未成年の子につき互いに実母と主張する両者に子の取り合いをさせ、先に手を放した方に監護権を認めた事例(江戸家裁南町支部享保3.11.10)
2011-07-22 12:26:283両を拾って届け出た者とその所有者がいずれも金員の受領を拒否したため裁判官がこれに1両を加え2両ずつ両者に分け与えた原審につき、裁判官が当事者として関与するという看過しがたい手続的違法があるとして取り消された事例(江戸高判享保4.9.30)
2011-07-22 12:44:28裁判官が自ら犯行現場を目撃した証人だとして自らの刺青を被告人に示し、即時結審して死刑の言い渡しをした原審につき、何らの手続的違法もなく量刑も相当であるとして被告人の控訴を棄却した事例(江戸高判天保12.10.9)
2011-07-22 13:42:41元政府要人が旅行先で偶然遭遇したとして告発した贈収賄事件が、同元要人に随行した私服警備員の被告への暴行による自白を唯一の証拠とするものであり無罪とされた事例(上総地裁元禄8.7.29)
2011-07-30 11:35:47債務者の人肉1ポンドを債権者に引き渡す旨約した公正証書につき、引渡請求権自体は有効に成立しているがその行使が許されないとした事例(厄西地裁文禄4.10.9)
2011-07-31 10:47:58ww つ http://t.co/QsfkrSY RT @mega_san: こんな感じ? 拾得物の所有権不存在確認請求事件において、裁判官が私費を用いて原告被告双方に2両づつの債権を認めた原審を重大な手続きの誤りがあったとして破棄差し戻した事例(江戸高判享保12.4.12)
2011-07-31 23:17:14自筆証書遺言を検認のないまま開披した上、相続人らに対して遺留分減殺請求権等につき何らの説明も行わなかった結果、湖中から被害者の両脚が突き出す等特異な連続殺人事件を発生せしめるに至った弁護士に対する損害賠償請求の可否(消極)(信州地裁那須支部S24.11.28)
2011-08-10 21:57:47被告が原告からの求婚を断るため地球上に存在しない財宝の引き渡しを原告に求めたことが不法行為に該当するとして提起された損害賠償請求訴訟につき、地球外生命体には被告適格がないとして訴えが却下された事例(京都地裁延喜11.9.25)
2011-10-20 18:29:43飼犬の咆哮に導かれて裏の畑から掘り出した現金につき、遺失物法所定の手続を経ていないとして発掘者に所有権が認められなかった事例(京都地裁永禄7.10.12)
2011-10-30 17:14:33被告人が枯木に上って散布した灰が領主の目に入り傷害を負わせた過失傷害被告事件において、法定刑に定めのない懲役を言い渡した原判決が破棄された事例(大阪高裁永禄8.11.27)
2011-10-30 17:20:22孤島に生息する妖怪を駆除する労務の対価として黍団子を支給することは労働基準法24条1項に定められた通貨払の原則に反するとされた事例(判決日不詳)
2011-11-01 12:29:43職業盗人として著名な被告人が欧州小国の皇女から窃取した心は「他人の財物」には該当しないとして、無罪が言い渡された事例(東京地裁昭和55.8.13)
2011-11-03 19:14:17後小松天皇の落胤である小坊主が「このはし渡るべからず」との道路標識に反して橋の中央を通行した御成敗式目違反被告事件について,弁護側の事実の錯誤であるとの主張が容れられず,故意が認められた事例(問注所応永9年11月7日)
2011-11-07 16:32:46飛行する箒を用いて宅配運送業を営む被告魔女への訴状送達につき、浮遊便送達自体は適法であるが法定代理人親権者らへの送達がなされていないとして原判決が取り消された事例(判決日不詳)
2011-11-07 19:56:22夕食時に民家へ不法侵入し夕食を無断で領得した上に当該住民に罵声をあびせる行為を常習的に行っていたことにつき、住民の同意があったとする被告の主張が認められなかった事例。
2011-11-07 21:54:36(cf.朝食時に民家に不法侵入し冷蔵庫の中のマヨネーズを領得した上に朝の挨拶をする行為を常習的に行っていたことにつき、容疑者が某有名事務所に所属していること等から住民の黙示の同意があったことが推察され、不起訴となった事例)
2011-11-07 21:57:30旧友が高価な氷の大剣を誇示して歩いているのを見掛けた犯人グループらが,衝動的に氷の大剣を殺してでも奪い取った強盗殺人被告事件について,主犯格である元冒険者に対して求刑どおり冥府行きを命じた事例(クリスタルシティ地裁マルディアス暦1002年風虎月7日)
2011-11-07 22:28:13「携帯が圏外」も判例かいっ とツッコミ入れたところ、「だからウソだし」と返された事例 / togetter - ウソ判例要旨シリーズ http://t.co/cuWA2FkD @uwaaaa @tkbei
2011-11-07 23:10:191・遣隋使の地位にあった被告人が外国元首からの親書を紛失したとして流刑を言い渡した原審判決を破棄し、統治行為論を用いて免訴を言い渡した事例 2・自ら恩赦を出した大王が裁判することが17条憲法に違反しないとされた事例(推古16年6月16日)。
2011-11-07 23:22:20次期焦燥の弁護士(新62期)/ケイ子とはいいお友達です/日本鬼法曹協会会員/500円切手 高田純次/元物質民/花屋 ラーメン屋/背景のぴよこは「察してちゃん」/日常業務の話から法曹養成・受験関係,おもしろ裁判例や興味深い文献,はては思いつきの妄言までを紹介します。