今回は、屋外の多肉植物の冬管理と冬越しの準備と寒さ対策について、わたしが実践したことをお話します。
2024年もあっという間に冬。それどころか、すっかり年末になってしまいましたね。
今年も異常気象の連続でしたが、わたしの多肉たちは、かなりの生存率で生き残ってくれました!
ところが、冬の新潟では、屋外で育てている多肉たちをそのままにしておけば、間違いなく完全にダメになってしまいます。
そこで、冬をしのぐための対策が必要になるのですね。それでは、今日のお話にいってみましょう!
わたしの多肉植物は、ほぼ100%屋外で管理して育てています。
イレクターパイプで作った屋根付きの多肉棚、父の工具が入るはずだった工具棚に多肉を置いています。一部は地植えや大きな園芸鉢(プランター)で育てています。
このブログをはじめてから、いろいろ試行錯誤したのですが、屋外で育てるのが一番元気に育ってくれます。
多肉植物を冬越しさせるポイントは大きく3つあります。
わたしの暮らしている新潟市の環境で冬越しさせる場合のお話として参考にしてくださいね。
多肉植物は雪やあられに当たってしまうと、その部分が凍傷のようになったり、あられの粒の形にえぐれてしまったり、ドロドロになってしまったりします。
数日はケロリとした様子だったとしても、急に傷み出してしまうことも多々あるんですよね。(水分が抜けたようになって、バラバラになるとか。)
こうなってしまうと、もう元の姿に戻すことはできません。
応急処置をしようにも、どこから手をつけたらよいのか、手の施しようがなくなってしまうこともあります。汗
ですから、そうなる前に「とにかく雪・あられに当てない」という対策をしておくことが大切です。
さきほどと同じようなことになりますが、多肉植物は霜に当たってしまうと、その部分が凍傷のようになったり、急に葉っぱから水分が抜けたようにシワシワになってしまうことがあります。
品種によっては、霜に当たっても平気なものもあるようですが、その中でも傷みが出てしまう子もいるんですよね。
ですから「どれなら霜に当てても大丈夫!」とは言い切れません。
それよりは、極力、霜に当てないように対策する方がベターだと思います。
わたしがこれまで多肉植物を育ってきた経験から感じるのは「直接的に外気(霜)に当たらなければ大丈夫」ということです。
ですから、何かしらのカバーがあれば、霜対策は十分なんじゃないかと思うんですよね。
最後に寒さ対策です。
多肉植物はある程度の寒さに耐えられるものと、寒さに弱いものがあります。
対策をしていてもダメになってしまうものもあるし、逆に対策が手薄になっていても冬をのりきる子もいるんですよね。
とりえあずの傾向としては、セダム系は寒さに強いように感じます。逆に、カランコエ系や薄葉、毛が生えている系は寒さに弱いように感じます。
エケベリア系は室内に移動した方が絶対に安全です。
対策としては「外気に直接当てない」を意識すれば良いと思います。
以前にも紹介していますが、ホームセンターなどで売っている「衣装ケース」に入れるだけでもよいですし、心配でしたらプチプチなどをプラスするのも良いですね。
さてさて、今年の冬越しの準備は、2024年11月30日におこないました。
今年は夏が長くて、10月中旬までは30度に迫る日もあったりでハチャメチャでしたよね。そうかと思ったら、10月末には白鳥が飛来しはじめるのですから、季節も何もめちゃくちゃ。「四季」の感覚はあてにならなくなっているのかもしれません。
冬囲いしてしまう前に、今年の精鋭たちを一部紹介します。
小さなポットを1つから、父が作り上げた「テトラ」です。
たぶん、ポーチュラカと同じような感じで育てられます。父に「伸びてきた先っちょを切って挿しておいて」お願いしたのですが、通年でずーっとやり続けてくれたみたいで
もう一鉢、この規模のものができあがってしまいました。汗
大きすぎて冬越しはさせられないと思ったのですが「じゃあいいよ。別に遊びでやってみただけだし・・・」なんて、寂しいことを言うものだからw
絶対に冬を越してあげたいと思い、多肉棚の中に避難させることにしました。
ルビーネックレスも花苗用の土に植え替えたら、もりっもりに育ちだし、この規模で2鉢に大増殖してしまいました。汗
室内管理のときは、何度やってもダメだったのに、やっぱり自然の力と培養土の力はすごいと痛感させられましたね~
葉挿しや挿し木で育てた多肉たちも沢山あります。
棚に並べるにも、工具棚に入れるにも、ジャストサイズの育苗トレーがみつかったので、最初からトレーで育てるシステムにしてみましたw
秋からは、トレーで育ていた一部の苗を、やっぱり小鉢に分けたくなって、植え替えたりしながら、地味ぃな作業で数日過ごすこともありました。
今年は仕事のストレスがハンパなくて、本当に自分がつぶれてしまいそうになることが多かったのですが、多肉の植え替えやお手入れは、無心になれるリフレッシュタイムとなりました。
なんていうか、作業が終わったときの達成感がたまらないんですよね^^
もちろん自己満足なのはわかっているけど、それでも充実した時間を過ごせました。
作業していると、父が何度も見に来て、結局手伝ってくれるっていう流れも、とても良かったと思っていますw
屋根付き多肉棚の冬囲いは、さすがに父に手伝ってもらいました。
棚全体をビニールハウス用のビニールで包んでしまいます。
この棚には、比較的寒さに強いものと、大きな鉢で育ててしまった多肉たちを入れてあります。何回もやっているので、大体ですが、寒さをしのげるタイプがわかってきます。
父の工具棚には、万が一に備えて、寒さ対策が必要なものと、大事にしたい多肉たちを避難させました。
表はアクリル板のスライドドアで戸締りができるようになっています。
寒さが強烈になると、ダメになるものもあるのですが、8割~9割は無事に冬を越すことができています。
花壇に地植えしている多肉たちは、いちごや野菜が入っているトレーを被せるだけでも冬が越せることが判明しました。
父がいたずらでやっていたのですが、まさかの功績となり、大発見ですw
不安になるくらいですが、実際にこの程度の方法で冬がしのげている事実があるので、これは有効な方法なのだと言わざるを得ません。
ということで、今回は「【2024年版】屋外の多肉植物の冬管理と冬越しの準備と寒さ対策まとめ」についてお話しました。
最近は多肉植物の情報を発信する方がたくさん増えてきましたね^^
専門的なことはわかりませんが、これからも自分なりに多肉を楽しんでいきたいと思っています。
今回の記事がみなさんの参考になればうれしいです^^
]]>2024年のゴールデンウィークがはじまり、多肉の春が本格始動ですね。
4月27日(土)~29(月)の3日間、新潟市秋葉区の新津フラワーランドで「春の多肉&観葉マルシェ」が開催されています。
このイベントには、出店者さんも来られますから、多肉植物はもちろん、育て方や管理の方法も聞くことができます。
そこで、今回は多肉植物の土選びについてきいてみました。
「春の多肉&観葉マルシェ」は、多肉植物、観葉植物、メダカの即売会などがギュっとあつまったイベントです。
新津フラワーランドでは、数年前から季節ごとに定期開催される人気のイベントで、出遅れるとあ~っという間に多肉は品薄状態になってしまいます。
多肉ブースについては、アガベや塊根系のブースと、エケベリア系中心の多肉植物が並ぶブースにわかれます。(エケベリアはお花みたいな形をしている多肉です。)
YoutubeやSNSでもエケベリアは安定の人気者ですよね^^
お値段は800円~1,800円ですが、1,200円前後のものが多かったように感じました。
これは仕方ない事ですが、わたしがこのブログを始めた頃に比べると、多肉のお値段もだいぶ上がりましたよね。汗
わたしは、玉葉っぽい多肉(丸っこいプリプリ系)とか、ホームセンター系が好みですw
各ブースには、生産者さんやお店の方がいますから、お話もできますし、困りごとなどがへのアドバイスをもらえるのも嬉しいポイントです。
見てコレ!ちっちゃいキャベツが木に生えたみたいなものがありました!
