「ホットケーキミックスで作る肉まん」はすごく美味しいけど作るのが大変らしい?実際に作ってみた

肉まんづくり初めてだけど、果たして…
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ホットケーキミックスで肉まん(以下、ホットケーキ肉まん)を作れることをご存じだろうか。そして非常に美味しいが、作るハードルはけっこう高いらしい。そんな投稿がXで注目されている。

元となった投稿は、お母さんに作ってもらったホットケーキ肉まんが忘れられないくらい美味しかったが、作っている最中にお母さんが「包みにくい!」と怒っていたので再度リクエストするのが心苦しい…というお話。

どれほどハードルが高いのか、気になったので日清製粉が公開しているホットケーキ肉まんのレシピを参考に実際に作ってみた。

材料(8個分)

ー皮ー

ホットケーキミックス:320g :120ml 食用油:小さじ2(ごま油だと香りが良かった)

ー餡ー

豚ひき肉:200g 長ネギ:1本 しいたけ:4個 

オイスターソース:大さじ2 しょうゆ:小さじ4 :小さじ2 おろししょうが:小さじ2 片栗粉:小さじ2 ごま油:小さじ2

まずは餡づくりから。豚ひき肉に、みじん切りした長ネギ、しいたけ、調味料を加えて粘りが出るまで混ぜる。これにカードやナイフで切れ目をいれて、だいたい8等分くらいに分けておく。

工程的にはネギ、しいたけをみじん切りにする作業が一番大変だった
ナイフやカードでざっくり8等分の切れ目を入れると良い

続いて皮づくり。ホットケーキミックスに水、油を加えてヘラでまぜる。生地がまとまったら多少手でこねて形を整え8等分に分け、ラップをして10分くらい休ませる。

当たり前だけどホットケーキの甘い香りがする

寝かせた生地を、めん棒をつかって1枚直径14cmくらいの薄さにのばす。生地がめん棒にくっつきやすいので、小麦粉などで打ち粉をすると良い。(今回は横着して餡に使った片栗粉を転用。ややダマになって皮に残ってしまったが、問題なく伸ばせた。)

片栗粉でも大丈夫だった

いよいよ問題の「包む」作業だ。今回肉まんを作るのは初めてだが、実際にやってみると、包む時に「ひだ」を作るのがやたら難しく、YouTubeの包み方解説動画なんかを参考にしながらやっても、なかなかうまくいかなかった。

ひだ作り、頭では理解していても指がついてこない

しかし、ひだづくりに苦戦した以外は、皮自体が手にべたべたくっついたり、途中で破れるといったこともなかったので、特に「包むのがメチャクチャ大変」という感じはしなかった。

ちなみに、あとからXで他の人の作ってみたという投稿をみると、ひだを作ってない人も多かったので「そっか、別にひだ作らなくても良かったんだ…」となった。

包み終わった肉まんを、ごま油をひいて中火で熱したフライパンに入れ、底をほんのり焦げ目がつくまで焼く。その後、フライパンに水150mlくらいを注ぎ入れて、ふたをして中火で6~7分蒸す。

蒸しザル、めっちゃ便利

日清製粉さんのレシピでは、底面を焼いたあとそのままフライパンに水を注ぐ流れだったが、今回私はフライパンや鍋で使える折り畳み式の蒸しザルを使ってみた。蒸しザルは1000円前後で手に入り、蒸している間に底がされに焦げたりする心配がなくなるので大変便利だった。

7分後、フライパンの蓋をあけると、みっちみちに膨らんだホカホカの肉まんが!

見た目もしっかり肉まんだ

いざ実食。口にいれた瞬間「すごい!!!ちゃんと肉まんの味だ!!!!」と感動した。ホットケーキの皮はもちもちでほんのり甘く、オイスターソースを効かせた餡と非常によく合う。椎茸のコリっとした食感と、ネギの香りもよい感じ。

これは確かにおやつに出てきたらテンションが上がる。肉まんって、家でも作れるもんなんだなぁ。

もちろん、中までしっかり火が通っている。

たしかに包む作業が少し難しいが、全体の工程はどれもシンプルで分かりやすく、肉まんづくり初心者がやってもしっかり美味しく仕上がった。全体の調理時間もだいたい1時間くらいでできたので、気になる人はぜひ作ってみては。

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