ムーラン・ナ・ヴァン ☕️

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信長話は数々あれど【3人の信長】

★EXILE TAKAHIRO、市原隼人、岡田義徳が織田信長を演じた
『3人の信長』2019年公開

★主君の今川義元を討たれ復讐に燃える元今川軍の残党が、金ヶ崎の戦いに敗れて逃走中の織田信長を捕らえます
しかし、彼らは次々に3人の信長を捕らえていました

万が一、誤って影武者の首を討ち取ってしまったとあっては、今川家は笑いものになってしまう
今川家臣の蒲原(かんばら:高嶋政宏)らはあの手この手で本物をあぶりだそうとしますが、

3人の信長たちも口を割らず抵抗を続けます
★信長ブームが静かに続いている?
106分、楽しませ続けてくれる話でした
信長関連では「信長協奏曲(コンツェルト)」が好きですが、この作品も宣伝動画でピンときた通りの面白いコメディでした
★喜んで騙されましょう
話がグダグダなら早送り!と思ってましたが、おちゃらけの度合いが丁度いい
一気に完遂しました
この手の話では脇を固める個性俳優も重要ですが、高嶋政宏はピッタリです
そういえば「信長協奏曲」にも出てたましたね〜

紅一点で出演していた女性(坂東希)もセリフは少なかったですが、逆にいい雰囲気で出てました
★エンディングはそう来ましたか(笑)
色々なパターンがあったでしょうが、予想外の方向にバウンドさせてます

完全フィクションです(笑)

落ち着かないオチ【志の輔らくごのおもちかえりDVD ❷】

時期的には「忠臣蔵」や「X'mas」関連映画でしょうが、落語で気分転換しました
★志の輔らくごファン
師匠は古典落語もできるんですよ
けれども落語の視覚的魅力UPという使命がありまして…
新作落語頑張っています
「大河への道」「歓喜の歌」という落語は映画になりました
★今も続いている「志の輔らくご」公演
2025年1月にも約1ヶ月に及ぶ公演が予定されております
過去の公演DVDで2006年版を視聴しました
★新鮮な演目:『ガラガラ』
福引きで使うあの道具の名前なんですが、
関東では「ガラポン」関西では「ガラガラ」と呼ばれてるそうです


★「ガラガラ」のあらすじ
客足の遠のいた商店街
が一念発起で福引き大会を実施することにします
特賞は世界一周旅行!
ところが、驚いたことにガラガラから2個目の特賞玉が出てきてしまい…

仕掛けで余韻に別の波を加えました

毎朝記憶がない人生はどうなる?【リピーテッド】

★英国のベストセラーミステリー「わたしが眠りにつく前に」を映画化
ニコール・キッドマンとコリン・ファースが共演
『リピーテッド』2015年公開

★事故の後遺症で、毎朝目覚める度に20代前半までの記憶しか残っていないクリスティーン(ニコール・キッドマン)を、夫(コリン・ファース)が献身的に支えながら暮らしていました
夫の出勤後、医師を名乗る男から電話があり、クリスティーンは毎日映像日記を残すという治療を内緒で受けていることを知ります

しかし、その映像には夫が語る内容とは異なる現実が記録されており、不安が増していきます
★記憶が保持できない?
こんな症状が実際あるのだろうか?
自分の傍にいる人が良い人ばかりなら恋愛映画にもなるんでしょうが、悪い人が1人でも居ようものなら…ほぼこんな感じだろうという話です
★毎日こんな会話してるの?
毎朝事態を説明しなければならない夫に向かって言ったこの言葉で、一緒に暮らしている男の苦悩にも共感してしまいます
★さすがのキッドマン
彼女は緊張感が漂う神経質な女性を演じるのが上手い

記憶障害を持った彼女の気持ちは様々に揺れます
結果、ほぼ予想通りの結末になっているかもしれませんが、冷静に思い起こすとそこには微妙な思いが押し寄せてきます

その後のことは考えたくない

タイトルは変だけど悪くない【彼女はパートタイムトラベラー】

★監督は「ジュラシック・ワールド」のコリン・トレボロウ
『彼女はパートタイムトラベラー』2012年制作・本邦未公開

★冴えない人生にうんざりしていた女性ダリアス(オーブリー・プラザ)が出版社で働きはじめたある日、先輩記者が新聞で怪しい募集広告を見つけてくる
それは、”私と一緒に過去に行ってくれる人を募集” というものだった
その取材のためダリアスは広告主ケネス(マーク・デュプラス )が住む田舎町へ向かう

常に謎の追手を警戒しているケネスにようやく近づいたダリアスは、タイムトラベルに向けて一緒に訓練を始めるのだが…
★予想はコメディだった
主演女優の表情は決して明るくはない
最終的にはラブコメ?と予想してましたが、まさかのエンディングはなんかアメリカっぽくない(笑)
★変人男も興味深い
広告を出すくせに警戒心が強く、職場の同僚にシュレディンガーの猫の話をしたり、妄想狂のようで行動力もあり、、謎だらけです
しかも乗っている車が黄色いフェアレディZ!

この設定はドライブ・マイ・カーじゃないか?と突っ込みたくなります
★男は夢見がち?
男性同僚のエピソードを見ると、やはり男はバカだな〜と思わされます

過去に振り回されるのは男!タイムマシンを作ろうとするのも男!
SFウェイト何%なんだ?(笑)

米国大学生のノリなのかね〜【ピッチ・パーフェクト】

★主演:アナ・ケンドリック
『ピッチ・パーフェクト』2015年公開

★音楽好きでDJを目指しているベッカ(アナ・ケンドリック)は、親の勧めで嫌々入学した大学で、全く人気のないガールズアカペラ部に勧誘され入部することになってしまう

アカペラ部の歌はハーモニーこそ完璧だったが、昔ながらのアレンジで新鮮味がなく聴き手にとって退屈なものだった

ベッカはそこに新しさを取り入れたいと思っているのだが…
★話のネタ的に…
有名タイトルだし笑える話と思っていましが、かなりアメリカンセンスが爆発していて平凡な日本人センスではあまりウケる感じがしません
ガールズムービーという紹介もありましたが、思った以上にエログロなネタがあり要注意です(笑)
★音楽ネタ的に…
劇中の曲がいいのかどうか?正直よくわかりません(スイマセン)
アカペラが超絶上手い!という気もしない(重ねて失礼)
部活動が盛んな日本にいると、日本の高校生の方が歌上手いんじゃないかと思えてしまう(重ねて残念)
★映画ネタ的に…
DVD特典で紹介されていた「ブレックファスト・クラブ」という作品が、劇中でキーポイントになる映画なので、知っていればもう少し楽しめたかも知れません

ダース・ベイダーの小ネタは良かった(笑)