入口のところにあったのですけど、ひと目見た瞬間にお財布に手が伸びていました(笑)
アエオニウムの仲間らしいのですが、いまは休眠期なのだそうです。
カットして挿せば、増やせますよ~って教えてもらえて、すごく気持ちが高ぶったのですが、「いかん!まだ入口!入口!」と言い聞かせて、今回は見送りましたw
そうそう!店内の多肉コーナーも、これまでの新津フラワーランドとは思えないくらいに拡充されていますよ!
さてさて。わたしの狙いは多肉について聞いてみること!
多肉生産者さんに、気になっていることをいくつか質問をしてみました。
ーこの冬は無事にのりきれましたか?ー
ハウスで育てているので問題なく乗り切れました。例年より寒いから、暖かいからは、あまり関係ないですね。ですが、ハウスで育てていても、ダメになるものは必ずでますから、それは仕方ないと思っています。
ーエケベリアは葉挿しで増やすんですか?ー
葉挿しができない品種もあります。ですから、基本は銅切りで増やします。そのときに、どうしても葉っぱがとれてしまいますから、それを葉挿しにすることが多いですね。
ある程度大きくなって、頭の部分が「イケる」と思えたらカットします。
ーエケベリアがパカーンと開いしてしまった時はどうしらよいですか?ー
水気が多すぎるのだと思います。心配しないで水を切ってみてください。
下葉は枯れてしまうかもしれませんが、パカーンは閉じてくれますよ^^
ーこの鉢の土は粒が大きく見えますが、土はどんな風に配合したらよいですか?ー
育てるときの考え方次第なんですよね。わたしは、水はけよく、すぐに乾くようにしたいので、粒の大き目な土を選んでいます。細かい土だと、水持ちがよくなるので、水やりの回数は少なくて良いのですが、いつまでも湿っているっていうのが気になってしまうので。
ということで、今回は「春の多肉&観葉マルシェ」の様子と、多肉の土選び、管理のポイントなどを紹介しました。
もうとっくに春じゃん!と感じている方が多いですよね。
ですが、昨年の経験を踏まえると「桜の前より、桜の後」の方が、多肉の手入れや育ちも良い結果になりました!
さぁ!今年はどんな風に多肉と戯れようか、楽しみいっぱいの春になりそうです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
今回の記事がみなさんの参考になれば嬉しいです。
]]>クリスマスローズの芽が出ない原因や理由と1月の様子【2024年版】についてお話します。
1月の楽しみといえば、何と言ってもクリスマスローズですね。
いよいよ花芽が動き出す季節の到来!のはずなのですが、わたしのクリスマスローズは、1月になっても芽が出てきません。
心当たりがありすぎるのですが、原因や理由は何だったのか、わたしなりの考察を交えながら紹介します。
クリスマスローズは「クリスマス」と名前がついているものの、見頃は1月末~5月上旬(ゴールデンウィーク頃)。
わたしが暮らしている新潟市では、2月の中旬頃から花が咲きだすという感じです。
クリスマスローズは、のんびりしている一面もあります。「あ!新芽が出てきた!」となるのは、12月末~1月にかけてと言われていますが、わたしの体感としては、1月中旬以降、下旬~2月にかけて新芽が出てくると感じることが多いです。
新潟市秋葉区では、2月初旬に「クリスマスローズ展」が開催されます。
新潟県立植物園のとなりにある、新津フラワーランドでは、毎年の恒例行事として開催されているんですよね。
2024年は、2/3(土)~2/18(日)に「第23回 新潟クリスマスローズ展」が開催されます。
期間中には、参加費無料の「クリスマスローズの育て方講座」も開催されますよ。
わたしも何度も参加していますが、その年々で昨年の気候を振り返りながら、土の配合のトレンドを知ることができて、とても勉強になります。
この恒例行事がはじまると、本格的にクリスマスローズのシーズン到来を感じられます。
さてさて。わたしもクリスマスローズを育てているのですが、2024年はどうも事故った予感が満載です。涙
上の写真は、1月末の様子です。まったく、なーんにも芽が出てきません。
いつもなら昨年の古い葉が残っていてもよいのですが、それも残らず仕舞いとなっています。
前年は株分け後に、きれいに花を咲かせてくれたのですが、この雰囲気はダメになった感が否めません。
それでも、救いもありました!
