CP+ぶらぶら


横浜パシフィコで開催されている年に一度のカメラの祭典、CP+に出かけてきました。


今年はイベント開催前に大きな発表が沢山あって、メーカーのブースも大変な賑わいだったような気がします。

自分はといえば、相変わらず昼過ぎの遅い時間に会場入りして人混みを無意識に避けつつまったりと回ってきました。
帰って写真を見返してみたらいつにもまして偏った回り方してて苦笑い。

まあたまには変な人間がいてもいいですよね。




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今年もオリンパスは会場に入ってすぐのところに陣取っていました。
とりあえず300mm F4のカットモデルを。

性能は素晴らしいようですがお値段もマイクロフォーサーズレンズでは頭一つ突き抜けてます。
そこまでの超望遠はまず使わないのでまあ購入対象外かな・・・
もちろん財政的な問題が一番の理由なのですが・・・










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現在はPEN-Fが発表されてそのルックスが話題になっていますが、
会場にはオリンパスの歴代カメラが展示されていました。

新しいPEN-FにもぜひこのFの花文字を刻印して欲しかったんですがねぇ・・・
このデザイン好きなんですよ。素晴らしく優雅じゃないですか。

どこぞの情報によるとボディに刻印するには複雑すぎる形で断念したとかなんとか。

ちなみにオリンパスカメラを持参すると色々なステッカーがもらえます(Fの花文字も含まれてますよ)。
刻印は無理でしたがぜひPEN-Fに貼ってくださいということでしょうね。











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EIZOの4Kディスプレイ。その恐ろしいまでの美しさに思わず息をのむ。
欲しい・・・

でも現像作業に使うのはFullHDでも十分かなと。
あまり大きくないサイズの高解像ディスプレイはアプリのフォント等が見えづらくなったり操作しづらくなったりして
必ずしもいいことばかりではないと思っているので。
隣には31インチの4Kディスプレイがありましたが、そちらはお値段30万オーバー・・・

高解像ディスプレイはむしろ鑑賞用にこそ必要なのだと実感しました。
フォトフレームとか真っ先に高密度化すべきものだと思うのですが。

まあフォトフレーム買う人どれくらいいるんだって話はありますけど。(あれどれくらい売れてるんだろう











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キャプチャーカメラクリップで有名なPeakDesignのカメラバッグ。
見た目も中身も中々いい感じです。留め位置を4段階に変えられるのがユニークですね。
でもこういうカメラバッグってカメラ以外の物が収納できない(しにくい)んですよね。
なので今はカメラバッグではない、普通のバッグを使っているのですが。

せっかく小型軽量なm4/3がメイン機なんだし、小さなカメラバッグとそれ以外の荷物用で二つ持つのが正解なのかなと
最近思うようになってきました。










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フィルムって良いですよね。こんな小さな領域に一つの世界が収まっている。










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予告されていた通り、ニッシンブースではスマートドールのみらいちゃんが閃闘士コスプレでおもてなし。

ニッシンは最近ドール界隈に手を伸ばしており、ドールイベントには必ずと言っていいほど出展しています。
ドールを持っていけばニッシンのフラッシュを使ったセットで撮影でき、プリントアウトもさせてもらえます。
(ドールイベントでの話ね)









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自分が持っているフィルターといえばPLフィルターくらい。
光条効果フィルターとやらを試してみました。

確かに綺麗ですが、1~2回使って満足しそうな気がします・・・

あ、でもドール写真とは親和性高いかも。
単純な風景写真に使うだけでなく、メインの被写体があってその引き立て役として使うのもよさそうです。










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コーワのm4/3向けレンズ、リリース済みの3種類のレンズをシネ向けに新しくラインナップ。
見事なゴールドですね。コーワの昔のシネレンズがゴールドだったということで、それのオマージュでこの色だそうです。
落ち着いた色合いで意外に好み。











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国立天文台ブース。普通のカメラだけでなく、このような組織も出展しているのがCP+の面白いところ。
すばる望遠鏡の後継、TMTの紹介ですね。
すばるが口径8mちょっとなのに対してこちらのTMTは口径30m!
焦点距離が450mというちょっと想像のつかない世界です・・・

