榊一郎先生による創作論:余滴「なんか書きたいけど、それだけ」という生徒への指導を巡って
榊先生、生徒の指導に悩むの巻
しかし馬鹿にするわけでもおとしめるわけでもないが、「書きたい話がある訳でもなく、これというテーマがある訳でもないのだけど、何か書きたい、どうすればいいか」という質問って、どう答えるのが正解なんだろうか。技術論で三題噺とか換骨奪胎とか教える訳ですが、なんか違うらしいんだよな。
2012-08-30 00:09:12こうすれば「書きやすいよ」という話は出来るんだけど、それ以上の事はなあ。試しに私が三題噺やら何やらで誘導してみたけど、いまいちピンとこなかったようだし、こうなると、その人の好みや趣味になるから、どうしようもないっぽいんだよなあ。
2012-08-30 00:11:13@ichiro_sakaki 自身の心を突き動かす『題材』との出会いを求めているのではないでしょうか? 僕も似た経験があります。
2012-08-30 00:10:17@fumito_koharu そうなのかもしれんのですが、その出会いを「どうすれば出会えるか?」と聞かれてる様なもんで。それはもう個人によるのでなんとも、としか答えられないのが、どうにも歯痒い気もしたり。
2012-08-30 00:12:35@ichiro_sakaki 書くことによって周りから得られる(かもしれない)自己肯定とかが欲しい。だから作り方を教えてくれ、みたいな主張かもしれません。それは、他の趣味とかでも「上手くなりたい」より「褒められたい」が動機のひとに見られるかと。
2012-08-30 00:11:50@ichiro_sakaki 一番好きな萌え属性をアピールするための作品書いてみればって言うのはどうでしょう? こだわって良いもの書けそうな気がしないでも無いですが。
2012-08-30 00:13:09@OtikaAkito それは前に言ったことあるんですが、「そういうのを書きたい訳じゃないんだ」と言われてしまい。
2012-08-30 00:15:08@ichiro_sakaki 書きたくもないテーマの本を100冊ぐらい書かせるといいんじゃないでしょうか。>しかし馬鹿にするわけでもおとしめるわけでもないが、「書きたい話がある訳でもなく、
2012-08-30 00:13:14@kondoukoushi そもそも「書くモチベがあがらない、どうしたらいい」って意味でもあるみたいなんですけどね。なので、多分、そういうのはやれといってもしない。
2012-08-30 00:15:40@ichiro_sakaki こればっかりは自身の問題ですものね……。本を読め。インプットしろ。信頼できる友人に相談を――しか言えないですし。それでも解決策基助言を求めてしまうのが人間なのでしょうね……。
2012-08-30 00:14:01@fumito_koharu まあ、袋小路に入って「どうしたらいいんだ!?」って気持ちはわからんでもないので、さて、どうやったら意味のある指導になるのだろう、と。
2012-08-30 00:16:21@ichiro_sakaki 何か書きたい、というモチベーションはあるわけで、書きたい話がない、というより、生徒さんの中で書きたいものが明確化されてない、という感じなんでしょうか。根性論言えばいろんなもん読んだり見たりして自分の好みを見える化しろとかそういう話になる印象があります
2012-08-30 00:14:52@le_ji 私も基本、創作に関しては根性論の人だったのですが、結局、それは「少し書いてるけどどうにも止まりがち」とかそういう人にしか使えなくて。最初の一歩を踏み出すのに妙に時間喰う人は、根性とは別の所で何か掛け違いをしている雰囲気があります。
2012-08-30 00:17:50@ichiro_sakaki 素人考えですが、日記とかどうなんですかね。もしくは一日一冊本読み倒して、その魅力を毎日ブログで紹介するとか。何かしら書く、と言うのであれば習慣に落とし込めるこういう文章は悪くないと思うのですが。
2012-08-30 00:15:48@takosuke2200 ああ、なるほど。そういう指導はありなのか。ただ、私が月イチの授業なので、多分、彼が実行しなくてもこっちは確認しきれないんだよなあ。まあそこまで気にする必要は無いのでしょうが。
2012-08-30 00:18:51@ichiro_sakaki どうなんでしょ。そういう人は「ギアスみたいの書きたい!」「エヴァみたいの書きたい!」「まどマギみたいの書きたい!」「超電磁砲みたいの書きたい!」という一応具体的な理想くらいはあると思うんですよね。そういう意味で言えば、換骨奪胎の技術を身につけるのが
2012-08-30 00:18:41@ichiro_sakaki 正解とは思うんですよね。ただ、それでも違うって人は「努力もなしにスラスラそういう物語が出てくる自分になりたい」っていう願望の持ちなんじゃないのかなー。と思うのです。
2012-08-30 00:20:08@kouseiy まあ、基本的に自分の理想に一番近いもの、というのに出会えてないので「●●みたいなの」という言い方が出来ない可能性はありますね。そうなると結局「数読めや」になっちゃうんですが。
2012-08-30 00:21:38@ichiro_sakaki 作品の中身ではなく外見、たとえば、プロットきいただけで傑作とわかるようなものを書きたいのではないでしょうか。
2012-08-30 00:23:11