いくつかのクリスマスローズは、とても低い位置になりますが新芽が出てきてくれましたよ~♪
毎年のことですが、我が家のクリスマスローズは、とても低い位置で花芽がついてしまいがち。まぁ、これも個性だと思って楽しんでいます。
肥料もちゃんとあげていたし、先ほどの話にでてきた講座の先生にも相談したのですが、解決策は見つからずです。汗
クリスマスローズの芽が出ない原因として、よく出てくる話が「根詰まり」です。
ですが、わたしはここ数年のうちに植え替えをして、鉢のサイズも十分にアップしていますから、別の要因だと思うのですね。
【過去記事】
クリスマスローズの株分けと植え替えに挑戦!手順や方法も紹介します。
それよりも、すごく気になっているのが「夏越しの失敗」です。
2023年の夏、新潟県内はとんでもない猛暑になりました。
わたしが暮らしている地域でも最高気温が39度、40度と新潟県内でもぶっち切りで暑くなりました。
外を歩いていると、あまりの暑さでクラクラしてくるし、実際に街中を歩く人も少なく感じる日も多かったことが思い出されます。汗
クリスマスローズは、夏の間は直射日光を避け、日陰に置いて、水が切れないように管理するのがよいのですが、どうにもこうにもなりませんでした。汗
どこに置いても日は当たるし、何よりも気温が高すぎることが気掛かりだったんですよね。お水もあげていましたが、きっと切れてしまったのだろうと思います。
古葉はどんどん真っ黒になっていくし、日差しが強すぎて、うまくないなぁと感じることが多かったです。
もともと夏の間は、目に見えるような変化の少ないクリスマスローズですから、実際のところは、冬になるまでわからない部分もあるんですよね。
我が家の場合は、おそらく、いくつかの株(鉢)がダメになってしまったのだろうと思っています。
とは言っても、もしからしたら、芽がでてくるかもしれません。淡い期待を抱いて見守ることにします。
ということで、今回は、クリスマスローズの芽がでない原因や理由についてお話しました。
昨年の夏の影響がどれくらい出るのかわかりませんが、とりあえずは、新芽の出ているクリスマスローズさんたちに期待しています!
この後の育ち方は、また、当ブログでも紹介しますね^^
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
今回の記事が、皆さんの参考になればうれしいです。
今回は、多肉植物の冬越しと寒さ対策についてお話します。
わたしが暮らす新潟市でも、いよいよ冬の気配を感じるようになりました。
新潟の冬は、本当に寒さが厳しくて身に沁みます。もちろん、多肉たちを屋外で放置というわけにはいきません。
そこで、2023年版「はなのあ流の冬越しと寒さ対策」として、つい先日に済ませてきた冬囲いの内容を紹介したいと思います。
わたしが暮らす新潟市では、11月の中旬から下旬にかけて、必ず一度くらいは、みぞれやあられが降るものです。
天気予報で「週末は雪になりそうです」なんて話題が聞こえだし、みんなが慌ててタイヤ交換をはじめ出す頃が、冬囲いのタイミングになります。
新潟市で多肉を楽しんでいる私は「多肉植物はある程度、寒さに耐えられる」いう体感なのですが、さすがに、あられやみぞれに当たってしまうとアウトです!
過去記事:多肉植物の凍傷、冷害は時間差で来る!種類を問わず出る症状と状態を画像で紹介。
ですから、11月の中旬頃までに冬対策を済ませておくのがベスト。遅くても11月下旬までには冬囲いを済ませて、冬越しに備えましょう!というのが毎年のルーティンです。
屋外管理はもちろん、ベランダの軒下で管理している場合も同じように考えてもらって良いと思います。
多肉植物の冬越しは「とにかく霜や雪に当てない」というのが一番大事なポイントです。
これを喰らってしまうと、多肉は一発アウトなんですよね。
仮に生き残ったとしても、葉っぱが変色したり、傷跡が残ったりして、それを目の当たりにしたときのショックは大きいものです。
ですから「とにかく外気が直接あたらないように対策する」のが大事な一手になります。
ベランダなどの限られたスペースで多肉を育てている場合は、衣装ケースの中に入れてしまうのも一策です。
過去記事:多肉植物の冬対策。衣装ケースで積雪や寒波を乗り切れるのか検証した結果を報告!
そして、置き場所や管理環境によりますが、気温が氷点下を維持するような場所でなければ、ある程度は多肉たちも耐えてくれます。
もちろん、そもそもが寒さに弱い品種もありますから、冬対策をしても、ダメになってしまう多肉が出てしまうのは「仕方ないことだ」と思っておいた方が、気持ちが楽です。
わたしは、つい先日に多肉の冬越し準備が完了しました。
普段から屋外管理しているのですが、その多肉たちを「いかに収納して外気から守るか」を基本方針として対策を進めることにしました。
まずは、父の工具棚を改良した「多肉棚」に可能な限り収納していきます。
この棚は、これまでの数年間の経験上、冬越しの勝率が圧倒的に高くて「神領域」と呼んでいます。笑
以前に紹介しましたが、この棚の前面には、父がアクリル板でスライドドアを作ってくれました!中の様子も見れるし、空気の入れ替えもできるしで、言うことなしです。
断熱効果が高いわけではないと思うのですが、日中はお日さまも当たるので日照も程よく確保できます。
かなり詰め込むので、奥の方にあるものは徒長気味になるのですが、寒さでグズグズになるよりは何倍もマシ!と思うことにしています。
イレクターパイプで作った多肉棚は、全体をビニールハウス用の資材で囲ってしまう作戦です。
コメリやムサシなどの、ホームセンターで資材購入はできるのですが、青い止め具が問題なんですよね。
パッカーというらしいのですが、イレクターパイプの直径が28mm。パッカーは22mm、25mm、32mmのサイズしかありませんでした。
仕方ないので25mmのものを力を込めてはめ込んでいます。かなり力が必要になりますから、チャレンジする方は、軍手などで手を守ってあげてくださいね。
この棚には、大きな鉢で作った多肉丼や、猛烈に増えたセンペルビウム、父が増やした謎の多肉たちが、わんさか詰まっています。
比較的、寒さに強い多肉たちを選んで置くようにしました。
雪の下になっても、春には元気に復活してきた多肉たちを中心にしていますから、このくらいの風よけ、雪よけができていれば、大丈夫じゃないかな~と思っています。
2023年は、ここ数年で衰退気味だった多肉たちの活気を取り戻すために奮闘した1年でした。
色々チャレンジしたり、実験したりしている中で、モリモリ増えてくれた多肉ちゃんたち。すごくいい感じです!
