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レノボ、トラックポイントが無いThinkPad X9シリーズを発表
レノボより、新しいThinkPadブランド の「ThinkPad X9シリーズ」が発表されました。Core Ultra 200Vのプロセッサーを搭載したノートPCで、トラックポイントが無い点が、良くも悪くも特徴となっています。
製品の特徴
14型と15.6型がラインナップ
ThinkPad X9シリーズは、下のように、14型と15.6型のモデルがあり、どちらもインテル Core Ultra 200Vのプロセッサーを搭載しています。ただし、14型のモデルのほうが軽くなっています。
Aura Edition(14型 Intel)
CPU | Core Ultra 7 vPro 268V Core Ultra 7 258V Core Ultra 5 vPro 238V Core Ultra 5 228V Core Ultra 5 226V |
---|---|
メモリ | 16GB / 32GB |
SSD | 256GB/512GB/1TB/2TB |
画面 | 14型 1920x1200 OLED 14型 2880x1800 OLED タッチ |
質量 | 約 1.24kg~ |
バッテリー | 55Wh |
Aura Edition(15.3型 Intel)
CPU | Core Ultra 7 vPro 268V Core Ultra 7 258V Core Ultra 5 vPro 238V Core Ultra 5 228V Core Ultra 5 226V |
---|---|
メモリ | 16GB / 32GB |
SSD | 256GB/512GB/1TB/2TB |
画面 | 15.3型 2880x1800 OLED 15.3型 2880x1800 OLED タッチ |
質量 | 約 1.4kg~ |
バッテリー | 80Wh |
トラックポイントが無い
ThinkPad X9シリーズは、トラックポイントがありません。おそらく、従来のThinkPadユーザーは、「トラックポイントの無いPCはThinkPadじゃない」と思うかもしれません。
トラックポイントがない分、ThinkPad X1 Carbonシリーズより軽ければいいですが、そういうわけでもありません。
余分な部品がない分、価格は抑えられていることを期待します。
触覚タッチパッド
タッチパッドは、触覚タッチパッドとなっています。3ボタンがない分、面積が大きくなっているので、操作はしやすそうです。
エンジン ハブ
底面部分には、「エンジン ハブ」設計と呼ばれるものになっており、両端にポート類があり、メッシュ部分には冷却ファンが搭載されているようです。
ポート類
ポート類は、どちらのモデルもUSB4、HDMI、マイク・ヘッドホンコンボ端子が搭載されており、さらに15.3型のモデルのみ、USB 3.2 Gen 2ポートが付いています。両方の側面にUSB4が搭載されているのは嬉しいです。
OLEDディスプレイを搭載
ディスプレイは、いずれもOLEDを採用しており、色域は、100% DCI-P3となっています。また、タッチパネルに対応したものも選択可能です。
その他
ボディは、リサイクルアルミニウムを採用。スピーカーは、14型が2つ、15.3型4つで、無線LANはWi-Fi 7に対応しています。また、指紋リーダーおよびIRカメラを搭載し、生体認証も可能です。
購入先
ThinkPad X9は既に日本語のページも用意されており、2025年2月から販売予定です。詳細については、レノボ公式サイトの情報をご確認ください。
1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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