35mm換算だと焦点距離どれくらい?とスタッフさんに無茶振りしてみました。
ちょっと分からないですねその単位で考えたことがないので・・・きちっと計算すれば出せるとは思いますけど・・・
と苦笑交じり。
そりゃそうだ。










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400枚以上で主鏡を構成する鏡材の一つ。これでも1/3のサイズ。
それでいてこの分厚さ、たまらん。












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ええなぁ。
子供の頃、天体とか宇宙とか大好きだったんですよね。雑誌のニュートンとか読んでましたもん。










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でその裏にはBORGですよ。国立天文台で天体への思いを掘り起こされた後にこの流れは大変危険である。

元々は天体望遠鏡だったBORGが、飛行機鉄道野鳥とその活躍の場を広げているのはご存知の通り。
焦点距離の割に軽量だし分解して持ち運びもできる。なによりデジカメの超望遠レンズより遥かに安い。
上の写真のようなセットも企画中とのこと。これが20~30万円台で手に入ると聞くと・・・

スタッフさんと話し込んでいるうちに、ちょっとこっちの世界にも足を踏み入れたくなってしまいました(笑
マジマジと見てるとこの望遠鏡ルックスも大変カッコよく見えてくるから不思議!
1セット買って天体写真を撮りたい気持ちがうずうずと・・・

3桁万円する超望遠レンズを使って写真を撮るのもいいけれど、
MFオンリーの望遠鏡で超望遠撮影もストイックでいいじゃない。

まあ自分にはMFで動きものは無理そうですが・・・











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LPLブースにて。
最近はフィギュアイベントでこういうLEDライトを使ってる人をよく見かけるようになってきました。
うっかり直視するとすんごい眩しいのですが(笑、どんな感じに映るんだろうか。











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あぁ^~










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ゴリラポッドが有名なJOBYはサクションカップをリリースするようです。
今持ってるサクションカップ、H2のタンクにつかないんですよね・・・これはどうだろうなぁ。












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気になっていたリコーのアクションカメラ。
200度は広すぎるか?と思いましたが150度も選べるようですし防水ですし端子類は後ろにまとまってるし・・・
ん?MIC端子がない?

「外付けマイクは使えないんです」

マジですか。
バイクのマフラーの音を綺麗に拾うことに情念を燃やす自分にとって、外部マイクは必須装備。
残念ながら検討対象外となりました。









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それにしても、CP+で新型10Rを見ようとは。
なんでも、各メーカーに掛け合ったものの貸してくれたのはカワサキだけだったとか。
いや、カワサキも発売前の車両をよく貸し出す気になったよなぁ。さすがカワサキ。惚れる。

せっかく借りられたんだから、WG-M2の一つでもマウントしてあげてくださいリコーさん。











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CP+は写真家の方々の講演を聞くのも大きな楽しみ。
今回はブース巡りが主であまり聞けませんでしたが、ペンタックスで講演されていたこの方の語り口調がすごくユニークで面白かった。
最初見たときはそのトークに

え、芸人?博多華丸?

とか思いましたが、洲崎秀憲という方らしい。ちょっとファンになってしまいそうである。











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パナソニックのLEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm。
すっごい伸びるよ!

35mm換算800mmの画角が得られる超望遠。なのに軽量で取り回しやすい。
ただテレ端がF6.3なのであまり明るくない会場ではISO3200まで上がってしまいました。
明るい屋外専用ですかねー。










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数少ないカメラの写真。
遂に発表されたシグマのミラーレス、SD Quattro Hです。
一眼レフと同じマウント採用と聞くとペンタのK-01が思い出される訳ですが、
こちらのSD Quattroも相当な厚みがありますね。
Merrillでフォビオンセンサーの魅力にあてられた人間の一人ではあるので当然気にはなります。
でもSAマウントかぁ・・・シグマのカメラなので当たり前っちゃ当たり前なんですけど。

というか、レフ機はもう出さないのかな。










そんなこんなで18時まで滞在。











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横浜は相変わらずオシャレですなぁ。
一度きちっと写真撮りに来るかな。










以上。





結局メインとなるカメラやレンズはほとんど見ずに周辺機器ばかり見てましたが、大変楽しめました。
家電量販店とかであまり触れられないものに触れられるのもCP+の魅力ですよね。

年1回しかないのが残念ですが、まあそれだけ開催が待ち遠しくなるという面も。


また来年を楽しみに。



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