冬囲いの前に、挿し木にしたり、カットして形を整えたり、寄せ植えのように植えこんだり、6時間くらいが あ~っという間に過ぎてしまいました。(笑)
年内の大掛かりな多肉の手入れは、これで打ち止めになりそうです。もちろん、ちょこちょこは触ってしまうと思うのですけどもw
ということで、今回は【2023年版】多肉植物の冬越しと寒さ対策についてお話しました。
いよいよ冬本番です。本当に困ったときは「とりあえず家の中に入れる」って作戦もありです!
霜や雪は夜中~明け方が一番あぶないですから、雪国以外にお住いの方も、十分に気をつけてくださいね。
今回の記事がみなさんの参考になればうれしいです。
]]>2023年も11月下旬になりました。
つい先日は、28度を超えるような暑い日があったのに、18日は猛烈な悪天候で新潟市でも雹(ひょう)やあられが降りました。
「まだまだ凍えるような季節ではないと」油断していたので、多肉たちに大被害が出てしまいました。汗
今回は、冬の前に知っておきたい、霜、雹、あられでの多肉被害と対策や対処方法についてお話します。
多肉植物の最大の最凶といえる季節が冬です。
新潟市で暮らしている私にとっては、何度もひどい目に遭ってきたシーズンなんですよね。
多肉植物は、屋外管理であっても、ある程度の寒さには耐えることができます。
もちろん、寒さに強い品種、寒さに弱い品種があることも確かなのですが、とにかく注意すべきなのは「霜、雪、あられ、雹」です。
これらが、ダイレクトに多肉に当たってしまうと、ほぼ確実に事件・トラブルが発生します!
では、どんなことが多肉植物に起こるのかお伝えしますね。
多肉植物に、霜、雪、あられ、雹などが当たると、すぐに何かが起こるわけではありません。
むしろ「やばい!」と思って、多肉をすぐに屋内へ取り込んだとしても、その瞬間は何事も無かったかのような表情をしています。
ですが、数日後(2~3日)には、徐々に異変があらわれてきます。これは、誰が見たって分かるような症状が出てくるのです。
多肉植物が霜、雪、あられ、雹などにあたると、数日後には葉っぱに「凍傷」の症状が出てきます。
パッと見た感じで、「水滴の跡」「シミ」のような斑点が出てくるのですね。
グズグズになっているわけではないので「あれ~?どうしたんだろ?」くらいに感じると思います。運がよければ、ここで症状はストップします。
ですが、こわいのはこの後なんですよね。
これが一番ショックな瞬間です。涙
これまで、シミや斑点のように見えていた部分が、傷跡のような感じになったり、カサブタみたいになったりします。
下手をすると、成長点がやられてしまうこともあるんですよね。
こうなってしまうと、枯れることは無いものの、傷が癒えることもなく育っていくことになります。
時間が経てば、経つほど、意外と広範囲に症状がでてきます。ですが、慌ててカットするようなことをせずに、少し様子見をしてみてください。
多肉植物が凍傷被害にあったときは、残念ながら手の打ちようはありません。
ですが、葉っぱに傷はできているものの、きちんと成長してくれるのが救いです。
傷の大きさにもよりますが、葉挿しをすることもできますし、カットしてきれいな脇芽(新芽)を出すことができれば、きれいな葉っぱに育ってくれます。
わたしは、来春に本格的な仕立て直しをすることにしています^^
あくまでも、わたしの体験・体感ですが、多肉植物がダイレクトに雪や雹、あられに当たらなければ、このような被害は心配無用です。
例えば、屋根付きの多肉棚に入れてあげるのは、とてもよい対策になると思います。
霜対策としても同様で、例えば「多肉を衣装ケースの中にいれておく」のように、朝晩の外気に触れないように対策するのも非常に有効です。
ということで、今回は、秋の下旬から冬にかけての、霜・雪・あられ・雹に関する被害と対処方法、対策についてお話しました。
季節ごとに起こるトラブルやアクシデントは、多肉あるあるのようなものです。
多肉植物を育てていると、誰もが一度は通過する道ですから、あまり深刻に抱え過ぎないようにしてくださいね。
わたしも失敗は多いですが「良い勉強になった!」と思うことにしています。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
今回の記事がみなさんの参考になれば、うれしいです。
]]>多肉植物を大きく育てる方法を紹介します。
多肉を育てているのに「小さいままで大きくならない」とか、「多肉は大きくならないもの」と思っている方も多いのではないでしょうか。
多肉植物を育てるときには「どんな土で育てるか」ということも大事なポイントになります。
ずっと気になっていたのは「花や野菜の培養土を使ったらどうなるのか?」「肥料をつかったらどうなるのか?」ということです。
今回は、私が春からチャレンジしてきた、花・野菜の培養土や肥料を使って多肉を育てた結果を紹介します。
まず、多肉植物を育てるときには「日当たり」「風通し」「水やり」が大事なポイントです。
それに加えて「土選び」も重要で「どんな土を使うか」で管理方法や育ち方は違ってくるのですね。
市販されている「多肉植物の土」「サボテンの土」を使うのも良いと思います。
実際に土を見てみると、粒のしっかりとした土、軽石、砂などを中心に構成されていることが多いですよね。
水やりや水の管理で失敗しないように「水はけのよい土」になるように、トラブル少なく育てられるようになっています。
その反面、栄養分というところでは手薄になりがち。
ですが、心配しすぎる必要はありません。多肉植物は、肥料がなくても育ちます。
むしろ、わたしは肥料を使わないで育ててきました。
すごく大きくなったりはしないのですが、キュっと引き締まった姿で、少しずつ育っていく感じです。
では、肥料や花・野菜の土で育てたらどうなるのでしょうか?
これが今日のハイライトです。
多肉植物に「花や野菜の培養土を使ったらどうなるのか?」ということが、ずっと気になっていました。
簡単に言ってしまえば「普通の土」では育たないのか、ずっと疑問だったんですよね。
昔のことを思い出すと、「根腐れする」「腐る」「ダメになる」という情報に怯えてしまって、手を出す勇気が持てませんでした。
ですが、2023年の春に思いきってチャレンジ!
