「はがき」について調べていくうちに、いろんな呼び方があることに気が付きました。
普段使ってる「はがき」とはどれを言っているのか?
少々混乱してしまいました。
そこで、調べた結果をここでまとめてみることにします。
ご参考になればと思います。
スポンサーリンク
「郵便はがき」とは全てのはがきの総称なのか?
とりあえず調べてみた結果を表にしてみました。表にした方が分かりやすくなると思います。
ご覧になってください。
はがきの呼び方や種類のまとめ
郵便はがき(以下のはがきの総称) | |
---|---|
官製はがき | 郵便事業が日本郵政公社になる前の呼び名 (2003年3月31日まで) 官(国)が作って発行した「はがき」のこと |
郵政はがき | 2003年4月1日から郵便事業が日本郵政公社の所管となったことに伴い「郵政はがき」と改称 郵政民営化に伴い、 ・2007年10月1日からは郵便事業株式会社 ・2012年10月1日からは日本郵便株式会社 となったが、引き続き「郵政はがき」の名称が引き継がれ現在に至る 日本郵便株式会社が発行する「はがき」は以下のものがある はがきの種類(日本郵便HPより) ・通常はがき ・年賀はがき ・かもめ~る ・郵便書簡 ・エコーはがき ・往復はがき ※ 郵便料金を示す証票が印刷されている (切手の貼り付けは不要) |
通常はがき | 日本郵便株式会社が発行する「はがき」の一部 一般的に「はがき」と言えばこちらの名称が使われる 通常はがきの種類(日本郵便HPより) 切手の図柄などで4種類ある ・ヤマユリ ・山桜(インクジェット紙) ・胡蝶蘭 ・胡蝶蘭(インクジェット紙) |
私製はがき | 上記以外で、個人的に作られた「はがき」など 一定の規格である必要がある 切手の貼り付けが必要 |
以下はWikipediaからの引用になります。
はがき(郵便葉書の略)とはまず、こちらの内容でもお分かりかと思いますが、
郵便約款で定められた規格・様式に基づき、郵便料金を示す証票が印刷された通信用紙(官製はがき)
およびこれを基準として作られた、切手を貼って出す通信用紙(私製はがき)。
郵便はがき ↓
郵便局で取り扱い(集配)可能な「はがき」であれば、
郵便はがきと呼ばれることになります。
引き続き、上記の表を参考にそれぞれの「はがき」の内容について説明していきましょう。
官製はがき
官製はがきとは、郵便事業が日本郵政公社になる前の呼び名になります。
(→ 2003年3月31日まで)
官(国)が作って発行したころの「はがき」の名称になります。
「はがき」は郵便法により、国が運営する郵政官署によって調製されていました。
その郵政官署とは、
郵政はがき
郵政はがきとは、表でも説明していますが
2003年4月1日から郵便事業が日本郵政公社の所管となったことに伴いまして、
「官製はがき」
↓
「郵政はがき」
と改称されています。
また、郵政民営化に伴いまして、
・2007年10月1日からは郵便事業株式会社
・2012年10月1日からは日本郵便株式会社
と組織の名称も変わったものの、引き続き「郵政はがき」の名称が引き継がれ現在に至っています。
日本郵便株式会社が発行する「はがき」には以下のものがあります。
はがきの種類(日本郵便HPより)
・通常はがき
・年賀はがき
・かもめ~る
・郵便書簡
・エコーはがき
・往復はがき
※ 郵便料金を示す証票が印刷されていますので、切手の貼り付けは不要です。
通常はがき
通常はがきは、先ほどの説明にも出てきましたが、日本郵便株式会社が発行する「はがき」の一部になります。
一般的に「はがき」と言えばこちらのことを言っています。
通常はがきには、切手の図柄などで4種類があります。
通常はがきの種類(日本郵便HPより)
・ヤマユリ
・山桜(インクジェット紙)
・胡蝶蘭
・胡蝶蘭(インクジェット紙)
図柄などは、次の現物の画像をご覧になってください。
通常はがき
左(ヤマユリ) 右(山桜インクジェット用)
胡蝶蘭(右がインクジェット用)
私製はがき
私製はがきは、いままで説明した以外のもので、個人的に作られた「はがき」などのことです。
利用には、
《 私製はがきを作る場合の規格や様式になります 》
〇 私製はがきの紙質や厚さは官製はがきと同等以上のもの。
〇 用紙の大きさは
・縦14~15.4㎝
・横9~10.7㎝
・重さは2gから6gまで
〇 色は白色か淡色。
〇「郵便はがき」と表示するか、これに相当する文字を表示する。
ですから、「POST CARD」と表示しても構いません。
この表示がない場合は、手紙(第一種郵便物)として取り扱われます。
〇 郵便番号枠は必修ではありません。
参考サイト:私製はがきの料金ってどれくらい?郵便はがきより高くつくのでご注意を
スポンサーリンク
まとめとして
官製はがきと郵便はがきの違いについて、また、「はがき」全般について説明させてもらいました。
郵便局で取り扱い可能な「はがき」であれば、ひっくるめて「郵便はがき」と呼ばれます。
日常で「はがき」として利用しているのは「通常はがき」と言われるものになります。
ただ、郵便窓口で購入するときに、
「通常はがき」をくださいとは言っていないと思います。
「はがき」をくださいと伝えれば大丈夫です。
ご自身ではがきを作ることも可能です。
その際は、規格がありますのでご注意ください。