアイデアバカげたアイデア(やっていき)かもしれないが、新しいアイデアの欠点を指摘してすぐに閉じてしまうのではなく、マネージャ層も含めてフォロワーとして「のっていき」、もし火が付けば「ばーん」と広げようとする作戦。チームや部や全社の複数のやっていきの種を収集したり、のっていきのあとで歴史的に省みて意味付けすることで、組織に楽しくて新しいムーブメントをつくっていこう、継続して変革をしていこうとする仕組みになっていて、勢いとたのしい発表とは裏腹にかなり野心的な内容も感じ取れた。これ「いいじゃん!」

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Published in 時を超えたプログラミングの道

編集長の永和システムマネジメントの家永(http://goo.gl/0kxCPi)です。より多くのプログラマを笑顔にするために情報を発信します。主な内容は、エクストリームプログラミングや、その周辺の技術と哲学です。 想定している読者はプログラマおよび、プログラマの育成責任者たるマネージャーです。 外部からは、疲弊した現場と見えても、プログラマが笑顔でいきいきと働ける、そんなヒントをお伝えしていきます。現場コーチ、コンサルティング、トレーニングのお問い合わせは [email protected] まで。

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