道の駅で買った「たい肥入り培養土」で多肉を育てたらどうなるのか実験を始めました。
上の写真の「たい肥入り培養土」を使うことにしました。
土は牛さん由来の培養土で、もみ殻や何かの繊維のようなものも入っていて、軽くてふかふかな感じです。
かき混ぜると「しっかり肥やしだな」って感じ。まさに、根生って感じがします。笑
ただ、これをそのまま100%使うには、水持ちがよすぎるかなとおもったので、日向土や鹿沼土をあわせて3割程度混ぜることにしました。
さぁさぁ!いよいよ実験開始です。(2003/4/29)
いきなり全部の多肉の土に使う勇気はありませんでしたから、秋麗、ウィンクレリー、玉つづり、名前の分からなくなったヤツで挑戦です。
どれも水を好むタイプの多肉たちだと思うので、あとは栄養分の有り無しでどのくらい大きくなるか楽しみ!
4月末から約3ヶ月後の8月上旬の様子です。
見てください!めっちゃ大きくなってます!!
秋麗さんは大暴走です。笑 でかくなりすぎwww
鉢からはみ出すほどの大暴れ状態です。ステキ過ぎます。
ウィンクレリーさんは、順調でピョンピョンと脇芽、子株が伸びてきました。
もともとの大きさから、ぐんとひと回り、ふた回りも大きくなっています^^
玉つづりは、もっと大きくなると思っていたのに、意外と地味です。
それでも確実に大きくなっていますよね!
もっとゴリゴリに育つと思っていたのですが、まぁ順調ということで~
名前を忘れてしまった、何年も生きておる多肉は、ワシャワシャ茂っておりまっす!
実は、この子は雪の下になっても、春になると生えてくる生命力のカタマリです。
もうダメだとおもっていた苗を花壇の隅に投げておいたら、根付いてしまったという多肉あるあるな子w
実は、他の子たちにも培養土をブレンドして植え替えしていたのですが、めっちゃ大きくなったのは意外にも「桜吹雪」「恋心」さんたちです。
育てているとわかるのですが、桜吹雪は、がっちりと大きく確実に大きくなっています。今年は花芽も良く上がります。
恋心は、葉っぱがでかくなりすぎて形が崩れてきていますが「そりゃあそうだよな~」と納得しておりますw
相変わらずの秋麗さんは、ますます大きくなっています。
他の子たちも、順調にそだってくれている感じです。どこまで大きくなるのかしら…
そっちの方が、だんだん心配になってきました。
多肉植物を大きく育てるために「花や野菜の培養土」を使った結果は「大きく育つ」となりました。
苗が小さいうちは、花の培養土などをブレンドして、多肉を育てても良いと思います。
ですが、水やりは、ちょっと手加減が必要です。
多肉の土のように、土の乾きがよいわけではありませんから、ジャブジャブ毎日あげたりすると、きっとトラブルが起こると思います。
土の乾き方や多肉の状態を、ある程度様子見しながら、お水をあげるようにすることが大切です。
今回紹介した多肉たちは、屋外で雨ざらしで育てていますが、梅雨の時期もダメになることはなく過ごせました。
ちょっと心配なのは「きれいに紅葉するか」という点です。
きっと、色が変わり出すのは、そうなると思うのですが、もしかすると、きれいな発色とはいかないかもしれません。
以前にも当ブログで紹介しましたが、きれいに紅葉させるためには「水やりと肥料を控えることがポイントになる」と、生産者さんから教わりました。
さぁ、秋がどうなるのか、これからも楽しみがいっぱいです!
ということで、今回は、多肉植物に花・野菜の培養土を使ってみた結果についてお話しました。
土の配合は、その時々で流行があります。
みなさんも、自分の環境にあった土えらび、土のブレンドで、多肉を楽しんでみてくださいね!
今回の記事が、みなさんの参考になればうれしいです。
]]>秋の多肉植物の育て方。夏越し後の仕立て直しと植え替えのポイントについてお話します。
尋常じゃない猛烈な暑さだった2023年の夏。みなさんの多肉は無事に乗り切れましたか?
多肉植物にとっての夏は少なからずトラブルが起こりやすいものです。傷んでしまった多肉は、秋に仕立て直しをすれば復活のチャンスもありますよ!
今回は、わたしの体験をもとに、夏越し後の多肉のお手入れと植え替えのポイントについてお話します。
秋は、多肉植物が一番魅力的になる季節といえます。お待ちかねの「紅葉」がはじまるシーズン到来ですね!
2023年は残暑がきびしく、つい先月(9月)は、まだまだ30℃を越えるような猛烈な暑さでした。汗
ところが、10月に入った途端、急に秋めいてきて、第1週には肌寒さを感じるような日もありました。新潟市では、10/8頃、白鳥の初飛来がニュースになりました。
さてさて、季節の変わり目といえるタイミングには、多肉にも急に動きがでてきたりするものです。
水やりで蒸し上がることもなくなりますから、タイミングや水の量も調整してあげましょう!
品種によりますが、セダム系の多肉なんかは、元気をとりもどしてひと回り大きくなるように感じています。
ですが、夏の間に完全に傷んでしまった部分や苗は、復活が望めないものもあります。傷みが大きければ、思い切って取り除くことも、大事なポイントです。
いくつか事例をお話しますね。
夏の間に多肉の下葉が傷んでしまうことは多々あります。
水分が抜けきって枯れ葉のようになっていたり、そっくり返ったり、でろ~んと垂れ下がるようになったりするんですよね。
こういった葉っぱは、取り除いてしまうに限ります。株元に落としておくよりも、きれいに片付ける方が安心です。
そうそう!傷んだ葉っぱを引っぱっても取れない場合は、無理に引きちぎったりせず、後日に取り外せば大丈夫です。葉っぱがとれた跡から、芽がでてくることもありますから、悲しがらないでくださいね^^
様子見、様子見で過ごしてきた多肉の中には、完全にグズグズになったり、ジュレたりしているものもありますよね。
こういう多肉は、放って置いても、良い状態に治ったりすることはありません。
「暑いうちは無理をしない」なんて方も、傷んだでしまった部分は、思い切ってカットしていまいましょう。
むしろ、このグズグズになっている部分が、他の元気な部分についていまうと、そこから傷が広がってしまうこともあります。
写真のような傷み方をしていると、別の土に転がしてみたところで、復活はほぼなく、水分が抜けて枯れていくことが多いです。ですから、わたしは処分していまいます。
夏の間に、葉っぱがバラバラになってしまった多肉もあると思います。
多肉のバラバラ現象は、季節の変わり目に出やすいように感じていますが、バラけた葉が腐ったり、黒くなったりしていなければ、葉挿しにしてしまいましょう!
