まもなくTwitアレンジ講座、第3回「ベースのルールを知ろう」を開催します。 お時間がある方や、今日始めてご覧になるという方は、過去講座( http://t.co/YMfKbvb17g )をコチラで見て話を聞くとわかりやすいと思います。根音などの知識がまた出てきます。
2013-05-14 19:47:21今回はベースについて学んでいきましょう。パーカッションに同じく専門性が高いパートですので、きちんと知っておかないとわからないままになりやすいです。 根音やオンコードなどの、音楽的なルールに加えて、「声のベース」の特徴も合わせて学んでいけたらと思います。
2013-05-14 20:01:15まずは「ヘ音記号の読み方」を確認しましょう。へ音記号では、ト音記号でいう【ラの場所がド】になります。まずは、そこからスタートして音がわかるようになりましょう。 http://t.co/mxsGX2mrVB
2013-05-14 20:03:10【ト音記号から2つ音階をあげる】と覚えてもいいかもしれません。(ラの場所→(2つ上がって)→ド) ちなみに、一番左のドが、ト音記号の下に一本線を加えたドと同じ高さです。自分がイメージしている高さと違う場所で書くと正しく伝わらないので注意しましょう。
2013-05-14 20:04:05次はベースボーカルの音域を確認しましょう。譜例の範囲内で書くのが一般的です。人によっては下のEを使うと苦しい場合もあるので、楽譜を使うバンドが決まっている場合は、ベースボーカルと相談しながら書きすすめていくとよいでしょう。 http://t.co/UsPp4zFPsh
2013-05-14 20:06:41高い方に関しては、ソより高い音は出せるのですが、ベースは下を支える役割があるのでラやシであれば、オクターブ下げて上記音域内の音にすることが望ましいです。ただし、メロディを歌ったり、ソロパートがある場合はこの限りではありません。(トライトーンのしあわせもあこがれも、など)
2013-05-14 20:07:35ベースパートを作る上でまず知っておかないといけないのは【根音とオンコード】です。 根音は、前回のコードについてお話しした講座( http://t.co/Rn83RNMOGr )でも出てきましたね。
2013-05-14 20:12:25簡単に説明すると根音とは「和音を一番下で支える音」です。例えばCメジャーは「ド、ミ、ソ」で構成されてますが、その「ド」の音です。 もっと簡単にいうとCメジャーの「C」が根音なのです。※和音は根音から重ねて作りますよね! http://t.co/6Y4LIpVlrw
2013-05-14 20:13:25色を塗っている音符が根音になります。ベースは基本的に根音を取りますです。取らない場合をオンコードといい、その場合は「C on E」のように【on ~】でベースが取るべき音を示します。
2013-05-14 20:15:03C on Eの場合は、普段はCの音の上に乗るCメジャーが「Eの上に乗るんだな」って考えるといいでしょう。また「 C / E」と表記する場合もあります。
2013-05-14 20:15:28譜例を見てみましょう。2つ目のコード G/B の場合はベースがシの音になっていて、4つ目のコード G の場合はソの音になっています。基本は根音を取り、そうではない場合はオンコードで指示があるのです。 http://t.co/inyczGmgEn
2013-05-14 20:17:35ベースがどの音を歌うべきかの、基本をお話ししました。ただし、実はベースは根音だけに限らず、小節の中で第3音・第5音と動いたりします。実際の曲で確認してみると、コードの色々な音を弾いていることがわかります。ただ、指示がない場合は根音から始める。オンコードならその音から始めましょう。
2013-05-14 20:19:05最後にベースにリズムパターンの例を見てみましょう。譜例にあげた分はほんの一例です。ただし、一小節目の【符点4分音符と8分音符の組み合わせ】は、かなりの頻度で使われるので、悩んだらこのリズムで書いてみてもいいかもしれません。 http://t.co/kpkSDGhcRc
2013-05-14 20:30:28あとはスキャットも色々工夫してみるといいですね。詳しく話すと「ベース講座」のようになってしまうので割愛しますが、dum(ドゥン)というスキャットでも「ドゥーン」と口から出すように発音させるか「ドゥンー」と鼻から抜くように発音するかで雰囲気が変わります。
2013-05-14 20:32:12"Mr Bass Man": http://t.co/Kn41ADJ32k アカペラではないのですが、声でベースをやっている面白い曲です。アカペラで歌ったことある方もいるのではないでしょうか。
2013-05-14 20:34:40また要所要所にBaやRuのような発音を入れると、雰囲気が出て面白いです。この辺りは、最近のアカペラより、ボイパがあまり入っていないDoo-Wappと言われる形の古いアカペラを聴いてみると参考になると思います。
2013-05-14 20:32:25◎今日のまとめ ・音域をきちんと知ること(ベースマンと相談しよう) ・根音とオンコードを使うこと。 ・スキャットを色々工夫してみること
2013-05-14 20:36:30なかなか口で説明することが難しいパートなのですが、まずは今日学んだことを基本に色々試していってみてください。またアレンジしたいと思う原曲を注意深く聴いてみることで色々発見があると思うので、今日の知識と照らし合わせながら学んでいって思えたらと思います。
2013-05-14 20:36:56アカペラ楽譜のアレンジについての情報をTwitterで配信しています。次回「和音について知ろう・中級編」。テーマに沿って、1時間程度のツイッター上で講座を行います。講座中に限らず、いつでも気軽にアレンジに関する質問をお寄せください。管理人 @yukke0510 アレンジ依頼 amba.to/1B4PXyc