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先端技術と伝統技術が融合しました。ハイテク西陣織Heteroweaveのご紹介【トレたま】

2018.11.09 05:07:06 | トレたま 2018年11月
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本日は2018年11月8日放送のトレたま情報です。

本日もWBS(ワールドビジネスサテライト)を見ながらブログを作成していると面白そうな話題が。トレたま(トレンドたまご)で紹介されたのは状況によって色や形が変化する西陣織でした。

織物


温度によって色が変わる染料で染められている


本日のトレたまは先端技術と伝統技術が融合したハイテク西陣織、Heteroweaveです。西陣織の歴史は古くて源流は古墳時代にも遡るようですが、Heteroweaveは時を超えて21世紀の最新素材で新しい西陣織のあり方を提案します。

トレたまコーナー冒頭、テーブルに置かれた西陣織の上をスキャナのような機械が平行移動している様子が画面に映し出されます。機械が通った後には織物の柄が鮮やかな朱色に変わってゆきます。

本日のトレたまレポーターの北村まあさアナウンサーが機械を手で触ってみると「冷たい」とのご感想。実はこの西陣織は温度によって色が変わる染料で染められていて、

・15℃以下:紫
・10℃以下:朱色

に変化する仕組みです。

織物の表面を冷やして色がついた後、温めると色は消えるようになっていて、北村アナウンサーが織物に手のひらを置くと手形状に白く色が消える様子も紹介されました。


状況によって色や形が変化する


開発する東京大学大学院情報学環 筧康明准教授が解説します。他にも乾いた状態で硬くなる繊維を使った西陣織なども開発していて、

・温度で織物の柄が変化する:Heteroweave 001

・布を操作するインタフェースとして用いる:Heteroweave 002

・立体的に布の形を変化させられる:Heteroweave 003


の3つのハイテク西陣織Heteroweaveを提案します。

「これからは服とか空間を構成している素材もずっと同じ姿じゃなくて、状況によって姿が変わっていくようなダイナミックに世界が構成される状態を作りたい」という筧准教授のコメントでトレたまコーナーは締めくくられました。

▶Heteroweave(筧康明研究室)





「変化」する服関連のトレたま情報


最後にHeteroweaveと同じく、状況によって変化する服関連のトレたまをご紹介しておきます。電子ペーパーで作った服です、





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※この記事は2018年11月9日時点での情報をもとに作成されています。



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