最初から、土に挿してもよいのですが、鉢の受け皿なんかに葉っぱを拾っておいて、そのまま放置していても良いと思います。
しばらくすると、芽や根がでるものと、しおれてダメになるものとがハッキリしてきます。芽や根がでたものは、土の上に置いてあげれば、葉挿しっ子として育ってくれますよ!
秋は多肉植物の植え替えにも良い季節です。葉挿しや挿し木も大丈夫です^^
夏の後の手入れのついでに、植え替えをしてみるのもよいですよね。
ですが、植え替えをするならば、土を選ぶことが大事なポイントです。
これから秋が深まると、多肉植物も紅葉がはじまりますよね。
紅葉は、多肉に寒さを感じさせることがスイッチのひとつになると考えているのですが、それだけではなくて、土によっては綺麗に紅葉しにくい場合がでてきます。
肥料がはいっていたり、水持ちがよすぎる土だと、紅葉しにくいように感じているんですよね。
もともと緑色で、季節に関係なく緑色の多肉ならば、あまり気にしなくてもよいのですが、赤くなったり、ピンクになったりするものであれば、肥料なしの方が綺麗な色がでると思います。
水やりも「グングン育てる!」みたいな気持ちがあげていると、色づきにくかったりします。寒さが本格化してきたら、徐々に水やりを控えていくと、きれいに紅葉してくれますよ^^(※新潟市での育てているわたしの場合です)
わたしの多肉用の土は、オリジナルブレンドで「赤玉1:鹿沼1:軽石3」で、毎年きれいに紅葉してくれています^^
ということで、今回は、秋の多肉植物の育て方。夏越し後の仕立て直しと植え替えのポイントについてお話しました。
秋は多肉を楽しむには、とてもよい季節です。夏の後のお手入れと併せて、新しく多肉をお迎えするのも楽しいですよね。
実は、春からチャレンジしてみたことが、いよいよ良い結果となって目に見えてきました!
とっても楽しい企画でしたから、次回から、どんどん発信していきたいと思っています♪
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。今回の記事がみなさんの参考になれば、うれしいです。
]]>多肉植物の水やりをどうするか、迷うことって結構多いものですよね。
とくに「夏の水やりは厳禁」「夏は断水」という話もよく聞きますが、実際はどうなのでしょうか。
今回は、多肉植物に夏の水やりはする、しない?断水して大丈夫なのかお話します。
多肉植物を育てていると、水やりの問題はつきものですよね。
今年、2023年は異常な暑さで、わたしが暮らしている新潟市では、連日、37℃~40℃近い最高気温を叩き出しております。涙
とくに、夏はトラブルやアクシデントが起こりやすい季節ですから、慎重になるのは当然だと思います。
「夏の水やりはしない」「夏の水やりは厳禁」という声もある一方で、「水やりは必要」という声があるのも事実なんですよね。
結局、どっちが正しいのか、迷ってしまうというのが正直なところではないでしょうか。
そこで、今回は、わたしの体験をもとに、多肉の夏の管理方法について紹介します。
早速、ダイレクトに結論をいってしまいますね。(笑)
2023年現在、わたしは、夏でも多肉への水やりをしています。
これまでのブログの中では、夏の水やりを控えるように書いていたこともあるのですけど、ここ数年、いろいろ試しているうちに分かってきたこともあるんですよね。
正直、夏の時期の水やりには抵抗がありましたが、何だかんだ言っても、多肉は夏でも生きていますから、完全に断水では厳しすぎるのではないかと思っています。
多肉植物は「水やりをしなくても大丈夫」なんて言われがちですよね。
たしかに、他の植物に比べると、水やりの頻度は少なくてもよいと思います。実際、数日水やりを忘れていても、へこたれない事が多いんですよね。
ですが、気をつけないといけないのは「根っこが枯れたらアウト」ということです。
ボサボサで枯れたすすきの穂のようになっていたり、チョリチョリになってしまうと、今度は水やりをしても、どうにも復活できないことが多くなります。
だからと言って、いつも土がビタビタに濡れていたりするのはよくありません。
水はけのよい土で、土が乾く、湿るのメリハリをつけるようにすると管理しやすくなりますよ。
育てる環境にもよりますが、土の乾き具合をみながら、多肉の様子をみながら、水やりを加減するのがポイントです。
多肉植物の夏の水やりは、夕方の「日が沈み出す頃」がおすすめです。
日中の太陽が高い位置にあって、ガンガン日差しが照りつける時間帯や、気温がぐんぐん上がる時間帯は厳禁です!
