やっと猛暑も終わり、秋を感じる中禅寺湖・菅沼ツアーへ(2024/10/12-13) |
紅葉のはずの中禅寺湖・菅沼へ一泊2日ツアー。集合場所は中禅寺湖のボードハウス、8時。朝焼けに映える筑波山を眺めつつ、一路中禅寺湖へ。
『朝焼けに映える筑波に打たれつつ 男体のふもと広がる湖(うみ)に急ぎぬ』
中禅寺湖、ここ数年毎年訪れているが、今までにない風無、波無。さらに水温も冷たさを感じない。今年のように長い猛暑の後ではさもありなん。故に紅葉どころか深緑の山々(これは言い過ぎか)

総勢8名、千手が浜へ向け出発。片道4km弱。艇の種類はざまざまでカヌーの展示会のごとく、2人・1人のインフレータブル、足漕ぎ、ボリ製レジャー、シーカヤック。紅葉は今一つだが晴天の中、気持ちよく快調。途中の菖蒲が浜には、たくさんのキャンプテント。(キャンプの皆さん、紅葉の中禅寺湖を期待だったのでしょう)



千手が浜、ここの砂浜はいつもながらいい感じ、ましてや絶好の天気。ということもあって、森の散策に西ノ湖(にしのこ)まで行ってみようと歩き出す。往復1時間以上かかりそうで、一抹の不安が、『帰ってくる頃に風、波の状況が変わってなければ良いが』。

やはり、西ノ湖は遠いということで、途中で戻ることに。千手が浜に戻ったところで、不安的中。先ほどと打って変わって風・波共に結構なもの。場所によっては風速4m/s超ぐらいあったような。向かい風の中、時々、岩陰に風・波を避けつつ、風向きに対する艇の角度に注意して、パワー全開で出艇場所のボートハウスへ。山の天気は変わりやすいということか。疲労困憊。

皆さんお疲れの中、元気を振り絞り艇をしまって、次の目的地、菅沼キャンプ場へ。
途中、湯元温泉に立ち寄り歴史を感じる温泉にて疲れを癒す。
菅沼は、中禅寺湖(標高1269m)より500mほど標高が高く、少しひんやりとした感じ。
菅沼キャンプ場は、駐車場からバンガローまでリヤカーで荷物を運ぶのが、ひと苦労。時々小雨降る中、寝床の準備、夜のディナーの準備と皆さんよく働き、16時頃から、徐々に夜のディナースタート。

メニューは女性達の奮闘で超豪華、海鮮アヒージョ、焼き肉、豚汁、焼きおにぎりetc.。各自持ち寄ったランプと焚火の明かりで、少々暗い中、これぞキャンプの盛り上がり。夜はさすがに寒く、防寒着着用。空はいつの間にか雲もなく素晴らしい星空。





翌日、6時頃から朝食と昼のランチ用ハンバーガ&ホットドックの準備。菅沼キャンプ場は、10時チェックアウト故、10時までに片付け完了し、菅沼へ。

晴天で風もなく絶好のカヌー日和。菅沼は山に囲まれ奥まで行っても2km程度。水は非常に澄んでおり、水面のカヌーが空中に浮いてるごとく見える場所も。紅葉は、中禅寺湖に比べ進んでいるようにも見えるが、そもそもモミジが少ない様子。白樺の葉が黄色に色づいているのが印象的。







中禅寺湖での千手が浜からの帰路、悪天候でのパワー全開には、ほとほと疲れたが、その疲労を物ともせず皆さんよく活動し、その分天気の良い菅沼では、心身ともにリフレッシュできた様子。紅葉最盛期を見るは叶わず、しかし、高地の自然の中で秋を感じる楽しいツアーでした。