とにかく、一気に蒸し上がるような状況を作ることは避けるようにしましょう。
今年は猛烈な暑さが続いていますよね。こういうときは、夕方の気温が30℃よりも下がりそうならお水をあげます。
ですが、暑さが引かなくて、お水をあげるかどうか迷ったときは「あげない」を選択した方が絶対によいです。嫌な予感って当たるっていいますけど、これは馬鹿にできないと思っています。
それと、夏の水やりは「しっかり」ではなく「ささ~っと湿る程度」くらいの気持ちであげると良いと思います。(←個人的な感想ですが、これくらいが一番うまく行っています。)
最後に水やりの頻度ですが、これは「何日に1回」というものでもないんですよね。
土が乾いたらあげる、様子をみながらあげるという、何とも抽象的で感覚的な部分なのですが、わたしの環境では、3、4日に1回くらいの間隔かな~って感じです。
今年はとくに痛感させられていますが、夏の暑さと日差しは対策した方がよいと思います。
もちろん、何にもしなくても大丈夫な多肉たちもいるのですが、暑さに弱かったり、日差しに負けて焦げてしまったりと、それぞれの個性が見えてくるんですよね。
日差し対策としては、できることならば、遮光ネットで日差しから守ってあげられるとベスト。
室内でも、屋外でも同じですが、とりあえず何とかするというならば、日かげに移動するというのが効果的です。
プラスして、風通しのよい場所に置いてあげることが、とても大事なポイントです。
屋外は風を信じるしかないのが現状なんですけど、室内ならサーキュレーターなどで、微量でも空気が流れていればよいと思いますよ。
と、いうことで、今回は、多肉植物に夏の水やりはする?しない?断水して大丈夫なのかお話しました。
ここ数年、毎年、毎年そうなのですが、暑さも寒さも尋常じゃないことが起こりまくっていますよね。
だから、これまでの常識というか感覚では失敗することも出てきます。こればっかりは勉強と思って、多肉ライフを楽しんでいこうと思っています^^
今回の記事がみなさんの参考になれば、うれしいです。
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新潟もすっかり梅雨明けして、夏本番となりました。今年の梅雨は猛烈な暑さと雨、ジメジメ感で満たされましたね。
梅雨や梅雨明け後は、多肉に事件や事故が起こりやすいものです。今年は大丈夫かな?と思っていたら、やっぱり事故りました。
多肉の葉っぱがバラバラになる現象再来です!
今回は、多肉バラバラ現象と原因や対処方法についてお話します。
わたしは多肉植物を屋外管理しています。
屋根つきの棚に入っているものもあれば、雨ざらしの環境で育てているものもあるんですよね。
梅雨や雨の多くなる時期に「多肉を雨に当ててはいけない!」という意見もあります。
わたしも最初は同意見だったのですが、ここ数年でわかったことは「少しくらい雨に当たっても平気」ってことです。
エケベリアのようにお花のような姿の多肉(葉っぱが込み入っている多肉)は、雨ざらしになる場所に置かない方が安全です、それ以外の多肉たちは、むしろ雨で水をもらえると、大きく育ちやすいと感じています。
ところが、雨にあたっていようが、雨に当たっていまいが起こるのが「バラバラ現象」なんですよね。
とくに、梅雨の間の晴れ間や梅雨上げ後に起こりやすいですから、ちょうど今頃に時間差で出てくることもあります。
それでは、このバラバラ現象の症状や原因、対処方法について紹介します。
多肉バラバラ現象は、突如起こります。
「あれ?なんか葉っぱが開き気味だな~」と思って、触ってみると、ぜ~んぶの葉っぱがバラバラっと落ちてしまうのです。
予兆や前兆があるわけではないのが怖いんですよね。
今年の場合は、葉っぱ1枚が「あれ?なんか色が悪くなっているかな?」って感じで、さわったらバラバラになったり。「葉の付け根(中心)が白っぽくなってるかな?」と思って触ってみたらバラバラになったり。
とにかく、触ってみると、崩れるように葉っぱが落ちてしまうんです。
多肉植物を始めたばかり方は、相当ショックだと思うのですが、これは毎年必ず起こる恒例行事くらいに考えておかないと心がもちませんね。悲しいですけど。汗
多肉バラバラ現象は、これといった決定的な原因がつかめていません。
ですが「こういう状況」で起こりやすいという傾向はあるので、みなさんにシェアしたいと思います。
基本的に、雨が降っている最中に多肉が腐りだすということは、ほとんどありません。
むしろ、雨にあたっている間はイキイキとしていたり、ぷっくりと肉厚になってくれたりと、表情豊かに楽しませてくれるほどです。
ですが、雨が上がった後の晴れ間が問題なんですよね。
春先や秋などの、わたしたちが「過ごしやすい」と感じる季節は大丈夫なのですが、梅雨や夏などの「暑い」と感じる季節にトラブルが起こりやすいです。
一気に蒸しあがるような環境になると、多肉植物は全般的に傷みやすいですし、何かしらの変調がでてきます。
多肉のバラバラ現象は、晴れ間の瞬間ではなくて、ちょっと時間がたった後(数日後)に、涼しい顔をしている子たちが、突如バラバラと崩れてしまいます。
とっても不思議なのですが、集団でゴッソリと現象が起こることは少なくて、ほんの一部の数個がバラけてしまうという感じ。
だから「多肉が全滅するんじゃないか」なんて不安は抱かなくても大丈夫ですよ。
急激に暑くなったり、急な気温変動があるときにも、多肉のトラブルは起こりやすいものです。
多肉バラバラ現象は、どちらかというと「急に暑くなった日の後」に症状が出やすいと実感しています。
急に寒くなったりするときは、どちらかというと「葉っぱがしょぼくれる」みたいな感じだったり、しわしわになりやすいように感じるんですよね。
わたしは新潟市在住ですが、我が家の多肉植物はある程度の気温の変化には順応できています。
真夏の猛烈な暑さ、冬の寒さにもある程度は耐えることができているのですけど、急激な気温の変化が出たときは話が別ですね。
こればっかりは、自然とのつきあいですから仕方ないことかな。なんて。
過去記事で紹介しているのですが、腐れ菌にかかると多肉バラバラ現象がおこるようです。
ですが、わたしのバラバラ現象は、腐れ菌とは違うように思うんですよね。
他の苗に感染が広がるわけでもないし、どちらかというと「多肉あるある」のひとつで、日常的によくあることのひとつなんじゃないかなぁと感じています。
多肉バラバラ現象が起こったときの対処方法についてお話します。
まずは、落ちる葉っぱを落としきってしまうことがポイントです。
どうせ葉っぱを残しても、バラバラになるのであれば、見つけたときに揺すって落としてしまったほうが良いです。
そして、落ちた葉っぱは、トレーに隔離して放置してみましょう。葉挿しができるくらいに根が出たり、芽がでたりするものもありますよ。
茎の部分は、傷んでいるようならば、思い切ってカットします。
明らかに、グズグズとか、水分が抜けたみたいになってたり、黒く変色していたり、見た目で「変」と感じたならば、わたしは切ってしまいますね。
ですが、とくに傷んでる様子もないのであれば、丸坊主になっても、そのまま様子見してみましょう。隔離などはしなくて大丈夫です。
意外と新芽が出てくることもありますから、すべてをあきらめる必要はありませんよ。
今回は、多肉バラバラ現象について紹介しました。
季節の変わり目は、何かと問題が起こりやすいものです。
ですが、これもひとつの勉強とおもって、今年も多肉ライフを満喫していきましょう!
今回の記事がみなさんのさんこうになればうれしいです。
]]>GWの多肉イベント「春の多肉&観葉マルシェ」が4/29(土)、4/30(日)に開催されます。
会場は新潟市秋葉区の新津フラワーランド。県立植物園のとなりの大型花木総合センターです。
インスタで情報をゲットしたのですが、これは絶対に行きたい!と思っていたので、さっそく初日に行ってきました!
今回は「春の多肉&観葉マルシェ」の様子と、購入した多肉を紹介したいと思います。
さぁさぁ!2023年のゴールデンウィークは、各地で大型イベントが様々に開催されていますよね。
わたしの暮らす新潟市でも、ついに多肉イベントが開催されることになりました。これが嬉しい!
とくに嬉しいは「新津フラワーランド」でのイベント開催という点です。
フラワーランドは、年頭に年間行事・イベントがパンフレットで配布されています。
昨年までは、世の中を騒がせた感染症の影響で、イベント自体が中止になったり、入退室に制限があったりで、イマイチ全力で楽しめない場面が多かったと感じています。
ですが、今回のイベントは、とっても活気があって、収穫もありましたよ~!
「春の多肉&観葉マルシェ」というだけあって、会場の入り口から左半分のエリアは、多肉植物と観葉植物がたくさん並んでいました。
多肉植物の販売コーナーには、ふだんから店頭に並びやすい品種よりも、新潟では中々見ることのない、ちょっと珍しい品種がたくさん並んでいました。
こ~んな感じで、ババ~ンと多肉たちが並んでおります!もちろん、ほんの一部ですよ。
率直に「うわ~!綺麗!」「かわいい!」「ほしい!」と目も心も奪われてしう光景が広がります。
多肉ブログやYoutubeで見るような、立派な多肉たちを、直接見ることができるのも嬉しいですよね!
はじめて名前を聞く多肉たちも多くて、スマホで調べたりしながら回っていると、あ~っという間に時間が経ってしまいました。汗
マルシェですから、多肉植物の専門店さんが出品されています。たぶん、お店の方と思われる人たちも会場にいますから、声をかけてみるのもよいと思いますよ。
まだまだ、たくさんの多肉たちが並びます!
全体的に「エケベリア」とよばれる、お花みたいな形の多肉が多く、お値段は800円~2,500円くらいです。
大切に育てられた、こだわりの多肉たちって感じです!ここ数年で、多肉たちも高価なものが増えてきましたよね。汗
わたしには、ちょっとハードルが高い!
多肉植物と言っても、わたしのブログで紹介しているものとは別カテゴリーな「アガベ」もたくさんありました!
アガベや塊根植物は、ここ数年で、とても人気が高まったと感じています。
わたしの友達には、まさに、こちらのカテゴリーにドハマりしているんですよね^^
とても高価な植物なうえに、デリケートな子たちが多く、しっかり管理しないと、あっという間にカタチが崩れ出してしまうそうです。汗
とくに、新潟の場合は、冬を越せるかどうか問題がありますから、室内管理といえども、温室のような環境をつくらなければならないと聞いています。日光浴用の育成ライトも必須なのだとか・・・
「春の多肉&観葉マルシェ」ですから、観葉植物のブースもありました!
室内で育てることができる観葉植物は、気分のリフレッシュやインテリアとしても大活躍してくれます。
日光浴は必要なのですが、レースのカーテン越しでも十分育てられる品種がピックアップされていました。
そうそう!観葉植物を室内に置くならば、土の入れ替え(植え替え)をした方がよいと思いますよ。万が一、虫がわいたり、ニオイがしたりでは、惨事ですから。汗
おしゃれな植木鉢も並んでいました!
ホームセンターとか、園芸店でも、植木鉢は購入できるのですが「地味」だったり、「ザ・植木鉢」って感じのものが多いですよね。汗
マルシェでは、本当に「おしゃれなインテリア」という印象の鉢が並んでいましたよ!
そうそう!土の販売ブースもありましたから、全部ひと通りのもは揃ってしまいます。
写真を撮り忘れてしまったのですが、マルシェには「メダカコーナー」「テラリウムコーナー」もありました。
とくに、メダカコーナーは大人もこどもも大賑わいです。
ニュースにもなったりしましたが、メダカは大ブームみたいですよね。
店内やイベント会場では、水の入った袋を下げている人が、とにかく多かったです。
それとは、別に体験コーナーとして「テラリウム」を作って楽しめるブースも人気でした。
こちらは、女性やこどもが、先生と一緒にワークに取り組んでいましたよ。
わたしもチャレンジしてみたかったのですが、何だか、気恥ずかしくて、手をあげる勇気がでませんでした。
最後に、わたしがマルシェで購入した多肉を紹介します。
念願の「七福神」です!これに会いたかった~♪
七福神は、とにかく増えることで有名な多肉です。他の方のブログやYoutubeでも、大人気なんですよね^^
屋外で地植えしている方もいますし、「七福神丼」を作って楽しんでいる方も、よく目にします。
わたしは、丼を作りたくて仕方なかったのですね!ところな、多肉って不思議もので「コレが欲しい!」と思うと、中々お店で出会えなかったりします。
わたしが購入した七福神は、そこそこの大きさがありましたし、子株が出ているのも嬉しいですよね。
この子とバチ~っと目があってしまったので、迷わず購入してしまいました。笑
そうそう!お店の方が面白い話を聞けました。「七福神は日当たりがよいところに置くと、水やりするごとに大きくなるので気をつけてくださいね」だってw
えーーーー!!そんなこと言われたら、絶対やってみたいですよね!これは楽しみが益々ふえましたw
今回は、新津フラワーランドで開催されている「春の多肉&観葉マルシェ」について紹介しました。
いろんな多肉植物に出会えますから、実物を見てみるだけでも十分楽しめます。もちろん、購入して楽しむのも良いですよね。
多肉のイベントは、数年前に比べると増えてきているはずです。
GWに近くで開催されいるイベントがないか、是非、チェックしてみてくださいね!
今回の記事がみなさんの参考になればうれしいです。
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